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2008/11/15

県立長野図書館メールマガジン

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県立長野図書館メールマガジン
                                                    2008/11/15 第65号
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紅葉もそろそろ終わりに近づいてきました。若里公園のモミジやドウダンツツ
ジなどはまだ見頃ですので、お散歩がてら、お気軽に県立図書館にもお立寄り
下さい。
県立長野図書館メールマガジン第65号をお届けします。

☆★=目次=★☆============================
1 こんな本あります!県立図書館・・・・着物
2 調べちゃいました〜疑問解決〜・・・・ワイン
3 郷土ゆかりの作家コーナー・・・・・・室生 犀星(むろう さいせい)
4 図書館からのお知らせ
5 休館日のお知らせ

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1 こんな本あります! 県立図書館 
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<着物>
今日11月15日は着物の日です。全日本きもの振興会が設立された1966(昭和41)
年に、着物の良さを知ってもらおうと七五三に合わせて設けられました。
そこで今回は着物に関する本を紹介します。

◆項目の見方:
  『書名』/著編者名/出版社/出版年/【請求記号(背ラベル)】

★『図説着物の歴史』
   /橋本澄子/河出書房新社/2005/【383.1/ハス】
着物の歴史をさかのぼると、小袖という衣裳に行き着きます。桃山時代から明
治時代への変化を、名品の写真とともに辿ります。装いの歴史、色と文様、近
世服飾品の素材と技法なども収録しています。

★『きものの花咲くころ』
   /田中敦子/主婦の友社/2006/【383.15/タア】
『主婦の友』90年分の誌面の中から、日常着としての着物に関する記事を収録
した本です。当時の気鋭の書き手による着物エッセイ、毎日着るための着物の
扱い方、着物ヘアスタイルなど、今でも役立つ記事が満載です。

★『銀座もとじの男のきもの』
   /泉二弘明/世界文化社/2005/【593.8/ギン】
男の着物ブーム仕掛け人「銀座もとじ」店主が、こだわりと着こなしのコツを
公開し、着物の基礎知識と着付けをわかりやすく解説しています。付録のDV
Dも貸し出し可能です。

★『きもの・帯くみあわせ事典』
   /笹島寿美/神無書房/2004/【593.8/サス】
実際に着物、帯、小物を使って、着物と帯などの組み合わせ方、古い着物の着
こなし方などを、目的別にビジュアルで見せて、着物生活の基本を伝授します。
素材・色合わせ「きもの」のコーディネート集です。

★『着物の織りと染めがわかる事典』
   /滝沢静江/日本実業出版者/2007/【753/タシ】
全国各地には、風土によって育まれた独特の布地があります。一筬(ひとおさ)
ごとに丹誠を込めて織られた織物、根気のいる作業で精緻に描かれた染物。こ
うした美しい布地の特徴を、わかりやすく紹介しています。
(※筬:織機の付属用具のひとつ。竹の薄片を櫛の歯のように並べ、枠をつけ
 たもの。織物の幅とたて糸を整え、杼(ひ)で打ち込まれたよこ糸を押さえて
 織り目の密度を決める道具。)

◆ここに紹介した本は、直接来館しての貸出のほか、遠方の方はお近くの公共
 図書館や公民館図書室を通じて取り寄せていただくこともできます。
 詳しくは当館HP利用案内の「相互貸借」をご覧ください。
   →http://www.library.pref.nagano.jp/riyou.htm

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2 調べちゃいました 〜疑問解決〜 
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<ワイン> 
11月20日(木)午前0時。いよいよ今年のボジョレー・ヌーヴォーが解禁されま
すね。楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は赤ワイ
ンについて調べてみました。

ワインは主に白、赤、ロゼの3種類に分類されます。
ボジョレー・ヌーヴォーはフランス・ブルゴーニュ地方・ボジョレーで生産さ
れる赤ワインの新酒です。通常の赤ワインとは作り方が異なり、急速にブドウ
を発酵させる独特の製造方法のため、渋味や苦味が少なくフレッシュで、わず
かに炭酸ガスを含んでいます。通常赤ワインと呼ばれるものは、透き通った赤、
濃い紫、赤褐色をしており、タンニンを多く含むため渋味があります。これは
赤ブドウや黒ブドウを丸ごと発酵させる製造方法のためで、果皮に含まれる色
素やタンニンがワインに溶け込むからです。

赤ワインの風味は、酸味、甘味、渋味、香りなどで決まります。これらのバラ
ンスがとれているものが良いワインとされています。濃厚で渋味の強い赤ワイ
ンは肉料理に合うといわれていますが、料理の味付けや個人の好みもあります
ので「魚には白、肉には赤、生ガキにはシャブリ」と決め付けないほうがよい
かもしれません。悩んだときはお店の人に相談してみましょう。

良いワインは良いブドウからできます。長野県はブドウが成熟期を迎える夏か
ら秋の寒暖差が大きく、甘味と酸味のバランスがとれた香りの良いブドウがで
きます。また気候風土が変化に富むので、辛口の白から重厚な赤まで様々なワ
インが作られています。最近は各地に個性的なワイナリーもできてきました。
秋の行楽に、景色や郷土料理とともにワインを楽しまれてはいかがでしょう。

<参考資料>
 書 名        /著者名       /出版社   /出版年
ワインの文化史      ジルベール・ガリエ  筑摩書房   2004
ワインをもうちょっと知りたい 
        ジョアナ・サイモン 阪急コミュニケーションズ 2003
長野県のワイン      山本博              ワイン王国    2007
長野で出合うワインとジビエ              JR東日本  2007
ソムリエ・マニュアル     右田圭司ほか     柴田書店      2003

