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2009/06/26

【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第184号「和歌山周辺を巡る旅その2 桜井線2」

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                     2009年6月26日 《第184号》
   JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
      http://www.tsuchibuta.com/
                          毎週金曜発行
                         発行者:つちぶた
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こんにちは、つちぶたです。


今回は桜井線の駅訪問です。


※お知らせ※
来週金曜日は、発行システム『まぐまぐ!』のメンテナンスのため
メルマガ発行は土曜日になります。


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■和歌山周辺を巡る旅(その2)
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〔今回の旅の行程〕
2005年3月29日
(東海道本線)品川駅→大垣駅→米原駅→京都駅→(奈良線)奈良駅→
(桜井線)京終駅→帯解駅→櫟本駅→長柄駅→天理駅→柳本駅→三輪駅→
 巻向駅→桜井駅→金橋駅→畝傍駅→香久山駅→
(和歌山線)大和新庄駅→高田駅→JR五位堂駅→香芝駅→志都美駅→
 畠田駅→(関西本線)王寺駅→奈良駅(宿泊)

2005年3月30日
(関西本線)奈良駅→王寺駅→
(和歌山線)掖上駅→玉手駅→御所駅→吉野口駅→北宇智駅→五条駅→隅田駅→
 大和二見駅→橋本駅→下兵庫駅→高野口駅→紀伊山田駅→中飯降駅→
 妙寺駅→笠田駅→大谷駅→名手駅→西笠田駅→粉河駅→打田駅→
 紀伊長田駅→下井阪駅→岩出駅→船戸駅→和歌山駅(宿泊)

2005年3月31日
(紀勢本線)和歌山駅→宮前駅→紀三井寺駅→黒江駅→海南駅→冷水浦駅→
 下津駅→加茂郷駅→箕島駅→初島駅→紀伊宮原駅→藤並駅→湯浅駅→
 広川ビーチ駅→紀伊由良駅→紀伊内原駅→印南駅→道成寺駅→稲原駅→
 和佐駅→芳養駅→岩代駅→南部駅→切目駅→和歌山駅(宿泊)

2005年4月1日
(和歌山線)和歌山駅→紀伊小倉駅→布施屋駅→千旦駅→田井ノ瀬駅→
(紀勢本線)和歌山市駅→紀和駅→(阪和線)紀伊中ノ島駅→
 六十谷駅→紀伊駅→山中渓駅→和泉鳥取駅→和泉砂川駅→
 新家駅→長滝駅→日根野駅→
 (関西空港線)りんくうタウン駅→関西空港駅→
(阪和線)熊取駅→東佐野駅→和泉橋本駅→東貝塚駅→東岸和田駅→
 下松駅→久米田駅→和歌山駅(宿泊)

2005年4月2日
(阪和線)和歌山駅→和泉府中駅→信太山駅→北信太駅→富木駅→
 鳳駅→東羽衣駅→津久野駅→上野芝駅→百舌鳥駅→三国ヶ丘駅→
 堺市駅→浅香駅→杉本町駅→我孫子町駅→長居駅→鶴ヶ丘駅→南田辺駅→
 美章園駅→天王寺駅→(大阪環状線)大阪駅→
(東海道本線)米原駅→浜松駅→静岡駅→東京駅(帰宅)


〔今回の旅〕
2005年3月29日(晴れ)旅1日目  〔全駅訪問通算86日目〕
(桜井線)
 天理駅→柳本駅→三輪駅→巻向駅→桜井駅→金橋駅→畝傍駅→


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●歴史街道を南下
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■11:18 天理駅に下車しました。

「天理駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/05tenri/05tenri.htm

島式2面4線の長大なホームをもつ橋上駅です。
のどかな桜井線で、このような大きなホームがあるのは驚きでした。

ホームを端まで観察しに行って、
階段付近まで戻ってくるとそれだけで疲れてしまうくらい広いです。

南北をつらぬく線路の下の改札口は東側を向いていて、
そこに広大な駅前広場が横たわっていました。

ふつう高架駅の改札口というと高架下の真ん中辺りにあって、
そこから自由通路が横切っている、という感じが多いですが、
東を向いているのは何でだろうなと思っていると、
改札口のすぐ横に、近鉄の改札口があるのが見えました。

これは乗り換えの便を考えての事なのかな、とも思いました。

その近鉄の改札口をのぞいてみると、
奥に頭端式ホームと列車が見えました。

南北を走るJRの線路下に、
真西へ向かう近鉄の頭端式ホームがあるという状態です。

改札付近を出入りする利用客は、
明らかに近鉄の方が多く、にぎやかな声が聞こえていました。



■次は柳本駅に下車。

「柳本駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/07yanagimoto/07yanagimoto.htm

