2009/10/30
【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第202号「和歌山周辺を巡る旅その20 阪和線7」
△▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲△ 2009年10月30日 《第202号》 JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅 http://www.tsuchibuta.com/ 毎週金曜発行 発行者:つちぶた ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽ こんにちは、つちぶたです。 今回も阪和線でございます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■和歌山周辺を巡る旅(その20) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〔今回の旅の行程〕 詳細はバックナンバーを参照して下さい http://archive.mag2.com/0000178352/20090619053000000.html (旅の行程 概略) 2005年3月29日 東海道本線→奈良線→桜井線→和歌山線→関西本線 2005年3月30日 関西本線→和歌山線 2005年3月31日 紀勢本線 2005年4月1日 和歌山線→紀勢本線→阪和線→関西空港線→阪和線 2005年4月2日 阪和線→大阪環状線→東海道本線 ……………………………………………………………………………………………… 〔今回の旅〕 2005年4月2日(晴れ)旅5日目 〔全駅訪問通算90日目〕 (阪和線) 三国ヶ丘駅→堺市駅→浅香駅→杉本町駅→ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●古墳と財産標 ------------------------------------------------------------------------ ■9:45頃、三国ヶ丘駅に下車しました。 「三国ヶ丘駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/10mikunigaoka/10mikunigaoka.htm ホームは相対式2面2線で、鉄骨の上家が端から端まで設置されています。 跨線橋を上がったところにある改札口は、 JRと南海・高野線の自動改札が隣り合っていました。 この駅は、阪和線の2面2線が堀割構造という半地下になっており、 その上を交差するように南海のホームが横たわっているという構造です。 なので、跨線橋を上がった先に地上がある、ということになります。 武蔵野線などではよく見る構造ですね。 駅前のロータリーは激しい渋滞で、その周りに多くの店舗が林立、 行き交う人の多さに圧倒されます。 振り返り見る駅舎は、粗末なプレハブ小屋といった趣で、 ロータリーの隅っこに追いやられたような地味なエントランスでした。 とはいえ、2路線の駅出入口ということもあって、 人が途切れることが全くありません。 私はしばらく駅前に佇んで、人が引くのを待っていたのですが、 5分ほど様子を見ても引く気配がなかったので、 諦めてホームへ戻ろうとしました。 すると駅前に立っている周辺地図が目に入ります。 特に見るつもりはなかったのですが、 地図の四分の一を埋める緑が異様に目立ち、気になって見てみると、 そこには「仁徳天皇陵」である巨大な古墳が示されていました。 日本最大の前方後円墳は、この駅の隣にあったのか! と、私は驚きで一瞬開いた口がふさがりませんでした。 見に行きたいなぁという思いはありましたが、 当然観光目的ではないのでスルーです。 それにしても、天皇陵のすぐ隣が、 こんなに賑やかで騒がしい駅なのかと、 不思議な気持ちにもなるのでした。 ■次は堺市駅に下車。 「堺市駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/09sakaishi/09sakaishi.htm 相対式2面2線のホームはやや幅広で、 ホーム上にキヨスクや定食屋?がありました。 橋上駅舎の改札にもキヨスクがあり、 それらの点だけでも利用者の多さが分かります。 出入口は東西それぞれにあり、 東口駅前には商店街が続いていました。 逆に西側は大きなロータリーとペデストリアンデッキがあり、 デパートや高層マンションが建っていて印象がかなり異なります。 行き交う人も大変多く、堺市という名が示す通りの 中心駅的な雰囲気がありました。 駅舎の竣工はデータによると1991年(平成3年)らしいのですが、 外観は昭和の中・後期にありがちな機能性重視の直線的デザインで、 新しさは感じず、むしろ若干の古くささを感じさせる建物です。 それにしても、この橋上駅舎のすぐ隣に踏切があるのですが、 こういう例は実はあまり多くないような気がします。 (日根野駅も橋上駅舎の隣に踏切がありますが) 橋上駅舎の多くは、近くに踏切がないために、 その不便を解消するべく自由通路も兼ねる形で改築される、 という例が多いように思われるのです。 