2008/07/11
■あなたを売れ■価格の目安をはっきり明示する[100]
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ ■あなたに‥愛と龍の物語 2008/07/11 story100 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ ┃ ┃ ◇ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ┃ あ ┃ な ┃ た ┃ を ┃ 売 ┃ れ ┃ ! ┃ ┃ ━━┛━━┛━━┛━━┛━━┛━━┛━━┛ ┃ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ ・ 龍馬に憧れ 神田龍馬 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ ■龍馬がゆく ↓ で、『1000日ブログ』 http://plaza.rakuten.co.jp/sowin/ ・ : 年々、異常気象が多くなってる気がする。今度も、まっこと暑い。 天気によって、かなり気分に差がでてしまう。おう!ワシ、龍馬。 で、手紙を書くとき、時候の挨拶には凝る。いま密かに考えてる メールの書き出しって『真っ赤な太陽。そして、真っ青な海の候』 なんてキャッチコピーはさておいて、気楽に読んでいただければ。 : ・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… ■ あなた。 そう、あなたに読んでほしい【あなたを売れ!】 ─────────────────────────────────・ ・自分自身の強みを活かしきりたい「社長のあなた!」愛を1つ ・ネット稼業で一花咲かせてみたい「主婦のあなた!」誠を2つ ・あわよくば起業をもくろんでいる「そこのあなた!」夢を3つ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… ■ 愛と龍のコンサルティング物語:ヒロイン&ヒーロー ─────────────────────────────────・ 神童(しんどう) 愛 :実務を経験したく『おもしろ海援隊』に入社。大阪 生まれ。学生時代に中小企業診断士となる。頼りに ならない隊長を支える元気いっぱい女性隊士。25歳。 面白(おもしろ)龍馬:コンサルタント会社『おもしろ海援隊』隊長(社長)。 金沢生まれだが、名が龍馬のためか坂本龍馬ファン。 あやしげな土佐弁のベテラン中小企業診断士。54歳。 2人の顔⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/sowin/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━… ・ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃■ 指令11 : マーケットは創造できる謎に迫れ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 神童愛に鰻丼をおごらなければならない危機を脱出しようと面白龍馬。 言葉巧みに鰻から喪服へと話を展開し、なんとか功を奏しそうである。 それにしても、目がまん丸になったり、三角になったり、実に表情の 豊かな愛。一日中、見ていても飽きることはない。龍馬の素直な感想。 ┌────────────────────────────────── | 指令11-2 : 葬式のとき喪服はなぜ黒なのか └─────────────────────────────────・ こんな愛を相手に龍馬の話「昔。着物は一人あたり、そげんたくさん 持っちゃいなかったがよ。ほんで、さらにゃ高価なんで一度買ったら、 なかなか、つぎは買ってもらえなかったきに。そこで、呉服屋。客に もう一枚買ってもらえないかを考えたんぜよ」実に得意げに話し出す。 : いつものように得意になると、後頭部の髪の毛が数本ピンと立つ龍馬。 「昔々、平均寿命は今ほど高くなかったき。そうすっと年に数回葬式に 列席することになる。だが、決まった着物ちゅうもんはなかったがよ。 大半の人はよそ行きの着物を着ていったと推測するワシ。そこでやな、 葬式のときの着物があったら、もう一枚買ってもらえるのではないか。 なんちゅうこと呉服屋は考えたはずぜ。で、ほとんどの人は真っ黒の 着物など持っとらん。でな、葬式にゃ真っ黒の着物を提案したんぜよ」 ・ だんだん饒舌になってきた龍馬。愛に質問時間を与えない怒濤の喋り。 「黒い着物を持っていない人が一人二人と買い始め、葬式に着ていった。 そりゃそうと日本人ちゃ。皆が同じことをするちゅう習性があるきに。 今じゃ葬式の喪服は黒ちゅうのが常識になっとるき。呉服屋の提案が 見事に的中したがよ。んでま、呉服屋は次のことを提案しとるんぜよ」 ・ 「隊長。ちょっと、ちょっと質問です」愛が大声で龍馬の喋りを制する。 「なんじゃい。今からええとこやのに」喋りをとめられ不服そうである。 「だって、お葬式のときに黒服って外国でもあるじゃないですか」と愛。 「外国の話ちゃワシにゃ分からん。だが、日本の喪服話は本当なんやぜ」 「そんな…」愛は龍馬の答えに不満であるが、龍馬は「そげん詮索より いま呉服屋が展開しとるマーケティング。これで真実が証明でけるぜ」 ・ 「…ほんとですか」あきらかに龍馬を疑っている目つきである。そんな ことには、おかまいなしの龍馬。「そりゃな。法事んときの着物提案」 「葬式んときは黒喪服で決まりやが、法事んときの着物は決まっとらん。 でな。いま呉服屋は、法事んときゃ『薄緑か薄灰色か薄紫の着物です』 なんちゅう提案しとる。これも何十年後か常識になっとるかもしれん。 そんとき、ワシのいう黒い喪服の話は正しいちゅう証明なされるきに」 ・ なんとも気の長い話なのであるが、愛は龍馬の意を察したようである。 「提案によって今までになかったマーケットを創り出しているんですね。 でも、これって…。かなり長期的な視野に立ったマーケティング発想」 「ま、いずれにせよ。客の方から『こうしてくれたら買うのに』ちゅう ことは、ほとんど無い。