2009/04/01
県立長野図書館メールマガジン
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県立長野図書館メールマガジン
2009/4/1 第73号
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いよいよ新年度が始まりました。3月から始まった「インターネット予約貸出
サービス」ですが、おかげ様で好評をいただき、多くの方にご利用いただいて
います。気になっている方はぜひお申込くださいね。
県立長野図書館メールマガジン73号をお届けします。
☆★=目次=★☆============================
1 こんな本あります! 県立図書館・・野草を食べる
2 調べちゃいました〜疑問解決〜・・・善光寺御開帳
3 郷土ゆかりの作家コーナー・・・・矢島 麟太郎(やじま りんたろう)
4 図書館からのお知らせ
5 休館日のお知らせ
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1 こんな本あります! 県立図書館
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<野草を食べる>
今年は暖冬のため、3月になる前にフキノトウが出たというニュースを聞きま
した。通年より早く春の味覚が出回っていますね。そのほろ苦さとさわやかな
香りを存分に楽しみましょう。今回は野草に関する様々な本を紹介します。
◆項目の見方:
『書名』/著編者名/出版社/出版年/【請求記号(背ラベル)】
★『食べごろ摘み草図鑑』
/篠原準八/講談社/2008/【657.86/シジ】
「摘み草」とは、食べるために山野草を摘むことをいいます。この本はその
「摘み草」の写真とともに部位ごとの食べごろを記し、見分け方、下ごしらえ、
旬の料理の調理方法などを掲載しています。
★『山菜(ポケット図鑑)』
/成美堂出版編集部/成美堂出版/2005/【657.86/セイ】
野山や里山にある身近な山菜231種に加え、注意したい毒草36種を紹介してい
ます。巻頭に生育地ごとに配列した写真目次があり、各山菜の解説ページには
種類を確認しやすいように、拡大写真に加えて自然状態における生育地での写
真も掲載しています。
★『採って食べる山菜・木の実』
/橋本郁三/信濃毎日新聞社/2003/【645/ヨケ】
食べられる山菜と木の実を350種集めた植物図鑑です。採取できる季節ごとに
大きく分けて掲載し、植生の解説とおいしく食べられる料理法も紹介していま
す。巻末に「長野県にある主な食用野生植物」の一覧を収録。野山の幸を味わ
うための参考にしてください。
★『脳をすこやかにする薬草料理』
/横平義春/風媒社/2007/【596.3/ヨヨ】
脳を癒したり健康な体を維持する養成法として、薬草パワーを活用しようとい
うのが本書の目的です。薬草の持つ効能とともに、普段の食生活に手軽に取り
入れられる料理のレシピを紹介。薬草を使ったお菓子やお茶、薬草酒の作り方
も掲載しています。
★『植物による食中毒と皮膚のかぶれ』
/指田豊/少年写真新聞社/2006【471.9/サユ】
山菜と間違えて有毒植物を食べて中毒になったというニュースが毎年聞かれま
す。そのような事故を防ぐために、有毒植物について知っておくことも大切で
すね。この本では、代表的な食中毒・皮膚炎の原因植物30種以上を紹介。家の
庭にあるような身近な植物にも、毒を持っているものがあることがわかります。
◆ここに紹介した本は、直接来館しての貸出のほか、「インターネット予約貸
出サービス」をご利用いただければ任意の受取館を指定して取り寄せることが
できます。
詳しくはこちら→ http://www.library.pref.nagano.jp/netyoyaku.htm
また、公共図書館や公民館図書室を通してお申込いただく「相互貸借」でもご
利用いただくことができます。
詳しくはこちら→ http://www.library.pref.nagano.jp/riyou.htm
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2 調べちゃいました 〜疑問解決〜
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<善光寺御開帳>
今年は長野県の一大行事の一つである「善光寺御開帳」の年にあたります。4
月5日(日)〜5月31日(日)の期間行われ、全国から多くの参拝者が訪れるこ
とと思います。そこで今回は「善光寺御開帳」について調べてみました。
「善光寺御開帳」は数え年で7年に1度、丑年と未年の春に行われます。善光寺
の御本尊「一光三尊(いっこうさんぞん)阿弥陀如来像」は秘仏ですが、御開
帳の間は、秘仏と同じ姿の「前立御本尊(まえだちごほんぞん)」が善光寺御
