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JR全線全駅下車を目指す旅の模様をお伝えする、鉄道旅行記です。日本全国津々浦々、様々な駅舎をHPの写真と共に紹介します。

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2009/10/02

【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第198号「和歌山周辺を巡る旅その16 阪和線3」

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                     2009年10月2日 《第198号》
   JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
      http://www.tsuchibuta.com/
                          毎週金曜発行
                         発行者:つちぶた
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こんにちは、つちぶたです。


今回は阪和線と関西空港線です。


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■和歌山周辺を巡る旅(その16)
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〔今回の旅の行程〕
詳細はバックナンバーを参照して下さい
http://archive.mag2.com/0000178352/20090619053000000.html

(旅の行程 概略)
2005年3月29日
 東海道本線→奈良線→桜井線→和歌山線→関西本線

2005年3月30日
 関西本線→和歌山線

2005年3月31日
 紀勢本線

2005年4月1日
 和歌山線→紀勢本線→阪和線→関西空港線→阪和線

2005年4月2日
 阪和線→大阪環状線→東海道本線

………………………………………………………………………………………………

〔今回の旅〕
2005年4月1日(晴れ)旅4日目  〔全駅訪問通算89日目〕
(阪和線)
 日根野駅→
(関西空港線)
 りんくうタウン駅→関西空港駅→
(阪和線)
 熊取駅→東佐野駅→


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●関空の寒空で風邪を引く
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■13時過ぎ、日根野駅に下車しました。

「日根野駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/26hineno/26hineno.htm

島式2面4線のホームが横たわっています。
ホーム幅がそれほど広くないためか、
駅構内全体としてはそれほど広くは感じません。

駅舎も地味な鉄骨造の橋上駅舎で、少し意外な感じがしました。

というのも、この駅は関西空港線との接続駅だし、
またこの先の天王寺方面の列車が激増する境界駅でもあります。

そういうこともあって私は、
留置線が何本もあって、駅ビルが聳えていて・・・
というような駅を想像していただけに少々拍子抜けしてしまいました。
(駅から離れた南側に日根野電車区がありますけど)

出入口となる橋上駅舎は南端にあり、
東口と西口にそれぞれ階段が延びています。

西口はやや狭い道路が1本だけあって、
小規模の店や民家が並んでいます。

東口駅前には巨大なロータリーが広がり、
その周りに真新しいマンションがいくつも建っていました。



■で、私はここから関西空港線の駅へ向かうことにします。

日根野駅を南に出発した列車は、
坂を上りながら大きくカーブを描いて北西へ進路を変えます。

しばらくすると南海との共同駅である
「りんくうタウン駅」に到着です。

「りんくうタウン駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/36rinkutown/36rinkutown.htm

ホームは島式2面4線の高架式で、以下のような並びになっています。

1番線:南海(関西空港方面)
2番線:JR(関西空港方面)
3番線:JR(日根野方面)
4番線:南海(泉佐野方面)

駅のすぐそばは海になっているせいで、
広いホームに潮風が吹き込んできて寒いです。

私は身を縮ませながらホームを撮影し、
階段を下がって行きました。

改札口はJRと南海が共用で1カ所のみ。
3階がホーム、2階が改札口、という構造になっています。

2階のコンコースには様々な店舗が並び、
コンビニもあって便利そうです。

道はそのまま外につながっていて、
南北それぞれにペデストリアンデッキが延び、
地上に降りなくてもある程度移動が可能になっています。

北口は高層ビル群があり近代的な様相を呈していますが、
南口は更地があって広々としていました。

東京のお台場と同じような雰囲気がするなと思いながら、
私は南口の地上に降りて、駅舎を撮影してから駅に戻りました。



■列車はりんくうタウン駅を出ると、
おもむろに海上へ進み始めました。

ここから先は、大阪湾を渡って空港へ一直線です。

車窓はどちらを見ても障害物のない青い海が広がり、
眼下に蟻のように小さくなった船がいくつも浮かんでいるのが見えます。

まるで列車が飛行機に変貌して海の上を飛んでいるような気分です。
本四備讃線で四国へ渡ったときもこんな感じだったなと思い出しました。

私は高いところと海上が苦手なので、生きた心地がしません。
遠くを見た時の景色は素晴らしいなと思えども、
今いる場所が海の上(しかも相当な高所)にあると思うと、
恐ろしくて身体がカタカタと震えます。

列車がこのまま停まってしまったらどうするんだろう・・・。
鉄橋が強風にあおられて倒れたら・・・。

などと物騒な想像ばかりが頭をよぎります。

当り前ですが、もちろんそんな想像は現実にはなるはずもなく、
列車は無事関西空港駅へと滑るように入線していきました。
日本の建築技術というのは本当にスゴイなと思う・・・。



■ホームはJRと南海それぞれ島式1面2線あって、合計2面4線になっています。

「関西空港駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/37kansaikukou/37kansaikukou.htm

りんくうタウン駅ではJRの路線が南海に挟まれた形でしたが、
いつの間に入れ替わったのか、
関西空港駅のホームは以下のような並びになっていました。

1番線:南海
2番線:南海
3番線:JR
4番線:JR

というわけで、改札口も各会社線で分かれています。
りんくうタウン駅で同じホームだからといって、
別の会社線の列車に乗ってこの駅に来たら、
厄介なことになるんだろうなと思いました。
(りんくうタウン駅で一瞬ラピートに乗ってしまおうかと思ったけど止めて良かった)

