JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅  RSSを登録する

JR全線全駅下車を目指す旅の模様をお伝えする、鉄道旅行記です。日本全国津々浦々、様々な駅舎をHPの写真と共に紹介します。

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2009/07/04

【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第185号「和歌山周辺を巡る旅その3 桜井線 和歌山線」

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                     2009年7月4日 《第185号》
   JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
      http://www.tsuchibuta.com/
                          毎週金曜発行
                         発行者:つちぶた
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こんにちは、つちぶたです。


今週は、「まぐまぐ」さんのメンテナンスのため、
今回のみ土曜日発行でございます。


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■和歌山周辺を巡る旅(その3)
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〔今回の旅の行程〕
2005年3月29日
(東海道本線)品川駅→大垣駅→米原駅→京都駅→(奈良線)奈良駅→
(桜井線)京終駅→帯解駅→櫟本駅→長柄駅→天理駅→柳本駅→三輪駅→
 巻向駅→桜井駅→金橋駅→畝傍駅→香久山駅→
(和歌山線)大和新庄駅→高田駅→JR五位堂駅→香芝駅→志都美駅→
 畠田駅→(関西本線)王寺駅→奈良駅(宿泊)

2005年3月30日
(関西本線)奈良駅→王寺駅→
(和歌山線)掖上駅→玉手駅→御所駅→吉野口駅→北宇智駅→五条駅→隅田駅→
 大和二見駅→橋本駅→下兵庫駅→高野口駅→紀伊山田駅→中飯降駅→
 妙寺駅→笠田駅→大谷駅→名手駅→西笠田駅→粉河駅→打田駅→
 紀伊長田駅→下井阪駅→岩出駅→船戸駅→和歌山駅(宿泊)

2005年3月31日
(紀勢本線)和歌山駅→宮前駅→紀三井寺駅→黒江駅→海南駅→冷水浦駅→
 下津駅→加茂郷駅→箕島駅→初島駅→紀伊宮原駅→藤並駅→湯浅駅→
 広川ビーチ駅→紀伊由良駅→紀伊内原駅→印南駅→道成寺駅→稲原駅→
 和佐駅→芳養駅→岩代駅→南部駅→切目駅→和歌山駅(宿泊)

2005年4月1日
(和歌山線)和歌山駅→紀伊小倉駅→布施屋駅→千旦駅→田井ノ瀬駅→
(紀勢本線)和歌山市駅→紀和駅→(阪和線)紀伊中ノ島駅→
 六十谷駅→紀伊駅→山中渓駅→和泉鳥取駅→和泉砂川駅→
 新家駅→長滝駅→日根野駅→
 (関西空港線)りんくうタウン駅→関西空港駅→
(阪和線)熊取駅→東佐野駅→和泉橋本駅→東貝塚駅→東岸和田駅→
 下松駅→久米田駅→和歌山駅(宿泊)

2005年4月2日
(阪和線)和歌山駅→和泉府中駅→信太山駅→北信太駅→富木駅→
 鳳駅→東羽衣駅→津久野駅→上野芝駅→百舌鳥駅→三国ヶ丘駅→
 堺市駅→浅香駅→杉本町駅→我孫子町駅→長居駅→鶴ヶ丘駅→南田辺駅→
 美章園駅→天王寺駅→(大阪環状線)大阪駅→
(東海道本線)米原駅→浜松駅→静岡駅→東京駅(帰宅)


〔今回の旅〕
2005年3月29日(晴れ)旅1日目  〔全駅訪問通算86日目〕
(桜井線)
 香久山駅→
(和歌山線)
 大和新庄駅→高田駅→JR五位堂駅→香芝駅→志都美駅→畠田駅→
(関西本線)王寺駅→奈良駅(宿泊)


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●桜井線を終えて和歌山線を北上
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■荘厳な駅舎の畝傍駅を出発し、14:19 香久山駅に到着しました。

「香久山駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/11kaguyama/11kaguyama.htm