宝庫から本堂にうつされ、参拝者に公開されます。「一光三尊阿弥陀如来像」
の「一光三尊」とは、中央の本尊と、両側の脇侍(わきじ)あわせて三体の仏
像が1枚の光背の中に配された形式をいいます。
脇侍(脇士とも)とは本尊の左右に配されて従うお供の仏像であり、光背とは
仏身から発する光明(「ごこうがさす」という時の「後光」のこと)を表現し
た飾り板です。「前立御本尊」は、中央には「阿弥陀如来」が、向かって右に
は「観音菩薩」、左には「勢至(せいし)菩薩」が、一つの大きな舟の形をし
た光背を背に並び立っています。鎌倉時代には善光寺の阿弥陀三尊像の模刻が
流行し、各地に分布するそれらは「善光寺式阿弥陀三尊像」といわれています。
また期間中、本堂の前には高さ10mの回向柱(えこうばしら)が建立され、「
善(ぜん)の綱」と呼ばれる白布が柱上部に巻かれます。「善の綱」は、参拝
者の頭上を横切り、本堂の「前立御本尊」の手に結ばれた金糸と繋がるため、
参拝者は回向柱に触れることで御本尊に直接触れるのと同じ功徳を得るとされ
ています。
御開帳に先立ち3月29日(日)には「回向柱受入式」が行われており、4月3日
(金)に「回向柱建立式」が、御開帳前日である4月4日(土)の午後には「前
立御本尊御遷座式」と「回向柱開眼法要」が行われます。
◆参考になるサイト
「善光寺事務局」http://www.zenkoji.jp/index2.html
「善光寺御開帳奉賛会」 http://www.gokaicho.com/
<参考資料>
書 名 /著者名 /出版者 /出版年
善光寺御開帳公式ガイドブック 善光寺御開帳奉賛会 信濃毎日新聞社 2008
探訪善光寺―その歴史と如来の不思議 伊藤博文 郷土出版社 1987
善光寺さん 小林計一郎 銀河書房 1973
仏像事典 久野健 東京堂出版 1975
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3 郷土ゆかりの作家コーナー
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▼矢島 麟太郎(やじま りんたろう)▼
矢島麟太郎は、明治20(1887)年5月13日伊那富村(現辰野町)で生まれまし
た。今、この人についてひもとこうとするとき、矢島麟太郎を冠する本は『矢
島麟太郎遺稿集』1冊のみです。本人の没後に編まれたこの遺稿集を読むと、
その人となりを最も色濃く伝えるのは「年譜」ではなかろうかと思い至ります。
年譜をたどっていくと感じるのは、矢島は人といかに交わる人であったか、と
いうことです。十代のころから友人を多くもち、時には友人宅に外泊をしたり
して父親に叱られたこともあります。また慕っていた少年が若くして亡くなっ
た際、名古屋まで墓参りの放浪に出かけ、家族が警察に捜索願を出す騒ぎにな
ったこともありました。そのように人と交わりながら、若き悩みに正面からぶ
つかっていくような青春期を駆け抜けます。
二十代半ばに教職につくと、県下で催される著名な学者や文学者の講演会を精
力的に聴講しに出かけたり、多方面にわたる読書によって貪欲に当時の学問、
思索をわが身に取り込んでいきます。時に講演会の講師をその宿に訪ねたりす
る姿から、人に会って話をすることでその人やその思想を理解しようとする姿
勢が伝わってくるようです。また当時の交遊録から、松本中学時代の学友らと
ともに新しい思想を語り合っただろうこともうかがえ、長野県教育界の新しい
風のなかの一人であったことが推察されます。
三十代に入ると、白樺派の思想や行動に傾倒していきます。赤羽王郎らと同人
誌「地上」を発行しますが、長野県教育界を飛び出した赤羽とは対照的に、矢
島は長野にとどまり教壇に立ちながら、みずからの生き様を白樺派の思想の実
践としていきました。だからといって「故山のうちにいごもれる」というので
はなく、我孫子に武者小路実篤を訪ねたり、赤羽と書簡のやりとりをするとこ
ろに、人との交わりを基とする矢島の変わらぬ姿勢を見ることができます。こ
の頃妻とともに洗礼を受け、キリスト者としての人生も幕をあけました。
働き盛りの頃は責任ある職位を全うしつつ、相変わらず学問、思想の吸収に怠
りなく、信州の教育者ここにありという道を歩み続けます。例えば、台風で倒
壊した校舎を立て直し防災対策を練ったり、全校生徒の味噌汁給食を実施した
りする一方で、柳田国男の講演会で、後の長野県の民俗学を背負うことになる
野沢虎雄を柳田に引き会わせたり、三沢勝衛の地質講習へ出張し、はたまた折
口信夫の古事記講習会を受講したというようなエピソードも残されています。
後年も長野県教育界の重鎮の一人として講演や執筆を行いますが、特筆すべき
は宮田村出身の文学者・唐木順三に慕われ、その来訪や書簡を受けていること
です。唐木は『矢島麟太郎遺稿集』の巻頭を飾る追悼文に、‘先生がこの蕎麦
