JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅 RSSを登録する

JR全線全駅下車を目指す旅の模様をお伝えする、鉄道旅行記です。日本全国津々浦々、様々な駅舎をHPの写真と共に紹介します。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2008/05/30

【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第128号「のと鉄道(その6)」

この記事を取り寄せる

△▲━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▲△
                     2008年5月30日 《第128号》
   JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
      http://www.tsuchibuta.com/
                          毎週金曜発行
                         発行者:つちぶた
▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽



こんにちは、つちぶたです。


ここ数日寒いですね・・。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■能登半島を行く!(その6)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2004年10月24日(晴れ)旅3日目  〔全駅訪問通算65.1日目〕
 ※この日は第三セクター「のと鉄道」のみの訪問なので
  駅訪問日数に加算していません

〔前回の旅〕
 和倉温泉→能登中島駅→西岸駅→上戸駅→
 鵜飼駅→(徒歩)→見附島観光→(徒歩)→南黒丸駅→

〔今回の旅〕
 鵜島駅→正院駅→珠洲駅→飯田駅→蛸島駅→七尾駅(泊)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●のと鉄道末端区間、そして終着駅へ
------------------------------------------------------------------------

■12:42 鵜島駅に下車しました。

「鵜島駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/28ushima/28ushima.htm

ボロボロのコンクリートのホームが、
宙に浮いたように築堤上に掛かっています。

駅舎は無く、ホーム上に小さな待合室がありました。

駅の下には田圃と、住宅の密集地があり、
その先に海が横たわっているのが見えます。

階段を下がって遠目で駅全体を見てみると、
そこそこ高さがあることが分かりますね。

のと鉄道は鵜島駅のように高台を通っている例が多く、
建設時にはずいぶん苦労しただろうなと思います。



■13:09 次は終点の一つ手前、正院駅に下車です。

「正院駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/34shouin/34shouin.htm

単式1面1線の無人駅。

ホーム上には待合所が設置されていましたが、
これまで見たものとは違い、かなりの幅広さがありました。

半分ブロック壁で半分木造というのは
今まで見た待合室と同じなのですが、
屋根と柱に鉄骨が使われガッシリとしています。

後になってから手を加えたのでしょうか。

駅舎は立派なコンクリート造・・・、
と思ったら、木造モルタル造ですね。

わりと痛んでいるようで、
壁は所々剥がれ、窓には板が打ち付けられていました。

駅舎内は使い込まれた木造のイスが並び、
「出札口」と書かれた無人の窓口がノスタルジックな気分を誘います。

良い雰囲気の駅舎です。

駅周辺は民家が多く、そこかしこに家庭菜園がありました。
時間がここだけゆったりと流れているような感覚にとらわれます。



■次は、昨日地震に遭遇した駅、珠洲(すず)駅に下車です。

「珠洲駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/33suzu/33suzu.htm

ホームは島式1面2線あり、さらにのと鉄道の車庫がありました。

私の感覚では大きな構内という印象はなかったのですが、
のと鉄道の中で言えば間違いなく大きな構内になりますね。

駅舎は横幅のある平屋のコンクリート造。
見た目のわりには待合室は狭めで、
その狭い中に売店と観光案内所が設置されていました。

わずかにあるベンチはほぼ地元のおばちゃん方で埋まっていて、
笑い声と穏やかな空気に包まれていました。

とても昨日大きな地震があったとは思えない雰囲気で、
ホーム出入口の扉に貼られた「新潟県内の地震に伴うお知らせ」
という列車の運休を知らせる張り紙がなければ、
思わずその事実を忘れてしまいそうです。

駅前には広いロータリーがあり、
バス停留所とタクシー乗り場があります。

昨日の夜は多くのタクシーが停まっていましたが、
ほとんど出払っていてガランとしていました。

次の列車が来るまで約1時間。
私は駅舎入口の脇にある自販で缶コーヒーを買って、
良く晴れた青空を眺めながら時間が過ぎるのを待ちました。



■14:31 飯田駅に下車。

「飯田駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/32iida/32iida.htm

ホームは単式1面1線で、
両側が杉林に囲まれた秘境度あふれる駅です。

鉄骨造の上家には、旧駅名「珠洲飯田」のまま残っている
駅名標がぶら下がっていました。
撤去するのが面倒だったのでしょうか。

ホームはかなり高い築堤上にあって、
階段の下の方に駅舎があります。

階段を下がると同時に民家の屋根がたくさん見えてきて、
秘境駅ではないのだ、という安心感が広がりました。

たどり着いた駅舎は正院駅と同じタイプの木造モルタル造。

中は無人で、薄暗くひっそりとしていました。

駅前には民家が建ち並び、
床屋や商店などの店も点在しています。

ホームで受けた印象とは正反対で、ちょっと驚きでした。



■15:14 ついに終点の蛸島駅に到着。

「蛸島駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/35takojima/35takojima.htm

