JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅  RSSを登録する

JR全線全駅下車を目指す旅の模様をお伝えする、鉄道旅行記です。日本全国津々浦々、様々な駅舎をHPの写真と共に紹介します。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/06/12

【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第182号「南紀をめぐる旅その13 中央本線」

△▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲△
                     2009年6月12日 《第182号》
   JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
      http://www.tsuchibuta.com/
                          毎週金曜発行
                         発行者:つちぶた
▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽



こんにちは、つちぶたです。


今回は紀勢本線を終えた後に巡った、
中央本線の駅訪問記です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■南紀をめぐる旅(その13)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔今回の旅の行程〕
2005年3月15日
(東海道本線)東京駅→名古屋駅→ (関西本線)亀山駅→
(紀勢本線)
 高茶屋駅→阿漕駅→川添駅→栃原駅→佐奈駅→相可駅→阿曽駅→
 滝原駅→伊勢柏崎駅→三瀬谷駅→大内山駅→尾鷲駅(宿泊)

2005年3月16日
(紀勢本線)
 尾鷲駅→紀伊長島駅→梅ヶ谷駅→船津駅→三野瀬駅→
 賀田駅→波田須駅→九鬼駅→三木里駅→大曽根浦駅→
 尾鷲駅→相賀駅→新鹿駅→二木島駅→新宮駅(宿泊)

2005年3月17日
(紀勢本線)
 新宮駅→紀伊天満駅→宇久井駅→那智駅→紀伊佐野駅→三輪崎駅→紀伊勝浦駅→
 新宮駅→阿田和駅→紀伊市木駅→神志山駅→紀伊井田駅→鵜殿駅→熊野市駅→
 有井駅→大泊駅→新宮駅→紀伊勝浦駅(宿泊)

2005年3月18日
(紀勢本線)
 紀伊勝浦駅→古座駅→紀伊田原駅→紀伊浦神駅→紀伊姫駅
 →太地駅→下里駅→湯川駅→串本駅→田並駅→紀伊有田駅→
 紀伊日置駅→紀伊田辺駅(宿泊)

2005年3月19日
(紀勢本線)
 紀伊新庄駅→田子駅→見老津駅→和深駅→
 江住駅→周参見駅→朝来駅→白浜駅→椿駅→紀伊富田駅→
 紀伊田辺駅→御坊駅→和歌山駅→(阪和線)大阪駅→
(東海道本線)米原駅→大垣駅→(車中泊) 

2005年3月20日
(中央本線)
 東京駅→高尾駅→初狩駅→笹子駅→甲斐大和駅→山梨市駅→
 春日居町駅→石和温泉駅→酒折駅→甲府駅→高尾駅→東京駅(帰宅)


〔今回の旅〕
2005年3月20日(晴れ)旅6日目  〔全駅訪問通算85日目〕
(中央本線)
 東京駅→高尾駅→初狩駅→笹子駅→甲斐大和駅→山梨市駅→
 春日居町駅→石和温泉駅→酒折駅→甲府駅→高尾駅→東京駅(帰宅)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●ボロボロの状態で中央本線へ
------------------------------------------------------------------------

