2009/06/01
県立長野図書館メールマガジン
▲▼▲▼△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▼▲▼▲ 県立長野図書館メールマガジン 2009/6/1 第77号 ▲▼▲▼△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▼▲▼▲ 賑わいをみせた善光寺の御開帳も終わり、身近に梅雨の季節を感じる今日この 頃です。お手元に1冊関心の持てる本を置き、家にいる雨の日は本を読みふけ ってはいかがでしょうか。 県立長野図書館メールマガジン第77号をお届けします。 ☆★=目次=★☆============================ 1 こんな本あります!県立図書館・・・ペット 2 調べちゃいました〜疑問解決〜・・・口の中の健康 3 郷土ゆかりの作家コーナー・・・・・中村 柊花(なかむら しゅうか) 4 図書館からのお知らせ 5 休館日のお知らせ =================================== 1 こんな本あります! 県立図書館 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− <ペット> みなさんのお宅ではペットを飼っていらっしゃいますか。最も一般的なのは犬 や猫ですが、世の中にはちょっと珍しいペットを飼っている方もいます。そこ で今回は、ちょっと珍しい「ペット」の本をご紹介します。 ◆項目の見方: 『書名』/著編者名/出版者/出版年/【請求記号(背ラベル)】 ★『猛禽類<フクロウ類/ワシ/タカ類/ハヤブサ類>の医・食・住』 /パンク町田著/どうぶつ出版/2006/【646/パン】 1ヶ月ほど前、ペットとして飼われていたワニが自身の運営する施設の前に捨 てられ、それを保護したニュース報道で一躍有名になった著者ですが、本書で は、ワシ・タカ、フクロウ、ハヤブサなどの飼育の基礎からトレーニング法、 さらには鷹匠になるステップまで幅広く、わかり易く解説しています。 ★『ザ・爬虫類&両生類〜初心者でも繁殖にトライできる本』 /富田京一著/松橋利光写真/誠文堂新光社/2000/【656.79/トキ】 カメをペットとして飼っている方は多いと思いますが、ヘビやトカゲ、カエル となると、苦手な方も多いかもしれません。本書では様々な爬虫類・両生類を カラー写真とともに、プロフィール・飼育法・餌・繁殖のポイントから紹介し ています。比較的個体数が多く、飼育が容易なものを極力選んであり、野外採 集の仕方や観察できる場所などについても紹介しています。 ★『ミニブタの医・食・住』 /小林茂久著/どうぶつ出版/2003/【645.5/コシ】 ミニブタの中でもペットとして最も多く飼育されている「ポットベリー」につ いて、飼育方法、病気と対策、トレーニングの仕方などを詳しく紹介していま す。ブタというと、「臭い」という偏見を持ってしまいがちですが、実は清潔 で体臭もなく、人によくなつく動物だそうです。ただしミニといっても成長す ると体重は50kg位になるうえ、きちんとトレーニングをしないと攻撃的にな ったり、冷蔵庫を勝手に開けて中の物を食べ散らかしたりしてしまうこともあ るそうです。 ★『ペットの法律知識とQ&A 改訂版』 /木ノ元直樹・古笛恵子編著/法学書院/2004/【645.9/キナ】 今回ご紹介したように、「ペット」といってもその種類は様々で、飼育も多様 化している近年はペットをめぐる様々なトラブルも起きています。本書はペッ トの法律知識をQ&A形式でわかり易く説明しています。「珍しいペット」の 中には本来ペットとしての飼育が禁止されているものや、飼育する際には届出 が必要なものもあるので、飼う前によく研究することが必要です。 ペットは飼い主の心を癒してくれる大事な家族の一員です。きちんと面倒が見 られるかよく検討をして、責任を持って飼うようにしたいですね。 ◆ここに紹介した本は、直接来館しての貸出のほか、「インターネット予約貸 出サービス」をご利用いただければ任意の受取館を指定して取り寄せることが できます。 詳しくはこちら→ http://www.library.pref.nagano.jp/netyoyaku.htm また、公共図書館や公民館図書室を通してお申込いただく「相互貸借」でもご 利用いただくことができます。 