2006/12/12
JICA(ジャイカ)マレーシア★みんなの国際協力 メールマガジン★ 第10号
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JICA(ジャイカ)マレーシア ★みんなの国際協力 メールマガジン★ 第10号
(2006年12月 発行)
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<目 次>
1.はじめに
2.今月のトピック
(1)フェスピック大会開幕! (2006年11月25日〜12月1日)
(2)筑波大学日本政府・世界銀行等大学院奨学金プログラム
スタディツアー(2006年11月28日、29日)
(3)相模原市教育委員会スタディツアーの件 (2006年11月27日、30日)
(4)帰国研修員同窓会主催「着物ワークショップ」の開催について
(2006年11月25日)
3.お知らせ/情報コーナー
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1.はじめに
2006年もあと少し。みなさまいかがお過ごしでしょうか?ここ、マレーシア
では、12月というのに、日中は30度を越す暑さで、首都のクアラルンプール
では、ほぼ毎日、嵐のように激しいスコールがあり、落雷、倒木などが日常茶飯事と
なっています。というのも、今は雨期。日中の暑さがうそのように、スコール後は
気温が下がり、過ごしやすいのですが、このために体調を崩す人も続出しています。
みなさまも年年始に向けて、体調を崩されませんように。
それでは、今月のトピックからご紹介します。
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2.今月のトピック
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■ フェスピック大会開幕! (2006年11月25日〜12月1日)
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第9回フェスピック大会(アジア、太平洋地域の障害者スポーツの大会)が、
マレーシア国首都、クアラルンプールの各競技場において、約1週間の日程で
開催されました。JICAも協力を行う、車いすバスケットボールや車いす
テニス、車いす陸上、水泳などの競技の他に、全部で19の様々な競技において、
主にアジア、太平洋地域、47の国から4000人の選手が参加し、連日白熱した
試合が行われました。
特に、草の根技術協力ならびに、ボランティア事業において、協力を実施
している、「車いすバスケ」では、マレーシアチームと同じブロック(B組)
で戦う日本チームが、開会式に先がけて、試合を行いました。マレーシアチームの
コーチ2人はJICAの派遣する日本人です。彼らが育てた選手たちが、
コーチの出身国である、日本と戦うこととなりました。
日本チームは今回、2008年の北京パラリンピックを見越して、若手育成の
ための布陣で臨んできました。マレーシアチームも初戦ということで、はじめは
緊張も見られたのですが、日本チームを相手に一生懸命戦い、22対79と善戦
しました。その後、スリランカに112対18、クウェートに54対51と勝ち
進み、B組2位で決勝リーグへ進出。念願のベスト8に残ることができました。
特に最後のクウェート戦は、1点、2点と両者が点を取り合うシーソーゲームが
続き、最後まで勝敗の行方がわからないという白熱した試合となりました。
接戦につぐ接戦を制し、最後まで粘り強く戦い抜いた選手たちの顔は、みな、
自信と輝きに満ち溢れていました。
今回のマレーシアチームは、車いすバスケを初めてまだ9ヶ月という選手から、
最長の選手でも競技歴4年という若いチームです。それが、自国で開かれた
国際試合で代表選手として一戦一戦を戦い抜き、ベスト8に勝ち進んだことは、
大きな自信となったに違いありません。会場には、マレーシア人選手を応援する
応援団の姿もあり、太鼓のリズムや掛け声で、元気に声援を送っていました。
また、試合後の選手たちには、サインをねだる人の列がいくつもできていて、
戦い進むうちに、どんどんファンが増えていきました。選手たちは、照れながらも、
嬉しそうにサインに応じ、試合後は、声援を送ってくれた応援の人たちに向かって、
丁寧に頭を下げ、感謝の気持ちを表していました。観客のひとたちは、車いす
バスケの迫力に魅了され、自国の代表として戦っている選手たちをヒーローの
ように思い、暖かい拍手を送っているかのようでした。こうして選手たちが、
これからも、「車いすバスケ」を通じて、より多くの人たちに感動や勇気を与え、
より多くの仲間を増やしていってくれたら、と願っています。
