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2008/11/01

県立長野図書館メールマガジン

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県立長野図書館メールマガジン                        
                          2008/11/1 第64号
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目には紅葉が美しく、口には秋の味覚が美味しい時節です。落ち葉や木の実に
ついて調べたり、季節の料理のレシピを探すなど、身近に図書館を活用してく
ださい。
県立長野図書館メールマガジン第64号をお届けします。

☆★=目次=★☆============================
1 こんな本あります!県立図書館・・・・ペット
2 調べちゃいました〜疑問解決〜・明治天皇と福島安正:文化の日によせて
3 郷土ゆかりの作家コーナー・・・・・・加舎 白雄(かや しらお)
4 図書館からのお知らせ
5 休館日のお知らせ

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1 こんな本あります! 県立図書館 
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<ペット>

皆さんは何かペットを飼っていますか?最近は色々なペットがいますね。また
関係する本も数多く出版されています。今回はそんなペットに関する本を紹介
します。

◆項目の見方:
  『書名』/著編者名/出版社/出版年/【請求記号(背ラベル)】

★『マンションで犬や猫と上手に暮らす』
   /金巻とも子/新日本出版社 /2007/【645.6/カト】
設備の整ったペット可のマンションが増えていますが、それでもトラブルはあ
るもの。大切なのは、マンションの機能を生かした小さな工夫と住民同士のコ
ミュニケーションです。一級建築士の著者が、犬や猫との快適な住み方をアド
バイスします。

★『獣医からもらった薬がわかる本』
   /浅野隆司/世界文化社/2007/【645.6/ジユ】
日本ではヒト用の薬がペットに処方されることもあります。とはいっても素人
がペットに薬を与えるのは心配。この本では800種類以上の薬の効能、副作用、
注意などを詳しく解説しています。ペットの健康を守りましょう。

★『タランチュラ&サソリ』
   /相原和久ほか/誠文堂新光社 /2007/【647.9/アカ】
タランチュラやサソリをペットとして飼う愛好家が最近増えています。どちら
も適切な対策をとれば安全に飼えて、あまり手がかからず、タランチュラの中
には長寿で30年生きる種類もあるそうです。

★『ペットビジネス・動物取扱業開業手続き・許認可申請実践マニュアル』
   /木島康雄/三修社/2008/【645.9/ペツ】
動物取扱業の登録・更新から、開業手続き、事業展開まで、ペット関連ビジネ
スの法律と手続きについて解説しています。動物の輸入にかかわる規制や葬祭
についても取り上げており、「改正動物愛護法(平成18年6月2日最終改正)」
にも対応しています。

★『どうぶつのお墓をなぜつくるか』
   /依田賢太郎/社会評論社/2007/【645/ヨケ】
動物の死に対するオソレとケガレ。日本人は昔から動物を丁重に供養してきま
した。その源流は縄文時代までさかのぼることができます。現代のペット埋葬
につながる動物観を、全国の「動物塚」から考えます。

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2 調べちゃいました 〜疑問解決〜 
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<明治天皇と福島安正:文化の日によせて>

明日11月2日は競馬のG1レース「秋の天皇賞」が行われ、翌3日は「文化の日」
です。明治天皇が誕生したのは1852(嘉永5)年9月22日。これを太陽暦に直し
た日が11月3日であり、明治時代のこの日は「天長節」といわれていました。
天皇が生まれた翌年、1853(嘉永6)年はペリーが軍艦4隻を率いて浦賀に来航、
その後の倒幕、明治維新への扉が開かれています。
今回は激動の日本近代史を渦中の人として生きた明治天皇と、長野県にゆかり
の人物とのエピソードを調べてみました。

『明治天皇紀』全13冊(本文12巻・索引1)。昭和43年より明治百年記念事業と
して公刊されたこの資料は、明治天皇の伝記であると同時に、国史としての編
修方針のもと戦前の宮内省によって多くの記録が集められており、今から100年
前、1908(明治41)年の記録は第12巻にあります(本文は旧仮名表記)。