詳しくはこちら→ http://www.library.pref.nagano.jp/riyou.htm =================================== 2 調べちゃいました 〜疑問解決〜 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− <口の中の健康> 6月4日から6月10日までの1週間は歯の衛生週間です。厚生労働省、文部科学省 、日本歯科医師会が、歯の寿命を延ばして健康を守ることを目的として1958年 から実施しています。 歯の健康といえばまず虫歯を無くすことと思ってしまいますね。 一般的には「虫歯」ですが正式には「う蝕(うしょく)」といい、口中細菌が 糖から作った酸によって、歯が溶けてしまうことをいいます。風邪と同様に誰 でもなる一般的な病気ですが、特に子どもは歯が柔らかいため注意が必要です。 「虫歯」とならんで一般的なのが「歯周病」です。歯垢が主な原因で、他にも 色々な要因が重なってなってしまう病気です。中でも歯肉炎や歯周炎が代表的 で、高齢者に多いとされています。歯周病は、人類が誕生してから今日までで 一番感染者数の多い病気としてギネスブックに載っています。 「虫歯」も「歯周病」も予防の基本は歯磨きです。1日最低2回のブラッシング と最低1回のデンタルフロスなどによる歯間清掃がおすすめです。歯垢が固ま り歯石になってしまうとブラッシングでは取れないので、歯医者さんで取って もらうことになります。 殺菌効果のある洗口剤も最近たくさんありますが、口中細菌はバランスを保ち ながら共存しているものもありますので、使いすぎには気をつけましょう。 虫歯予防にはフッ素を塗る方法があります。しかし年に数回、高濃度のフッ化 物を歯にぬるより、フッ化物入りの歯磨き剤や洗口剤を頻繁に使ったほうが効 果が期待できます。 また、キシリトール入りガムを食後に食べるのは虫歯予防にはなりますが、虫 歯が治ることはないようです。一方CPP-ACP(リカルデント)入りガムは、歯 の再石灰化を促進しますので軽い虫歯だと効果があるかもしれませんね。 <参考資料> 書 名 /著者名 /出版者 /出版年 口と歯の事典 高戸毅 朝倉書店 2008 歯の健康学 江藤一洋 岩波書店 2004 口と歯の病気マップ 齊藤力 医歯薬出版 2003 見えないから恐い口の病気 清水敏之 早稲田出版 2004 入れ歯の文化史 笠原浩 文芸春秋 2000 ==================================== 3 郷土ゆかりの作家コーナー −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ▼ 中村 柊花(なかむら しゅうか) ▼ 中村柊花は、大正から昭和にかけて活躍した歌人です。1888(明治21)年埴科 郡松代町(現長野市)東条に、父・中村安次郎、母・かつの長男として生まれ ました。本名は端(はじめ)といいます。 上田市の小県蚕業学校(現上田東高校)在学中に短歌をつくりはじめ、この頃 から太田水穂選の信毎歌壇へ投稿しました。1905(明治38)年同校を卒業し、 1912(大正元)年から蚕糸技術指導の官吏として大町・松本などで過ごし、19 20(大正9)年退官。その2年後には、東条村の産業組合の理事となり、その経 営建て直しに尽力しましたが、1922(大正13)年の父母の死以降、家を継ぎ農 業に専念しました。 1910(明治43)年、若山牧水の『創作』に入り教えを受け、その主要同人とな りました。また、太田水穂の『同人』に参加し社友となっています。1945(昭 和20)年から5年間、信濃毎日新聞歌壇選者をつとめ、1964(昭和39)年には、 第1回「牧水賞」を受賞しました。そして1970(昭和45)年、82歳の生涯を閉 じました。 柊花の作品のほとんどは農民としての生活詠であり、農村歌人として土の香り の濃い歌が数多く見られます。 名を知らぬ遠き岬に陽のさしてここは雨ふる八百平 散り布ける楢の実乾き踏むときに潰れて音す赤土の丘 落葉焼く煙かたまりなして立ち竹の葉群のなか抜けてゆく 主な歌集には『夕日』『山彦』『旅の歌』『土よりの声』などがあります。 また、柊花を語るとき、若山牧水との交流抜きにしては語れません。牧水の 『創作』への参加から、その選者もつとめ、牧水没後も牧水夫人・貴志子との 交流は続きました。 牧水も「この友人(注:柊花)と私とはよしあしにつけ、その性質に実によく 似た所を持ってゐた。自づと話もよく合った。で楽しい時、寂しい時に最もよ く思ひ出されるのはこの友人であった。