2009/06/19
【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第183号「和歌山周辺を巡る旅その1 桜井線1」
△▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲△ 2009年6月19日 《第183号》 JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅 http://www.tsuchibuta.com/ 毎週金曜発行 発行者:つちぶた ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽ こんにちは、つちぶたです。 今回からは和歌山駅を中心にして、 桜井線・和歌山線・紀勢本線・阪和線を巡った旅の模様をお伝えいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■和歌山周辺を巡る旅(その1) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〔今回の旅の行程〕 2005年3月29日 (東海道本線)品川駅→大垣駅→米原駅→京都駅→(奈良線)奈良駅→ (桜井線)京終駅→帯解駅→櫟本駅→長柄駅→天理駅→柳本駅→三輪駅→ 巻向駅→桜井駅→金橋駅→畝傍駅→香久山駅→ (和歌山線)大和新庄駅→高田駅→JR五位堂駅→香芝駅→志都美駅→ 畠田駅→(関西本線)王寺駅→奈良駅(宿泊) 2005年3月30日 (関西本線)奈良駅→王寺駅→ (和歌山線)掖上駅→玉手駅→御所駅→吉野口駅→北宇智駅→五条駅→隅田駅→ 大和二見駅→橋本駅→下兵庫駅→高野口駅→紀伊山田駅→中飯降駅→ 妙寺駅→笠田駅→大谷駅→名手駅→西笠田駅→粉河駅→打田駅→ 紀伊長田駅→下井阪駅→岩出駅→船戸駅→和歌山駅(宿泊) 2005年3月31日 (紀勢本線)和歌山駅→宮前駅→紀三井寺駅→黒江駅→海南駅→冷水浦駅→ 下津駅→加茂郷駅→箕島駅→初島駅→紀伊宮原駅→藤並駅→湯浅駅→ 広川ビーチ駅→紀伊由良駅→紀伊内原駅→印南駅→道成寺駅→稲原駅→ 和佐駅→芳養駅→岩代駅→南部駅→切目駅→和歌山駅(宿泊) 2005年4月1日 (和歌山線)和歌山駅→紀伊小倉駅→布施屋駅→千旦駅→田井ノ瀬駅→ (紀勢本線)和歌山市駅→紀和駅→(阪和線)紀伊中ノ島駅→ 六十谷駅→紀伊駅→山中渓駅→和泉鳥取駅→和泉砂川駅→ 新家駅→長滝駅→日根野駅→ (関西空港線)りんくうタウン駅→関西空港駅→ (阪和線)熊取駅→東佐野駅→和泉橋本駅→東貝塚駅→東岸和田駅→ 下松駅→久米田駅→和歌山駅(宿泊) 2005年4月2日 (阪和線)和歌山駅→和泉府中駅→信太山駅→北信太駅→富木駅→ 鳳駅→東羽衣駅→津久野駅→上野芝駅→百舌鳥駅→三国ヶ丘駅→ 堺市駅→浅香駅→杉本町駅→我孫子町駅→長居駅→鶴ヶ丘駅→南田辺駅→ 美章園駅→天王寺駅→(大阪環状線)大阪駅→ (東海道本線)米原駅→浜松駅→静岡駅→東京駅(帰宅) 〔今回の旅〕 2005年3月29日(晴れ)旅1日目 〔全駅訪問通算86日目〕 (東海道本線)品川駅→大垣駅→米原駅→京都駅→ (奈良線)奈良駅→ (桜井線)京終駅→帯解駅→櫟本駅→長柄駅→ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●最後の本州旅行へ ------------------------------------------------------------------------ ■前回の紀勢本線下車の旅からわずか2週間。 また長い旅へ出発です。 2005年の1月から、ある意味で効率ばかりを優先させている 駅訪問が続いているので、 正直なところ少しうんざりするような気持ちがありました。 というのも、落ち着いた休日が取れなくなっていたからです。 駅訪問、つまり鉄道旅行ですから、 それ自体が休みを満喫する時間になるはず、なのですが、 全駅下車となると、体力勝負みたいなところがかなりあって、 場合によっては仕事よりも疲れたりします(笑) 仕事休んで仕事よりツライ苦行を設定して、 休むヒマもなくまた仕事の日々に戻る。 なんなんだろう、この毎日は? なんていう疑問も抱き始めていたのでした。 とはいえ、やはり駅は見たい。 駅観察をしているときは全てを忘れられます。 だからやはり、出かけてしまうんですね。 しかしまさか、この旅を最後に、 本州の駅を何年も降りられなくなるうえに、 自分自身すらも見失うことになるとは、 この時は思いもよりませんでしたけど、 それはもう少し先の話。 ■さて今回のターゲットは、関西圏の鉄道である、 「桜井線」「和歌山線」「阪和線」と、 前回下車できなかった「紀勢本線」の西側部分をめぐる旅となります。 この辺りは、列車本数がわりと多いので、 一日に多くの駅を巡る事が可能です。 それはつまり、言わずもがなの体力勝負の旅、 ということになるんですね・・・。 ■2005年3月28日の夜、私は京浜急行経由で品川駅に降り立ちました。 例によって今回も「ムーンライトながら」での出発です。 