2009/03/06
【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第168号「八高線→高崎線→上越線の旅その2 八高線2」
△▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲△ 2009年3月6日 《第168号》 JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅 http://www.tsuchibuta.com/ 毎週金曜発行 発行者:つちぶた ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽ こんにちは、つちぶたです。 今回は八高線の続きです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■八高線→高崎線→上越線の旅(その2) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〔今回の旅の行程〕 2005年1月20日 (八高線) 折原駅→竹沢駅→寄居駅→松久駅→用土駅→丹荘駅→ 児玉駅→北藤岡駅→群馬藤岡駅→倉賀野駅→ (高崎線) 新町駅→神保原駅→本庄駅→岡部駅→深谷駅→籠原駅→ (上越線) 高崎問屋町駅→(帰宅) 〔今回の旅〕 2005年1月20日(晴れ)日帰りの旅 〔全駅訪問通算79日目〕 (八高線) 用土駅→丹荘駅→児玉駅→北藤岡駅→群馬藤岡駅→倉賀野駅→ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●快晴の下、古い駅舎たちが現れる ------------------------------------------------------------------------ ■八高線・松久駅から寄居駅側に一駅戻って、用土駅に下車しました。 「用土駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-east/hachikouline/17youdo/17youdo.htm ホームは単式1面1線。 駅両端の線路の微妙な曲り具合を見ると、 かつては相対式2面2線あったような跡がうかがえます。 ホームとくっついた状態で立つ駅舎は、 昭和7年竣工の木造モルタル駅舎でした。 驚くことに、駅舎全体の外壁はほとんど手が加わっておらず、 昔のままの下見板張りの姿で残っていました。 さっそく駅舎内に入ってみよう、と思ったのですが、 扉が閉め切られていて入れません。 では出入口はどうなっているのかというと、 駅舎の横に、通行専用のプレハブ小屋が立っていて、 そこにベンチとSuicaのタッチパネルが設置されていました。 これは一体、どういうことなんだろう? 駅舎が古すぎて危険ということなのでしょうか。 しかし、駅舎内を窓からのぞいてみると、 中には大きなテーブルや雑誌などが置かれていました。 地元の人たち限定の、 コミュニティーセンターか何かになっているのかもしれません。 駅前は駐車スペースになっていて、 たぶん営業していないであろうシャッターを下ろした商店が一軒あり、 その前にたくさんの自販機が置かれています。 あとは瓦屋根の家が並んでいる静かな住宅地でした。 それにしても、ちょっとキツイ臭いが漂っています・・・。 農家の肥料か何かかなぁと思いながら駅前を少しぶらついていると、 「モ〜〜〜〜〜〜」 という牛の鳴き声が聞こえてきました。 なるほど牛か・・・。 そのなんとも間延びした声が聞こえてくる度に、 なんて平和で長閑なんだろうなぁと思うのでした。 時刻は既に9時近くになり、 気温も上がってきて寒さは感じなくなっていました。 空はみごとに雲一つ無い快晴で、 私の旅では珍しい現象なので嬉しくなります。 ホームに戻って日向ぼっこをしながら列車を待ちました。 人の声も車の音も聞こえない実に静かな駅で、 聞こえてくるのは牛の鳴き声と、 駅舎の屋根にとまったスズメの鳴き声くらいでした。 ■次は3駅進んで、9:24 丹荘駅に下車。 「丹荘駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-east/hachikouline/20tanshou/20tanshou.htm ホームは相対式2面2線で、 屋根の無い跨線橋が架かっています。 駅舎は鮮やかな朱色の瓦屋根が眩しい、 古い木造モルタル造! 竣工日は昭和6年と書かれていました。 八高線沿線は古い駅舎を大事に扱う路線なのだなと感心します。 この駅は駅員が居るためか、 古いながらもとてもキレイなたたずまいでした。 駅舎内の壁やベンチも昔のまま残っていて、 昭和初期の空気がたちこめています。 駅前に目を移すと、ロータリーの真ん中に木の電柱が1本と、 不自然すぎるほどの雑多な木々が植えられていました。 駅舎が建てられた頃に植えられたものなのでしょうか。 なんとも可笑しさを感じますが、 きっと色々な人たちの色々な思いが込められているのでしょう。 ■次は1駅戻って、児玉駅に下車。 「児玉駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-east/hachikouline/19kodama/19kodama.htm ホームは相対式2面2線で、 駅舎側に留置線が1本ありました。 私が降り立ったホーム側には、 ささやかながら生垣やベンチがあってなかなか良い雰囲気です。 そして向かいのホームに見える駅舎は、 またしても、見るからに古そうな建物だったので胸が躍ります。 私は鼻歌を歌いながら跨線橋を渡っていきました。 駅員に切符を見せてから駅舎内に入ると、 古い板張りの壁や、角がすり減った木造のベンチなどが目に入ります。 これは古そうだ・・・。 駅前に出ると、めちゃくちゃ錆び付いた食堂の看板と、 文字が半ば見えなくなりつつあるタクシー営業所の看板が目立っていました。 たまたまその2軒が目立つだけで、 他はこぎれいな店が道路沿いに並んでいました。 振り返り見る駅舎は、期待通りの木造モルタル駅舎。 ずいぶん凝った車寄せだなぁと、 入口上部の屋根を見上げると、 鬼瓦に「JR」「児玉駅」という文字が書かれていました。 これはスゴイ・・・。 