  「11月3日 天長節祭典、(中略)観兵式・拝賀・宴会等例の如し、
   是の日閲兵式・分列式共に馬車を用いたもう」

同月 9日、明治天皇は、陸軍特別大演習統監のため奈良に向かいます。新橋駅
から静岡を経て10日奈良駅に到着。演習は13日まで行われたとあります。

  「12日 夜に入り参謀本部次長男爵福島安正参候し、謁を賜わりて演習に
   関する諸種の書類を奉呈す、天皇素麺十八箱を安正以下統監部附将校等
   に賜」

天皇から「そうめん」を賜った「福島安正」とは、松本藩士の子として生まれ、
シベリヤ単騎横断で名を馳せた、後の陸軍大将です。生まれは天皇と3日違いの
嘉永5年9月19日(旧暦)。明治2年藩命により開成所(東京帝国大学の前身)で
英語を学び、司法省の翻訳課を経て陸軍省に入省。ドイツ公使館付武官の任期
を終えて帰国するにあたり、シベリヤ単騎横断を計画。1892(明治25年)2月11
日、ベルリンを出発し、モスクワから、アルタイ山脈、モンゴル砂漠、12月の
バイカル湖畔、氷上の黒竜江を下り、満州吉林を経て、翌年6月12日にウラジオ
ストックに到着するまでの14000キロを馬で単独走破しています。明治25年10月、
明治天皇は、当時の金額で2.000円の御下賜金を与えて福島を経済的に援助。こ
の便りを得た福島は、極寒の地でその喜びを『天皇賜賞(天皇賞を賜う)』と
いう漢詩にしています。

東京到着の6月29日に先立ち、横浜に上陸した福島には「天皇其の壮図を嘉し」
「勲3等に叙し、旭日中綬章」(『明治天皇紀 第8巻』)が下賜されました。7
月3日宮中に福島を召した天皇は2時間余、旅行の状況を聞き、同7日は食事を共
にしています。
福島は帰国に際し、自ら騎乗し労苦を共にした3頭の馬を連れ帰っていますが、
馬を見たいと希望した天皇に応え、同14日、3頭は宮内省に献上され、その後上
野動物園に下賜されて余生を送ったそうです。

<参考資料>
    書 名          /著者名    /出版社      /出版年
明治天皇紀         宮内庁編  吉川弘文館   1973〜1975
長野県歴史人物大事典          郷土出版社   1989
福島安正と単騎シベリヤ横断 島貫重節  原書房      1979
福島将軍大陸征旅詩集       太田阿山編 東亜協会      1939
国史大辞典               吉川弘文館   1992
世界伝記大事典                          ほるぷ出版      1978

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3 郷土ゆかりの作家コーナー 
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▼加舎 白雄(かや しらお)▼

白雄は、1738年8月20日上田藩士の次男として江戸深川で生まれた俳人です。
本名は吉春(幼名五郎吉)。二十歳頃には僧侶を志したことがあったと伝えられ
ています。

1765年、松露庵烏明(しょうろあん うめい)に入門しましたが、烏明の師で
ある白井鳥酔(ちょうすい)から大きな影響を受け、初号の「白尾」も鳥酔から
与えられたといわれています。

白雄の烏明入門をきっかけとして、白雄と信州の関係を知っていた鳥酔は、
かつて自分も試みたことのある信州開拓の夢を再び彼に託しました。白雄は
東北信の門人たちに支えられ、1769年姨捨山に芭蕉句碑を建立し、翌年には
記念集『おもかげ集』を刊行しました。白雄の指導により、今まで低迷を続け
ていた信州の俳壇は大きく転換したといわれています。また、この建立、出版
は、蕉風中興者として白雄の名を天下に示すこととなりました。

『おもかげ集』の成功により、白雄の実力を確認した烏明からひとり立ちを
許され、1774年江戸に開庵しました。しかし白雄の自信ある言動は、師烏明
の自尊心をしばしば傷つけた様子で、開庵から2年後には破門されるに至って
います。

破門後、江戸を去った白雄は諸国を巡り、5年の試練の時期を経て1780年2月に
江戸日本橋鉄砲町に「春秋庵」を樹立しました。春秋庵開庵とともに「月並句
合(つきなみくあわせ)」を開催し、遠方の門人にも懇切な俳諧指導を行いま
した。当初は烏明側についていた俳人も次第に白雄の実力を認め、徐々に白雄
の方が優勢になっていきました。その後、一門の拠り所としての年刊撰集『春
秋稿』を発行し、積極的に門人を指導しました。代表作『俳諧寂栞(さびしお
り)』にみえるように、白雄の指導は多くの実例をあげ、平易でわかりやすか
ったといいます。