統計を取ったわけではないので分からないのですけど、 個人的には、橋上駅舎があると踏切が遠い、という印象が強かったため、 面白い駅だなと思った記憶があります。 ■次は浅香駅に下車。 「浅香駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/08asaka/08asaka.htm ホームは緩いカーブがかかった相対式2面2線。 築堤上にあるため、地上よりもやや高い位置にあります。 階段を下がって線路をくぐるとすぐ改札口があり、 私は駅員に切符を見せて外へ出ました。 改札を出たところの柱に偶然、“建物財産標”を見つけたので、 立ち止まって撮影していると、そばにいた駅員がそれを見て笑い出しました。 「それを撮る人は、ちょっといませんよ。 私は随分長い間ここで立っていますけれど、財産標を撮っている人は、珍しいですね。」 私は「まあ、そうでしょうね。あははは」と答えて、 人当たりの良さそうなその駅員さんと少し話をさせて頂きました。 とはいえ、先程の発言で気になったのは、 “財産標を撮影する人”は、「いない」とは言わず、 「珍しい」と表現していたことです。 ということは、きっと何人かは見ているってことなのかなぁと思ったりします。 振り返って考えてみると、私自身、駅舎を撮影する人を見かけても、 財産標を撮影するどころか、観察している人すら見たことがありません。 マニアックな趣味の、更にマニアックなカテゴリーなのかなと改めて思うのでした。 さて、駅舎は2階建て構造で待合室の無いタイプ。 財産標によると竣工は昭和35年とありましたから、そこそこ古い建物です。 土地のスペースの関係なのか、はたまた建て増ししたのか、 ややゴテゴテした印象を受けます。 壁の極一部にあるタイル張りや、連子窓風の装飾もあって、 一貫性のないデザインがユニークさを醸し出しています。 駅周辺は店のない住宅地で、アパートやマンションが建ち並び、 利用者も多いのですが、落ち着いた雰囲気がありました。 ■次は杉本町駅に下車。 「杉本町駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/07sugimotochou/07sugimotochou.htm ホームは島式2面4線で、若干幅の狭いホーム上には木造の上家が掛かっていました。 跨線橋も古レールで組んだ古い木造のものが残っており、駅の歴史を感じます。 出入口は北端の西側にのみあって、駅舎は2階建て。 改札口が2階にあり、1階にはマクドナルドと携帯ショップが入居していました。 駅周辺は店舗やマンションが並んでいて賑やかな雰囲気。 出入口階段を下がると駐輪場があるのですが、 止められている自転車の数の多さに驚かされます。 駅前にロータリーがない分、車の通りが無く安全でしたが、 人通りが多いので落ち着きません。 私は駅舎に二つある出入口を確認すると、 ためらいもなく、すぐにホームへ戻っていきました。 つづく ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨日の10月29日、 JR東海・名松線、家城駅~伊勢奥津駅間を廃止、 というニュースを見かけました。 名松線は今月の台風18号の被害を受けて運休、 バス代替輸送が行われていたんですね。 一時期の全線運休から、15日に松阪駅から家城駅間は運転を再開したのですが、 その先はバス輸送のまま。 で、10月29日に、一部区間廃止の案を地元自治体に報告した、 ということのようです。 JR東海公式サイト「名松線の今後の輸送計画について」 http://jr-central.co.jp/news/release/nws000410.html 私はちょうど一年前に、名松線の全駅を巡ってきたのですが、 名松線の醍醐味は家城駅を過ぎてからなので、 この部分を廃止されてしまうと・・・・・・・・・。 言葉を失いますねぇ。 まだ廃止と決まったわけではないのですが・・・。 今後の動きが気になるところです。 それではまた来週お目にかかります。 最後までお読み頂きありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅 発行者:つちぶた HP :< http://www.tsuchibuta.com/ > Blog :< http://tutibutablog.livedoor.biz/ > Mail :< このメルマガに返信していただけると届きます > 発行システム:『まぐまぐ!』< http://www.mag2.com/ > 配信中止はこちら:< http://www.mag2.com/m/0000178352.html > バックナンバー:< http://archive.mag2.com/0000178352/index.html > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※デザインが崩れて見える方へ 等幅フォントの設定について以下のヘルプページをご参照ください。 http://help.mag2.com/000045.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


