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JR全線全駅下車を目指す旅の模様をお伝えする、鉄道旅行記です。日本全国津々浦々、様々な駅舎をHPの写真と共に紹介します。

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2008/05/02

【JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅】第124号「のと鉄道(その2)」

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                     2008年5月2日 《第124号》
   JR全線全駅へ!つちぶた本舗の全駅訪問の旅
      http://www.tsuchibuta.com/
                          毎週金曜発行
                         発行者:つちぶた
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こんにちは、つちぶたです。


今回はのと鉄道2回目ですー。


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■能登半島を行く!(その2)
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2004年10月22日(晴れ一時雨)旅1日目  〔全駅訪問通算64日目〕

〔前回の旅〕
 上野駅→
(北陸本線)
 津幡駅→
(七尾線)
 七尾駅→
(のと鉄道)
 古君駅→前波駅→(徒歩)→沖波駅→

〔今回の旅〕
(のと鉄道)
 甲駅→波並駅→(徒歩)→矢波駅→七見駅→(徒歩)→鵜川駅→
 小浦駅→藤波駅→(徒歩)→宇出津駅→羽根駅→和倉温泉駅(泊)


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●海沿いながら山深いところにある駅たち
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■11:31 甲(かぶと)駅に到着。

「甲駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/10kabuto/10kabuto.htm

列車交換可能な島式1面2線。

錆び付いた上家と雑草が生えたホームと道床に悲哀を感じます。

駅舎とは逆の方を見ると、留置線に1両の車両が止まっていました。
「オユ10 2565」と書かれた郵便車両で、
赤色の郵便マークが目を引きます。
貴重な車両ですが、なぜこの駅にあるのでしょうか?

で、構内踏切を渡って駅舎の待合室に入ります。
無人駅でしたが、ベンチには列車を待つ地元の人が数人いました。

駅舎は昭和34年竣工のブロック造。
経年の重みのようなものがにじみ出ていますね。

駅前には民家が建ち並んでいて、
時折人が通り過ぎるのが見えます。

列車の時刻が近づくにつれ、ポツリポツリと人が集まってきました。
私は列車が来るギリギリまで駅舎を観察してからホームに向かいました。



■12:11 波並駅に

「波並駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/17hanami/17hanami.htm

ホームは単式1面1線のみで、
駅舎は無く、ホーム上に小さな待合室がありました。

駅のすぐ横には国道249号が走っており、
その先には海が広がっていて、
静かに揺れる海面がキラキラと光っていました。

先程まで降っていた雨は既にやんでいて、
濡れた路面の照り返しもあってひじょうに眩しいです。

道路に出て先の方を見ると、
山と海に挟まれたわずかなスペースに
民家が建ち並んでいるという状態でした。


で、約5分ほど駅と駅周辺を眺めた後、
私は隣の駅へと歩き始めました。

線路と国道は共に海沿いをなぞるように走っているので、
道に迷うことなく駅にたどり着けそうです。



■30分ほど歩き続けると、矢波駅のホームが見えました。

「矢波駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/16yanami/16yanami.htm

道路に沿って駅に近づくと、
ホームに上がる道がないことに気がつきます。

仕方なく私はまた少し引き返して、
線路をくぐるトンネルを抜け、
ぐるっと民家の並ぶ道をまわって駅にたどり着きました。

駅舎は無く、築堤上のホームへ続く階段があるのみです。

ホームに上がると、目の前には弧を描いた海が見渡せました。
なんという眺めの良い駅だろう・・・。

私はしばらくホームに立ちつくし、
波の音を聞きながら、海から運ばれる涼しい風を感じていました。

この駅に来られただけでも、
のと鉄道に来て良かったなと思わずにいられませんでした。



■13:22 七見駅に下車。

「七見駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/15shichimi/15shichimi.htm