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3 郷土ゆかりの作家コーナー 
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▼室生 犀星(むろう さいせい)▼

  ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの
                      『抒情小曲集 小景異情』

室生犀星は明治22(1889)年8月に石川県金沢市で誕生しました。本名は照道、
別号を魚眠洞といいます。
私生児として生まれた犀星は、生後すぐ養子に出されました。養母の不注意に
より半年遅れて尋常小学校に入学しましたが、身体も学業も劣り、教師にも疎
まれ、反抗的であったといいます。犀星9歳の時に実父が死亡、実母も行方不明
となり、以後犀星は実母の消息を知ることはできませんでした。このような生
い立ちは、犀星の生涯と文学に深い影響を与えました。

12歳の時に貧窮により高等小学校を3年で中途退学し、兄の勤める金沢地方裁判
所の給仕として働きました。そんな境遇の彼を救ったのは詩や文学の世界でし
た。詩や俳句を「北国新聞」に投稿したり、北国俳句会に最年少者として出席
もしました。
大正7年に『抒情小曲集』を刊行し、近代抒情詩の一頂点を形成。以後、詩人、
作家、随筆家として幅広く活躍しました。昭和10年『あにいもうと』で第1回
文芸懇話会賞を、昭和15年には『戦死』で菊池寛賞を受賞しました。

「軽井沢に毎年の夏に滞在してから、私はもう三十五、六年経っている。
 夏はたいてい百日近く長居しているから、故郷よりも親愛の度合いが深い。
 戦争中は五、六年間続けて疎開していて、厳冬の寒気にもしたしんでいる。」
                                                                   『かるゐざは』

犀星が初めて軽井沢を訪れたのは、大正9年の夏でした、昭和37年に亡くなる
までの40年間、ひと夏も欠かさずに訪れており、犀星の心のなかではふるさと
と同じ意味を持つほど好んでいた所でした。
昭和6年に大塚山のふもとに別荘をつくりました。軽井沢にある室生犀星記念館
は、この別荘を改修したものです。

  「軽井沢の水ほど美しくうまい水はない。
   一つの塵もなく透って冷たい氷のようである。」 『清水』

晩年は肺ガンに冒されながらも『私の履歴書』、凄絶な闘病記『われはうたへ
どやぶれかぶれ』などを書き、昭和37(1962)年に72歳の生涯を閉じました。

室生犀星関係資料の一部を紹介します。
なお、郷土資料については個人貸出ができませんので、館内でご覧ください。

   書  名       /著者    /出版社   /出版年
聖処女 あにいもうと  室生犀星    新潮社     1958
杏っ子         室生犀星    新潮社         1959
はるあはれ       室生犀星      中央公論社     1962
我が愛する詩人の伝記  室生犀星      中央公論社    1967
犀星軽井沢 詩文集   室生犀星      現代史出版会   1981
                       
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4 図書館からのお知らせ
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1.「平成20年度障害者サービス研修会」を開催します。
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当館では長野県図書館協会と共催で、下記のとおり「平成20年度障害者サービ
ス研修会」を開催します。今年のテーマは「図書館における多文化共生」です。
主に図書館職員を対象としたものですが、外国籍住民のいる地域の方や、多文
化共生に関わる全ての方にも役立つ内容ですので、関心のある方はお気軽にご
参加ください。多くの方の申込をお待ちしています。

1 日時 平成20年11月26日(水) 10:00〜15:40

2 内容 
  講義1:『長野県における多国籍児童の現状』
     長野県国際交流推進協会常務理事兼事務局長 春原 直美氏

  講義2:『相談から見える多国籍児童』
     長野県国際交流推進協会職員 森山 恵氏
     長野県国際交流推進協会職員 井田 ピムテープ氏

  講義3:『図書館としての多文化サービス−地域との連携−』
     日本図書館協会多文化サービス研究委員会委員長
     大阪市西成図書館長             村岡 和彦氏
 
   ※詳しい開催要項は当館ホームページにありますのでご覧ください。
        http://www.library.pref.nagano.jp/

3 申込み 当館ホームページに掲載してある参加申込書に必要事項を記入し、
      FAXでお申込みください。

4 締切り 平成20年11月19日(水)

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2.いろいろな企画展示を行っています!
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現在開催中の企画展示は下記のとおりです。いずれも11月27日(木)まで行っ
ていますので、ぜひご来館ください。

<玄関ロビー>「源氏物語千年紀」
  ○「源氏物語絵巻」や「紫式部日記絵詞」などの展示を行っています。

<一般図書室>「新聞の書評に載った本 20年度上半期」
  ○今年度上半期に各紙書評に掲載された所蔵資料約600点を、展示・貸出
   しています。

<児童図書室>「動物園にいこう!」
  ○動物園で出会えるような動物に関する本を集めて展示・貸出しています。

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5 休館日のお知らせ
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11月16日〜11月30日の間の休館日は、次のとおりです。
 月曜日       11月17日、24日
 祝 日        23日(日)勤労感謝の日
 月末整理日     28日(金)      

■年間の図書館カレンダーは、下記から見ることができますのでご利用下さい。
→http://www.library.pref.nagano.jp/cal20.htm

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編 集 後 記
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朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。暖房等で空気が乾燥しやすい時期で
すので、体調管理にはくれぐれも気をつけましょう。
次号の発行予定は12月1日です。お楽しみに!
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発行:県立長野図書館
〒380-0928  長野市若里1−1−4
TEL 026-228-4500 / FAX 026-228-4933 
http://www.library.pref.nagano.jp/ 
E-mail: ken-tosho@library.pref.nagano.jp 
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