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独身男ルースケが経験した「もう、いなんなっちゃうなぁ」という出来事を取り上げ、重~い内容を軽~い文章で語っていきます。世の中の嫌な出来事が少しでも減り、世の悲しみを少しでも軽減できれば…

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2006/06/27

【厭世人語#19 ちゃんと読んでね♪】

【重要な私信】S.Kさん 二人の子供があなたの帰りを待ってます。
 彼らにとって、こんなに理不尽なことはありません。
それでも頑張って、小さな心で折り合いをつけて生活してます。

 せめて、僕にメールを下さい。
結局は、必ず現実に対峙しなければならないのですから。

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    ☆厭世人語(えんせいじんご)☆
  
  【第19号 裁判、許し、その境界線】
    2006年6月27日
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こんにちは!ルースケ(一進一退型モデル)です。

ただいま、イタリアVSオーストラリア戦が・・・
ちょっと衝撃的なロスタイムPKによって決着がつきました。

う〜ん、オーストラリアのミラクルが見られるかと思ったのですが・・・

4年前の韓国戦での屈辱が、違うジャッジによって果たされたような
気がします。

ジャッジと言えば、7年前に奥様と娘を殺害された被害者の本村さんの
長い長い裁判にも動きがありました。

僕は殆どテレビを見ないので(新聞も)詳しいことは知らないのですが、
死刑の判決が濃厚だそうですね。

今日のお話は、前々回に導入として書かせていただいた
”セルフコントロール”の、延長上の話になります。

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■#19 裁判、許し、その境界線
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先日ボウリングの後、友人Kといつもの場所で語り合った。

”K”とは僕がメンタル面で同じ土俵で信頼を持って語れる、
という意味において一目置いている同世代の友人であります。

彼とはほとんど意見の食い違うことがないのだが・・・いや正確に言うと
お互い信頼を持って相手の意見を全て受け入れて消化するスタンスをもって
対峙しているので、対立することはありえないんですが・・・

めずらしく、違った見解からの意見交換、という議論になった。

話のきっかけは、くだんの本村さん。


彼がテレビで発言した、

『死刑にならないなら、早く解放してくれ。私が必ず殺しにいきますから』

という言葉について。

実は同じようなことを他の事件の被害者も言っていた。
これはおそらく、司法が現在の凶悪事件の被害者を守り切れていない、
という証拠だろうと思う。特に精神面において。

精神面において、というなら逆に今の社会は、加害者側に対して過保護だ。


『死刑にならないなら、解放してくれ。私が必ず殺しにいきますから』

この言葉に対して、オレは単に「同情」する。
オレが被害者だったら・・・同じ気持ちになるに違いない。

「殺してやりたい」と。


Kは、そんなことを公共の電波で言ってしまうのは「哀しいことだ」
と言った。

つまり、どんなに辛い目に遭おうと、どんなに理不尽な目に遭おうと、
「相手を許す」
「自分の中で(ある程度は)消化する」
ことが大事だ。

Kらしい意見だ、と思う。
被害者に対して厳しいようだけど、本当は優しい。


小さく言うと、自分の中の「怒り」の感情や「悲しみ」、大きく言うと
戦争、紛争。

これらを全て排除し、自分が、そして世の中全ての人が平和に、健やかに
生きることを目指すなら、相手の過ちを「許す」こと。

それが唯一の解決策なんじゃないか、と思う。
(これはKの意見であり、オレの意見でもある)

オレ、そう思って生きてきた。

その答えを見つけるのに20年費やし、それを身につけようと試行錯誤
するのに10年以上かけてきた、ような気がする。大雑把に言って。

今はもちろん感情の起伏もあるし、「ムカー!」とか「心臓バクバク!」
ってこともたまにはあるけど、ある程度は制御できるし、制御することが
自分のシヤワセに結びつく、ってこともわかってきた。

すぐ怒っちゃう、とか、人に対してどうしても許せないことがあって
落ち込んじゃう、ムカついちゃう、キレちゃう、って人は、この感情の
コントロールは「テクニック」なんだ、って割り切って考えてみて下さい。

自分を律するのは、難しい。でも相手を「許す」というよりは
『全部受け入れちゃう』『理解した気になっちゃう』という気持ちを
持てば、自分に『平穏』というプレゼントが返ってくる。