単式1面1線の無人駅。

わりと新しいコンクリートホームと、
木造の待合室がありました。

というのも、この駅は1995年(平成7年)3月17日に開業した駅なのです。

2005年3月末でのと鉄道が廃止となると、
なんとわずか10年という短い期間で終焉を迎えることになります。

待合室内には、七見駅が開業したときの写真が飾られていました。
その写真は、たくさんの地元の人たちがホームに所狭しと並び、
駅開業を喜び合っているというものでした。

そんな写真を見ると、無性に悲しみがこみ上げます。
悲願の駅が開業して間もなく、廃駅となってしまうのですから・・・。


さて、七見駅の周囲は山に囲まれています。
そこそこ海が近いはずなのですが、
少し内陸に入ると結構険しい山になるんですね。

駅の周りを見ると、民家の屋根が
上の方にあったり下の方にあったりと、
かなり入り組んでいるのが分かります。

ホームの出入口も、片側は緩いスロープになっていますが、
もう片方は急な階段になっています。
下から見上げると、ホームと待合室が宙に浮いているような感じです。


さて、私はまた隣の駅へと歩きます。
のと鉄道は駅間が短いのでなんてことはないのですが、
やはりこう何度も歩くのはせわしないし、疲れます。



■山を抜けて港町っぽいところを進むと、
わずか20分ほどで鵜川駅に到着しました。

次の列車までの時間があまりなかったため、
少し早足で歩いてきたので息が切れます。

「鵜川駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/14ukawa/14ukawa.htm

駅舎はブロック造の立派なものが建っていました。

中に入ってみると、窓口は閉まっていました。
しかし完全な無人駅ではなくて、平日7:10〜12:10まで駅員がいるようです。
が、土曜・日曜・祝日は休みという、なかなか厳しい営業形態でした。

ホームへは構内踏切で結ばれており、
島式1面2線と留置線が1本ある広い構内を有しています。

端の方にはボロボロのブロック造の鉄道官舎が残っていました。
昔は賑わいのある駅だったのかもしれません。

またホーム上には立派な上家とベンチがあり、
柱には古レールが使われていました。

レールの刻印を見ると、カーネギー社製(1906年)と
八幡製鉄製(1934年)のものでした。古いものですね。



■14:11に鵜川駅を出発し、14:33小浦駅に下車しました。

「小浦駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/21oura/21oura.htm

ホームだけ見たら完全に秘境駅に見えます。

山間の駅といったおもむきですが、
駅に通じる道の先を見ると麓に家々が立ち並んでおり、
その先の方に海面が見えました。

道は細く急で、車は通れない状態です。

一応下まで行ってみたのですが、
細い路地が迷路のようになっていて不安になったので、
すぐにホームへ戻ってきてしまいました。



■15:15 藤波駅に下車。

「藤波駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/18fujinami/18fujinami.htm

駅は杉林に囲まれた中にあり、
民家が見えず、秘境感が漂います。

ホームは片面1線で、
昭和35年竣工の半ブロック・半木造の待合室が建っていました。

まさに何もない駅です。

駅前の道路とは段差無くつながっています。
駅前右手の坂の下を見ると杉林の先に民家が並んでいるのが見えました。

とりあえず私はこれから隣の宇出津(うしつ)駅まで歩くので、
駅前左手の細い道を進んでいきました。

スギとススキが生い茂る淋しい道を抜けると、
海が現れました。

しかし、相当な高低差があります。
こんな上の方に駅があったのかと驚くのでした。

やがて長い階段が現れたので下まで降りていくと、
民家の密集地へたどり着きます。
人も車も多く行き交っているのを見ると、
駅前だけではその駅を判断できないものだなと思うのでした。

海沿いの国道を進むと建物はどんどん増えていき、
ひじょうに賑わいのある町に突入します。



■で、40分ほど歩き続けると宇出津駅に到着しました。

「宇出津駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/19ushitsu/19ushitsu.htm

