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JICA(ジャイカ)マレーシア事務所では、市民参加による、国際協力を推進しています。同メールマガジンでは、日マ市民の交流促進および、ネットワーク形成、国際協力における、市民のみなさんの更なる参加を促進するための情報をお届けします。

  • 発行周期 月刊
  • 最新号 2007/09/19
  • 部数 70部
  • メルマガID 0000181093
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2007/02/28

JICA(ジャイカ)マレーシア★みんなの国際協力 メールマガジン★ 第12号

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JICA(ジャイカ)マレーシア ★みんなの国際協力 メールマガジン★ 第12号
                                                       (2007年2月 発行)
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<目 次>
1.はじめに
2.今月のトピック
(1)在クアラルンプール日本人学校 職場訪問および職場体験の実施について
                  (2007年1月17日、1月31日)
(2)早稲田大学大学院アジア太平洋研究科スタディツアーの実施について
                  (2007年2月7日、2月12日)
(3)草の根技術協力「車いす製造技術移転および車いすバスケットボール普及」
      事業終了セレモニーが行われました    (2007年2月15日)
3.お知らせ/情報コーナー
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1.はじめに
 今年にはいってもう2ヶ月目。お正月が明けたと思ったら、今度は旧正月、
チャイニーズニューイヤーがやってきました。今年の暦では2月18日が新年です。
街中は旧正月名物の赤いランタン(提灯)や蜜柑の木で飾られています。
この時期、中華系マレーシア人は長期休暇をとって、故郷に戻り、家族や親類たちと
思い思いに過ごします。また、この時期は、街中で、賑やかで鮮やかなライオン
ダンス(獅子舞)の姿が見られます。シンバルの大音響とともに、1メートルくらい
の高さの踏み台をまさにライオンが駆け上るがごとく、飛び越え、その上で、
アクロバティックな妙技の数々が披露されます。
 こうしたライオンダンスの華麗な姿にしばし足をとめて見物する人々がこの
時期はたくさん見られます。これもマレーシアの素敵な風物詩のひとつです。
 それでは、今月のトピックからご紹介します。

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2.今月のトピック

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■ 在クアラルンプール日本人学校 職場訪問および職場体験の実施について
                  (2007年1月17日、1月31日)
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 今年も元気なクアラルンプール日本人学校の生徒達がJICAマレーシア事務所
へ職場訪問・体験実習に来てくれました。職場訪問には、中学1年生の3名が、
また職場体験には中学2年生の2名がJICAのプロジェクトを体験してくれ
ました。

1月17日、まずは第1弾として中学1年生の3名がJICAマレーシア事務所
へ職場訪問に来られました。始めに、会議室にてJICAの活動概要や、ボラン
ティア活動について、ビデオなどを通じて説明を受けました。インタビューセッ
ションでは、当事務所スタッフに対し、「JICAで働き出したきっかけは?」
「仕事をしていて一番幸せを感じたときは?」等、様々な質問がされました。

その後は事務所内をまわり、ちょうど着任したばかりの青年海外協力隊員が現地
語学訓練を受けている様子を見学したり、事務所内の日本語を話すナショナル
スタッフの存在に驚いたり、と事務所内の様子を実際に見学してもらいました。
今回訪問してくれた3名の生徒たちからは「自分が楽しいと思えるような職業を
見つけて、その仕事につきたい」「ピアノが得意なので、音楽関係でボラン
ティア活動ができたら」「生き生きと仕事をしている職員の方々をみて、自分も
やってみたいと思った」等の感想が聞かれました。

 また、翌週1月31日は、職場体験コースとして、中学2年生の2名と担任の
先生が、JICAがプロジェクトを行っている、バンギ障害者職業訓練・
リハビリテーションセンターの車いす製造ワークショップに参加してください
ました。同ワークショップに現在、シニア海外ボランティア(SV)として
派遣されている麻生学SVより、まず、「障害者とは何か」という難しい問い
かけがあり、その後、ワークショップの運営についての説明や、シニア海外
ボランティアの活動について説明を受けました。生徒たちは「障害は人間の
個性のひとつだ」という麻生SVの言葉に深くうなずいていました。同ワーク
ショップでは、自分たちも車いす利用者である、障害者自身が、自分たちの手で、
車いすを製造し、国中でまだ不足している車いすを同胞たちに届けたい、
と2年間、製造の仕方を学んでいます。今回参加してくれた生徒たちは、実際に
いろいろなタイプの車いすに試乗して、その違いや性能について理解を深めたり、
さらにその構造を理解するため、実際に1台の車いすを2人で力を合わせて解体
したりという作業に参加しました。ねじのはずし方、電気スクリューの使い方に
とまどいながらも、麻生SVの指導の元、ひとつひとつのパーツが解体されて
いきました。難しい作業は、同ワークショップの訓練生が手伝ってくれました。
みんなで力を合わせて作業を行った後は、同センターの食堂で、持参した
お弁当を手に、訓練生たちとお昼ごはんをいただきました。訓練生たちに
「おにぎり」について説明したり、日本の学校生活について説明をしたり、
交流を深めることができました。
 今回JICAを訪問してくださった皆さんが、今後、国際協力の場に興味を持ち、
世界へ羽ばたいていってくれることを願っています。