■大垣からムーンライトながらに乗って、
4:47に東京駅へ到着しました。

シートで眠っても疲れは取れず、
取れるどころか疲労が倍加されたようなダルイ気分で
夜行列車を降りました。

どうやら5日間の旅の疲れが、
夜行列車によってピークを越えてしまったようです。

「もうだめだ・・・。帰りたい・・・。」

列車を降りてからずっと私の頭の中では、
こだまするように帰れコールが響くのでした。

しかし、ここで帰ってしまっては、
18きっぷの1日分が無駄になってしまいます。

一応この後の予定は、常磐線・神立駅から先の
20駅ほどを降りるというものでした。

しかしこの予定は「デジカメのバッテリーが保たない」という理由から、
巡れても10駅前後になってしまうだろうと予想されます。

中途半端になってしまうなぁ・・・と思う。

それならば、中途半端に残っている中央本線の、
初狩駅から甲府駅間でも下車しに行こうかな・・・。
それで早めに帰ればいいじゃないか・・・。

ボーッとした頭でそこまで考え終えると、
私は亡霊のようにフラフラと中央線ホームに向かい、
高尾行きの列車にフラリと入り込んでシートで寝込むのでした。


列車はいつの間にか高尾駅に到着し、乗り換えのためにホームへ出ます。

そこから接続良く松本行きの列車が現れ、
私はまたウトウトと眠りにつきました。



■嫌な夢でうなされて脂汗をかいた状態で目が覚めると、
列車はちょうど大月駅に到着したところでした。

私は手の甲で額の汗をぬぐいながら、
大月駅の駅名標を眺めていました。

次の駅は初狩駅です。

過去に1度降りた事がありましたが、
もう一度降りてみたい衝動に駆られたので、
この駅から下車していく事に決めました。


ということで7:00ジャストに初狩駅に下車です。

「初狩駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-east/chuuouline-east/41hatsukari/041hatsukari.htm

「さ、、、寒い!」

ホームに降り立つと急激な気温の変化に驚きました。
東京辺りでは寒くなくても、山の方は気温が低いんですね。
おかげで眠気が一気に覚めてしまいました。

周囲を見渡すと標高の高そうな山々が連なっています。

ホームは築堤上に設けられた島式1面2線。
眼下には多くの側線と駅舎が見えます。

この駅はかつてはスイッチバックの駅だったらしいのですが、
現在は坂の途中にホームがあるという状態です。

ホームから階段を下がって、構内踏切で何本もの側線を渡って
駅舎に辿り着くという、かなり特殊な駅構内になっています。

駅員のいる駅舎はこぢんまりとした木造建築です。
かなり古そうに見えるのですが、
駅舎内外の壁はキレイになっていました。

駅前には家並みが続いていますが、
時間が早いせいかひじょうに静かです。

朝らしいキリッとした空気が心地良い・・・
と言いたいところですが、
あまりの気温の低さにシャッターを押す手が震えます。

だんだんカメラを持つ手が寒さで痛み出してきたので、
私はポケットに手を突っ込んで駅舎内に駆け戻りました。



■7:33 笹子駅に下車。

「笹子駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-east/chuuouline-east/42sasago/42sasago.htm

坂の途中にある島式1面2線のホーム。

この駅もかつてはスイッチバックだったようで、
撤去されかかっているレールが残されていました。

駅は山に挟まれた場所に位置しており、
谷底にでもいるような雰囲気があります。

ホームからは地下通路で線路をくぐり、
その下がったままの高さに駅舎があるという構造です。

平屋コンクリート造の駅舎内には駅員がいて、
乗客が切符を購入していました。

駅前に続く道路沿いには民家が並んでいましたが、
平地が少ないせいもあって人口は少なそうに見えます。

少し道路の方へ出てみようと歩を進めると、
駅出入口辺りに「笹子隧道記念碑」という
巨大な記念碑が建っていることに気がつきました。

笹子トンネルはここ笹子駅から隣駅の甲斐大和駅の間にあるトンネルで、
明治35年11月に完成してなお現役という驚きの建築物です。

こういう苦労と歴史があって今の鉄道があるんだなぁと、
記念碑を見上げながらしみじみと思うのでした。



■列車はその笹子トンネルをわずか数分でくぐり抜け、
8:02 甲斐大和駅に到着しました。

「甲斐大和駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-east/chuuouline-east/43kaiyamato/43kaiyamato.htm

ホームは2面3線。
堀割構造の駅構内で、駅舎は橋上にあります。

鉄骨造のシンプルな駅舎内には、
大きなリュックを背負った登山客が何人も集まっていました。

待合室内の壁には甲斐大和駅近辺にある
寺社や花々の写真が紹介されています。

きっと景色の良いハイキングコースがたくさんあるのでしょう。

しばらく駅前で駅舎の写真を撮っていると、
待合室にいた登山客は準備が整ったのか、
皆それぞれの方向へと歩き出していきました。

そして私は彼らとは逆に、静かな駅舎内へと戻っていきました。



■9:04 山梨市駅に下車。

「山梨市駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-east/chuuouline-east/47yamanashishi/47yamanashishi.htm