相対式2面2線のひなびた駅です。
ホーム上の古い木造の上家や待合室が良い味を出しています。

駅は無人で、ICOCAのタッチパネルと自動券売機が設置されています。

駅舎は昭和5年12月竣工の木造駅舎ですが、
全体の壁は新しくなっています。

かたわらには植木や花が整然と並んでいるのを見ると、
地元の方々が管理しておられるのかなと思います。

駅前は閑静な住宅街といった趣でした。

駅の横には散歩コースが示された観光案内図があり、
寺や古墳の写真が見られます。

この柳本駅の東側にはいくつもの古墳が点在しているんですね。

古墳巡りはいつかやってみたいなぁ・・。

なんだかこういう史跡や観光地に出くわす度に、
「いつかゆっくりと・・・」などと考えているなと思う。
いったいその「いつか」はいつやってくるのだろうか、
などと考えながら、15分という短い滞在時間で次の列車に乗り込みました。



■次は三輪駅に下車。

「三輪駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/09miwa/09miwa.htm

ホームは相対式2面2線です。

私が降り立ったのは下りホームで、
駅舎は反対側の上りホームにありました。

まず下りホームから観察をと思い、北側へ歩いて行くと、
出入口が閉じられた細い道と、
臨時改札口と思われる小屋がある事に気がつきました。

駅の名所案内板には
「三輪明神 大神神社(おおみわじんじゃ)東北東 約500m」
と書かれています。

おそらく初詣や神社のお祭り等があるときに
使用される改札口なのかなと思う。

で、跨線橋を渡って駅舎に辿り着くと、
駅舎の両脇に臨時改札口が設けられていました。
これらも正月には稼働するのでしょうか。

そんな臨時の人出に対処できる駅ですが、
意外にも駅舎の中は無人でした。

古い木造駅舎で、正面右側が出入口と待合室になっており、
中央寄りには臨時出札口があります。

駅前広場はかなり狭く、混雑したときは大丈夫なんだろうかと、
いらぬ心配をしてしまいました。

私は再び駅舎内に戻って、写真を撮り始めました。
待合室の端から改札口全体を写そうと思い、
奥に進んでカメラを構えようとすると、
ちょうど角のわずかなスペースにダンボールが置かれていました。

思わず蹴り飛ばしそうになり、一歩下がると、
何やらエサが置かれているじゃないですか。

猫でも飼っているのかなとダンボールの中に視線を移すと、
丸まった状態で三毛猫が眠っていたのでした。

あまりにも静かで動かないので、最初は布のカタマリかと思ったのですが、
呼吸するたびに膨らんだり萎んだりしているので、
生きている猫であるのは間違いないようです。

危うく彼女の眠りを妨げてしまうところだったなと思い、
(三毛猫はほぼ間違いなくメスらしい)
私は足音を立てないようにして、その場を離れました。



■12:28 巻向駅に下車。

「巻向駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/08makimuku/08makimuku.htm

単式1面1線のホームをもつ無人駅です。

向かいには畑があり、
それを取り囲むように一戸建てや団地が建ち並んでいます。

駅舎は昭和30年7月竣工のブロック造で、
扉もなく、ただの通路という感じです。

駅前からは細い路地が続いており、
両側に古い木造の民家が軒を争っていました。

まさに歴史街道です。
古墳まで辿り着かなくても、
歴史の薫りは感じる事が出来るなと思いました。



■12:51 桜井駅に下車です。

「桜井駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/10sakurai/10sakurai.htm

ホームは2面3線あって、
すぐ横には近鉄の高架線路が通っています。

つまりJRが地上、近鉄が高架、という構造で、
JRが橋上駅、近鉄が高架駅になっているのです。

なんとなく、新幹線が横切る東海道本線の駅のような雰囲気でもあります。

出入口は南北にそれぞれあって、
どちらにも大きなロータリーが設置されていました。

南口は大きな店舗が並んでいてひじょうに賑やかですが、
反面、北口は店はあるものの穏やかな印象でした。



■13:19 金橋駅に下車。

「金橋駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/13kanahashi/13kanahashi.htm