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■ 筑波大学日本政府・世界銀行等大学院奨学金プログラム スタディツアー
(2006年11月28日、29日)
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JICAマレーシア事務所では、毎年、日本全国から様々なスタディツアーを
引き受けていますが、今回は、筑波大学より国際色豊かな参加者たちが、
ボルネオ島で実施中のBBEC(ボルネオ生物多様性・生態系保全プログラム)と
青年海外協力隊の活動視察を行いました。その模様の一部をサバ大学熱帯生物
保全研究所において、コンピューター技術の隊員として、標本などのデータ
ベース作成に携わっている仲田宗源隊員にレポートしてもらいました。
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11月28日(火)、筑波大学より、世界銀行の援助によって筑波大学で勉強
されている学生たち18名が、サバ大学熱帯生物保全研究所(ITBC)へ
スタディツアーの一環として、やってこられました。
学生達の出身地は、エチオピア、ケニア、中国、ブラジル、パキスタン・・
その他と非常にバラエティー豊かな面々で、各国とも自然保護にも関係の深い
国々であることから、JICAが中心となって行っている、BBEC(ボルネオ
生物多様性・生態系保全プログラム)への関心も高く、BBEC松永リーダー
による解説、ITBCのDr.イドリス氏の話を熱心に聞いており、自然環境
保護の啓発についての意見や、BBECプログラム終了後の持続性はどうか?
などの鋭い質問も飛び出しました。プレゼンテーションの後は、ITBCの
学生たちが施設内を案内しました。
特にITBCが蓄えている蝶々や、カブトムシの標本を見て驚きの声を上げて
いたのが、印象的でした。一度社会に出た後、筑波大学に再度学びにきている
面々だけあって、みな問題意識が高く、みんなで実り多いスタディツアーに
しようと、見るもの聞くもの全て吸収しようと一生懸命な姿に大変好感が
持てました。
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■ 相模原市教育委員会スタディツアーの件 (2006年11月27日、30日)
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相模原市では、市内の小・中学校教員を対象に、海外の教育、文化、社会事情
を視察し、国際的な視野に立った見識や感覚を養うこと、また、その成果を国際
教育の推進、実践等に役立てることを目的として、毎年海外研修を実施して
います。
今回は、マレーシア国に、小学校、中学校の先生方計3名がお見えになり、
JICA事業の視察を行いました。
1日目は、ちょうど首都クアラルンプール(以下、KL)にて開催中であった、
フェスピック大会の車いすバスケットボールの試合を観戦していただき、
マレーシア人代表選手と彼らを指導している、岩野博コーチ、神保康広コーチ
(それぞれJICA事業関係者)との交流を行いました。先生方は初めて見る
「車いすバスケ」に大変興奮した様子で、大きな声で熱心に声援を送って
下さいました。
また、30日には、KLから車で約2時間半の場所にある、ペラ州イポー市の
社会福祉事務所に勤務する、内藤彩子隊員(職種:養護)の活動視察を
行いました。まずは、同事務所において、内藤隊員のカウンターパートである、
副所長から、ペラ州における福祉事情、地域巡回型リハビリテーションセンター
(以下、PDK)の実状等について、概要説明がありました。同副所長に、
同事務所が考える、現在一番の問題点は何かと尋ねたところ、障害者の方々が、
上記PDKに気軽に通える「足」を確保することが一番の課題です、との回答が
ありました。せっかくの場所があっても、それに通えない人が多い状況、
それを改善する善い策がなかなか見つからないことへのジレンマを感じました。
また、同事務所から車で10分ほどのところにある、PDKマンジョイでは、
2歳くらいから50歳くらいの障害者の方々、20名ほどが、保護者たちと
一緒にPDKワーカーとよばれるボランティアの方々と音楽にあわせて体を
動かしたり、おもちゃを使って指先のトレーニングを行ったり、絵を描いたり等の
アクティビティを行っていました。今はちょうど、普通の学校がお休みの時期
なので、彼らのお兄さん、お姉さんたちも一緒に遊びに来ていたりして、
小さなPDKセンターがいっぱいになるほど元気な声にあふれていました。
先生方は日本から持参した、紙風船や竹とんぼ、だるまおとしなどのおもちゃを
使って、障害児たちとの交流を楽しんでいました。
