2009/09/25
【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第197号「和歌山周辺を巡る旅その15 阪和線2」
△▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲△ 2009年9月25日 《第197号》 JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅 http://www.tsuchibuta.com/ 毎週金曜発行 発行者:つちぶた ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽ こんにちは、つちぶたです。 今回は阪和線の山中渓駅~長滝駅の駅訪問です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■和歌山周辺を巡る旅(その15) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〔今回の旅の行程〕 詳細はバックナンバーを参照して下さい http://archive.mag2.com/0000178352/20090619053000000.html (旅の行程 概略) 2005年3月29日 東海道本線→奈良線→桜井線→和歌山線→関西本線 2005年3月30日 関西本線→和歌山線 2005年3月31日 紀勢本線 2005年4月1日 和歌山線→紀勢本線→阪和線→関西空港線→阪和線 2005年4月2日 阪和線→大阪環状線→東海道本線 ……………………………………………………………………………………………… 〔今回の旅〕 2005年4月1日(晴れ)旅4日目 〔全駅訪問通算89日目〕 (阪和線) 山中渓駅→和泉鳥取駅→和泉砂川駅→新家駅→長滝駅→ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●咲きそうな蕾が・・・ ------------------------------------------------------------------------ ■11:46 山中渓(やまなかだに)駅に下車しました。 「山中渓駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/31yamanakadani/31yamanakadani.htm ホームは相対式2面2線。 周囲は山々がせり出し、民家が建つ場所もほとんどなさそうでした。 ホームの下をのぞくと浅い川が流れています。 「山中渓」という駅名がぴったりの駅だなと思う。 線路沿いには無数の桜が植樹してあり、 その全ての木々の梢には蕾が付いて今にも満開に咲き誇ろうと、 じっと耐えているように見えます。 なんだか私が降り立った瞬間を見越して、 一時的に花を折りたたんで、すました顔をしているように感じます。 1本くらい咲いていてもいいじゃないか、などと思ってしまいます。 跨線橋を渡り、ホームの上に位置する駅舎に入りました。 駅舎内には待合室といったスペースはなく、 通路に簡易自動改札機を1台置いていっぱいいっぱいという狭さ。 駅舎は昭和6年7月竣工という古い木造モルタル造。 改札部分があまりに狭いため、駅舎と言うよりは、 単なる鉄道員用の詰所に見えます。 駅前通りには食堂や喫茶店が数店並んだ他は、 瓦屋根の民家が建ち並ぶ住宅地になっていました。 ホームから見た印象とは裏腹に、 険しい地形ながらも民家はかなり多そうです。 駅前に立つ案内板を読んでみると、 この辺りは「紀州街道」という名で、 江戸時代から宿場町として栄えていたという説明があり、 なるほどなと納得するのでした。 おおよそ駅前を観察した後、 再びホームへ戻ろうと切符を出して改札を通ろうとすると、 「今来たばかりなのに、もう戻るのか?」 と言わんばかりの呆れた表情で駅員が私の顔を凝視しました。 私は何となく申し訳ないような気分になりつつも、 スタスタと跨線橋を渡っていきました。 ■次は和泉鳥取(いずみとっとり)駅に下車です。 「和泉鳥取駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/30izumitottori/30izumitottori.htm カーブの途中にある相対式2面2線で、 ホームが築堤上にあるため、周囲を見渡せる位置にあります。 ホームから20段ほど階段を下がると、 鉄骨造の簡易な駅舎が現れました。 自動改札機が3台と、窓口が設置されていますが、 ベンチはありませんでした。 駅周辺は住宅密集地で、 駅前にはおびただしい数の自転車が駐輪されています。 私が駅舎と駅前を観察している最中、 次から次へと駅利用客が集まってきました。 駅の近辺には畑が点在するなど長閑さを見せていただけに、 利用者の多さは意外でした。 ■12:26 次は和泉砂川駅に下車。 「和泉砂川駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/29izumisunagawa/29izumisunagawa.htm ホームは島式2面4線と側線が数本ある広い構内で、 見るからに利用客の多そうな(実際多い)駅でした。 私はホームの南側に降り立ったのですが、 駅出入口となる跨線橋は北端にあり、 余計な時間をかけて歩く羽目になりました。 跨線橋を上がると、 「←西出口 東出口→」 と二カ所出口があるようだったので、 私はまず西側に出てみることにしました。 待合室の無い狭い改札を抜けて外に出ます。 アスファルトが広がるだけの質素な駅前広場があり、 その先の道路沿いには多くの店舗が並んでいました。 駅舎は派手なピンク色の三角屋根を乗せた平屋の木造建築。 ずいぶん可愛らしい駅舎だなと思う。 