ホームは2面3線で、跨線橋で結ばれています。

駅舎は古い木造建築です。

駅舎内は自動改札があったりとキレイな雰囲気ですが、
車寄せにはゴツゴツとした石積みの柱があり、
また外側の壁や柱の端々に古いままの姿を見る事ができます。

駅前のロータリーはしっかりと舗装され、
そのまわりに多くの店や建物が並びます。

山梨の代表駅らしい賑やかな町並みでした。


※現在、駅舎は改修されたようです



■9:30 春日居町駅に下車。

「春日居町駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-east/chuuouline-east/48kasugaichou/48kasugaichou.htm

ホームは相対式2面2線。
駅は開けた盆地にあって、住宅と果樹園が広がっていました。

やけにシンプルなホームだなぁと思いながら出入口まで行くと、
駅舎も待合室も無い無人駅でした。

駅前の駐輪場にはたくさんの自転車が置かれているので、
利用者は多いのでしょうが、実に静かですがすがしい駅です。

下りホーム側の、駅出入口とは少しずれた位置に、
舗装されたロータリーと足湯がありました。

ハイキングコースの案内板などもある事から、
観光客が利用する駅なのかもしれません。



■9:57 石和温泉駅に下車。

「石和温泉駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-east/chuuouline-east/49isawaonsen/49isawaonsen.htm

ホームは2面3線構造で、
改札口には行列ができて進まないほどの利用客がいました。

静かな駅が続いた後だと少々戸惑います。

石和温泉駅は、その名が示すとおりの温泉観光地なのです。

そして今日は日曜日。
午前10時というと、温泉宿をチェックアウトする時間帯です。
まさに温泉街ラッシュの時間ではないですか。

駅舎内には切符を購入しようとする観光客が、
何十人も窓口に並んでいます。たいへんな混みようです。

私はひとまず駅前に脱出し、辺りを見渡しました。

駅前のロータリーにはびっしり並ぶタクシーと自家用車。
その周囲に土産屋が建ち並ぶという観光地駅の典型をなしていました。

駅舎は一部二階建てのある木造建築で、
三本の太い柱が車寄せ屋根を支える山小屋風の建物です。

昭和初期頃の建築でしょうか。
温泉観光地の雰囲気にとてもよく合っているように思います。

駅前をぐるりと見物した後、駅舎内に戻ってみると、
窓口に並んだ列はちっとも進んでいないように見えました。

私は18きっぷで有人改札をするりと通り抜けて、
ホームで次の列車を待ちます。

そういえばいつの間にか気温が上がっているのか、
ほとんど寒さを感じなくなっていました。



■10:21 酒折駅に下車。

「酒折駅」
http://www.tsuchibuta.com/jr-east/chuuouline-east/50sakaori/50sakaori.htm

ここも石和温泉駅と同じ2面3線構造で、
長い長いプラットホームが延びていました。

ホーム間を結んでいるのは地下通路で、
駅舎はホームよりも下に位置しています。

まわりには住宅が多く見受けられますが、
とても静かで長閑さを感じる駅でした。

石和温泉駅が賑やかすぎたので余計にそう感じるのかもしれません。

駅舎内には駅員がいて、みどりの窓口も設置されていました。

駅舎の壁は真新しいサイディングボードやタイルが貼られていますが、
おそらくは昭和初期頃の古い木造建築なのでしょう。
どこか懐かしさを感じさせる駅舎です。

で、再びホームに戻り、地下通路をくぐって島式ホームも見に行きました。

ホーム上には古レールを使った旅客上家と荷物上家が残っており、
観察のしがいがあります。

良く晴れた天気の下、駅構内をフラフラ観察するのは実に楽しいものです。

何故かこの酒折駅が醸す不思議な穏やかさにも惹かれ、
なんだかもうしばらくこの駅にいたいなと思い始めてしまい、
私は甲府行きの列車を1本見送る事にしました。

たまには時間に追われない駅訪問というのもいいものだなと感じながら、
通り過ぎていく列車を眺めていました。



■さて、この日の駅訪問は酒折駅にて終了です。
(甲府より先の駅は既に訪問していたため)

