2009/07/15
県立長野図書館メールマガジン
▲▼▲▼△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▼▲▼▲ 県立長野図書館メールマガジン 2009/7/15 第80号 ▲▼▲▼△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▼▲▼▲ 平年より6日早く、昨日14日に関東甲信地方が梅雨明けとなりました。そうは 言ってもまだもう少しはっきりしない天気が続きそうです。当館がある若里 公園の木々の葉も、雨の日は深緑がより印象的になります。 県立長野図書館メールマガジン第80号をお届けいたします。 ☆★=目次=★☆============================ 1 こんな本あります!県立図書館・・・・・花火 2 調べちゃいました~疑問解決~・・・・・スイカ 3 郷土ゆかりの作家コーナー・・・青山 榛三郎(あおやま はんざぶろう) 4 図書館からのお知らせ 5 休館日のお知らせ =================================== 1 こんな本あります! 県立図書館 ----------------------------------- <花火> 梅雨もようやく明け、さあいよいよ夏本番!県内各地でも花火大会が多く開か れます。そこで今回は花火に関する本を紹介します。 ◆項目の見方: 『書名』/著編者名/出版社/出版年/【請求記号(背ラベル)】 ★『プロフェッショナル仕事の流儀8』/ 茂木健一郎/日本放送出版協会/2006/【366.29/モケ/8】 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100411122 脳科学者である茂木健一郎氏と花火師である野村陽一氏のやりとり。「一瞬の うちに消えるから、記憶に残るんです。そういった潔い花火が、一番いいんで す。」と語る野村氏の姿を通して、仕事の奥深さを伝えています。 ★『花火の図鑑』 /泉谷玄作/ポプラ社/2007/【575.98/イゲ】 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100468649 たくさんの種類がある花火。それぞれについて花火の名前、分類、特徴や鑑賞 のポイントを、各地の花火大会の写真とともに解説しています。世界一大きな 花火はどこで上げられるものか、ご存じですか? ★『花火師の仕事』 /池田まき子/無明舎出版/2005/【575.98/イマ】 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100266380 江戸時代から続く花火の歴史。そんな花火の大きさや花火玉のしくみ、作り方 などが紹介されています。また、花火大会の企画や演出、準備や後片付けなど の舞台裏についても紹介されています。 ★『長野の花火は日本一』 /武藤輝彦/信濃毎日新聞社/2001/【575.98/ムテ】 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009910247750 奉納花火からはじまった長野の花火が日本一といわれる理由、多重芯花火の作 り方、芸術花火の推進について紹介されています。長野冬季オリンピック閉会 式で上げられた花火の写真も掲載されています。 ★『日本列島四季の花火百華』 /泉谷玄作/日本カメラ社/2005/【743.5/イゲ】 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100261774 日本全国の花火大会の情報と、そこで打ち上げられた花火の写真が満載です。 また、様々な花火の撮り方、デジタルカメラでの撮り方、抽象的に撮る方法も 紹介されています。 ★『伝統美を表現する仕事 ;知りたい!なりたい!職業ガイド 』 /ヴィットインターナショナル企画室/ほるぷ出版/2002/【774/デン】 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009910288386 日本の伝統美である花火を作ったり、打ち上げる花火師。その花火師になるに はどんな資格が必要か、また花火師がどのような仕事をしているのかが紹介さ れています。 ◆ここに紹介した本は、直接来館しての貸出のほか、「インターネット予約貸 出サービス」をご利用いただければ任意の受取館を指定して取り寄せることが できます。 詳しくはこちら→ http://www.library.pref.nagano.jp/netyoyaku.htm また、公共図書館や公民館図書室を通してお申込いただく「相互貸借」でもご 利用いただくことができます。 詳しくはこちら→ http://www.library.pref.nagano.jp/riyou.htm =================================== 2 調べちゃいました ~疑問解決~ ----------------------------------- <スイカ> スイカ(西瓜)はウリ科の一年草で、原産地は熱帯アフリカのサバンナ地帯や 砂漠地帯です。日本に伝わった時期ははっきりしておらず、室町時代以降では ないかと言われていますが、鳥羽僧正(1053~1140)の『鳥獣戯画』のなかに ウサギが縞皮スイカらしいものを持っている絵があり、これがスイカだとする と平安時代ということになります。いずれにしても中国から渡来したようです。 漢字の西瓜は、中国語の西瓜(シーグァ)に由来しており、スイカという発音 もシーグァが変化したものとされています。 スイカが作物として栽培されるようになったのは江戸中期以降で、この頃から さまざまな品種が各地で作られていたことが明らかになっています。奥州津軽 (青森県)、勢州(三重県)、木津(京都府下)などが名産地だったようです。 日本では主に甘く熟した果肉の部分を食べますが、アジア各地では種子を炒っ て中身を食べる地域が多くあり、そのため種子の大きな品種が栽培されていま す。原産地アフリカでは炒った種子を粉末にして食材として利用することもあ るようです。 スイカの成分の90%以上は水分で、他にカリウム、リン酸などを含んでいます。 