JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅  RSSを登録する

JR全線全駅下車を目指す旅の模様をお伝えする、鉄道旅行記です。日本全国津々浦々、様々な駅舎をHPの写真と共に紹介します。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/09/11

【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第195号「和歌山周辺を巡る旅その13 和歌山線」

△▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲△
                     2009年9月11日 《第195号》
   JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
      http://www.tsuchibuta.com/
                          毎週金曜発行
                         発行者:つちぶた
▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽



こんにちは、つちぶたです。


今回は和歌山線の和歌山駅~紀伊小倉駅間の訪問記です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■和歌山周辺を巡る旅(その13)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔今回の旅の行程〕
2005年3月29日
(東海道本線)品川駅→大垣駅→米原駅→京都駅→(奈良線)奈良駅→
(桜井線)京終駅→帯解駅→櫟本駅→長柄駅→天理駅→柳本駅→三輪駅→
 巻向駅→桜井駅→金橋駅→畝傍駅→香久山駅→
(和歌山線)大和新庄駅→高田駅→JR五位堂駅→香芝駅→志都美駅→
 畠田駅→(関西本線)王寺駅→奈良駅(宿泊)

2005年3月30日
(関西本線)奈良駅→王寺駅→
(和歌山線)掖上駅→玉手駅→御所駅→吉野口駅→北宇智駅→五条駅→隅田駅→
 大和二見駅→橋本駅→下兵庫駅→高野口駅→紀伊山田駅→中飯降駅→
 妙寺駅→笠田駅→大谷駅→名手駅→西笠田駅→粉河駅→打田駅→
 紀伊長田駅→下井阪駅→岩出駅→船戸駅→和歌山駅(宿泊)

2005年3月31日
(紀勢本線)和歌山駅→宮前駅→紀三井寺駅→黒江駅→海南駅→冷水浦駅→
 下津駅→加茂郷駅→箕島駅→初島駅→紀伊宮原駅→藤並駅→湯浅駅→
 広川ビーチ駅→紀伊由良駅→紀伊内原駅→印南駅→道成寺駅→稲原駅→
 和佐駅→芳養駅→岩代駅→南部駅→切目駅→和歌山駅(宿泊)

2005年4月1日
(和歌山線)和歌山駅→紀伊小倉駅→布施屋駅→千旦駅→田井ノ瀬駅→
(紀勢本線)和歌山市駅→紀和駅→(阪和線)紀伊中ノ島駅→
 六十谷駅→紀伊駅→山中渓駅→和泉鳥取駅→和泉砂川駅→
 新家駅→長滝駅→日根野駅→
 (関西空港線)りんくうタウン駅→関西空港駅→
(阪和線)熊取駅→東佐野駅→和泉橋本駅→東貝塚駅→東岸和田駅→
 下松駅→久米田駅→和歌山駅(宿泊)

2005年4月2日
(阪和線)和歌山駅→和泉府中駅→信太山駅→北信太駅→富木駅→
 鳳駅→東羽衣駅→津久野駅→上野芝駅→百舌鳥駅→三国ヶ丘駅→
 堺市駅→浅香駅→杉本町駅→我孫子町駅→長居駅→鶴ヶ丘駅→南田辺駅→
 美章園駅→天王寺駅→(大阪環状線)大阪駅→
(東海道本線)米原駅→浜松駅→静岡駅→東京駅(帰宅)

………………………………………………………………………………………………

〔今回の旅〕
2005年4月1日(晴れ)旅4日目  〔全駅訪問通算89日目〕
(和歌山線)
 和歌山駅→紀伊小倉駅→布施屋駅→千旦駅→田井ノ瀬駅→


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●寒すぎる部屋、コンパクトすぎる駅舎
------------------------------------------------------------------------

■暖房を入れているはずなのに
朝の冷気が充満するホテルの一室で目を覚ましました。

旅も4日目になると、全身の筋肉痛がひどくなって気怠さを感じますが、
何かそれとは違った悪寒のようなものも同時に感じました。

まさか風邪を引いたか・・・?