今時珍しい職人技が光る駅舎です。 さらに大棟の部分にも、さりげなくJR児玉駅の立体文字が付いていました。 これはずっと眺めていても飽きないな、と思いながら まだ何か隠れていないかと隅々まで駅舎を眺め回しました。 再びホームに戻って裏側を観察していると、 建物財産標を見つけ、昭和14年という年代を確認。 昭和二桁ですが、戦前です。古いです。 ■次は2駅進んで、北藤岡駅に下車。 「北藤岡駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-east/hachikouline/22kitafujioka/22kitafujioka.htm ホームはカーブの途中にある単式1面1線でした。 向かい側には高崎線の線路があり、 この駅は2路線のちょうど合流地点にあたっていることが分かります。 駅は無人で、駅舎は無く、 ホームから入れる待合室があるのみです。 待合室の竣工日は昭和47年と微妙に古い木造建築でした。 駅前には自転車がびっしりと並んでいます。 無人駅とはいえ、利用客は多いのかもしれません。 周辺には店などはなく、 一戸建ての家がどこまでも続いていました。 高崎線が通り過ぎることを除けば、 とてもとても静かな駅で、 なんだかのんびりした気分になりました(眠くなってきたとも言う)。 ■次は1駅戻って、10:50 群馬藤岡駅に下車しました。 「群馬藤岡駅」 http://www.tsuchibuta.com/jr-east/hachikouline/21gunmafujioka/21gunmafujioka.htm ホームは単式1面1線、島式1面2線ありましたが、 一番外側は使用されていないのか線路は錆びまくっていて、 実質相対式2面2線です。 かつてはあと数本の側線があったような跡も残っており、 駅構内はわりと広く感じます。 ホーム間を結ぶ古そうな跨線橋を渡って、 有人の駅舎内に入りました。 駅舎内の天井はかなり高く、 改札上部は吹き抜けになっていて、 ステンドグラスがはめ込まれています。 内部の壁面は古いままなのですが、 一部の柱と天井は新しい木で組んであり、 ペンションのような雰囲気があります。 駅前には小さなロータリーがあり、 周辺にはデパートや病院が建っているのが見えます。 車の通りも多く、わりと賑やかです。 そして期待の駅舎を振り返り見上げます。 「おぉぉ、これは・・・」 昭和6年竣工の古い木造モルタル駅舎です。 補修はしているのでしょうが、 全体的に古いままの状態で残っています。 しかしただ古いだけではなく、 何か違和感を覚えるような不思議な駅舎です。 まず目に入るのはファサードの、 ステンドグラスの付いた大きな三角屋根。 瓦はオレンジを基調としたモザイク柄で、 それが三角屋根と相まって洋風さを演出しています。 しかし、注目は車寄せ屋根の中央部分・・・。 なんとその真ん中に、 直視できないほど恐ろしい顔をした鬼瓦が 貼付けてあるではないですか! 普通、鬼瓦って棟の端に付いているものだと思うのですが・・・。 先程の児玉駅の鬼瓦といい、何かあるのかと気になっていたのですが、 駅舎の横にある看板を見ると、 「瓦と緑のふる里 ふじおか」と書かれてあり、 鬼瓦の絵が描かれていました。 そして駅舎内にあった物産展示コーナーにも、 立派な鬼瓦が飾られていました。 ここ群馬県藤岡市一帯は、良質な粘土が取れることから、 昔から瓦の一大産地として発展してきた場所だそうで、 なんと1200年もの歴史があるのだとか・・・。 なるほど魂を感じる鬼瓦がある筈ですね。 ■で、11:38 群馬藤岡駅から高崎行きの列車に乗り、 11:47に高崎駅の手前、倉賀野駅に下車しました。 この駅は以前に下車したので外には出ません。 そして私は10分後に来る上りの高崎線に乗って、 今度は高崎線の残りの駅を下車しに向かうのでした。 つづく ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 来週3月14日はダイヤ改正ですね〜。 悲喜こもごもと言ったところでしょうか・・・。 なにはともあれ、「喜」の部分で言えば、 JRの新開業駅が6駅もあります。 JR東日本 川越線・西大宮駅、南武線・西府駅 JR東海 東海道本線・南大高駅 JR九州 鹿児島本線・ししぶ駅、広木駅 久大本線・久留米高校前駅 JTB時刻表によると、新開業駅を入れたJR全駅数は 4613駅になったとのこと。 随分増えましたねぇ。 ちなみに、ちょっと気になって過去の駅数を調べてみたのですが・・・ 2008年3月 4606駅 2007年7月 4591駅 2006年8月 4586駅 2005年5月 4599駅 2004年8月 4596駅 2003年10月 4635駅 ※月が一定でないのは適当な時刻表を所有していなかったためです。 すいません・・・。 こう見ると、毎年ずいぶん駅数が変わっているんですね。 しばらく微増微減を繰り返した後、 ここ数年は一気に都市部に駅が増えてきた、 という感じでしょうか。 なんだかいろいろと考えさせられますね〜。 それではまた来週お目にかかります。 最後までお読み頂きありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅 発行者:つちぶた HP :< http://www.tsuchibuta.com/ > Blog :< http://tutibutablog.livedoor.biz/ > Mail :< このメルマガに返信していただけると届きます > 発行システム:『まぐまぐ!』< http://www.mag2.com/ > 配信中止はこちら:< http://www.mag2.com/m/0000178352.html > バックナンバー:< http://archive.mag2.com/0000178352/index.html > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※デザインが崩れて見える方へ 等幅フォントの設定について以下のヘルプページをご参照ください。 http://help.mag2.com/115.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



