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2009/06/30

県立長野図書館メールマガジン

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県立長野図書館メールマガジン
                                               2009/7/1  第79号
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気がつけば夏至を過ぎ、梅雨の晴れ間には本格的な夏の日射しを感じるように
なりました。熱中症で倒れたというニュースが既に全国で相次いでいますので、
外での運動や作業のときだけでなく、室内でもこまめに水分補給するなど気を
つけましょう。
県立長野図書館メールマガジン第79号をお届けします。

☆★=目次=★☆============================
1 こんな本あります!県立図書館・・・・星空
2 調べちゃいました〜疑問解決〜・・・・厨房に立とう
3 郷土ゆかりの作家コーナー・・・・・・土屋 文明(つちや ぶんめい)
4 図書館からのお知らせ  
5 休館日のお知らせ
6 配信日変更について

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1 こんな本あります! 県立図書館
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<星空>

日本では夏と冬に天の川が南北に頭上を越える位置にきます。天の川をまたい
で夏には夏の大三角(こと座α星ベガ、わし座α星アルタイル、はくちょう座
α星デネブ)が見えます。

『万葉集』大伴家持の歌に「独り天漢(あまのがわ)を仰ぎて、いささかに
懐(おもひ)を述ぶる歌一種」というものがあります。
 織女(たなばた)し 舟乗りすらし まそ鏡
             清き月夜(つくよ)に 雲立ちわたる
天の川の周辺は星がたくさんあるので、夏と冬の夜空は賑やかですね。
ということで、今回は星空に関する本を紹介します。

◆項目の見方:
  『書名』/著編者名/出版者/出版年/【請求記号(背ラベル)】

★『夜空はなぜ暗い?』
   /エドワード・ハリソン/地人書館/2004/【443.9/ハエ】
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100188886
宇宙は果てしなく星は数え切れないほどたくさんあるのに、なぜ夜空は暗いの
か?天文学者たちはその謎を考え、数多くの興味深い解答を示してきました。
空間や時間、光の性質、宇宙の構造など、問題解決のための400年の流れを歴
史的にまとめています。

★『天球図の歴史』
   /ピーター・ウィットフィールド/ミュージアム図書/1997
   /【443.8/ウピ】
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009710031113
人は星空をどのようにイメージしてきたのでしょう。石器時代から宇宙時代に
わたる例をあげながら、宇宙の基本構造の多様な考え方と説明法を解説しています。

★『星座の秘密』
   /前川光/恒星社厚生閣/2000/【443.8/マア】
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009910133636
星座の生いたちとその裏話。古代から現代の天文学の試行錯誤。私たちが日頃
接している天文学の意外な面や間違っている点などを、太陽、地球、月といっ
た身近なものに限定して紹介しています。

★『星空の地図』
   /藤井旭/PHP研究所/2007/【443/フ】
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100421082
赤い星、青い星、明るい星、暗い星。空にはたくさんの星が瞬いています。四
季折々に見える星座と、その見つけ方を写真やイラストで分かりやすく紹介し
ています。

★『天の川の誕生』
   /藤井旭/ポプラ社/1993/【443/フ】
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009310048507
すぐに星座が見つけられる星座早見盤付き。夏休みに高原や海辺など星空がき
れいに見える所へ出かけたら、天の川を眺めてみましょう。子どもから大人ま
で楽しめるガイドブックです。


◆ここに紹介した本は、直接来館しての貸出のほか、「インターネット予約貸
出サービス」をご利用いただければ任意の受取館を指定して取り寄せることが
できます。
 詳しくはこちら→ http://www.library.pref.nagano.jp/netyoyaku.htm
また、公共図書館や公民館図書室を通してお申込いただく「相互貸借」でもご
利用いただくことができます。
 詳しくはこちら→ http://www.library.pref.nagano.jp/riyou.htm


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2 調べちゃいました 〜疑問解決〜 
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<厨房に立とう>

昔は「男子厨房に入らず」と言われていました。今の時代は「男子厨房に入る
べし」でしょうか。住生活に占める厨房、すなわち昔の台所が今のキッチンに
変わり、食事を作る場所と食べる場所が一緒になり、男性が厨房に入る抵抗感
が自然に薄れてきたようです。

長寿時代、核家族時代となり、高齢者の一人暮らしや夫婦二人だけの暮らしも
多く、厨房に入る男性が年々増えてきました。また働く女性の増加で、共働き
の家庭では気軽に食事を作る男性も増えています。突然の妻の病気や単身赴任
、自炊の学生など、必要に迫られて厨房に立つ人も少なくないでしょう。

