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2008/12/01

県立長野図書館メールマガジン

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県立長野図書館メールマガジン
                         2008/12/1   第66号
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今日から師走、米国ではサブプライムローンの影響で公共図書館の利用が増加
して来ているそうです。当館でも、郷土資料から仕事やくらしに役立つ専門書
まで各種取り揃えてあります。この年末年始は、当館から本を借りて過ごして
みてはいかがでしょうか。
県立長野図書館メールマガジン第66号をお届けします。

☆★=目次=★☆===========================
1 こんな本あります!県立図書館・・・・・映画
2 調べちゃいました〜疑問解決〜・・・・・大麻
3 郷土ゆかりの作家コーナー・・・・・・・金田 千鶴 (かねだ ちづ)
4 図書館からのお知らせ
5 休館日のお知らせ

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1 こんな本あります! 県立図書館 
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<映画>
今日12月1日は映画の日です。1896年11月25日に日本で初めて映画の一般公開
が行なわれたのを記念して、60年後の1956年に映画産業団体連合会によって
制定されました。きりがいいということで12月1日になったのだそうです。
そこで今回は映画に関する本を紹介します。

◆項目の見方:
  『書名』/著編者名/出版社/出版年/【請求記号(背ラベル)】

★『アカデミー賞のすべて』
   //共同通信社/2007/【778.25/アカ】
映画の賞として世界的に有名なアカデミー賞。1928年から2006年までの受賞作
品とノミネート作品を、写真とエピソードで振り返ります。主演男優賞・女優
賞に輝いたスターたちや、第1回から第79回までの作品賞オリジナルポスター
などが収録されています。

★『ディズニー映画音楽徹底分析』
   /谷口昭弘/スタイルノート/2007/【778.77/タア】
ディズニー映画で流れる数々の音楽に焦点を当てて分析した本です。日本語に
よるディズニー映画音楽の本というのはこれが初めてなのだそうです。基礎と
なる短編映画から「白雪姫」などの長編クラシックアニメ、新生ディズニー映
画の旗手たちによる最近の作品までの映画音楽が解説されていて、これ1冊で
すべてがわかります。

★『フィルムコミッションガイド』
   /長島一由/WAVE出版/2007/【778.09/ナカ】
フィルムコミッションは、映画やドラマ、CMなどのロケーション撮影を誘致
して、撮影をスムーズに進めるための非営利公的機関です。日本では2000年に
大阪で誕生してから全国的に普及していて、長野県内でも活発な活動がなされ
ています。
この本では、フィルムコミッションの沿革や役割、課題のほか、地方自治体に
おける映像活用策、映画・映像によるまちづくりなどについて述べられていま
す。

★『ゆうばり映画祭物語』
   /小松沢陽一/平凡社/2008/【778.06/コヨ】
1990年に始まって世界中の映画人たちに愛された「ゆうばり国際ファンタステ
ィック映画祭」。途中で夕張市が財政再建団体になり、市の運営による開催が
中止になりましたが、現在では市民の手によって新生「ゆうばり映画祭」が開
催されています。この映画祭の名物プロデューサーが愛と涙で語る、映画と市
民たちの奇跡の物語です。

★『映画・ゲームビジネスの著作権』
   /内藤篤 他/著作権情報センター/2007/【021.2/ナア】
近年、著作権に対する関心が高まっています。この本は映画・ゲームビジネス
の現場で必要となる著作権の必須知識を一般向けに解説したものです。映画製
作ビジネスや映画封切時の上映のしくみから、著作権との関わり、権利処理ま
でがとても丁寧に記されていて、映画の裏側を知りたい方にもおすすめの一冊
です。

◆ここに紹介した本は、直接来館しての貸出のほか、遠方の方はお近くの公共
 図書館や公民館図書室を通じて取り寄せていただくこともできます。
 詳しくは当館HP利用案内の「相互貸借」をご覧ください。
   →http://www.library.pref.nagano.jp/riyou.htm

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2 調べちゃいました 〜疑問解決〜 
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<大麻>

今年は大学生が大麻の売買や吸引、所持などで逮捕されるというニュースが相
次ぎました。なぜそれほど大麻を使用することに対して若者の抵抗がなくなっ
ているのでしょうか。そこで今回改めて大麻とはどんなものか、またその恐さ
や違法性などについて調べてみました。

*** 概要・歴史 ***
麻(大麻)(Cannabis sativa L.)は、くわ科の植物で、草丈は1.5〜3m、葉は
掌状に5〜9つに深く分かれ、雌雄異株の1年草です。最古の繊維植物で世界各地
に広く分布しますが原産地は中央アジアといわれています。
大麻の鎮痛、鎮静、催眠作用と、独特の陶酔作用は紀元前の昔から知られてい
て医術だけでなく占術、宗教、戦争などの目的にも利用されてきました。日本
にも古代に渡来し繊維作物のほか、薬用、食用として栽培されてきた歴史があ
ります。
ただ、麻薬的な作用があるのは葉や未熟果穂部分が主であり、種子にはそうし
た作用はないため、普通に七味唐辛子にも入っているということを今回調べて
みて私は初めて知りました。

*** 種類 ***
大麻の葉や未熟果穂部分を乾燥させたものを「マリファナ(marihuana)」、樹
脂を集めたものを「ハシシュ(hashish)」と呼びます。また、オイル状にした
液体大麻(hashish oil)もあります。

*** 人体への影響・その怖さ ***
大麻に含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)は幻覚などを発現するほか、
知覚認知の異常、時間や空間感覚の歪曲、見当識障害、注意力や集中力の欠如
など、精神機能に著しい変化を引き起こします。また感情は極めて不安定にな
り、陽気から不安、抑うつ、恐怖まで陰陽いずれの方向へも強く増幅されます。
そうした精神作用は個人差が大きく、使用するときの心理状態や環境によって
異なるようです。
また、大麻の煙には発癌物質の一つであるベンゾピレンがタバコの煙より70%
も多く含まれています。

