通勤快読!No.211堺屋太一「平成三十年(上)−何もしなかった日本−」→3.5点
通勤快読!(読んだ本の紹介)No.211
読んだ本を5点満点で(独断と偏見の下)評価します。
点数の見方は下記の通りです。
0点→途中リタイア。読むことが苦痛。出会ったことが不幸。意味が分からない。
1点→なんとか最後まで読んだが、時間のムダだった。つまらない。
2点→可もなく不可もなし。ヒマつぶしにはなったかなというレベル。
3点→難点もあるがおおむね満足。この作者なら他の作品も読んでみたい。
4点→傑作。十分に楽しんで読めた。出会えてよかった一冊。他人にもすすめたい。
5点→最高。とにかく良かった。人生の宝物となる一冊。
※ 小数点は、上記点数の間であるとご理解下さい。
↓↓↓↓↓↓ ここから本編です ↓↓↓↓↓↓
堺屋 太一「平成三十年(上)−何もしなかった日本−」→3.5点
発行元 :朝日新聞社
初版発行:2002/7/1
著者 :堺屋 太一(サカイヤ タイチ)
あらすじ
時は平成30年。
日本はバブル景気の絶頂期から足掛け30年間という息の長い
下り坂をただひたすら下り続けていた。
少子高齢化という根本的な問題を抱えた上、規模とスピードを
上げて変化し続ける世界的な環境の変化に対応してゆくだけの
リーダーシップが育たなかったことが、その大きな原因である。
はたして「なにもしなかった日本」はどうなるのか・・。
小渕恵三政権・森喜朗政権の時代に経済企画庁長官を務めた著
者が祖国日本を描くリアルな近未来小説。
感想
旧通産省官僚にして大阪万博の立役者、また「団塊の世代」と
いう歴史に残る名言を世に出したことでも知られる堺屋氏が97年
から98年にかけて朝日新聞朝刊に連載した作品。
日本のこれからにとても興味のある私としては、題名を見た瞬間
に「おおっ、これは!」と手に取ってしまいました。
ちなみに、平成19年版の高齢社会白書によると、これからの日
本では下記のことが発生します。
1. 2006年の日本の総人口は1億2777万人であるが、
2025年に1億2000万人を割り、2055年には89
93万人となる。
2. 同じく2055年には、2.5人に一人は65歳以上の高齢
者、4人に一人は75歳以上の後期高齢者。
3. 出生数は今後も減少を続け、2006年の109万人に対して、
2055年には46万人まで減少する。
4. つまり、2055年には生産年齢人口(15〜64歳)1.3人
で、高齢者1人を支える社会となる。
5. 一方で平均寿命は今後も伸び続け、2055年には男性84歳、
女性90歳となる。
6. 自立して健康に生活できる年齢である健康寿命は男性が72歳、
女性77.7歳。
7. 健康寿命と平均寿命を比較すると、男性は約11年、女性は13
年間の「要介護期間」が発生する。
個人的な意見としては、高齢社会のピークとなる2055年をまたずに
祖国日本は経済的に破綻し、現在37歳である私の老後はおそらく極め
て悲惨なものになるような気がしています。(以下、下巻に続く)
平成三十年〈上〉 何もしなかった日本堺屋 太一
価格:¥ 1,680(定価:¥ 1,680)
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日本縮小―ダウンサイジング社会への挑戦朝日新聞社経済部
価格:¥ 1,155(定価:¥ 1,155)
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※ 表紙イメージはブログで確認できます。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/booklife2006


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