ホームは築堤上にある単式1面1線。

長閑な空気が流れる無人駅で、
周辺は瓦屋根の家々が並ぶ住宅地です。

ホーム上には上家付きのベンチとトイレがありますが、
駅舎はありませんでした。

階段を下がったところに線路をくぐる道路があって、
桁下1.8Mとかなり低くなっています。

これじゃあトラックなどは通れないなと思っていると、
その線路を支える橋脚には古いレンガ積みが見られました。

桜井線開業の明治時代から線路を支えているのかもしれません。


さて、桜井線の列車は、奈良〜桜井間は本数が多いのですが、
桜井〜高田間である5駅は1時間に1本に減ってしまいます。

若干厄介なのは、上下線それぞれ1時間に1本の列車は、
真ん中に当たる畝傍駅で列車交換をするので、
上下線を組み合わせて下車する身としては悩む区間です。

次の列車まで57分(撮影していたので残り50分くらい)ですが、
隣の畝傍駅までは約3km離れています。

この区間を歩いて行けば効率よく駅訪問できます。

ということで、少し無茶ですが、
隣の畝傍駅まで歩く事にします。


しばらくは長閑な道なりだったのですが、
半分ほど進むと、道は狭くなる上に車の通りが激しくなってきました。

歩道はあって無いようなもので、
追い打ちをかけるように道の両側には排水用の溝があり、
大変危険な道になっています。

私は溝にはまらないように歩きつつ、
また車にも当たらないようにヒヤヒヤしながら
道路を足早に進んでいきました。



■歴史のある町というのは道が入り組んでいるもので、
途中何度も道に迷いそうになりましたが、
なんとか、畝傍(うねび)駅に到着する事が出来ました。

「畝傍駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/12unebi/12unebi.htm

最初はどこが駅舎なのか分からず、
ずいぶん大きな屋敷があるな、
郷土資料館か何かかなぁと思っていたら、
なんとそれ自体が駅舎だったのでした。

駅舎は平屋の木造建築が二棟続きになっていて、
屋根の高さと構造が微妙に違っています。

駅出入口は正面左側の建物で、右側の出入口は閉鎖されていました。
竣工日は昭和15年2月とあります。

駅舎内に入ってみると、
出札口が板で塞がれていて、無人駅なのだと分かります。

しかし高い天井と、古い木枠の窓など、
格調の高さを感じさせる建築です。

改札を抜けるとホームに上がる階段があり、
木造の手すりや、屋根が組まれています。
どこまでも手の込んだ駅だなぁと感心しきりでした。

まるで日本の古民家に訪れたような、
しっとりとした味わいのある駅舎です。

この訪問時には知らなかったのですが、
後日この駅について調べてみると、
かつて橿原神宮や神武天皇陵へ参拝する皇族のために
駅舎内に貴賓室を設けたのだそうです。

閉鎖されていた右側の建物は貴賓室だったんですね。
なるほど豪華な駅の造りもうなずけるというものです。

ホームは相対式2面2線で跨線橋でつながっています。

かつては2面3線だったと思わせる構造ですが、
外側の線路は撤去されているようでした。

金橋駅から急いで畝傍駅に到達して、
あまりしっかりと観察できないまま次の列車がやって来てしまいました。

こんな豪華な駅舎があると知っていれば、
もう少し予定を考えたのになぁと、
少々悔しい思いで駅を離れていきました。



つづく



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■編集後記
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JR東日本の各駅の乗車人員データが更新されたそうです。

http://www.jreast.co.jp/passenger/index.html

そもそもこのようなページがあるのだ、ということを
昨日知ったんですけどね(笑)

「JR東日本エリア内の1日平均の乗車人員を把握できる駅を掲載しています。」

と書かれていました。
“把握できる駅”と書かれているということは、
把握できていない駅もあるのかなと思って、
掲載されている駅数を勘定してみたところ、
1033駅しか掲載されていませんでした。

JR東日本の駅数は全部で1700駅ですから、
かなり端折っていることがうかがえます。

とはいえ、なかなか興味深いデータですね。
やはり面白いのは、最下位周辺の利用客数でしょうか。

上位は毎年不動ですが、下位はかなり入れ替わっていて面白い。

一般的にいうところの秘境駅も、
意外と利用客があるんだな〜と思いました。


↓最下位あたりの順位表はこんな感じ

茂市 32 
八幡平 31 
入広瀬 31 
三厩 27 
上野尻 27 
只見 25 
上浜 25 
横倉 23 
岩泉 21 
あきた白神 20 
徳沢 16 
平滝 16 
信濃白鳥 11 
川内 9 
陸奥沢辺 6 
区界 3 




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発行させて頂いているのですが、
来週の金曜日はメンテナンスがあるそうで、
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「まぐまぐ」さんのシステムメンテナンスは、
7月1日(水)0:00〜7月3日(金)24:00の間、
ということですので、

来週のメルマガは土曜日中に発行しようと思っております。
よろしくお願いします。



それではまた来週お目にかかります。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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