*** 法規制 ***
大麻取締法では
「栽培・輸入・輸出」で7年以下の懲役、
「売買」した者は10年以下の懲役、300万円以下の罰金
「譲渡・譲受・所持」で5年以下の懲役等となっています。
それぞれ営利を目的として行うと、さらに重い刑が科せられます。

調べてみると、大麻には精神的依存症はあるが身体的依存性はないといった説
や、他の麻薬に比べて危険性は低いという大麻無害論もありました。しかしマ
リファナには1500以上の物質が含まれていると言われていますが、そのうち特
定されているのはまだ約500種類しかなく、それらがどのような危険性をはら
んでいるのかはまだわかりません。いずれにせよ、大麻使用は法律で厳しく取
り締まられていることであり、心身にとっても有害であるということをあらた
めて認識する結果となりました。

<参考リンク>
「大麻について」(財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター)
 http://www.dapc.or.jp/data/taima/

<参考資料>
 書 名       /著者名   /出版社      /出版年
『薬物依存』      佐藤光源   世界保健通信社   1993
『中毒学概論』     Anthony T.Tu 薬業時報社     1999
『体も心もぼろぼろにする恐ろしい薬物乱用』少年写真新聞社 2002
『マリファナは怖い;乱用薬物』 山本郁男    薬事日報社   2005
『原色牧野和漢薬草大図鑑 新訂』和田浩志  北隆館       2002

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3 郷土ゆかりの作家コーナー 
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▼ 金田 千鶴(かねだ ちづ)▼
千鶴は1902(明治35)年下伊那郡泰阜村に生まれました。飯田高等女学校(現
飯田風越高等学校)を卒業後20歳で結婚しましたがまもなく離婚し、その後上
京して帝国女子専門学校(現相模女子大学)へ入学します。そこでアララギ派
の著名な歌人でもあった岡麓(おか ふもと)に書道と万葉集の指導を受けま
した。これが彼女の短歌への方向を決定づけました。

1923(大正12)年9月1日関東大震災。千鶴は九死に一生を得て避難列車で9月6
日夜帰郷しました。この際の心労も誘因となり翌年3月肺結核を発病します。
千鶴23歳でした。1926(大正15)年療養生活のなか千鶴はアララギへ入会しま
した。

 夕日さす恵那のいただきよく見えてはては知られず澄める西空

千鶴の歌は写生の抒情に特徴があります。
病状が進み衰弱が加わる中でも千鶴の作歌への心は衰えず、病床からアララギ
へ出詠し続けました。

 吾が母の死ぬなと強きひと言の心に沁みて泣かまくとする
                         遺稿『病床雑詠』より

豊かな感情と知的な純真さで優れた短歌を数多く残した千鶴は、1934(昭和9)
年33歳の若さでこの世を去りました。訃報を聞いたアララギ派の巨匠、結城
哀草果(ゆうき あいそうか)は、「信濃の星が堕ちたようだ」と深く嘆いた
そうです。

金田千鶴関係資料の一部を紹介します。
なお、郷土資料は個人貸出ができませんので、館内でご覧ください。

<参考資料>
    書 名       /著者名   /出版社            /出版年
金田千鶴の生涯     佐々木茂   飯田下伊那歌人連盟    2001
恵那のいただき     村晃作       南信州新聞社          1999
金田千鶴研究資料1〜5  佐々木茂    飯田下伊那歌人連盟     1982-1998
金田千鶴全集 全3巻  金田千鶴    全集刊行会           1976-1977

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4 図書館からのお知らせ 
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1.児童図書室テーマ本コーナー「メリークリスマス☆★☆」
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街に出るといろいろなところでクリスマスソングが流れていますね。児童室の
12月のテーマ本は今年も「メリークリスマス」です。クリスマスに関する絵本
や小説などをたくさん集めました。当日までの1ヶ月弱、ぜひご家族でお楽しみ
ください。

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2.図書館には便利なサービスがたくさん!!
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当館には図書資料以外にも、各種統計、年鑑、辞典、白書、雑誌、新聞など、
様々なツールが揃っています。そして、司書がそれらを活用して、皆さまの必
要な情報を探したり、探し方をご案内したりしています(レファレンスサービ
ス)。
もし希望する資料が当館に所蔵されていない時は、他の図書館から取り寄せて
ご利用いただくこともできます(相互貸借サービス)。
ぜひあなたが今抱えている課題の解決に、仕事での新たな企画提案に、当館の
様々なサービスをご活用ください。
 → レファレンスサービス ○資料情報課 026-228-4921
 → 相互貸借サービス   ○企画協力課 026-228-4939

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5 休館日のお知らせ 
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今回の休館日は次の通りです。(12月1〜14日)
 ・月曜日    12月1日、8日

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編 集 後 記
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先日、飯田市にある川本喜八郎人形美術館に縁あって行ってきました。今まで
TVの画面を通してしか見たことのない人形達が、今にも飛び出してきそうな感
じで迎えてくれました。作者が一体々キャラクターごとに合わせて誂えた素晴
らしい衣装も見事な美術品でした。その中に文豪 吉川英治の「新平家物語」
の人形も展示されていましたが、この小説は山ノ内町の穂波温泉の某旅館で執
筆されたことを思い出しました。
次号の発行予定は、12月15日(月)です。お楽しみに!

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発行:県立長野図書館
〒380-0928  長野市若里1−1−4
TEL 026-228-4500 / FAX 026-228-4933 
http://www.library.pref.nagano.jp/ 
E-mail: ken-tosho@library.pref.nagano.jp 
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