ホームは幅広で近代的です。
高い天井は駅構内全体をまんべんなく覆っているので、
一見地下駅のようにも見えるのですが、
線路脇の柱の間から外の光が漏れているので地上なのだなと思う。

橋上の改札口とコンコースはまさに空港直結駅らしく広大で、
日本の駅ではないのでは?と戸惑ってしまうほどです。

駅周辺にはもちろん民家などはなく、
ホテルなどの高層ビル群が建ち並んでいて、
非現実的で人工的な空気感が漂っています。

私は駅前にのびるペデストリアンデッキをぐるりと巡りながら、
その巨大な駅舎を遠目で見るのですが、
建物があまりに大きすぎて、どこまで離れても全体をうまくとらえられません。

そのうち疲れて具合も悪くなってきたので、
橋上駅なんだなと分かる写真を一枚おさめて、
駅構内に戻っていきました。

改札を抜けたあたりで、どうも身体の調子が悪いことに気がつきます。
空港内を歩きすぎて疲れたのかな、と思ったのですが、
それとは少し違う感じです。

前身に悪寒が走り、強烈な吐き気を感じ始めました。
あれれ?朝食べたカロリーメイトがあたった、ってことはないよな・・・。

私はフラフラしながらホームへ降り、
ちょうど入線してきた列車に乗って座席に着きました。

海風に当たって身体が冷えたのかな、と思ったその時、
そういえば昨日と今日の朝方は、寒さで震えて起床したことを思い出しました。

なるほど。風邪を引いたか・・・。

私は買っておいた水で持ってきていたバファリンを胃に流し込んで、
シートにもたれて目を閉じました。

頭がグルグルまわって気持ちが悪い・・・。

あー。今日の駅巡りはここまでかな、と観念し始めます。

とりあえず次の下車駅に辿り着くまで眠ろう。
そう思って目を瞑っていると、よほど疲れていたのか、
あっという間に眠りについてしまいました。



■15分ほどグッスリ眠って、寝過ごすことなく次の目的駅である熊取駅に到着。
深く眠れたせいか、身体の調子はかなり良くなっていました。
これならもう暫く駅を巡れると思い、下車を続けることにしました。

「熊取駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/25kumatori/25kumatori.htm

ホームは島式2面4線という立派な駅。
やや大きめの橋上駅舎が跨っていました。

小綺麗な改札口にはキヨスクが営業していて、
出入口は東西に分かれています。

西口には一部田圃もある閑静な住宅地でしたが、
東口は大きなロータリーと、それを囲む店舗で賑わいを見せていました。
駅利用者もたいへん多く、人の往来が激しいです。

私は身体に無理をかけないように歩くスピードをおさえて、
駅前をゆっくり一周した後、ホームへ戻りました。



■次は東佐野駅に下車。

「東佐野駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/24higashisano/24higashisano.htm

ホームは相対式2面2線。
熊取駅とは正反対の静かな駅でした。

駅舎は東側のみにあったので、跨線橋を渡って狭い改札を抜けました。

駅前広場は狭く、タクシーと自家用車が1台ずつ止まっていました。

駅前の道路に出て周囲を眺めてみると、
通り沿いに民家が並び、家と一体化した小さな店舗もちらほら見受けられます。

不思議と樹木が植えられている場所が多く目に付き、
他の住宅地とは若干異なる長閑さを感じる風景でした。

駅舎はひじょうにコンパクトな造りで、待合室が無く、
妻平両面に出入口を設けたタイプ。

しかしオレンジ色の立派な瓦屋根を乗せて、
小さいながらも存在感があります。

近づいて観察していると建物財産標を見つけました。
そこには昭和15年3月とあります。古いです。

その駅舎のすぐ前には、「東佐野駅前交番」があります。
この交番の建物を見て驚きました。

相当古そうな木造モルタル造で、窓枠が全て木造のまま。
基礎部分がレンガ積みでした。
駅舎よりもはるかに古そうに見えます。

しかし、あまり交番をじろじろ見ていると職務質問を受けかねないので、
さらりと観察してすぐに駅舎内に戻りました。



つづく



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■編集後記
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JR北海道の札沼線の桑園駅から北海道医療大学駅間が、
平成24年(2012年)春に電化されるそうですね。

↓JR北海道公式サイトのプレスリリース(PDFファイル)
 『札沼線(学園都市線)の電化について』
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2009/090909-2.pdf

↑このお知らせには札沼線の利用状況が出ているんですが、
 昭和62年度: 9,500人
 平成20年度:23,800人 約2.5倍増
とあります。

ものすごい増え方ですよね。
都市部に人口が集中するというのは近年の特徴だとは思いますが・・・。

私は電化・非電化をあまり気にするたちではないのですけど、
きっと、ホームの風景はずいぶん変わるんだろうなぁとは思います。

数年後には札幌駅で発車を待つキハ141系のディーゼル音が
聞こえなくなったりするのでしょうか。



それではまた来週お目にかかります。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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