JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅  RSSを登録する

JR全線全駅下車を目指す旅の模様をお伝えする、鉄道旅行記です。日本全国津々浦々、様々な駅舎をHPの写真と共に紹介します。

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2009/10/23

【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第201号「和歌山周辺を巡る旅その19 阪和線6」

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                     2009年10月23日 《第201号》
   JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
      http://www.tsuchibuta.com/
                          毎週金曜発行
                         発行者:つちぶた
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こんにちは、つちぶたです。


今回は阪和線の東羽衣支線など5駅の訪問記です。


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■和歌山周辺を巡る旅(その19)
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〔今回の旅の行程〕
詳細はバックナンバーを参照して下さい
http://archive.mag2.com/0000178352/20090619053000000.html

(旅の行程 概略)
2005年3月29日
 東海道本線→奈良線→桜井線→和歌山線→関西本線

2005年3月30日
 関西本線→和歌山線

2005年3月31日
 紀勢本線

2005年4月1日
 和歌山線→紀勢本線→阪和線→関西空港線→阪和線

2005年4月2日
 阪和線→大阪環状線→東海道本線

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〔今回の旅〕
2005年4月2日(晴れ)旅5日目  〔全駅訪問通算90日目〕
(阪和線)
 鳳駅→東羽衣駅→津久野駅→上野芝駅→百舌鳥駅→


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●支線に向く自然な視線
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■朝8時をまわろうとしている頃、鳳駅へ下車しました。

「鳳駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/14ootori/14ootori.htm

鳳駅は阪和線の本線とは別に、東羽衣駅に向かう支線があります。

ホームは本線側が島式2面4線構造で真っ直ぐ延びています。

東羽衣支線は構内の西側に位置していて、
カーブした短いプラットホームでした。

この支線用ホームはもともと島式1面2線あったようですが、
外側の線路は撤去されていて、
バラストが敷かれたままの不自然な空間だけが残っています。

駅舎は大きめな橋上で、出入口は東西に分かれていました。

西側は細い路地が続く住宅地ですが、
東側は店が並んでいて人通りも多く賑やか。

いささか多すぎるんじゃないかという人の波が駅内外に打ち寄せています。

私は一通りの駅構造を眺めた後、
東羽衣駅へ向かうホームに向かいました。

たった一駅を結ぶ支線なので利用客は少ないのかと思いきや、
かなり多くの乗客がいて、ただでさえ狭いホームは歩く隙間もないほどでした。

やがて3両編成という短い列車が入線してきて、
あっという間に車内の人々が入れ替わり、
ほぼ満員の列車は元から曲がったレールをゴリゴリと進み始めます。

線路が直線になるといつのまにやら高架を登り始め、
駅間距離1.7kmという短い旅があっという間に終焉を迎えます。



■というわけで、東羽衣駅に到着です。

「東羽衣駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/35higashihagoromo/35higashihagoromo.htm

ホームは相対式2面1線という珍しい構造で、
降車ホームと乗車ホームとで使い分けられていました。

線路は高架ホーム上で行き止まりになっているので、
停車した列車の前方に車止めが見えます。

階段を下がって2階に改札口があり、
また階段を下がって地上に降りるという構造でした。

出入口は西側に一ヵ所だけしかありません。

駅前通りは商店街になっていて、色とりどりの看板が並んでいます。

東羽衣駅を降りた乗客は一様に西側へ進むと、
その先にある踏切の手前で左に折れて行きました。

しばらくすると今度は、同じ場所からぞろぞろと多数の人が現れ、
東羽衣駅に迫ってきます。

私は不思議に思って、その踏切まで行ってみると、
左に折れたすぐ目の前に、南海・羽衣駅が現れ、
JRと南海、相互の利用客が乗り換える駅なんだなと納得するのでした。



■で、私は東羽衣駅からまた鳳駅に戻り、
阪和線の本線の方に乗り換えて、津久野駅に向かいました。

「津久野駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/13tsukuno/13tsukuno.htm

相対式2面2線のホームが、鉄骨造の上家に覆われています。

ホームは築堤上にあって、階段を下がって改札口に向かうことになります。

出入口となる駅舎は東側のみというやや不便そうな構造でした。

駅前ロータリーにはバスとタクシーが並んでいるという
どこにでもあるような風景ですが、
何か異質な雰囲気があるなと思ってグルリと周囲を眺めてみると、
ロータリーの周りは団地とマンションで完全に塞がれていて、
妙な圧迫感を覚えるのでした。