いつもは出発ぎりぎりに辿り着いて肝を冷やすのが常な私ですが、 なぜか今日は「そうはいくか」と気合いを入れたことが功を奏して、 30分以上も早く駅に到着したのでした。 ウハハ、これなら冷や汗を流す事もあるまい、私も成長したもんだな、 などと思いながらJRのホームに歩を進めたのですが、 当然まだ列車は入線していません。 そしてホームで待つには寒すぎる気候です。 駅構内の店はことごとくシャッターを下ろしていますし、 何もする事がなく、時間を持て余します。 やれやれ・・・。 早く来すぎるっていうのも、良くないんだなぁ・・・。 私は仕方なく階段付近の壁により掛かって、 駅構内を往来する人々を観察して時間を潰す事にしました。 千鳥足で歩く酔っぱらいのサラリーマン、 眉間にしわを寄せてカリカリ歩くOL、 甲高い声を上げて笑う若者たち、 みなそれぞれが、それぞれの人生で忙しそうです。 ■さて、私が乗車する臨時列車「ムーンライトながら91号」が 7番線臨時ホームに入線し、扉が開いたので、列車の中へ入りました。 指定の座席に着いたところで、 私は缶コーヒーを開けて一口飲みながら周りを見渡します。 18切符シーズンですので乗客はかなり多いようです。 あっという間に席が埋まっていきます。 すると、私の斜め向かいあたりで、 「すいません、この席は私の指定席なんですが」 という丁寧に話す男性の声が聞こえてきました。 最初に座った人が間違えたのか、 「あ、すみません・・・。」と言って席を立ちました。 そして後から来た方が席に座ったのですが、 立った方は首をかしげて自分の指定券と車両の座席番号を確認しています。 「おかしいなぁ。僕はこの席なんですよ。 すみませんが、指定券を見せて頂けますか?」 と席に座った方に話しかけ、二つの指定券を見比べていました。 「あれ?同じだ・・・・」 あり得ない言葉が返ってきました。 同じ番号の指定券? すると近くに座っていた仲間たち(たぶん)が、 「え?同じなの?」と興味津々にのぞき込み始めました。 「へぇ〜。こういうこともあるんだね〜」と皆苦笑いを浮かべています。 私もちょっと見てみたいな・・・。 と思っていると、その中の一人が叫びました。 「いや、これは違うよ!こっちは「ながら91号」の指定券だけど、 こっちは「ながら」の指定券だよ!」 すると一度座席に着いた方は驚いて立ち上がり、 自分の指定券をジッと見ていました。 「ながらは何分発車?」「もう出た?」「49分?」「43分?」 「何番線だ?」「とりあえず走れば間に合うんじゃない?」 仲間内で口々に言葉が交わされています。 とにかく急がないとまずそうです。 「ながら」の指定券を持った人は、 荷物を抱えると急いで飛び出し、階段を駆け上がっていきました。 「大丈夫かなぁ」「間に合うかなぁ」 と元から座っていた方達は心配そうです。 私はその間時刻表を引っ張り出して、ながらの時刻を確認してみました。 現在の時刻は11時47分を回ったところです。 「ながら」の発車時刻は11時53分なので、 多分彼は無事に乗車できたことでしょう。 まぎらわしい臨時列車があると、 間違える人も結構出てくるんだろうなぁと思いました。 私は思わず、自分の指定席券をじっくり確認してしまいました。 ■明朝5:55、大垣駅に到着。 その後、6:01発の列車で米原駅に向かい、 米原駅6:44発の新快速に乗って、7:38に京都駅に到着しました。 乗り換えては眠り、また乗り換えては眠るの繰り返しで、 身体と脳は混乱してフラフラしていました。 京都駅からは奈良線に乗り換えて、 一気に奈良駅まで向かいます。 9:12にようやく奈良駅に到着して、ここから桜井線に乗り換え。 この桜井線から、今回の駅訪問の火ぶたが切られます。 もう寝るわけにはいきません。 私は重いまぶたを必至に持ち上げながら、次の駅の到着を待ちました。 ■9:16 京終(きょうばて)駅に下車しました。 「京終駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/02kyoubate/02kyoubate.htm いよいよ桜井線の各駅を見られるのか!という 高揚した気持ちでホームに降り立ちます。 先程までの眠気はどこへやらという感じで、 私のまぶたと脳はすっかりと覚醒していたのでした。 ホームは相対式2面2線で、地下通路で結ばれています。 駅舎内は無人で、やや広めの待合室を備えていました。 内側の壁は張り替えられていましたが、 いかにも古そうなベンチが横たわっています。 外に出て柱に付いた建物財産標を確認すると、 明治31年4月という文字が! 駅舎は寄棟屋根の木造建築で、 明治時代の駅舎らしい貫禄があふれ出ています。 今日は素晴らしい駅からのスタートだな!と思い、 つい薄笑いを浮かべてしまいます。 駅周辺は一戸建てやマンションが建ち並ぶ住宅街。 利用客は多そうに見えるのですが、無人駅であるところを見ると、 そうでもないのでしょうか。 ■次は帯解(おびとけ)駅に下車です。 「帯解駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/03obitoke/03obitoke.htm ホームは相対式2面2線で、住宅に囲まれた静かな駅でした。 