2009/09/24
YIDFF2009、第22回東京国際映画祭
みなさま、すっかりご無沙汰しておりました。 なかなか情報を配信出来ず、お伝え出来なかったものもあり恐縮です。 マイペースなメールマガジンですが、今後もよろしければどうぞお付き合い下さいませ。 現在開催中(9/27(日)まで)のアジアフォーカス・福岡国際映画祭2009 でイラン映画が2本上映されています。 http://www.focus-on-asia.com/index.html ・『アバウト・エリ』 (原題)アスガー・ファルハディ監督 ・『テヘランの孤独』サマン・サルール監督 どちらの監督も来日されるそうです。 暦も気候もすっかり秋めいて、映画祭の時期ですね。 自分が把握している限りのイラン映画上映情報です。 ●山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)2009 10/8(木)~10/15(木) http://www.yidff.jp/home.html アジアのドキュメンタリー作家たちを発掘、応援するプログラム 『アジア千波万波』の特別招待作品としてイラン映画1本上映されます。 『7人の目の見えない女性映像作家たち』 イラン/2008/116分 監督:ムハマド・シルワーニ 10/13(火)12:40~ 山形市民会館小ホール 監督または関係者とのQ&Aは現段階で予定ありません。 盲目の女性作家たちが音と手を頼りに撮影し、それぞれの想いを短編にしたオムニバス映画。 YIDFF 2005アジア千波万波で上映された『大統領ミール・ガンバール』 ムハマド・シルワーニ監督の最新企画。 個人的にひかれるテーマだったので、 上映が平日でなかったら観に行きたかったのですが… 他に中東系の作品は ・『Z32』 イスラエル、フランス/監督:アヴィ・モグラビ http://www.yidff.jp/2009/ic/09ic15.html ・『サーミア』 シリア/監督:アンマール・アルベイク ・『ある詩人の死』 トルコ/監督:エリフ・エルゲゼン ・『されど、レバノン』 レバノン/監督:エリアーン・ラヘブ ・『凧』 ポーランド/監督:ベアタ・ジャノヴィチ ポーランド人監督がカブールの芸術学校で、 戦争を生き抜いたアフガンの若者たちに映画を教える。 ・『ジェニンの心』 ドイツ/監督:レオン・ゲラー、マーカス・フェッター イスラエル軍に誤射された息子の臓器をイスラエルの子どもたちに 移殖提供することに同意したパレスティナ人のお父さんの心を描いた作品。 ●第22回東京国際映画祭 10/17(土)~10/25(日) http://www.tiff-jp.net/ja/ キアロスタミ監督の作品が『アジアの風』部門で 上映されるほか、他に2本上映されます。 前売りチケットは 9/26(土)先行抽選販売開始 10/3(土)一般発売開始 監督が来日されるかは、現時点で未定です。 ・『シーリーン』 イラン/監督:アッバス・キアロスタミ http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=101 10/20(火) 21:20~ 六本木会場 [TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen2] 10/23(金) 11:10~ 六本木会場 [TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen2] [出演] ジュリエット・ビノシュ、ニキ・カリーミー、ゴルシーフテ・ファラーハーニー [解説] イランの古典叙事詩に基づく悲恋物語「シーリーン」が舞台上で進行中。 しかしカメラはそれを写さず、客席で観劇する100人を超える女優たちの顔だけを 次々にとらえ続ける。クライマックスが近づき、彼女らの目には大粒の涙が光り始める…。 [あらすじ] 『Shirin』は12世紀のイラン人詩人ニザーミー原作の情熱的な愛についての物語であり、 また110人以上の女優を観客に、劇中劇でシーリーン自身がホスローとの愛を語る物語でもある。 観客は自分たちが見ている映画のヒロインと一体化する。その時、観客は見る側としての主体と、 見られる側の客体の、双方になり得るのだ。 「驚愕の実験作」と紹介されていますが、 鑑賞中の女性たちの顔を写すというコンセプトは 短編オムニバス『それぞれのシネマ』の中の『ロミオはどこ?』 を引き継ぎ、後半女性たちが泣く行為も同じ。 長編として完成させた感じでしょうか。 ジュリエット・ビノシュ起用がちょっと意外でした。 ・『法の書』 イラン/監督:マズィヤール・ミーリー http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=103 10/17(土) 19:10~ 六本木会場 [シネマート六本木 スクリーン4] 10/20(火) 12:30~ 六本木会場 [シネマート六本木 スクリーン4] [解説] 出張したベイルートで美貌の会議通訳のフランス人女性ジュリエットと知り合ったイラン人ラーマン。 やがてふたりは結婚し、ジュリエットはテヘランに嫁入りするが、習慣の違いからラーマンの一族とは ギクシャクの連続…。爆笑の国際結婚コメディ。 [あらすじ] テヘラン出身の独身男性ラフマンはベイルートに出張し、ペルシャ語の通訳を務めてくれた フランス人女性ジュリエットに出会う。ふたりは恋に落ちて結婚し、彼女はテヘランにある 彼の母と姉妹たちが暮らしている彼の家に引っ越しをする。聖典のコーランを熱心に学び、イスラム教について 独自の伝統的な方法で解釈をする彼女は、いつも家族と話し合い、お互いの理解を深めていく。 ・『風のささやき』 イラン/監督:シャフラム・アリーディ http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=105 10/18(日) 12:00~ 六本木会場 [シネマート六本木 スクリーン4] 10/21(水) 19:20~ 六本木会場 [シネマート六本木 スクリーン4] [解説] イラク北部クルド地域の郵便配達夫バルダーは、武装ゲリラのリーダーに 「生まれてくる子どもの産声を録音して届けてくれ」と頼まれ、彼の家族が住む山村をめざす。 クルド版の『山の郵便配達』ならぬ「山のボイスメッセージ配達」。カンヌ国際映画祭批評家週間出品。 [あらすじ] マム・バルダーは、伝聞を記録したり手紙を配達する郵便配達夫として長年務め、 イラク領クルディスタンの山村を移動してきた。ある日、ゲリラの指導者が、生まれてくる子供の産声を 録音してきてほしいとマムに頼み込む。しかし彼が指導者の村を訪れると、子供たちと妊娠中の妻は 遠く離れた渓谷へ避難したあとだと知らされる。マムはすぐに渓谷へと向かう。 他に中東系の作品は ・『私は太陽を見た』 トルコ/監督:マフスン・クルムズギュル ・『時の彼方へ』 フランス=イギリス=イタリア=ベルギー 『D.I.』のエリア・スレイマン監督新作。 ・『イスラエル映画史(第1部)』、 『イスラエル映画史(第2部)』イスラエル=フランス アモス・ギタイも出演。監督は『テヒリーム』のラファエル・ナジャリ。 ・エジプト映画パノラマ- シャヒーン自伝4部作と新しい波 今年の『アジアの風』部門は昨年にも増して面白そうです!