子供たちは、日本からのお客様に興奮気味で、かわいい笑顔で最後まで別れを
惜しんでくれたのがとても印象的でした。
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■帰国研修員同窓会(MyJICA)主催「着物ワークショップ」の開催について
(2006年11月25日)
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JICA帰国研修員同窓会、通称MyJICAでは、毎年、日マ友好のために
様々な活動を実施しています。今回はマレーシア人を対象に、着物についての
理解を深めてもらいたい、という趣旨で、在マ日本大使館の助成も受けて
「着物ワークショップ」を開催しました。
講師を務めてくださったのは、マレーシア在住約6年を迎える仲戸川しずこさん。
もともと日本で着物の仕立てを約30年間もされていた着物の「プロ」です。
現在は、在クアラルンプールの日本人会の方で、和裁のクラスを開講されています。
当日はまず、国際交流基金マレーシア事務所内にある茶室を会場に、同窓会担当者
より挨拶、そして講師紹介と続き、ワークショップが開始されました。講師自ら
持参してくださった、ミスの礼装である「振袖」と家紋付のミセスの礼装、藍染の
訪問着等を参加者から選ばれたモデルに着てもらい、その違い、背景、着方等
につき、ひとつひとつ丁寧に講義が行われました。会場には約50名のマレーシア人
が詰めかけ、熱心に写真を撮影したり、講義に聞き入っていました。また、
会場からは、「妊婦はどういう着物を着るのか」といった質問や、「ミセスの人は
振袖を着てはいけないのか」「着物はだいたいいくら(How Much)
するのか」といった様々な質問が飛び出し、着物に関するマレーシア人の関心の
高さが伺えました。また、講義の中には日本人でもなかなか知らない知識も
多く含まれ大変参考になりました。
ワークショップ後半では、希望者に対して、浴衣の着付けを行いました。男性
バージョンと女性バージョンを行いましたが、希望者が多く、全てのリクエスト
にお応えできなかったのが残念でした。参加者は最後まで、講師と一緒に写真を
撮ったり、個別に質問するなど会場を去りがたい様子でした。同窓会では、
同ワークショップ好評につき、今後も第2、第3の関連企画を計画中です。
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3.お知らせ
■ 迷惑メール防止のため、NGOデスクのメールアドレスが下記のとおり
変更になりましたので、今後は下記アドレスまでお問い合わせの方、
よろしくお願いいたします。
(変更後) ms_oso_rep-ngodesk@jica.go.jp
(変更前) jicams-ngodesk@jica.go.jp
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JICAマレーシア事務所では、市民のみなさまによる、国際協力への参加を
積極的に推進しています。同メールマガジンでは、JICAマレーシア事務所に
よる市民参加型事業の取り組みのご紹介をはじめとして、日本とマレーシアの
市民のみなさまの交流を促進すること、ネットワークの場が形成されること等を
目的に、国際協力に少しでも興味を持っていただき、また、ご参加していただける
よう、「みんなの国際協力」と名付けて様々な情報をお届けいたします。
なお、同メールマガジンでは、特定の組織や団体の考えを代弁するものではなく、
各執筆者の主観等が含まれていることをあらかじめご了承ください。
■ 発行責任者:JICAマレーシア事務所 所長 梅崎 裕
■ 編集責任者:JICAマレーシア事務所 企画調査員 小川久美子
JICA Malaysia Office
Suite 29.03, Level 29, Menara Citibank, 165, Jalan Ampang, 50450
Kuala Lumpur, Malaysia
TEL: +60-3-2166-8900 FAX: +60-3-2166-5900
■ 以下のホームページもご参照ください。
◎ NGOデスク ホームページ http://www.jicams-ngodesk.org
◎ JICAマレーシア事務所ホームページ http://www.jica.org.my/
◎ JICA−国際協力機構 ホームページ http://www.jica.go.jp/Index-j.html
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(【注】:迷惑メール防止のため、アドレスが変更になりました)
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