いやいや、そんなことはない・・・・と思う。
たぶん大丈夫・・・・・・・と思う。

そうブツブツ呟きながら、
私はいつものように淡々と朝の準備をし、
宿を出て和歌山駅に向かいました。

何となく足取りがフラフラします。
今日一日、身体がもつのかなと不安な気分になりますが、
まあ今日から下車する駅はどこも列車本数が多い区間なので、
たとえ途中で諦めてもそれほど後悔はないだろう、
などと考えつつ改札で「18きっぷ」に日付を押印して貰ってホームへ出ました。

今日の予定は、まず2日目に巡った和歌山線の残りの駅を巡り、
その後、紀勢本線の和歌山市駅まで行き、
阪和線を北上する、という下車プランです。



■というわけで、和歌山駅から6:14発の王寺行き列車に乗って出発。
和歌山線・紀伊小倉駅に下車しました。

「紀伊小倉駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/32kiiogura/32kiiogura.htm

単式1面1線の構造で、ホーム上には幅が長い上家付きのベンチがありました。

駅舎のない無人駅ですが、出入口には小さなプレハブ小屋が建っています。
臨時で駅員が来ることもあるのでしょうか。

駅前からは細い一本道が続き、
少し進んだところの踏切には「車幅1.3Mを超える車は通れません」
という注意書きがありました。

その文字が示すとおりの狭い道路が曲がりくねった状態で延びています。

周辺は畑が点在していますが、一戸建てが並ぶ住宅地で、
朝夕は混み合いそうな雰囲気があります。

この時はまだ7時前だったので、駅には誰もいませんでした。

私はそのひとけの無い駅で白い息をモウモウと吐きながら、
同時に身体をガクガク震わせて30分後の列車を待ち続けました。

そして和歌山行きの列車が来る頃には淋しかった駅も、
いつのまにか通勤通学客でごった返してきました。



■7:00 布施屋(ほしや)駅に下車。

「布施屋駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/33hoshiya/33hoshiya.htm

ホームは単式2面2線という珍しい構内です。

これはもともと単式1面1線、島式1面2線があったものを、
真ん中の線路を取っ払ったためにできた構造のようです。

ホームの擁壁には、レンガ積みが見えます。
歴史の長い駅なんですね。

駅舎内は無人で、閉鎖された窓口や壁がひどく汚れて殺伐とした雰囲気です。

しかし駅前に出て駅舎を見上げると驚きました。
袴腰屋根の妻側を正面に向けた端正な木造モルタル駅舎が建っていたのです。

正面上部の丸形の換気口が良いアクセントになっています。
これは素晴らしい。

私は寒さも忘れて駅舎の横や裏などを舐めるように観察しました。

駅舎の竣工は昭和10年3月とあります。
駅開業が明治ですから、この駅舎は2代目なのかもしれません。

駅周辺には一部に畑も見えますが、住宅密集地で、
アパートやマンションも見えました。



■7:26 千旦(せんだ)駅に下車。

「千旦駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/34senda/34senda.htm

ホームは幅の狭い単式1面1線で、駅舎のない無人駅でした。

駅の両側は畑になっていて、
その畑を越えたエリアにたくさんの住宅が建ち並んでいます。

駅前から延びる道は、農地を多く確保するためか、
幅が1メートルくらいしかなく、
さらに道の両側に自転車が駐輪されているのでさらに狭まっていました。

こんな細い道を自転車で行き来するのか、と驚きを禁じ得ません。
少しふらついたらすぐ畑に落ちてしまうだろうなと思う。

ふと横を見ると、その農道とは別にもう一本の道が
線路沿いに続いていることに気がつきました。

そちらの道はさらに狭く、
自転車一台すらも通るのに難儀しそうな砂利道です。

私は気になって、その道を先に進んでみました。

すると、こともあろうに踏切の遮断機が道をふさぎ、
迂回する道が線路と遮断機の間にあるという甘えのない道になっていました。

その踏切を挟んだ道路もやはり幅が狭く、
軽自動車がギリギリ一台通れるくらいの路沿いに、
古い瓦屋根の家々が密集していました。

そんな窮屈な住宅密集地を見たことで、
なるほど、駅は畑の真ん中に設置する意外に方法がなかったんだなと、
妙に納得するのでした。



■次は田井ノ瀬駅に下車。

「田井ノ瀬駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/35tainose/35tainose.htm

ホームは相対式2面2線。
かたわらに畑がありましたが、
周囲を見渡すとかなり多くの住宅が並んでいて人口は多そうです。

私が降り立ったときはちょうど列車交換が行われており、
どちらのホームにも通勤通学客で溢れていました。

とりあえず出口に向かおうと思い、跨線橋へ進んでいくと、
ホーム横の金網に掛かっていた横断幕に目がいきました。

「祝 田井ノ瀬コンパクト駅舎完成」

な・・・・・。

コンパクト駅舎完成だとぉ・・。

つまりそれは、旧駅舎が壊されたことを意味し、
「コンパクト」という字面で体よく表現されているものの、
とどのつまりは「簡易駅舎」になった、ということじゃないのか?