ホームは単式1面1線。

香久山駅は盆地の端に位置していて、
起伏のない平らな土地と山並みがはっきり分かれているように見えます。

駅横には畑があり、そのまわりに一戸建ての家々が静かに並んでいました。

ホームと駅舎の間には線路一本分の不自然な空地があり、
かつては留置線か何かがあったのかなと思わせます。

駅舎は大正14年4月竣工という、ひじょうに古いものでした。

駅は無人で誰もいませんが、年季の入った柱や壁やベンチを見ていると、
駅を行き交う人々の声が聞こえてくるような気がしてきます。

香具山という駅名を見てまず思い浮かべるのは、
百人一首に出てくる「あまのかぐやま」ですね。

駅前に設置されていた観光案内図によると、
線路を渡って、その先の国道を過ぎたあたりに天香具山が示されていました。

待ち時間は50分ほどあるし、ちょっと見に行ってみようかなと思い、
住宅に挟まれた細い路を歩いて行きました。

やがて国道に出ると、観光地らしい看板とそれらしい山が見えてきました。

ずいぶん低そうな山だけど・・・。

既に私は観光案内図の山の位置を忘れており、
どのあたりが天香具山か確信を持てずにいました。

・・・。まあ、いいか。

私は何となく複雑な気持ちでしたが、
心の中で"満足した"と自分に言い聞かせながら駅へと戻っていきました。



■次は高田駅に降りて桜井線全駅終了、といきたいところでしたが、
ダイヤの関係上、このまま和歌山線に入って、
次の駅までいって折り返す方が効率的だったので、
ひとまず和歌山線の大和新庄駅に降り立ったのでした。

「大和新庄駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/07yamatoshinjou/07yamatoshinjou.htm

ワンマン列車を降りようとすると、
2人の若者がお金を払わずに飛び出していきました。

なにやら奇声を上げて騒いでいるので、
クスリでもやっている危ない人なのかなと想像したりしてしまいます。

やれやれと思いながらホームに降り立つと、
彼らは駅舎内のベンチに寝そべって、だべり始めてしまいました。

これは駅舎内撮影は絶望的だな・・・。
などと思いながらなるべく目立たないように駅観察を始めました。

ホームは単式1面1線。
もともと相対式ホームだったのか、
それらしきスペースとバラストが残っていました。

駅前は新しく整備されたロータリーがあって、
周辺には多くの住宅が並んでいます。

駅舎はおそらく昭和初期と思われる木造の切妻造りですが、
駅前を整備したついでに駅舎前面を改修したような感じで、
古さを感じさせないリフォームが施されていました。

さて、一通り観察を終えたのですが、
駅舎内で彼らと一緒にベンチに座るのも気が引けたので、
私は跨線橋に上がって駅と周辺を眺めていました。

高いところから見ると、いかにこの周辺が、
真っ平らの土地になっているかがよく分かり、
あまりの不自然さに山に囲まれている事実を忘れそうになります。

長い歴史の中で平らな土地を広げていったのかなぁと
思いを巡らせながら、その美しい風景を眺めていました。



■一駅戻って、16:02 高田駅に下車しました。

「高田駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/06takada/06takada.htm

この駅は桜井線と和歌山線の接続駅で、
ホームは2面3線あります。

駅舎は橋上駅になっていて、
自動改札、キヨスク、みどりの窓口がある主要駅です。

東西それぞれの駅前にはマンションが建ち並んでいて、
行き交う人々もかなり多くいました。

ただ駅前に店が多くあるわけでもないので、
それほど“賑やか”という感じではなくて、
利用客数のわりには穏やかな駅だなと思いました。



■さて桜井線もこれで全駅終えたので、次は和歌山線を攻めていきます。
16:29 JR五位堂駅に下車しました。

「JR五位堂駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/05jrgoidou/05jrgoidou.htm

真新しい駅構内を有する相対式2面2線です。

ホームから段差無く出入りできる駅舎には、
委託の駅員がいました。

駅前のロータリーも新しく整備されたもののようで、
長閑な住宅地の中ではどこか場違いな雰囲気を感じる駅です。

このJR五位堂駅は2004年3月に開業した新駅なので、
何もかもが新しいのでしょう。

しかし、もともとは信号場として歴史を刻んでいたようで、
駅構内で唯一古い建築物「信号機器室」というコンクリートの建物があり、
そこには昭和30年12月と竣工日が刻まれていました。

五位堂信号場は、昭和15年2月8日に開設されましたが、
昭和24年7月15日に一時廃止した後、
昭和30年12月27日に復活したという経緯があります。



■次は香芝(かしば)駅に下車しました。

「香芝駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/04kashiba/04kashiba.htm