つまり相手を利用してワンクッション置いて、自分に平穏をもたらす、
というカンジ。

『情けは人のためならず』という諺がありますね。

これは実は一般的に理解されている回りくどい意味ではなくて、
このように瞬間的に自分をコントロールするためである、
と今のオレは理解している。


この辺が身に付いてくると、仕事なんかも上手く運べたりするもんです。
衝突せずに他人も自分も気分良く動けるわけだから。

・・・なぁんて、オレが「できる」ように書いちゃったけど、まだまだ
未熟モンです。


話を戻すと、Kの意見に対して反対するわけではないんだけど、最近は
自信がないのだ。

「全ての人を許せるか?」という問いに対して、真っ向から

「許しちゃる、おお、許しちゃるでぇ〜」

と言える自信が。


なんかね、Kのように、心を鍛えていくことに人生に一つの意味を
見いだしている人と、

「そ〜んなの考えたこともねぇ、自分さえ良けりゃいいんだ」
って人、二極化してると思うのね。


さてさて、前者のような人ばかりだったら・・・Kやオレの理想論は
実現するかもしれない。教育次第で。


・・・ところが、後者の増殖のスピードにオレは恐怖しているんだ。

そして、オレは本村さんのように残酷な立場に立たされたとき、ヒトの
本能として『正当な殺意』のようなドロドロとした感情が自分の中に
存在しうることも気付いてしまったのだ。

まぁ、オレも色々あったからね。


そこでオレは迷ってしまう。
人間以外の動物には、種を守るという本能として、殺意も正義として
存在してる。

人間は・・・理性だけで人類の悪意も呑み込めるのか?


・・・・・・

ねぇ、Kちゃん、オレはエイリアンみたいな反省の感情も人情のカケラも
ないヒトに対しても、情けをかける自信はないよ、そんなヤツらに大事な
人を殺されたらどうするの?


これに対して、Kはこう答えた。

人類の悪意が人の理性を凌駕するなら・・・オレは甘んじて受け入れるよ。
例えそのために人類が絶滅しようとも・・・。



「・・・と、そういう器を手に入れる方針で生きるよん♪」


なるほどね。。。こういうヒトがいるから、オレは厭世感の中にも
希望を持って生きてられるんだけど。



■あとがき■

実は今回から、僕が旧「独斬り!」時代に取り決めたメルマガのルールを
破ってます。

気が付きましたか?

このメルマガの方針としては、自分の見たことだけ取り上げて、世間の
暗いニュースは取り上げないつもりだったのです。

一番の理由は反論が怖かったから。
そして、ニュースに出てくる人たちに対して、僕が勝手な見解を述べるのは
申し訳ない気がしていたから。

マスコミを通して情報を得ている限り、当事者の本当の気持ちは解らない
はずだし、単なる評論家になりたくなかったんです。

でも、タイトルを「厭世人語」と変更して、う〜ん、一視聴者として、
素直に感想を述べるのがそんなに悪いことか?

いやむしろ、某新聞社の「◯◯人語」のように世間の論調(流行)を
気にして書くよりはよっぽど気分のいいことではないだろうか。

と、自分で決めた枠を今回取り払ってみました。


ただ、僕個人的な問題で、ニュースに精通していないため、事実と違った
ことを書く失態をするかもしれません(いや、既にしているかも?)。

そんな時は温かい言葉で「ルースケ、そりゃぁ違うんですよ」
と訂正していただけると幸いです。

「おい、お前にこのニュースの本当の意味がわかってんのか、ボケ!」
などと言われますと、泣いちゃいます。

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■厭世人語について■

「厭世人語」は、発行者ルースケが「もう、いなんなっちゃうなぁ」
という出来事を取り上げ、重〜い内容を軽〜い文章で語っていく
メルマガです。
世の中の嫌な出来事が少しでも減り、世の悲しみを少しでも軽減できれば
という想いで書いております。

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☆初めての方へ☆

ご登録ありがとうございます!
ぜひ、こちらもお読み下さいね♪
「メルマガに対する言い訳・・・」
http://www.baxus.net/dokkiri/cat2/


◆裏・あとがき◆

「赤いろうそくと人魚」という絵本を25年ぶりに読みました。

人魚って女ばかりだなぁ。上下が逆になると半魚人で、男なのに。
ところで、人魚と半魚人が結婚すると、遺伝の法則から推論するに・・

◯1/4で人魚(メス)?1/4で半魚人(オス)?

そして1/4でギョギョ?1/4で・・・人人???

・・・やだな、兄弟が半魚魚だったら。

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 ☆厭世人語(旧・独身男が斬る!親のモラル、子のマナー)☆
 発行者:ルースケ 
    メール:dokkiri@baxus.net
    ブログ:http://www.baxus.net/dokkiri/
 発行システム:『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/
 配信解除: http://www.mag2.com/m/0000181346.html
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