2006年3月に行われた、全国の18歳以上男女を対象としたインターネット調査
(集計対象者2,715人)では、男性が自宅で料理をする頻度は、「ほとんどし
ない」が50%、「週に2〜3日」が13%、「ほぼ毎日」が11%、「週に1日」が
10%の順です。

食べることは一生続くこと。健康を考えたら、コンビニの弁当や外食を重ねる
ことは避けたいものです。まずは気軽に料理を作ってみましょう。自然と食へ
の関心が強まり、栄養価や栄養バランスを考えるようになります。また成人病
予防も心がけるようになるでしょう。

日本人の食事摂取規準(2005年版)では、エネルギーの1日摂取規準は男性で
2,050〜2,250kcal、女性では1,650〜1,700kcalです。健康を維持するために、
一日三食規則正しく食べるように習慣づけたいものです。

<参考資料>
 書名               /著者名      /出版者   /出版年
1400kcalの献立        竹内冨貴子    日本放送出版協会   2005
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100233364
ニッポン人の家事スタイル資料集 日本能率協会総合研究所 
                       生活情報センター  2006  
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1001100380398
作って簡単!男の料理教室      今井美津恵   東京書店           1991
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009310061822
お父さんの料理            村上明子      新日本出版社      1997
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009710014460

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3 郷土ゆかりの作家コーナー 
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▼土屋 文明(つちや ぶんめい)▼

土屋文明は島木赤彦や斉藤茂吉らとともに「アララギ」の歌風を作り、リアリ
ズムを詠った歌人です。
文明は1895(明治28)年9月18日に群馬県群馬市上郊村の農村に生まれました。
中学生の頃に俳句雑誌を読んだことがきっかけとなり、俳句の世界へ足を踏み
入れました。彼は雑誌を購読するだけではなく、自ら俳句を作り「蛇床子」と
いうペンネームで投稿していました。文明の作品はたびたび誌上に載りました。
中学を卒業したのち、師のあっせんにより上京した文明は、第一高等学校に入
学。同時にアララギ派の最年少歌人として活躍していきました。

大学を卒業した文明は1918(大正7)年に島木赤彦の推薦で長野県諏訪高等女
学校(現長野県諏訪双葉高等学校)に赴任しました。当時の文明は教育に興味
を持っていたわけではなく、教職についたのも借金の返済の為だと言っていま
す。しかし、校長を務めていた三村安治の熱意に動かされ教育に興味を持つよ
うになりました。生徒に英語を教え、首席教師として校長を補佐しながら教育
のありかたを学んでいきました。

1920(大正9)年に三村校長が異動になると、文明は後任として同校校長に就
任します。文明は、「見た目にとらわれず、貧しいものも勉学に打ち込めるよ
うに」と服装を制限し、家での稽古事を禁止させました。当時主流だった裁縫
や料理よりも教科科目を多く学べるように時間割を変更しました。また、鍛錬
のために遠足は年9回も行っています。文明が行った教育改革は質実剛健の校
風をより強固なものにしました。
就任したからには徹底的に、との思いで教育へ力を注いでいた文明は、この頃
「口篭もったように歌ができなくなった」と語っています。

当時の諏訪高等女学校には、後にプロレタリア作家として活躍する平林たい子
が在学していました。文明は活動家だった彼女にも影響を与えており、平林が
問題を起こした際も「ああいう生き方、あれも人生の一つの形だ」と言い、退
学処分にすることはせず、ただ一言の訓示を述べるのみでした。平林は「私は
母校のよき生徒ではなかったけれども、師の授けてくださった智恵をたよりに、
どうやら自分の道を探しえた」と後に語っています。
文明は活動家だった生徒達を思っていくつかの歌を詠んでいます。

 まをとめのただ素直にて行きにしを 囚へられ獄に死にき五年がほどに

1922(大正11)年、文明は松本高等女学校(現長野県松本蟻ヶ崎高等学校)の
校長になり、そこでも諏訪女学校と同じような教育方針を打ち出しました。し
かし、それは当時の松本高等女学校の校風を大きく変える方針だったので、地
域や両親達、教師の反発にあいました。それでも文明は自分の方針を崩すこと
は無く、ついには排斥運動が起こり、木曽中学校への転任を命ぜられました。
「教壇の上で倒れたかった」、「くだらない学務課長などのために指図される
までになったことがたまらない」という言葉をのこし、教師を辞めた文明は東
京へ戻り、歌人としての活動を再開しました。

1925(大正14)年、文明は初の詩集『ふゆくさ』を発行。その後、『往還集』
や『青南集(※青は旧字体の青)』などの詩集も発行し、アララギ派歌人の
中心人物となっていきます。また歌を詠む傍ら、万葉集の研究も行っていまし
た。
1984(昭和59)年には96歳で文化勲章を受賞。そして1997(平成9)年に100歳
でこの世を去りました。

