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発行者のケンタは、片道45分の通勤電車の中で、大体毎週1〜2冊の小説を読みます。5点満点で評価していきますので、「次に読む本」の参考にして頂ければ幸いです。(検索用:書評、評論、お勧め、オススメ)

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2006/07/20

通勤快読No.52 貴志祐介「クリムゾンの迷宮」→3.5点

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通勤快読!(読んだ本の紹介)No.52

読んだ本を5点満点で(独断と偏見の下)評価します。
点数の見方は下記の通りです。
今後ともよろしくお願いします。

0点→途中リタイア。読むことが苦痛。出会ったことが不幸。意味が分からない。
1点→なんとか最後まで読んだが、時間のムダだった。つまらない。
2点→可もなく不可もなし。ヒマつぶしにはなったかなというレベル。
3点→難点もあるがおおむね満足。この作者なら他の作品も読んでみたい。
4点→傑作。十分に楽しんで読めた。出会えてよかった一冊。他人にもすすめたい。
5点→最高。とにかく良かった。人生の宝物となる一冊。

※ 小数点は、上記点数の間であるとご理解下さい。


↓↓↓↓↓↓ ここから本編です ↓↓↓↓↓↓

貴志 祐介「クリムゾンの迷宮」→3.5点
読書開始:07月01日
読書終了:07月03日
発行元 :株式会社角川書店
初版発行:2003/02/25
著者  :貴志 祐介(キシ ユウスケ)

表題  :クリムゾンの迷宮
評点  :3.5点(/5点)

あらすじ

1.プレイヤーはチェックポイントにおいて、進路に関する選択肢を与えられる。
2.選択によっては生存に役立つ様々なアイテムが得られる場合がある。
3.但し、選択によっては生死に関わることもありうるので注意。
4.なお、各プレイヤーはお互いに協力するも敵対するも任意である。

・・藤木が半強制的に参加させられたのは「火星の迷宮」という危険に満ちたゲームだった。
すべては謎に包まれていたが、藤木は生きるために歩き始めた。

感想

貴志氏は「黒い家」という圧倒的にコワい話しを生み出した作者ですが、本編もなかなか怖くてヨカッタです。
ふと眼を覚ますと、頭はガンガン、気分は最悪、しかもどこだか分からないヘンな場所に自分がいる。
何故こんなところにいるのかすら全く記憶にないが、少なくとも日本でないことだけは確実。
足元には水筒がひとつと、何故か場違いなミニゲーム機。
スイッチを入れると「火星の迷宮へようこそ」の文字が・・。
現実的な「黒い家」とは違い、はっきりとしたフィクションなのですが、
かっちりとした世界観の下でドキドキと怖がることのできる「楽しい」ホラーでした。
また、世の中に色々と怖いものはあるが、中でも際限なき人間の欲望ほど怖いものはないという貴志氏一流のテーマが作品に深みを与えていたように思います。
夏の夜長にオススメ。 

※ 表紙イメージはブログで確認できます。

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/booklife2006

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