店から積極的に提案していく必要あるんぜよ。 こういうふうに考えっと、まだまだ新しいマーケットを創り出すこと できるんやな」 喪服話の真偽はさておいて、これは真実なのである。 : 「そりゃそうと、愛くんにゃまだ早いが『婚約指輪は平均月収の3倍が 目安』ちゅう話を聞いたことはあるかいの」愛を子ども扱いする龍馬。 「まだ早いは余計です。でもね、このフレーズは聞いたことがあります。 テレビのコマーシャルかなんかでやっていたような気がするわ」と愛。 真剣に考え込んでいる愛。龍馬の扱いにもこたえていないようである。 「もしかすると…。これも宝石屋の陰謀なんですか」また眼がまん丸に。 ┌────────────────────────────────── | 指令11-3 : 価格の目安をはっきり明示する └─────────────────────────────────・ 「おう!陰謀ちゃおもしろいぜよ。誰しも初めて結婚するときちゃ何も 分からんもんやき。婚約指輪が、いくらぐらいするのか全然わからん。 んで、どれくらいのものを買ったらいいのか。それ以前に、買うこと すら考えに入っていないヤツもおるかも知れんしな。そこで、宝石屋。 ・ 『婚約には指輪が必要なんですよ』ちゅうこと。さらにゃ、そん金額の 目安を提示したがよ。ま、平均月収の2倍でも4倍でもよかったが…。 『3倍が目安です』ちゅうことで、買う人はもう少し安く2倍程度とか もう少し高価な指輪などと、決めることができるようになったんやき。 うまい方法を考えたことになる。こりゃ」龍馬得意の一気喋りである。 「20歳代で結婚する場合、目安があると助かりますよね」愛がうなづく。 ・ 「高額な宝石って、ほとんどの人がしょっちゅう買うことないですから。 このお話も、暑いときの鰻や黒色の喪服と同じこと。提案することで、 新しいマーケットを創り出すための『仕掛け』になっているんですね」 : 「なるほど『仕掛け』かい。愛くん、おまん。うまいこと言うやないか。 例えは悪いが、釣りをするときの仕掛けと考えてもいいかも知れんな。 釣りも魚のおらんとこに釣り糸をたれていては絶対に魚は釣れないが、 魚のいるとこに糸をたれているだけで必ず魚が釣れるとは限らんがよ。 魚にあった仕掛けを作ることが必要なんぜ。それもターゲットとする 魚が好む仕掛けしとると、魚が寄ってきてキャッチできることになる。 ・ だが、いくら魚がたくさんおるからいうて、フナがいる池に向かって 渓流での鮎つりの仕掛けしてもダメなんやな」龍馬流の例え話である。 「マーケット創るときも、消費者のニーズは徹底的に探る必要があるき。 法事んときの着物でも、消費者に潜在的なニーズがないと成功せんぜ。 つまりな。呉服屋が自分勝手に創り出したもんじゃないちゅうことが 重要なポイントになるんやぜ」龍馬の話を聞いている愛。いたく納得。 : さて、龍馬。最近、愛の一言一言がうまく龍馬流のマーケティングを 言い当てることが気に入っている。むろん、愛本人には黙っているが。 これは、愛を優秀なマーケッターにしようとする思惑がうまくいって いる証拠。口には出さないが、愛のマーケッターとしての素質は高い。 ・ 「でも、私がもらうときには『婚約指輪は平均月給の5倍が目安』って 言ってほしいですね。そんな恋人を探さなくっちゃ。ゲット、ゲット」 龍馬の話に納得しているはずの愛。こんなことを急に言い出す横顔を 見ながら、龍馬。『まだまだ修行たらんぜよ』と心のなかで落胆する。 さらに、追い打ち「あっちゃ、忘れてた。鰻丼を食べに行かなくちゃ。 私、婚約する予定なんて全然ないもん。やっぱり、いまは鰻丼が一番」 龍馬の返事を聞くことなく、さっさと上着を持ってドアを出ていく愛。 愛が優秀なマーケッターになるかどうかは、…謎につつまれているが、 ちゃっかり嫁さんになるのは絶対に間違いないと確信する龍馬である。 ・ : ・ はい。第11話『マーケットは創造できる謎に迫れ』一巻の読み切り。 次号から新シリーズ『総力をあげて季節感を演出せよ』怒涛の連載。 どうぞ、お楽しみに。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ おもしろ海援隊・おもしろ顛末記 ・───────────────────────────────────・ 私の故郷・金沢って雨のよく降る土地柄でありました。今もそうです。 ですから「弁当忘れても、傘忘れるな」って格言まであったものです。 こんな金沢ですから、良いのか悪いのか、雨男も雨女も存在しません。 こんな雨男でも晴れ男でもない私が、三十年前に大阪に出てきたとき 大阪育ちの先輩の方々に挨拶をしました。もちろん、時候の挨拶です。 「お日柄もよく雨も降らず、桜も見頃。皆様には…」この挨拶を聞いた 先輩の一人。「大阪じゃ、天候の挨拶いらへんで」ごもっともな意見。 雨も雪も少ない大阪。冬場も、雪すべり止めのない真っ平らな皮底の 靴を履けることに感動すら覚えました。雨ニモ負ケズ・雪ニモ負ケズ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■あなたを売れ! 人を集める仕掛け・お客にする仕組み■ お天気お姉さんファン 中小企業診断士 神田龍馬 ・──────────────────────────────────・ あったかなファンメールの宛先⇒ sowin@mail.goo.ne.jp 万全日刊ブログ『龍馬がゆく』⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/sowin/ 解除陳謝・登録感謝⇒ http://archive.mag2.com/0000179421/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後まで、お読みいただき感激 ・‥…━【龍馬!からのブログ】━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・ >> 1000日ブログ ⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/sowin/ ・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【龍馬がゆく】━…‥・