ここで路線が終わると思うと、
何か切ないような、微妙な感情がわき上がってきます。

列車からは10人くらいの乗客が下車しましたが、
ほとんど鉄道ファンといった感じでした。

ホームは単式1面1線のみ。
側線や留置線もなく、シンプルな構造です。

向かいには田圃があるばかりで民家が全く見えませんが、
駅前周辺には多くの民家が密集していました。

駅舎は正院駅・飯田駅と同じ木造モルタル造。

駅長室の扉が開いていていたので有人駅かと思ったのですが、
そうではなくて、駅舎内で店が入居していて、
鉄道グッズなどが売られていました。

約10分後に列車は折り返していくため、
ほとんどの乗客はそれに乗って駅を去っていきましたが、
私はもう1本遅らせることにしました。

そう考えた人は意外にも何人かいたようで、
駅舎内のベンチは家族連れなどでほぼ埋まっていました。

そんなわけで、私は駅舎内で待つのを諦め、
近くの海に出てみることにしました。

10分も歩かないうちに大きな港に出ます。
人影はなく、停泊している多くの漁船の上を
何羽ものカラスが飛び交っていました。

港沿いの道路脇に長細く続く大きな公園があったので、
私はそこに備え付けられたベンチに座り、
ふうと息をついて空を見上げました。

少し薄暗くなってきた空には、
ウロコ雲がどこまでも続いていて、
幻想的な風景を創り出していました。

キレイだなぁと思いながら見ていたのですが、
そういえば、うろこ雲が出た翌日は雨が降る、
という定説を思い出しました。

まさか明日は雨ではあるまいなと心配になってきます。
(翌日は降らなかっけど、翌々日に雨に見舞われることになる・・)



■16:26 蛸島駅を出発しました。

今日の旅はこれにて終了。
のと鉄道の駅訪問は和倉温泉駅の隣の2駅が残っているのですが、
それは明日にまわしています。

蛸島駅から今日の宿を取っている七尾駅までは約3時間。
長いです。

珠洲駅からは学生がどっと乗ってきて、
車内は帰宅ラッシュになっていました。

私の隣と向かいには男子高校生が座っていて、
学生特有の会話が聞こえてきます。

話題は主に大学受験に関することで、
「偏差値」「過去問」「単語集」といった言葉が出てきていました。

かれこれ10年前に聞いた言葉たちだったので、
私は何だか懐かしい気分になるのでした。

やがて会話はいつの間にか
「隣のクラスのあの子がかわいい」というような話に変わります。

そういえば学生の頃は、試験の成績や、友達関係が全てで、
その中で人生最大の目標と言ったら、
"好きなあの子をどうやって口説くか"
だったよなぁ、などと思うのでした(笑)

しかし今は、学生当時の悩みの全ては
まったく別のことに転換され、
苦楽を共にしたはずの友達関係は年々減り、
おおかたの悩みは職場の人間関係に置き換えられ、
その上、生活をどうするんだとか保険は税金は将来はなどと・・・・。

・・・・。

・・・寝ようかな。

私は学生たちが熱く語る恋談義を聞きながら眠りにつくのでした。



つづく



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

何号か前に、今回の「のと鉄道」に行ったときのメモが見あたらない、
ということを書いたのですが、
先週、見つけました(笑)

別に積極的に探したわけではなくて、
ちょっと引き出しを開けたら、
5冊くらいの小さなノートが出てきたんです。

まったく役に立たないようなメモ(ほぼ日記に近い)関連だったのですが、
暇つぶしにパラパラ見ていると、
今回の旅のメモが書かれていたという。

衝撃でしたね(笑)
おまけにそのノート自体も忘れていました。
こんなノート買ったっけなぁと。

さらに衝撃だったのは書かれた順番でして、
例を出しますと、

ノートA:2000年の旅 日常のメモ 2004年の後半の旅
ノートB:2002年の旅 2005年の旅 日常のメモ
ノートC:2003年の仕事のメモ 2004年前半の旅

という風に、それはもう呆れ返るほどの適当なメモぶりなんです。
全然時系列で並んでいない。

ほかにもパソコンでプリントアウトしたA4の地図の裏に
書かれた旅のメモも何枚か出てきて、
まったくまとまりません。

お願いだから一つのノートにまとめておいて下さいよ。
で、旅の前にノートが見つからないからって、
メモ取らないまま旅を終えてしまうのもやめて下さいよ。

と、今自分に言い聞かせています。

と書いておきながら、話半分で書き流しています。

次の旅からは気を付けます。(たぶん)



それではまた来週お目にかかります。

最後までお読み頂きありがとうございました。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 つちぶた本舗の全駅訪問の旅
  発行者:つちぶた
 HP  :< http://www.tsuchibuta.com/ >
 Blog  :< http://tutibutablog.livedoor.biz/ >
 Mail  :< tsuchibuta@mail.117.cx >
  発行システム:『まぐまぐ!』< http://www.mag2.com/ >
  配信中止はこちら:< http://www.mag2.com/m/0000178352.html >
 バックナンバー:< http://archive.mag2.com/0000178352/index.html >
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ※デザインが崩れて見える方へ
 等幅フォントの設定について以下のヘルプページをご参照ください。
 http://help.mag2.com/115.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る