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■ 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科スタディツアーの実施について
                     (2007年2月7日、2月12日)
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 JICAマレーシア事務所では、年間を通して様々なスタディーツアーの受入を
しています。今回は、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科の皆さんが、オイル
パームについての研究を行うため、マレーシアを来訪されました。

原剛教授率いるプロジェクトチームでは、バイオマス(オイルパーム廃棄物)の
利用によって、マレーシア農村の内発的発展モデルの構築を探る研究を行って
います。同チームには、中国の農業省の役人やタイからの留学生を始め、社会人
など様々なバックグランドをもつ人々が参加していました(一行全11名)。

一行はまず、マレーシアにおいてのパームオイルの現状を知るために、国立パーム
オイル研究所(Malaysia Palm Oil Board/MPOB)へ向かいました。同研究所
では、まずビデオプレゼンテーションによる、全体概要の把握の後、施設内を
視察し、デモキッチンでは、実際にパームオイルを使った食品の試食を行い、
展示室においては、体系的に、パームオイルを様々な角度から学ぶことができ
ました。午後からは、同研究所のバイオマス研究所の方を訪問する機会を得、
担当者から説明を受けた後、工場および、展示室において、バイオマスを利用した
デモ製品の数々を見学しました。一行は、マレーシアにおけるバイオマスの研究の
実状に触れ、その製品(家具や車のシートなど)の豊富さに目を奪われていました。

 一行は、また、別の日に、実際にパームオイルの搾油工場とプランテーションを
見学するために、クアラルンプールから、南に車で約1時間半ほど下ったバンティン
地区にある、民間の小規模工場とマレーシア有数のパームオイル企業である、
ゴールデンホープ社のプランテーションの様子を見学しました。同工場の経営者は、
かつて日本に留学し学んだこともある人物で、片言の日本語を話します。こうした
ことから、今回日本からの来訪者を暖かく迎えてくれ、熱心に搾油工場の構造などを
説明してくれました。工場では、とりたてのアブラヤシを蒸すための蒸気による
熱気や、パームオイル独特の匂いが充満しています。こうした中、参加者の
皆さんは、汗をだらだら流しながら、工場担当者の説明に熱心に耳を傾けて
いました。熱気と轟音の中、参加者は搾油の行程を、担当者の丁寧な説明のもと、
ひとつひとつ確認しながら見学することができ、ところどころ、立ち止まって
熱心に質問を行い、メモをとる姿が印象的でした。

工場の後は、実際にプランテーションに足を踏み入れるため、少しバスを走らせ、
離れ島へ向かいました。Carry Islandと呼ばれるこの島は、島全体が
パームオイルで覆われていて、実際に働いている労働者達とその作業の工程も
見学することができました。2メートル近くはあろうかという大鉈で、器用に
アブラヤシを採っていきます。こうした作業がほとんど手作業で行われているのが
印象的でした。プランテーションのヤシは、作業を行いやすくするために、
背丈が低くなるよう品種改良されており、参加者が別の日に国立公園で見た
野生のヤシとは随分その様子が異なることを改めて実感したようでした。

パームオイルには様々な見方が存在しますが、現実にマレーシアの産業を支える
一大産業であることは間違いありません。また、バイオマス研究にも見られる
とおり、その可能性は果てしなく大きいものがあります。今回の参加者は、
とりわけ、バイオマス等におけるパームヤシ利用の可能性につき、いろいろと
考えるところがあったようです。彼らの研究結果の報告が楽しみです。