はうまい、というと、その蕎麦がほんとうにうまそうにみえてくる。ああきょ
うの仙丈はいいな、というと、峨々たる仙丈がかがやいてくる。’と著したよ
うに、矢島の人柄を愛し、‘実感のないことばをいったり書いたりすることの
ない人であった。’と評しています。
「人は人によって豊かになる」という言葉を体現する生を全うした矢島麟太郎
は、昭和34(1959)年5月9日、生れ出でた地、辰野でその生涯を終えました。
<参考資料>
書 名 /著者名 /出版者 /出版年
矢島麟太郎遺稿集 東筑摩塩尻教育会編 東筑摩塩尻教育会 1977
信州教育の系譜 藤田美実著 北樹出版 1989
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4 図書館からのお知らせ
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(1)児童図書室4月のテーマ本コーナー 「あかちゃんとこども」
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春は動物たちの誕生の季節です。そこで児童図書室では、5月17日(日)まで
「あかちゃんとこども」をテーマにして、小さくてかわいい動物たちの絵本や
写真集、生命の誕生に関する本などのコーナーを設けました。どうぞ親子でご
利用ください。
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(2)新しく当館をご利用になる方へ
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4月になり環境や立場が変わったことによって、新たに県立図書館を利用して
みようと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。当館は長野県内に
在住・在勤の方であればどなたでもご利用いただけます。
当館で資料を借りる場合には利用カードが必要になりますので、来館してお申
込いただく場合は、現住所を確認できる身分証明書類をお持ちください。また、
郵送によるお申込も受け付けています。詳しくはHPをご覧ください。
http://www.library.pref.nagano.jp/yousikisyu.htm
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(3)インターネット予約貸出サービスをご利用の方へ 【ご注意願います】
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◆受取館を選択されない申込みが発生しています!◆
資料の予約申込みを行う際、当館での受取ではなく、県内公共図書館等での受
取を希望する場合は、必ず「予約カートの画面」の下部にある「受取館」のプ
ルダウンメニューの中から任意の受取館を指定してください。
ここで受取館を選択しなかった場合、基本的に県立図書館で取り置くことにな
り、以後の手続きが複雑になることからお手元に資料が届くまでに時間がかか
ってしまいますのでご注意ください。
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5 休館日のお知らせ
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今回の休館日は次のとおりです。(4月1日〜4月14日)
月曜日 4月6日、13日
■年間の図書館カレンダーは、下記から見ることができます。
→http://www.library.pref.nagano.jp/calendar_year.htm
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編 集 後 記
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暖冬といわれた今年の冬でしたが、ここ数日は冷え込んでいますね。長野市で
は季節はずれの降雪もありました。まさに三寒四温、健康管理に十分ご留意く
ださい。
次号の発行予定は、4月15日です。お楽しみに!
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発行:県立長野図書館
〒380-0928 長野市若里1-1-4 TEL 026-228-4500 / FAX 026-228-4933
E-mail: ken-tosho@library.pref.nagano.jp
http://www.library.pref.nagano.jp/
↑↑↑横断検索、インターネット予約貸出サービスもHPからどうぞ↑↑↑
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