これらの成分には利尿作用があり、体内の余分な塩分を排出することから、高 血圧や動脈硬化、腎臓病の予防、むくみなどに効果があると言われています。 長野県でスイカといえば波田町の下原(しもはら)スイカですね。「日本一甘 くて美味しい」とPRされていて、糖度が高くとてもおいしいです。 波田町は長野県中西部にある町です。火山灰土壌の土質で、昼夜の寒暖差が大 きく、日照時間が長いところがスイカ栽培に適しています。 ・波田町役場ホームページ http://www.town.hata.nagano.jp/ ・波田町のスイカが出荷されているJA松本ハイランド 「すいかオリジナルサイト」 http://m-suika.net/ これからさらに暑くなり、スイカが似合う季節です。楽しみのため、また健康 のため、スイカを美味しくいただきましょう。 <参考資料> 書 名 /編著者名 /出版者 /出版年 野菜園芸大百科5 農文協 農山漁村文化協会 2004 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100111020 新野菜つくりの実際 果菜2 川城英夫 農山漁村文化協会 2001 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009910241987 原色野菜病害虫百科2 農文協 農山漁村文化協会 2005 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100218825 スイカやイチゴ 林義人 小峰書店 2003 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100031096 ==================================== 3 郷土ゆかりの作家コーナー ----------------------------------- ▼ 青山 榛三郎 (あおやま はんざぶろう) ▼ 本名は松沢修一郎。1893(明治26)年7月26日に上伊那郡南箕輪村田畑に生まれ ました。家は代々庄屋や名主をつとめ、幕府から門を許された名家であり、父 親が八十二銀行に勤務する銀行員であったことから幼少時は十数年間を東京で 過ごしました。 そして府立一中(現東京都立日比谷高等学校)を卒業し、名古屋の旧制第八高 等学校(現名古屋大学)に進みましたが、文学の道を志した青山はその後早稲田 大学に移りしばらくの間在籍しました。しかしその転向は親に許されず、やむ なく1915(大正4)年に故郷へと帰郷し、そこから本格的に短歌を始めること となります。 青山は第八高校在学中に若山牧水の創作社を訪ね、彼に短歌を見てもらったこ とから当初は牧水に師事していましたが、のちに太田水穂の「潮音」に入り、 彼からの指導を受けながら作品を発表しました。 1917(大正6)年には長野師範学校(現信州大学教育学部)を卒業し、下伊那郡 大下条小学校に赴任します。その2年後、松本市へ転住。そして教職に就きな がら、現在の下伊那郡松川町に移住した頃1921(大正10)年の年に、「潮音」 を抜けることとなります。 その翌年にはまた松本に戻り、今度は自身で「山河」を創刊し主宰を務めます が長くは続かず、1926(昭和1)年頃に「山河」は解散となってしまいました。 その後青山は伊那に戻り、各地の小学校などを歴任し、校長を務めるなど教職 生活を続けた後、1954(昭和29)年長野県高遠高校を最後におよそ30数年に及 んだ教職を退きました。 晩年は郷里南箕輪村で、山々に囲まれた村を愛し、その山河と共に生き、1973 (昭和48)年7月13日に81歳でこの世を去りました。 青山の主な作品には、『山と太陽』『山河』『帰去来』などがあります。 青山の作品は主情的であり、牧水に似た詩人的風格とロマンと情緒を持ち合わ せたその短歌は天下一品であったといわれています。彼には若い頃から持って いた、一つの理念がありました。それは歌集『山河』の後書きにもこう記され ています。 「短歌、すなわち三十一音の芸術は、歌と謂うからには歌うべき性質のものだ ろう。歌いながら創作し、歌いながら吟味・鑑賞されるべきものである。五・ 七・五・七・七という詩形が、今以て連綿と持続されている所以はそこにある。 天下に冠絶しているといっても過言ではないこの詩形こそ、歌うべく、歌いや すからんが爲(ため)の、好個のものだからである。但し歌うといっても必ず しも声にださなくていい。心のどこかで口ずさんでいるも亦可である。とまれ そうした歌いながらの吟味・鑑賞の奥に、人をして陶然とさせる何物かが、 瑪瑙(めのう)の中の稿のように、ほのぼのと匂い煙っているならば、そこで はじめて歌と謂い得るのである・・・というのが私の年来の主張であり、悲願 でもあったのである。」 この理念こそが青山の歌をただの写生に終わらせず、情緒や哀愁、詩的陶酔を 持った音楽性を携えて、人々の心の奥底にくい込んでいったのでしょう。 渓深く日の澄むところ朴(ぼく)の葉は葉に陰なして茂りしづめり 天龍の川筋赤き夕映えに往く凩の映りたり見ゆ 山光るこの山國に生まれ來し喜びふかく貧しかりけり 桜の名所である上伊那郡高遠町(現伊那市)の高遠公園の上り坂途中には、来た その日に次の来住の日を思いやる、自身の流転の身を哀れんだ青山の歌碑が建 てられています。 