逢ふのは嬉しく、別れるのはいつでも 辛かった」と記しています。 1920(大正9)年、牧水が始めて柊花の生家を訪れた際、柊花は下記の歌を詠 んで友を迎えています。 二階にて桑を刻める音の下君迎へ入れて酒は酌むなれ (山腹の家に初めて牧水氏を迎ふ) 柊花は1963(昭和38)年に松代町の海津城址に牧水の歌碑を自費で建立し、町 へ寄付しています。 中村柊花関係の資料の一部を紹介します。 なお、郷土資料は個人貸出ができませんので、館内でご覧ください。 <参考資料> 書 名 /編著者名 /出版社 /出版年 土の歌人 中村柊花 三澤静子 銀河書房 1996 信州の歌人たち 福沢武一 信濃毎日新聞社 1973 近代短歌のふるさと 信濃毎日新聞社編集局 信濃毎日新聞社 1965 信濃の秀歌百首 塚田青岡 信濃毎日新聞社 1984 =================================== 4 図書館からのお知らせ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ********************************************************************** 1.児童図書室6月のテーマ本コーナー 「かずのほん」 ********************************************************************** 児童室の6月のテーマ本は、「かずのほん」です。数・数字・算数についての 本や、数を表す言葉がタイトルに入っている本を集めました。当館にある児童 書のうち、タイトルにつく一番大きな数字はいったいなんだと思いますか?ぜ ひ親子で探してみてください。 ********************************************************************** 2.お気軽に県立図書館をご利用ください! ********************************************************************** 当館には図書資料以外にも、各種統計、年鑑、辞典、白書、雑誌、新聞、デー タベースなど、様々なツールが揃っています。そして、司書がそれらを活用し て、皆さまの必要な情報を探したり、探し方をご案内しています(レファレン スサービス)。 また、もし希望する資料が当館に所蔵されていない時は、他の図書館から取り 寄せてご利用いただくこともできます(相互貸借サービス)。 図書館は、あなたが今抱えている課題の解決や、仕事での新たな企画提案のお 役に立ちます。ぜひ当館の様々なサービスをご活用ください。 詳しくはホームページをご覧いただくか、当館までお気軽にお問合せください。 =================================== 5 休館日のお知らせ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 6月1日(月)から14日(日)の間の休館日は、次のとおりです。 ・月曜日 6月1日、8日 ■年間の図書館カレンダーは、下記からご覧いただけます。 →http://www.library.pref.nagano.jp/calendar_year.htm ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 編 集 後 記 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 毎日の新聞、テレビニュースなどで日本国内での新型インフルエンザの感染の 話題が大きく取り上げられており、不安に思われている読者の方も多いのでは ないかと思います。皆さんも感染の予防に努めましょう。 次号の発行予定は、6月15日(月)です。お楽しみに! ☆=================================☆ 発行:県立長野図書館 〒380-0928 長野市若里1-1-4 TEL 026-228-4500 / FAX 026-228-4933 E-mail: ken-tosho@library.pref.nagano.jp http://www.library.pref.nagano.jp/ ↑↑↑横断検索、インターネット予約貸出サービスもHPからどうぞ。 ☆=================================☆