林立する団地のいくつかは、かなり古そうなたたずまいで、
それが特異な雰囲気に拍車をかけているようにも思えます。

駅舎は経年の哀愁漂う鉄筋コンクリートで、
待合室などの無い合理的なタイプ。

おそらく駅が開業した1960年(昭和35年)のものと思われます。

その時代は日本の高度経済成長真っ只中で、
合理的に作られた駅舎や団地の姿をみるにつけ、
かつての昭和の一時代の残滓が垣間見えるようでした。



■次は上野芝駅に下車です。

「上野芝駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/12uenoshiba/12uenoshiba.htm

ホームは相対式2面2線。
間に通過線が2本あるので、構内はかなり広く感じます。

その構内を跨いでいる橋上駅舎は、
昭和後期特有の、装飾のない直線的でシンプルなデザインの鉄骨造でした。

出入口は東西それぞれにありますが、
ロータリーがあるのは東側のみで、
周辺はマンションが建ち並ぶ住宅地といったところです。

ラッシュの時間が過ぎたせいか、
人通りはまばらで、とても静かでした。



■次は百舌鳥(もず)駅に下車。

「百舌鳥駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/11mozu/11mozu.htm

鳥の名前を知っている人にとってはさらりと読めますが、
知らない人には一生読めないであろう難読文字ですね。

ホームは相対式2面2線ですが、
構内には跨線橋も地下通路もありません。

南端にあるそれぞれの駅出入口を出た隣に踏切と跨線橋があって、
そこで両ホームを行き来することになります。

ホームに入る前にどちらの方面へ行くか決断しておかなければならないという、
なかなか甘えの無い駅ですね。

私が最初に降り立ったのは上りホーム側なので、
そちらの駅舎を観察し始めます。

駅舎は他の阪和線に漏れず、待合室の無いタイプ。
しかし改札部分の三角屋根はそこそこ大きくて、
駅舎内に立ち止まるくらいのスペースがあります。

その改札部分は鉄骨造ですが(たぶん)、
くっついて建つ駅長室の建物は古い瓦屋根の木造で、
明らかに構造が違っています。

きっと改札口だけを後から増築したのでしょう。

それにしても駅舎は、駅前の狭い路地からは観察しづらく、
色々角度を変えて眺めてみましたが、全貌がよく分かりません。

私はすぐ隣にある跨線橋を登り、上から眺めたりしてみました。

そこでふと気がつきます。
あ、下りホーム側の駅舎も見なければ・・・・。

跨線橋を登らなければ、気付かずにそのまま次の駅に進んでいたところでした。

下りホーム側の駅前もひどく狭い路地で、
行き交う人の数と駐められている自転車の多さもあって、
雑然とした印象を受けます。

駅舎は波板石綿スレート屋根を乗せた極めて小さなもので、
自動改札口と券売機用のプレハブ小屋が並んでいるだけという、
ひじょうに簡易な建物でした。

あまり観察すべきものもなさそうだなぁと思いながら佇んでいると、
上り列車が来る放送が聞こえてきました。

あっ、列車が来る!と思うと、
特に急がなくても良いのに私はつい反射的に跨線橋を駆け上がり、
息せき切って上りホームへ入って、列車に乗り込んでしまいました。



つづく



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■編集後記
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先週、まるまる一週間、浮き世を離れて駅訪問の旅に行っておりました。

1日目は朝一で中央本線を西に進み、篠ノ井線経由で信越本線に出て、
二本木駅~春日山駅を下車。
2日目は城端線全駅。
3日目は北陸鉄道・石川線全駅。
4日目は氷見線全駅と、高山本線・西富山駅~楡原駅下車。
5日目は高山本線・猪谷駅~上枝駅下車。
6日目は高山駅~下呂駅下車。
7日目は焼石駅~古井駅を下車して高山本線全駅訪問を完了し、
いつも通り、東海道本線の鈍行で東京に帰ってきました。

今回北陸を選んだ理由は、
北陸鉄道・石川線の鶴来駅~加賀一の宮駅間が、
10月末をもって廃止してしまうからでした。

JRではないので、無理に行く必要もないかなと思ったんですけど、
加賀一の宮駅というのが、これまた古く趣向を凝らした駅舎なんですね。
駅舎好きとしては何としても見ておきたい、しかも現役の内に!
と思ったので出かけてきた、というわけであります。

道中とくにハプニングもなく(笑)
天気も良くて順調に、むしろ不気味なくらい淡々と巡れたので、
逆に驚いたりしています。

でもさすがに1週間も連続で出かけると、
帰ってきたときの反動というか、
なにか地に足が付いていないような状態が長く続いてしまいます。

今もこの編集後記を下記ながら、
あー、今何を書いているんだろうか、
と呆けたような状態です(笑)



それではまた来週お目にかかります。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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 JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
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