文明が信州に滞在していた時に詠んだ歌は、主に『ふゆくさ』に収録されてい
ます。

<参考資料>
   書 名        /著者名      /出版者   /出版年
ふゆくさ          土屋文明       古今書院    1927
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009910309146
往還集           土屋文明      岩波書店    1930
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009910309147
万葉集の話         土屋文明      筑摩書房    1956 
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009210064137
万葉紀行          土屋文明      改造社     1943 
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1005010182550
長野県諏訪二葉高等学校七十年誌 
                長野県諏訪二葉高等学校七十年誌刊行委員会 諏訪 1977 
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1005010028058
長野県松本蟻ケ崎高等学校百年史 
                長野県松本蟻ヶ崎高等学校百年史刊行委員会 松本 2002
https://www.library.pref.nagano.jp/licsxp-opac/WOpacMsgNewListToTifTilDetailAction.do?tilcod=1009810080056


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4 図書館からのお知らせ 
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1.企画展「今年もしらべるって楽しい! 夏休み図書館」の開催
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すっかり夏らしくなってきましたね。当館では今年の夏も、子どもたちに夏休
みの貴重な体験を通してたくさんの思い出を作っていただくため、「しらべる
って楽しい! 夏休み図書館」を開催します。様々な企画がありますので、ぜ
ひ親子おそろいでご来館ください。

 ○開催期間 平成21年6月27日(土)〜8月27日(木)
 ○内  容 
  <玄関ホール(1階)> 
   ◆パスファインダーの掲示と配布
     パスファインダーとは、1つのテーマを調べるために役立つ資料を
     1枚のチラシにまとめた、情報への道しるべです。
     自由研究のテーマ選定にぜひご利用ください。
   ◆工作作品の展示
     夏休みの工作の参考になるようにたくさんの作品例を展示していま
     す。
     ◆おたまじゃくしの観察コーナー
     昨年大好評だったおたまじゃくしの観察コーナーが今年も登場です!
     水槽で泳ぎ回る小さなおたまじゃくし達の姿は、早速大人気となっ
     ていますよ。(展示期間:カエルになるまで。)  
  
  <児童図書室(1階)>
   ◆自由研究に役立つ本の特設コーナー
   ◆図書館の本を使って自由研究を行うための相談窓口
  
  <イベント>
   ◆アニメビデオ上映会 
     8月9日(日) 1階視聴覚室(午前・午後各1回)
    ※詳しいプログラムは後日お知らせします。

 ○ホームページには上記パスファインダーも掲載していますので、ぜひご覧
  ください。→http://www.library.pref.nagano.jp/gakkou.htm#path

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2.メルマガがちょっとバージョンアップ★しました!
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ここまでお読みいただいた中でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
前号から各コーナーで紹介した参考資料などについて、当館蔵書検索システム
の情報に直接リンクを張れるようになりました。(書名の下に書かれている
「http://〜」というものです。)

これまでは気になる資料があっても、詳しい内容や貸出が出来るのかを知りた
い場合は、HPから一点ずつ検索して本の詳細情報を確認するしかありませんで
したが、これからは気になる本があればクリック1つで内容が確認できます。
また、インターネット予約貸出サービスをご利用いただいている方であれば、
そのまま予約も簡単にできますので、ぜひお試しになってみてくださいね。

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5 休館日のお知らせ 
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7月1日から14日までの間の休館日は、次のとおりです。
 ・月曜日      7月6日・13日

■年間の図書館カレンダーは、下記からご覧いただけますのでご利用ください。
→http://www.library.pref.nagano.jp/calendar_year.htm

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6  配信日変更について
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今回、配信システムの事情により、通常は7月1日配信となるところが6月30日
の配信となりました。次号からは通常通り、毎月1日、15日の発行となります
のでよろしくお願いいたします。

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編 集 後 記
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蛍が舞う季節ですね。小学生の頃、暗闇の田んぼで光る蛍を見つけたときの感
動は今でも覚えています。最近見ていないという方はぜひ夕暮れ時からおでか
けしてみてはいかがですか?県内の蛍の見所を調べるには下記サイトが便利で
すよ。
「さわやか信州旅ネット(県公式観光サイト) 信州のホタル特集 」
 http://www.nagano-tabi.net/contents/season_guide/hotaru.php

次号の発行予定は、7月15日(水)です。お楽しみに!

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発行:県立長野図書館
〒380-0928 長野市若里1-1-4 TEL 026-228-4500 / FAX 026-228-4933 
E-mail: ken-tosho@library.pref.nagano.jp 
●横断検索、インターネット予約貸出サービスもHPからどうぞ●
→http://www.library.pref.nagano.jp/ 
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