この後、甲府駅に出て駅弁を購入し、
11:09発の上り列車に乗り込んで、
車内で弁当を食べながらのんびりと東京へ向かいました。

朝方はあれほど疲労していた私の体は、味のある駅に降りたことで、
脳内麻薬のエンドルフィンが大量分泌されたようで、
すっかり元気になっていました。

とはいえ、これ以上体を酷使する気にはならず、
キッパリと諦めて帰ることにします。

たまにはそんな終わり方も良いかなと思う。
とにかく紀勢本線の旅は疲れたので・・・。



『南紀をめぐる旅』+中央本線の旅 終わり



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今回の旅で訪問した駅(訪問順)※初訪問駅のみ記載
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年3月15日
(紀勢本線)
 高茶屋駅 阿漕駅 川添駅 栃原駅 佐奈駅 相可駅 阿曽駅
 滝原駅 伊勢柏崎駅 三瀬谷駅 大内山駅 

2005年3月16日
(紀勢本線)
 紀伊長島駅 梅ヶ谷駅 船津駅 三野瀬駅 賀田駅 波田須駅 九鬼駅 
 三木里駅 大曽根浦駅 尾鷲駅 相賀駅 新鹿駅 二木島駅 

2005年3月17日
(紀勢本線)
 新宮駅 紀伊天満駅 宇久井駅 那智駅 紀伊佐野駅 三輪崎駅 
 紀伊勝浦駅 阿田和駅 紀伊市木駅 神志山駅 紀伊井田駅 
 鵜殿駅 熊野市駅 有井駅 大泊駅 

2005年3月18日
(紀勢本線)
 古座駅 紀伊田原駅 紀伊浦神駅 紀伊姫駅 太地駅 下里駅 
 湯川駅 串本駅 田並駅 紀伊有田駅 紀伊日置駅 

2005年3月19日
(紀勢本線)
 紀伊新庄駅 田子駅 見老津駅 和深駅 江住駅 周参見駅 朝来駅 
 白浜駅 椿駅 紀伊富田駅 紀伊田辺駅 御坊駅 

2005年3月20日
(中央本線)
 笹子駅 甲斐大和駅 山梨市駅 春日居町駅 石和温泉駅 酒折駅 


●今回の旅で訪問した駅数 68駅

●JR総訪問駅数 1217駅


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近、鉄道とはなんの関係もない雑誌で、
鉄道特集が組まれる事が増えているようですね〜。

先日も、なんの雑誌か忘れてしまいましたが、
パラパラっとめくったら、JR九州の「SL人吉」がドドンと載っていて、
思わず見入ってしまいました。

個人的には、蒸気機関車に乗りたいという願望はあまり無いのですが、
このSL人吉の客車の写真を見たら、これは乗ってみたいな・・・、
と思ってしまいましたよ。

↓JR九州のサイトにSL人吉の写真がたくさん載っています。
http://www.jrkyushu.co.jp/tabi/sl_hitoyoshi/index.jsp

なんといっても展望ラウンジがすごい!
おまけに木材をふんだんに使った、凝りに凝った内装は驚愕ものです。
さすがはJR九州だなと思いました。

車両のデザインにおいてはJR九州は飛び抜けていますからね。
私も九州に住んでいたら車両好きになったかもしれない(笑)



で、ついでにJR九州のサイトを色々見ていたら、
九州の全鉄道(JRも私鉄も)乗り放題の切符なんていうのが有る事を知りました。

http://www.jrkyushu.co.jp/tabi/mankitsu/index.jsp

全然知りませんでしたよ。いつ発売されたんだろう?

10,000円で3日間乗り放題だから、18切符よりは割高になるけれど、
18切符と期間がかぶらないようになっているから使いやすそうですよね。

こういうのがJR各社にあればいいのになぁ・・・。
と思う今日この頃です。



それではまた来週お目にかかります。

最後までお読み頂きありがとうございました。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
  発行者:つちぶた
 HP  :< http://www.tsuchibuta.com/ >
 Blog  :< http://tutibutablog.livedoor.biz/ >
 Mail  :< このメルマガに返信していただけると届きます >
  発行システム:『まぐまぐ!』< http://www.mag2.com/ >
  配信中止はこちら:< http://www.mag2.com/m/0000178352.html >
 バックナンバー:< http://archive.mag2.com/0000178352/index.html >
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ※デザインが崩れて見える方へ
 等幅フォントの設定について以下のヘルプページをご参照ください。
 http://help.mag2.com/115.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る