生涯独身で、清貧孤高。その作品は無技巧、繊細な秀句が多く、
“ひと恋し火とぼしころを桜ちる”は代表作として知られています。
白雄は1791年9月13日に54歳で病気のため亡くなりました。

1990(平成2)年、二百回忌実行委員会により上田城址に前傾の代表作の句碑
が建立されました。また白雄は、能筆家としても知られ、その書を愛する人
も多いそうです。

加舎白雄関係資料の一部を紹介します。
なお、郷土資料は個人貸出ができませんので、館内でご覧下さい。

<参考資料>
   書 名             /著者名        /出版社       /出版年
俳人加舎白雄と門人たち  上田市立博物館   上田市立博物館  1990
俳人白雄         矢羽勝幸      信濃毎日新聞社  1990
俳人加舎白雄傳      矢羽勝幸       郷土出版社    2001

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4 図書館からのお知らせ
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1.企画展示「源氏物語千年紀」
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今年は源氏物語が完成して千年になるという記念すべき年に当たります。千年
という時を超えて、人びとの心に様々な影響を与えている源氏物語には、どん
な魅力・秘密があるのでしょうか。
当館では源氏物語千年紀に合わせ、このすばらしい物語に接していただける機
会となるよう関係資料の展示を行います。

1 展示期間 平成20年11月1日(土)〜27日(木)まで
2 展示場所 玄関ホール
3 内容
(1)「源氏物語絵巻」、「紫式部日記絵詞」の展示
(2)現代語訳「源氏物語」の展示
(3)「源氏物語」から影響を受けた後世の著作物の展示

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2.児童図書室テーマ本コーナー「動物園にいこう!」
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秋は遠足の季節。動物園に出かけた方もいらっしゃることでしょう。児童室の
11月のテーマ本コーナーは「動物園にいこう!」です。動物園で出会えるよう
な動物に関する本を集めて展示しています。もちろん貸出もできますので、ど
うぞ親子でお楽しみください。

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3.生涯学習月間にあわせ県庁ロビーで特別展示を行います!
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11月1日から30日まで「生涯学習月間」です。この月間は、生涯学習に関して
広く県民の皆さんに関心を深めていただき、自分の興味や必要に応じた様々な
学習機会に出会い、積極的に参加していただくため設けた期間です。

そこで、当館でもこの期間にあわせて県庁1階ロビーで特別展示を行います。
内容は下記を予定していますので、ぜひ足を運んでみてください。

1 展示期間  平成20年11月7日(金)〜11月13日(木)
2 内   容  
  ◆大活字本の展示
     …「大活字本」とは、弱視や高齢の方が読みやすいように大きな
      活字で印刷された本で、内容は原書そのままです。大活字本と
      原書を一緒に展示しますので、ぜひ手にとってご覧ください。
  ◆「100年分(1907〜2007)の11月1日」の新聞記事複製を展示
  ◆「100年前の今日(11月7日〜13日)」の新聞の複製を展示
   (毎日張り替えます)
     …「信濃毎日新聞アーカイブス」(データベース)を活用して、古
      い新聞記事を用意しました。記事や広告から当時の世相が見えて
      おもしろいですよ。
  ◆パネル展示
     県立長野図書館紹介、レファレンスサービス事例紹介

◎なお、長野県の生涯学習の情報を得るには「信州らんらんネット」が便利で
す。希望する学習分野、活動の場として利用できる施設、活動している団体・
サークル、講師として依頼したい人材、ボランティアなどに関する様々な情報
約12,000件を調べることが出来ます。何かを学んでみたいと思ったとき、まず
はアクセスしてみてはいかがでしょうか。
 →「信州らんらんネット」http://www.ll.pref.nagano.jp/

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5 休館日のお知らせ
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11月1日から15日の間の休館日は、次のとおりです。

 ○月曜日     11月3日(文化の日)、10日

■年間の図書館カレンダーは、下記から見ることができますのでご利用下さい。
→ http://www.library.pref.nagano.jp/cal20.htm

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編 集 後 記
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外出するにはちょっと寒いかな…という日は、お好きな飲み物を片手に読書は
いかがでしょうか。図書館でお気に入りの1冊を探してみてください。
次号の発行予定は、11月15日(土)です。お楽しみに!

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発行:県立長野図書館
〒380-0928  長野市若里1−1−4
TEL 026-228-4500 / FAX 026-228-4933 
http://www.library.pref.nagano.jp/ 
E-mail: ken-tosho@library.pref.nagano.jp 
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