ホームは2面3線で、屋根の無い跨線橋で結ばれています。

利用客が大変多い駅で、列車が停まると多くの乗客が下車してきました。

駅舎は古い木造駅舎を改修しつつ使用されています。
待合室は狭くもなく広くもないという具合で、
天井がやや低いような感じがしました。

そして出入口部分だけにレンガ模様の壁と屋根が付いています。
なんとも不可思議なデザインですが、それはそれで特徴的ではあります。

駅前には広場というものが無く、
ただ道路が横たわっているだけでした。

古くからの家が建ち並んでいるので、
土地を確保できなかったのかもしれません。



■次は志都美(しずみ)駅に下車。

「志都美駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/03shizumi/03shizumi.htm

ホームは相対式2面2線で、屋根の無い跨線橋が架かっています。

私が降りたった場所はホームの北端で、
駅舎は跨線橋を渡った南端にありました。

一番遠い位置で下車してしまったなと思いながら、
ホームに降りた利用客の最後尾について駅舎へ向かいました。

駅舎は昭和30年12月竣工というブロック造で、
待合室のスペースもない小さな建物でしたが、
窓口には駅員がいました。

駅前もかなり狭くなっていて、
住宅に囲まれた細い路地は、
駅前通りと言うよりは裏道という雰囲気です。

そろそろ夕刻が迫ってきていて、
辺りを薄暗くすると同時に気温も下がってきました。

今日ももうすぐ終わりだなと思いながら、
疲れた足取りで再び跨線橋を登っていきました。



■17:47 畠田駅に下車。

「畠田駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/wakayamaline/02hatakeda/02hatakeda.htm

ホームは単式1面1線。

向かいには自動車教習所のコースが設置されていますが、
それを除けば、平凡な住宅地にある駅です。

駅舎は鉄骨ブロック造という、
志都美駅と同様の簡素で小さなものでした。

それでもしっかりと自動改札があり、駅員もいるので、
小さな駅舎特有の寂寞さが全くありません。

駅舎は周囲の土地よりもやや盛り上がったところに作られており、
ゆるやかな坂道を少し下がると、駅前の商店街に出ます。

夕暮れ時の薄闇がかった路沿いには、
看板や自販機や店の提灯、信号の点灯などに照らされて、
どこか幻想的ともいえる光景を見せていました。

買い物袋を下げた母親達が楽しそうに笑う子供を連れて家路を急いでいます。

そんなあたたかい光景を見ていると、
逆に寂しさのような感情が浮かんでくるのでした。

私は自販機で缶コーヒーを買って、
駅前に佇みながら駅と商店街とをぼんやり眺めていました。



■その後、隣の王寺駅に出て、関西本線に乗り換え、
今日の宿となる奈良駅へと向かいました。

1日目を夜行で出発したことと、
桜井線の全駅と和歌山線の駅も巡った事もあって、
やけに長く感じた一日でした。

しかしまだ旅は1日目。
長く厳しい旅はまだ序章を終えたばかりです。



つづく



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■編集後記
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JR北海道では以前、
「終着駅を極める」という駅訪問のイベントがありましたが、
なんと、それに続く第2弾が開催されているそうです。

「○○駅を訪ねる~この駅の共通点は何?~」
http://www.jrhokkaido.co.jp/new/photorally/index.html
開催期間:2009年7月1日~2009年8月31日まで


駅訪問とクイズがセットになっているんですね。

課題の駅は北海道全土に渡っているので、
全部巡るとなるとかなり大変そう。

とはいえどれも良い駅ばかりですし、
私も参加して再訪問したいなぁ。

ちなみにクイズの答えですが、
さすがのにぶい私でも駅名を見た瞬間に分かりました~。

たぶん駅好きの方ならすぐにピンと来ますよね。
もちろん答えは書きませんけど(笑)

今頃の北海道は花々が美しく、梅雨もないので清々しいでしょうねぇ。

東京はこのところ雨続きなので寒いぐらいですが、
“暑くない”という意味では、なかなか過ごしやすい毎日です。

梅雨が明けたらと思うと・・・。
暑さに弱い私としては厳しい期間が始まります・・・。



それではまた来週お目にかかります。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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 JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
  発行者:つちぶた
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