駅前には広いバスターミナルと駐車場があり、
そのまわりに多くの店や民家が並んでいます。

のと鉄道に乗ってから初めて直面したその賑わいに、
若干気後れしたものの、無人駅ばかり巡った後だったので、
ホッとするような妙な安心感を感じました。

駅舎はブロック造の大きなもので、有人駅でしたが、
駅舎内にはさらに売店までありました。

ホームは島式1面2線で、他に側線や車庫があります。

発車時刻が近づくとホームにはたくさんの学生が集まってきて、
私が乗る列車はラッシュ状態でした。



■そんな混雑した列車を私は1駅で降りてしまいます。
16:56 隣の羽根駅に下車です。

「羽根駅」
http://www.tsuchibuta.com/zshitetsu/noto/20hane/20hane.htm

単式1面1線の無人駅です。
宇出津駅とは正反対の静寂に満ちた駅でした。

駅舎は無く、今日何度も見かけた同じタイプの待合室があります。

駅前には古く立派な瓦屋根の家々が立ち並び、
坂道の先を見ると更に多くの民家があって、
その向こうには海が見えました。

駅前から見ると、駅の姿がよく分からないという、
典型的な地元民限定駅といった面持ちです。



■さて、日も暮れかけてきたので、
本日の駅巡りはこれにて終了です。

私はこの後、羽根駅17:13発の列車に乗り、
19:10和倉温泉駅に下車して、予約していた宿に向かいました。

ホテルにチェックインして部屋に荷物を置くと、
1日目が無事終わったなぁという安堵の息をつきました。

今日は朝からろくなものを食べていなかったので、
コンビニ弁当がうまいったらないです。

そして私は、明日も当然のことながら、
無事に駅を巡れるだろうと思いながら弁当を食べていました・・・。



つづく



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■編集後記
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つい最近、JR北海道の特急「まりも」が無くなる、
なんて暗いニュースがありましたが・・・

あえてそこはスルーして

JR北海道の札幌〜旭川間を走る「旭山動物園号」が、
今年リニューアルしたそうです。

「JR北海道「旭山動物園号」リニューアル運行」
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video_news/22536.html
↑動画付き※音が出ます
(北海道新聞は削除が早いのでもしかしたら見られないかもしれません)

http://www.jrhokkaido.co.jp/travel/asahiyamazoo/index.html
↑JR北海道の「旭山動物園号」のページ

「オオカミ号」が増結して、5両編成になった、
というのも気になる点なのでしょうけれども、
なんと言っても注目は「ハグハグチェア」!!!

名前だけでもかなりイケてますが、
シートが動物になってるんですよ!
(オオカミ・ヘラジカ・ホッキョクグマ・ペンギン等々)
超カワイイです。おまけにすごい手触り良さそう・・・。

いいなぁ。乗りたいなぁ。
私はこれを見て初めて子供が欲しいと思いましたよ(笑)



もう一つ動画付き道新ニュース
「炭鉱町に響け旧上砂川駅舎でジャズライブ」
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video_news/22611.html?_nva=10
↑こちらも音が出ます

これもうらやましい。
廃止された函館本線・旧上砂川支線、上砂川駅でジャズライブ!

古い駅舎が何かで活用されるのを見ると、
なんだか嬉しくなりますね。

ちなみに上砂川駅の駅舎は、
岩見沢に住んでいた頃に見に行ったことがあります。
http://haieki.tsuchibuta.com/haisen/kamisunagawashisen/kamisunagawa.html
↑私が撮影した上砂川駅

とても立派な木造駅舎です。
駅舎内はかなりの広さがありますが、
80人のお客さんが入れるとは・・・驚きですね。



それではまた来週お目にかかります。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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 つちぶた本舗の全駅訪問の旅
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 ※デザインが崩れて見える方へ
 等幅フォントの設定について以下のヘルプページをご参照ください。
 http://help.mag2.com/115.html
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