駅前右手には踏切があったので、 私はそちらを渡って反対側の駅舎を見に行きました。 東口の駅舎も、ピンク色のトタン屋根は共通でしたが、 三角屋根の勾配がきつく、大きさもひじょうにコンパクトなものでした。 遊園地のアトラクションの入口のようだなと思いながら、 その駅舎を観察していると、 木造の柱に「建物財産標」が張り付いており、 「昭和15年3月」と書かれていました。 外見の可愛らしさで騙されそうでしたが、 実は戦前の、古く貴重な駅舎だったんですね。 竣工日が分からなかったら、 「ふうん。ちょっとは古そうなカワイイ駅舎だったな」 で終わるところでしたよ。 ■次は新家(しんげ)駅に下車です。 「新家駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/28shinge/28shinge.htm ホームは相対式2面2線で、鉄骨造の上家と跨線橋があります。 出入口は南西端に1カ所のみだったので、 私は跨線橋を渡って改札口に向かいました。 自動改札機が並んだ改札口は、鉄骨に波板の屋根を乗せた簡易な建物で、 待合室やベンチといったものはありません。 駅舎の柱を見ると、竣工日は「昭和6年7月」と書かれており、 ずいぶん古いんだなと思いながら道路を渡って駅全体を眺めてみました。 すると、オレンジ色の瓦屋根をもった古い駅舎が横たわっていることに気がつきました。 つまり正面右側に古い木造駅舎、 左側に増設するように付いた鉄骨造の改札口があるのです。 建物財産標が示していた竣工日は正面右手の駅舎のことなのだなと思う。 利用者が多くて駅舎が手狭になったので出入口を分けた、 という事なのでしょうか。 なかなか面白い例ではあります。 ■次は長滝駅に下車。 「長滝駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/hanwaline/27nagataki/27nagataki.htm ホームは島式2面4線あり、 西端にそれぞれのホームと駅舎を結ぶ跨線橋が架かっています。 2つ前の和泉砂川駅も2面4線ありましたが、 そこに比べると利用者がかなり少なく、閑散とした雰囲気でした。 狭い改札を抜けて駅舎内に入ると、 3人掛けのベンチが一つあって待合室らしい体をなしていました。 駅舎は昭和6年7月竣工という古いもので、 右端の改札口部分の屋根だけが少し高くなっていて、 出入口上部に破風を見せています。 真正面から駅舎を見ると、横に長い駅舎の左右の屋根の高さが微妙に異なっているので、 もしかしたら増築に増築を重ねた駅舎なのかもしれません。憶測ですけど。 駅前に目をやると、数店の店舗が並んでいるものの、 基本的には住宅地のようで、人通りは少ない印象です。 ただ道路の交通量はかなり多いため、信号が赤になると凪のような静寂が訪れ、 青に変わるとまた騒々しくなるということを繰り返していました。 道路の手前には立派な桜の木が数本並んでいます。 やはりここも多くの蕾を付けてはいますが、 開花した花は一つも見あたりません。 私はふうっと一つ溜息を吐いてから、身体の力を入れ直して、 再びホームへと戻っていきました。 つづく ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今週はシルバーウィークで連休でしたが、 どこかへ行かれましたか? 最近は暑さもやわらいできたので、 私は久し振りに日帰りの駅訪問へ出かけてきました。 川越線の新駅(西大宮駅)を降り、八高線で八王子近辺の未下車駅を降りて、 五日市線、青梅線、最後に南武線の新駅(西府駅)という感じで巡りました。 休日だから少しは空いているかな、と思ってたんですけど、 どこも利用客が多く、特に五日市線と青梅線は観光客が多くてビックリ。 今回は列車本数の多い区間だったので全く無計画で出かけたんですけど、 不気味なくらい問題なくサクサク駅を巡れたので、それもまた驚きでした(笑) 未だに私は北海道にいた頃の気分が抜けないのか、 10分ほど待つと次の列車が来る、という事実に感動を覚えます(笑) 都会の駅訪問は楽だなぁと・・・。 そういえば、青梅線の各駅を巡っていたとき、 駅で“列車の写真”を撮っている人が結構いました。 青梅線の車両って人気があるんですかね? 私は相変わらず車両は無視してホームばかり撮っていたんですけど、 彼らを見た後、列車の写真も撮っておかないとなと思い直して数枚撮ったりしました。 車両って動くので(当り前だけど) 撮影するとなると難しいですよね。 私のカメラは広角用なので、こういう時は望遠も欲しいなと思ったりします。 それではまた来週お目にかかります。 最後までお読み頂きありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅 発行者:つちぶた HP :< http://www.tsuchibuta.com/ > Blog :< http://tutibutablog.livedoor.biz/ > Mail :< このメルマガに返信していただけると届きます > 発行システム:『まぐまぐ!』< http://www.mag2.com/ > 配信中止はこちら:< http://www.mag2.com/m/0000178352.html > バックナンバー:< http://archive.mag2.com/0000178352/index.html > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※デザインが崩れて見える方へ 等幅フォントの設定について以下のヘルプページをご参照ください。 http://help.mag2.com/000045.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