駅舎は京終駅と同じ明治31年竣工の木造建築ですが、 屋根は切妻という違いがあります。 無人駅であるのがもったいなく思えるほどの、 ピシッと形の整った素晴らしい駅舎です。 やや狭い駅前には大きな看板が一つ立っていて、 「日本最古安産・求子祈願所 美智子皇后 紀子妃殿下 安産帯献納所 帯解寺」 と書かれています。 安産祈願のお寺というカテゴリーにも、 「日本最古」というのがあるんですね。 私にも子供が出来たら、安産祈願はここだな、 などと勝手に思うのでした。(独身でアテもないけど) ■次は櫟本(いちのもと)駅に下車です。 「櫟本駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/04ichinomoto/04ichinomoto.htm この駅も相対式2面2線ですが、 間にかつて線路があったのか間隔が広く空いています。 ホームにはレンガ積みから嵩上げした擁壁が見え、 またそのホームを結ぶ跨線橋は古い木造という、 見るからに歴史を感じる駅構内です。 そしてこの駅舎も明治時代の建築でした。 古い板壁がそのまま残っていて、 まるで武家屋敷のような雰囲気があります。 写真を撮り終えてから無人の駅舎内で待っていると、 日陰になっているせいもあって、やけに寒い。 私は日の当たるホームに出て次の列車を待ちました。 ■10:57 長柄(ながら)駅に下車。 「長柄駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-west/sakurailine/06nagara/06nagara.htm 今度のホームは単式1面1線で、 いかにも無人駅という印象を受ける小さな駅でした。 駅舎は掘っ立て小屋のような待合室のないタイプで、 自動券売機とタッチパネルが設置されているだけでした。 とはいえ、駅舎の竣工日は昭和34年2月と微妙に古く、 柱には古レールが使われていたりで、 それなりに興味深い建物です。 外観もV字型の屋根を乗せていて変わっています。 駅周辺は一戸建てが並ぶ住宅街で、 駅の横にある自転車置き場もびっしりと埋まっている事から、 利用者はわりと多いのかなと思います。 ひと通りの観察を終えると、私は再び駅舎をくぐり、 ホームの端まで歩いて行きました。 すると端の方では風景が変わり、 広い畑となだらかに続く山並みが見えました。 駅の出入口付近を見ただけでは、 周囲を取り巻く環境は分からないものだなと しみじみ思うのでした。 つづく ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最近パソコンのモニター画面がですね、 チラついたり、ゆがんだりするようになってきて、 目がやたらと疲れるんです。 おかげで頻繁に頭痛を引き起こすようになってしまい、 ちょっと困っています。 さすがにそろそろ買い換えかなぁ、 なんて思ったりしますね。 かれこれ5年以上は使っているような気がするのですが、 (途中、長期間使わなかった事もあったけど) もう寿命なのか?早くないか?とも思う。 液晶モニターの寿命ってそんなもんなんでしょうか。 まだ出かけるかどうかは決めてないのですが 夏の18切符シーズンが近い事もあって、 あまりお金は使いたくはないんですけど、 なんとも悩みどころです。 でも最近は液晶モニターって安いんですね。 値段を見てメチャクチャ驚いたんですけど、 22インチとかが2万円でおつりが来る時代なんですね。 なんだか製造業者さんに申し訳ない気持ちにすらなります。 まあ私の場合、大きなモニターを選んでしまったら、 グラフィックボードも交換しなければならないんで、 出費がかさむんですけどね。 うーん。 大きな画面の液晶モニターが欲しいなぁ・・・・。 そんなこんなの今日この頃であります。 それではまた来週お目にかかります。 最後までお読み頂きありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅 発行者:つちぶた HP :< http://www.tsuchibuta.com/ > Blog :< http://tutibutablog.livedoor.biz/ > Mail :< このメルマガに返信していただけると届きます > 発行システム:『まぐまぐ!』< http://www.mag2.com/ > 配信中止はこちら:< http://www.mag2.com/m/0000178352.html > バックナンバー:< http://archive.mag2.com/0000178352/index.html > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※デザインが崩れて見える方へ 等幅フォントの設定について以下のヘルプページをご参照ください。 http://help.mag2.com/115.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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