JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅  RSSを登録する

JR全線全駅下車を目指す旅の模様をお伝えする、鉄道旅行記です。日本全国津々浦々、様々な駅舎をHPの写真と共に紹介します。

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2009/08/28

【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第193号「和歌山周辺を巡る旅その11 紀勢本線4」

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                     2009年8月28日 《第193号》
   JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
      http://www.tsuchibuta.com/
                          毎週金曜発行
                         発行者:つちぶた
▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽



こんにちは、つちぶたです。


夏ももうすぐ終わりですね~。


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■和歌山周辺を巡る旅(その11)
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〔今回の旅の行程〕
2005年3月29日
(東海道本線)品川駅→大垣駅→米原駅→京都駅→(奈良線)奈良駅→
(桜井線)京終駅→帯解駅→櫟本駅→長柄駅→天理駅→柳本駅→三輪駅→
 巻向駅→桜井駅→金橋駅→畝傍駅→香久山駅→
(和歌山線)大和新庄駅→高田駅→JR五位堂駅→香芝駅→志都美駅→
 畠田駅→(関西本線)王寺駅→奈良駅(宿泊)

2005年3月30日
(関西本線)奈良駅→王寺駅→
(和歌山線)掖上駅→玉手駅→御所駅→吉野口駅→北宇智駅→五条駅→隅田駅→
 大和二見駅→橋本駅→下兵庫駅→高野口駅→紀伊山田駅→中飯降駅→
 妙寺駅→笠田駅→大谷駅→名手駅→西笠田駅→粉河駅→打田駅→
 紀伊長田駅→下井阪駅→岩出駅→船戸駅→和歌山駅(宿泊)

2005年3月31日
(紀勢本線)和歌山駅→宮前駅→紀三井寺駅→黒江駅→海南駅→冷水浦駅→
 下津駅→加茂郷駅→箕島駅→初島駅→紀伊宮原駅→藤並駅→湯浅駅→
 広川ビーチ駅→紀伊由良駅→紀伊内原駅→印南駅→道成寺駅→稲原駅→
 和佐駅→芳養駅→岩代駅→南部駅→切目駅→和歌山駅(宿泊)

2005年4月1日
(和歌山線)和歌山駅→紀伊小倉駅→布施屋駅→千旦駅→田井ノ瀬駅→
(紀勢本線)和歌山市駅→紀和駅→(阪和線)紀伊中ノ島駅→
 六十谷駅→紀伊駅→山中渓駅→和泉鳥取駅→和泉砂川駅→
 新家駅→長滝駅→日根野駅→
 (関西空港線)りんくうタウン駅→関西空港駅→
(阪和線)熊取駅→東佐野駅→和泉橋本駅→東貝塚駅→東岸和田駅→
 下松駅→久米田駅→和歌山駅(宿泊)

2005年4月2日
(阪和線)和歌山駅→和泉府中駅→信太山駅→北信太駅→富木駅→
 鳳駅→東羽衣駅→津久野駅→上野芝駅→百舌鳥駅→三国ヶ丘駅→
 堺市駅→浅香駅→杉本町駅→我孫子町駅→長居駅→鶴ヶ丘駅→南田辺駅→
 美章園駅→天王寺駅→(大阪環状線)大阪駅→
(東海道本線)米原駅→浜松駅→静岡駅→東京駅(帰宅)

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〔今回の旅〕
2005年3月31日(晴れ)旅3日目  〔全駅訪問通算88日目〕
(紀勢本線)
 紀伊内原駅→印南駅→道成寺駅→稲原駅→


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●駅を見下ろすカエルと、梵鐘にからみついた蛇
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■紀伊由良駅を出発した列車は南へカーブすると、トンネルに入ります。

このトンネルは、由良町と日高町を隔てる山を抜けるもので、
トンネルを抜けると緩やかに蛇行する線路が南へ続きます。

そして駅間5.3kmというやや長めの距離を走り終えると、
となり駅の紀伊内原駅に到着です。

「紀伊内原駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/kiseiline-west/39kiiuchihara/39kiiuchihara.htm

ホームは相対式2面2線。
屋根の無い跨線橋で結ばれています。

駅舎内に入ると、次の列車を待つ利用客が3人ほどベンチに座っていて、
待合室はそれだけで窮屈さを感じるほどの狭さでした。

駅舎が小さいせいで待合室が狭い、というだけでなく、
ベンチの脇に置かれたカップ式の大きな自動販売機と、
生け花を置く大きなガラスケース、
改札口に設置された乗車駅証明書発行機などが窮屈さを助長しているのです。