住み慣れてやがて去り行く日を想ひ花散る坂の花踏み登る <参考資料> 書 名 /編著者名 /出版者 /出版年 長野県歴史人物大事典 神津良子 郷土出版社 1989 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1005010038696 信州の歌人たち 福沢武一 信濃毎日新聞社 1973 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1005010023985 近代短歌のふるさと 信濃毎日新聞社 信濃毎日新聞社 1965 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1005010039903 信州伊那谷の歌人群像 堀江玲子 信濃毎日新聞社 1994 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009410047952 青山榛三郎歌集 山河 青山榛三郎 青山榛三郎歌集「山河」刊行会 1968 https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009310026195 ********************************************************************** ◆第79号(2009/7/1)に関する訂正とお詫び ********************************************************************** 前号の当コーナーにおいて取り上げた土屋文明の記事中、文明が赴任したとし て紹介した長野県諏訪高等女学校(現長野県諏訪二葉高等学校)の漢字が間違 っていましたので、お詫びして訂正させていただきます。 【誤】長野県諏訪双葉高等学校 【正】長野県諏訪二葉高等学校 =================================== 4 図書館からのお知らせ ----------------------------------- ********************************************************************** 1.企画展「しらべるって楽しい!夏休み図書館」 開催中です! ********************************************************************** もう間もなく夏休みのシーズンですね。パスファインダーを参考にして自由研 究の資料を探しに来られる方も少しずつ見受けられるようになりました。 アニメビデオ上映会のプログラムも決まりましたので、この夏はぜひ親子おそ ろいで県立図書館におでかけください。 ●開催期間 平成21年6月27日(土)~8月27日(木) ●内容 <玄関ホール(1階)> ・パスファインダーの掲示と配布 パスファインダーとは、1つのテーマを調べるために役立つ資料を1枚 のチラシにまとめた、情報への道しるべです。自由研究のテーマ選定に ぜひご利用ください。 ・工作作品の展示 ・おたまじゃくしの観察コーナー(展示期間:カエルになるまで) <児童図書室(1階)> ・自由研究に役立つ本の特設コーナー ・図書館の本を使って自由研究を行なうための相談窓口 <アニメビデオ上映会> ・日時 8月 9日(日) 場所:1階視聴覚室 開始時間 上映作品名 10:30 ごんぎつね 10:55 赤ずきん 11:25 ブレーメンの音楽隊 13:00 モチモチの木 13:20 アストロボーイ鉄腕アトム 13:50 若草物語、不思議の国のアリス ★詳しい上映時間等はHPをご覧ください。 http://www.library.pref.nagano.jp/kikakuten/kikakuten.htm ●お問合せ先 資料情報課(電話:026-228-4921 FAX:026-291-6252) ********************************************************************** 2.「インターネット予約貸出サービス」をぜひご利用ください ********************************************************************** 3月から始まった当サービス。もうお使いになってみましたか? これは県立図書館の資料にインターネットから貸出申込を行い、市町村ごとに 設けられた「受取館」(各図書館や公民館(※1))で受け取り・返却ができ るというサービスです(※2)。 相互貸借のように市町村図書館を通して貸出申込をするのではなく、直接当館 へ申込みができ、また申し込んだ資料を相互貸借同様近くの図書館等で受け取 れるため、遠方の方でも気軽に県立図書館の資料をご利用いただけます。 県内に在住在勤の方であればどなたでも無料で利用できますが、事前に当館の 利用登録とサービス利用のお申込みが必要です。 その時々の状況や、必要な資料に応じて、インターネット予約貸出サービスと 相互貸借を使い分けて、より便利に県立図書館をご利用ください。 ※1:受取館は原則として、図書館のある自治体の場合は市町村立図書館、図 書館のない自治体の場合は中央公民館となっています。詳しくはホームページ でご確認いただくか、直接お問合せください。 「インターネット予約貸出サービス利用案内」 http://www.library.pref.nagano.jp/netyoyaku.htm ※2:県立図書館での受取も可能です。 =================================== 5 休館日のお知らせ ----------------------------------- 7月15日から31日の間の休館日は、次のとおりです。 ・月曜日 7月20日(海の日)、27日 ・月末蔵書整理日 31日(金) ■年間の図書館カレンダーは、下記からご覧いただけます。 →http://www.library.pref.nagano.jp/calendar_year.htm ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 編 集 後 記 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 季節の変目のこの時期、誰しも体調を崩しがちです。読者の皆さんもくれぐれ も体調管理にはご注意ください。 次号の発行予定は8月1日です。お楽しみに。 ☆=================================☆ 発行:県立長野図書館 〒380-0928 長野市若里1-1-4 TEL 026-228-4500 / FAX 026-228-4933 E-mail: ken-tosho@library.pref.nagano.jp http://www.library.pref.nagano.jp/ ↑↑↑横断検索、インターネット予約貸出サービスもHPからどうぞ。 ☆=================================☆