そして実際の駅舎を目の当たりにすると、
そのあまりの”コンパクト”さに驚愕させられました。

高さと幅がそれぞれ2メートルちょっとという長さの
正方形に近い形をしたコンクリート造で、
3人掛けのイスと簡易自動券売機が窮屈そうに置かれています。

駅舎と言うよりは、ただの通路という感じです。

もう少し早く来ていれば、旧駅舎に出会えたかもしれないのに・・・。

新駅舎の横には、かつて旧駅舎があったと思われる
コンクリートの基礎が地面に残っており、
余計に後悔の気持ちが浮かんできてしまいます。

とはいえ、駅舎は新しくなってしまったものの、
ホームにある古レールを使った上家は昭和26年築の古いものが残り、
さらにトイレも昭和10年3月竣工という年代物が健在でした。

これはなかなか観察のしがいがあります。

で、あらためて駅前から駅全体を眺めていると、
トイレのドアにラクガキのような文字が見えたので、
気になって読んでみました。

「プラットホームに廻れ 入口がある」

・・・。

案内文にしてはずいぶん素っ気ない文体ですね。
「廻れ」と何故か上から目線の命令口調になっていますが、
まあ、そこが面白いところなのかもしれません。

受け取り方によっては仰々しく書かれた聖書の名文のように感じなくもありません。
「求めよ、さらば与えられん」みたいな・・・。

そんなどうしようもないことを考えつつ田井ノ瀬駅を十分楽しみ、
私は和歌山駅へと引き返していきました。



これにて和歌山線の全駅の訪問が完了です。

次は紀勢本線の残りである和歌山~和歌山市間の駅を下車するため、
和歌山駅から和歌山市駅行きの列車に乗り換え、まだ見ぬ駅へと進んでいきました。



つづく



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近、JR東日本が「東北ローカル線パス」というものを
発売開始したそうです。

http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=1498

東北6県(青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島)の
JR、私鉄、第三セクターの普通列車が乗り降り自由とのこと。

3日間連続のフリーパスで、
価格はなんと、6,000円!!!

期間は、平成21年9月4日~平成21年11月30日の、
金・土・日、又は土・日・月の連続する3日間。

青春18きっぷを補完するかたちで使えそうですね~。

私もちょっと使ってみようかなぁ。
と思ったんですが、
これを買うためには、東京から一番近い東北の有人駅である
新白河駅まで行かなければならないわけですが、
往復で6,000円を超えてしまうんですよね。

全然お得じゃない・・・。

東北に住んでいる方には相当お得ですけど、
それ以外の地区だとちょっと難しいですね。

私鉄・第三セクターが乗り放題という点を考えれば、
使い方によってはお得かもしれませんけど。

で、その「東北ローカル線パス」の境界駅を見ていたんですけど、
当然ながらどの駅も県境に設定されているんですね。

その中で、福島県の一つの境界駅が、
秘境駅として、また臨時駅として有名な「田子倉駅」に設定されているのが、
ちょっと笑えました。


私は過去に、田子倉駅が休業中に出かけてしまったことがあって(笑)
未だリベンジを果たしてない駅なんですよね~。

↓田子倉駅訪問失敗の旅行記(2006年4月7日発行 第16号)
http://archive.mag2.com/0000178352/20060407094149000.html


「東北ローカル線パス」は11月30日までですから、
使うか使わないかはもう少し後になって考えることにしよう、
秋の18きっぷもあることだし・・・。
と思う今日この頃です。



それではまた来週お目にかかります。

最後までお読み頂きありがとうございました。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
  発行者:つちぶた
 HP  :< http://www.tsuchibuta.com/ >
 Blog  :< http://tutibutablog.livedoor.biz/ >
 Mail  :< このメルマガに返信していただけると届きます >
  発行システム:『まぐまぐ!』< http://www.mag2.com/ >
  配信中止はこちら:< http://www.mag2.com/m/0000178352.html >
 バックナンバー:< http://archive.mag2.com/0000178352/index.html >
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ※デザインが崩れて見える方へ
 等幅フォントの設定について以下のヘルプページをご参照ください。
 http://help.mag2.com/000045.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る