窓口には委託の駅員がおり、営業時間は6:30から18:00までと長めでした。

駅前に出ると、正面に幅の広い道路が延びていて、
瓦屋根の民家が建ち並んでいるのが見えます。

駅舎は昭和4年4月開業当時から立ち続けている古い木造モルタル駅舎です。

切妻造りで正面右側に車寄せの三角屋根が付くという、
オーソドックスなデザイン。

出入口のとなりには一本の巨大なクスノキが立っていて、
天高く伸びる枝葉はもう少しで駅舎全体を飲み込んでしまうのではと思われるほど
立派に成長していました。

駅開業から考えると、約80年、
駅と利用客を見下ろし続けていたことになります。

そんな長い年月を、同じ場所で見つめ続けるというのは、
いったいどんな気分なんだろうな、と考えながら、
私はしばらく樹上の葉と青空を見上げていました。



■13:21に紀伊内原駅を出て、となりの御坊駅に到着。
乗ってきた列車はこの駅で終点なので、乗り換えを強いられます。

紀勢本線は和歌山駅からこの御坊駅間では30分に1本列車が出ているのですが、
御坊駅を過ぎると1時間に1本と激減します。

今日はこれまでほとんど何も考えずに一駅ずつ順番に降りていけたのですが、
この先はそうも行きませんので、
上下線を行ったり来たりする必要に迫られます。



■そんなわけで、御坊駅を出発して4駅先に進み、
13:47、印南(いなみ)駅に下車しました。

「印南駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/kiseiline-west/34inami/34inami.htm

ホームはカーブの途中にある2面3線構造で、
他に留置線が2本ほどある広めの構内です。

立派な駅だな、と思いながら駅構内を見渡すと、
私の目はある一つの巨大な構造物に釘付けになるのでした。


「なんだあれは・・・・・。
 カエル・・・???」
 

線路先の北側には、アーチを描いた赤色の鉄骨があり、
そのアーチの頂点に黒目が二つ付いていてカエルの形をしているように見えます。
更にその黒目の間には、小さな黄色のカエルが乗っかっています。

いったいあの構造物は何なのだろうと思い、
ホームの端まで行って眺めてみると、
どうやら道路のアーチ橋なのだと分かりました。

この橋は「かえる橋」というのだそうで、
町のシンボルになっているようです。

印南町には他にもいたる所にカエルのオブジェがあるとのこと。
なかなか面白い町ですね。
 
 ※「印南町 カエル」で検索すると色々出てきますよ。

駅舎は昭和5年12月竣工の木造建築で、委託の駅員がいました。

待合室は木造駅舎にしては広めで、
コの字型に設置された長イスと3人掛けのイスが4つも置かれています。

駅前にはタクシー乗り場と案内所があり、
自転車置き場には無数の自転車が並んだり倒れたりしています。

時間があれば町をブラブラ散策したかったのですが、
(カエルも気になるし)
わずか15分ほどの滞在だったので駅だけで満足せざるを得ませんでした。

私はホームに出て再び「かえる橋」を眺めました。
山並みの見える穏やかな駅構内で、
真っ赤な巨大カエルが見えるというのはなんとシュールな光景でしょう。

私は一目で印南町が好きになってしまいました。


 ※印南町公式サイトの「かえる橋」のページ
	http://www.town.inami.wakayama.jp/syookai/kaeruhashi.html



■次は道成寺(どうじょうじ)駅に下車です。

「道成寺駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/kiseiline-west/37doujouji/37doujouji.htm

ホームは相対式2面2線です。
複線の線路が東西に真っ直ぐ延びています。

屋根の無い跨線橋を渡り、駅舎内に入ると、
完全な無人駅で駅員がいない代わりに、
二人の小さな男の子が走り回りながら出迎えてくれました。

駅前に住む子供でしょうか。実に元気でうらやましいかぎりです。
そういえば、私もずいぶん色々な駅を巡ってはいますが、
駅で子供が遊んでいる光景というのはほとんど見たことが無いなと思う。

まあそもそも駅は遊び場ではありませんし、
列車が通過して危険だから親御さんも近づかないように言うのでしょう。

なので、小さな子供が駅にいると、「お、珍しいな」と思ってしまうわけです。

そんなちょっと賑やかな駅舎内を見渡すと、
窓口跡の脇にカップ式の大きな自販機が置かれ、
中央に小型のテーブルが付いた3人掛けのイス、
窓際に古そうな木造の長イスが横たわっていました。

駅舎の竣工日は昭和5年12月で、シンプルな切妻造りの木造です。
車寄せの屋根は平らな付け庇を鉄の棒で吊して支えるタイプで、
昭和初期の駅舎にはよく見られる屋根です。

駅出入口の横には寺の釣り鐘に龍が巻き付いた絵が設置されていました。

訪問した当時はこれが何を示しているのか分からなかったのですが、
後日調べてみると、
これは駅名にもなっている「道成寺」にまつわる伝説が関係しているそうです。

それは「安珍清姫伝説」というもので、
延長6年(928年)夏、熊野に参詣に来た安珍という美形の僧に、
清姫という女性が一目惚れ。

清姫の方から夜這いをかけるほどの積極振りで迫りましたが、
安珍は清姫から逃げてしまった。

激怒した清姫は蛇に姿を変え安珍を追う。
道成寺に逃げ込んだ安珍は寺の釣鐘(梵鐘)を下ろしてもらい、その中に避難。
しかし蛇となった清姫は鐘に巻き付き、安珍を焼き殺してしまった・・・。