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■草の根技術協力「車いす製造技術移転および車いすバスケットボール普及」
  事業終了セレモニーが行われました         (2007年2月15日)
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 首都、クアラルンプールから南に車で40分ほど走ったところに、マレーシア国
社会福祉局管轄の国立バンギ障害者職業訓練・リハビリテーションセンターが
あります。同センターを拠点に、JICA草の根技術協力「東南アジアにおける
車いす製造技術移転および車いすバスケットボール普及講習」(正式名称)が
2004年12月から約2年3ヶ月、実施されました(同事業の詳細はこちらを
ご覧ください。http://www.jicams-ngodesk.org/jica-ngo2.htm)。
 同事業のパートナー団体である、社会福祉法人太陽の家(本拠地、大分県)は、
「チャリティではなく、チャンスを!」を合言葉に、これまで日本の障害者の
自立支援を牽引してきました。こうした経験から培ったノウハウを生かし、
ここ、マレーシアで、障害者の自立支援のため、車いすの製造コースと、
車いすバスケットボールの普及という課題に取り組んできました。
車いす製造コースは、同事業をきっかけに、社会福祉局傘下の同センターに
おいて、2年間の正式コースとして位置づけられました。その結果、今回6名の
卒業生を輩出することができました。また、車いすバスケットボールの普及に
おいては、昨年度、マレーシアをホスト国として開催された、第9回フェス
ピック大会(アジア、太平洋地域の障害者スポーツの大会)において、決勝
リーグに進出し、ベスト8を勝ち取るなど大躍進を遂げました。
 今回の事業終了セレモニーでは、太陽の家から吉松時義常務理事も日本から
駆けつけ、同事業のこれまでの歩みを参加者と共に振り返りました。事業式典
では、太陽の家をはじめ、社会福祉局、JICAよりスピーチがあり、それぞれが、
これまでの同事業の貢献をたたえつつも、今後のさらなる精進、向上が必要な
ことを確認しました。現在もまだマレーシアの障害者を取り巻く環境には厳しい
ものがあります。しかし、同事業もきっかけとなり、ひとりでも多くの障害者の
みなさんが将来に希望を持ち、自立していく心意気を持ってくれることを願って
やみません。
 同セレモニーでは、同事業で製作された車いすの寄贈、同事業で導入した機材の
寄贈、同事業を支えてくれた関係者に対する感謝状の贈呈等があり、また、
上記卒業生の卒業セレモニーを兼ね、代表者からのスピーチがありました。
「車いすの製造について、全く何の知識もなかった自分たちが、2年間で、数台の
車いすを製造することができるまで成長したことに驚きと感動を覚えます。
これもみんな、サポートしてくれた関係者みなさんのおかげです。どうか、
マレーシアの障害者たちのために、今後もこのような素晴らしい講習を受けられる
チャンスが続きますように。どうもありがとうございました!」
元気よく締めくくられたスピーチのあとに、研修生による車いすダンスの
パフォーマンスの披露がありました。彼らの無限の可能性に心から拍手を
送りました。
 なお、同セレモニーには、国内外の報道機関がつめかけ、大々的に報道が行われました。

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3.お知らせ
■ 本年1月にマレーシアを訪問してくれた、群馬県明石塾スタディツアーの
   みなさんが、その模様を報告してくれました。詳しくはこちらをご覧ください。
(http://www.jica.go.jp/hiroba/topics/2007/070215_01.html)

■ 迷惑メール防止のため、NGOデスクのメールアドレスが下記のとおり変更に
  なりましたので、今後は下記アドレスまでお問い合わせの方、よろしくお願い 
  いたします。
    (変更後) ms_oso_rep-ngodesk@jica.go.jp
    (変更前)  jicams-ngodesk@jica.go.jp

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JICAマレーシア事務所では、市民のみなさまによる、国際協力への参加を
積極的に推進しています。同メールマガジンでは、JICAマレーシア事務所に
よる市民参加型事業の取り組みのご紹介をはじめとして、日本とマレーシアの
市民のみなさまの交流を促進すること、ネットワークの場が形成されること等を
目的に、国際協力に少しでも興味を持っていただき、また、ご参加して
いただけるよう、「みんなの国際協力」と名付けて様々な情報をお届けいたします。

なお、同メールマガジンでは、特定の組織や団体の考えを代弁するものではなく、
各執筆者の主観等が含まれていることをあらかじめご了承ください。

■ 発行責任者:JICAマレーシア事務所 所長 梅崎 裕
■ 編集責任者:JICAマレーシア事務所 企画調査員 小川久美子
     JICA Malaysia Office
     Suite 29.03, Level 29, Menara Citibank, 165, Jalan Ampang, 50450
     Kuala Lumpur, Malaysia
     TEL: +60-3-2166-8900  FAX: +60-3-2166-5900

■以下のホームページもご参照ください。
◎NGOデスク ホームページ      http://www.jicams-ngodesk.org
◎JICAマレーシア事務所ホームページ http://www.jica.org.my/
◎JICA−国際協力機構 ホームページ http://www.jica.go.jp/Index-j.html

■同メールマガジンに関する、ご意見、ご感想はこちらまでお寄せください。
  ms_oso_rep-ngodesk@jica.go.jp 
(【注】:迷惑メール防止のため、アドレスが変更になりました)

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