という恐ろしい話なんですね。(だいたいの内容です。かなり端折ってます)

その伝説を知って、あの絵は龍ではなくて蛇だったんだ、と分かったのですが、
絵はまぎれもなく龍に見えるんで、いろいろ解釈の仕方があるのかなと思うのでした。

ちなみに道成寺は駅から約0.5kmの距離にあり、
ホームの「名所案内」には、「国宝多し」とだけ、素っ気なく書かれていました。



■次は稲原駅に下車。

「稲原駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/kiseiline-west/35inahara/35inahara.htm

相対式2面2線のホームはカーブの途中にあるので湾曲しています。

駅舎は道成寺駅と同じ竣工日の昭和5年12月。
建て方もそっくりですが、
こちらの方が全体が古いまま残っていて、
壁面にはハーフティンバーの構造が見て取れます。

窓口が閉鎖された完全な無人駅で、
建物の傷みもあってか少々荒れているようにも見受けられます。

駅前には商店と喫茶店が営業していましたが、
それ以外は店はなくて、周辺の民家もあまり多くはなく、
静かなたたずまいを見せていました。

一通り駅を眺めた後、再びホームへ戻って跨線橋を上がり、
周辺を見渡してみました。

駅の周りは小高い山々に囲まれています。

こういった風景でも、和歌山駅から御坊駅間であれば、
近くに海があったりしたわけですが、
御坊駅から印南駅の間は内陸を通るので海は近くありません。

国道からもかなりルートをはずれるので、
そのせいもあって民家も少なめで静かなのかもしれません。

時刻は15時をちょうど回ったところで、今日の残りはあと5駅です。

何事もなく無事に最後まで巡れればいいなと思う。
なかなかそう行かないのが私の旅でもあるけれど・・・。



つづく



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■編集後記
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先日、当サイトのトップページを変更しました。
http://www.tsuchibuta.com/

トップの画像を変更するのは、
たぶん3年振りくらいになるんじゃないかなと思ったりします。

札沼線の於札内(おさつない)という駅の写真です。

前の写真(宗谷本線・下沼駅)はことのほか気に入っていて、
まあ、このままでいいか~、と思って長い月日が流れたわけでした。

その3年の間に確か3回くらい実際に変更しようと作業したこともあったのですけど、
どうせ変えるなら、全体の構造も変更したいと思っていて、
で、その度に挫折して(笑)
結局延ばし延ばしになってしまいました。

ホームページを作成したことのある方は分かると思うんですけど、
サイトを表示させるための言語であるHTMLやCSSって、
各ブラウザで見え方が全然変わっちゃうんですね。

私の場合はIE(Internet Explorer Windowsに最初から付いているブラウザ)
だけを対応していればいいかな、と考えていたんで楽だったんですけど、
(私のサイトに来て頂く方の9割以上がIEでした)
最近はブラウザのシェアも変化していて、
これはちょっと考えないとまずいかなぁと思ったのも、
変更した一つの要因でした。

ところがまあ、あれですよ。
ブラウザごとに見栄えが異なるのを、なんとか変わらないようにするというのが、
本っっっっっっっっっっっっっっっっ当に大変なことで、
100回くらい諦めかけました(笑)

以前に変更を挫折した理由はまさにそれだったんですね。

「できた!」と思って表示させてみると、Firefoxではうまく表示されるのに、
IE6だと画像が吹っ飛んでる、
「なんでだーーーー!」と叫んでまたいじくり回す、
とかまあ、そんな毎日の繰り返しでした。


そんなわけで、とりあえず新しいページは、
IE5.5・6・7・8、Firefox、Safari、Opera、Sleipnir、Lunascape(IE以外は最新バージョン)
で、なんとかまともに表示されるのを確認しておりますが、
表示が変だ、リンクがおかしい、などありましたらご連絡頂けるとうれしいです。

今のところ、トップページとJR各社のトップを変更しただけですので、
徐々に全ページ(2000ページ近く)を変更していこうと思っています。
いつまでかかるんだろう・・・・・・。

たぶん、前より少しは見やすく便利になっていくと思います。

今年の私の夏は、サイト変更作業だけで過ぎていくなぁ・・・。
と思う今日この頃です。


そういえばもう、8月も終わりなんですね。
今年もあと4ヶ月か・・・。



それではまた来週お目にかかります。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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 JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
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 等幅フォントの設定について以下のヘルプページをご参照ください。
 http://help.mag2.com/000045.html
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