中高年と初心者のための『車読本』 RSSを登録する

同世代、同時代を生きてきた中高年の人たちと、人生経験を織り交ぜながら、車に関わる悩みや不安の解消、それに車の基礎知識、安全運転の常識非常識、そして何よりも車との楽しい人生生活の提案を!また特に、初心者ドライバー必読のバイブルにも。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
このメルマガをまぐまぐ大賞2008に推薦する
2008/10/30

車を知る「ブレーキは熱交換器」「排気抵抗」

この記事を取り寄せる

             [ 車の理論と、基礎知識が自然と身につく情報誌!]

   車の事典━━━━━━━━━━
    □■□■□
    ■□■
    □■  中高年と初心者のための『車読本』

             by CARLIVE SEEKER『車は1/1の模型だね』

 
                          
                              − 第66号 2008.10.30 −

   
       -------------------------------------------------------------


    ☆皆様、お元気でしたか!!

           ご購読いつもありがとうございます。
                      

        そして、はじめての方には、ご登録ありがとうございます。

 
            ―――――――*―――――――


       ‐このメールマガジンは‐

      難しいクルマの専門用語を、極力やさしい言葉におきかえて
      中高年、初心者の皆様方にも、ご理解していただけるように
      お伝えしているつもりですが、

       時に、専門的な用語をつかったほうが、ご説明しやすい場合
       もあります。

       そのような場合でも、用語の解説を付記していきますので、
       ご安心ください。

       また、このメールマガジンを読み進めていくことで、
       自然と専門知識を身につけ、ご家族やお友達に、ちょっぴり
       うんちくを傾けられてはいかがでしょうか。



                  [等幅フォントか、MSゴシックでお読みください]


    ―――――――――――――― いつものご挨拶でした ―――――


             
    それでは、今日もご一緒に。
    

    初心者でもプロの知識が!

     ┌────────────────┐
     │ ★ やさしい自動車工学【出力編】│ 
     └─────────────―――┘ 


    ■【エンジンの出力】


    創刊以来、

    自動車エンジンの、性能に関する基礎的な知識(基本用語)につい
    て、お伝えしてまいりましたので十分ご理解された事と思います。


    ある意味、自称プロの人たち以上にですよ。

    尤も。
    真のプロフェッショナルは、自ら自身のことをプロとは申しません
    が。。


        また機会をみて、
    重要な項目に関しては、繰り返し復習をしていきますね。



    ●[吸入・排気行程]inhalation・exhaust stroke


    いままでお伝えしてきた、
    吸入・排気行程も今回の「排気抵抗」で最後になります。

    エンジンの出力に影響をあたえる条件には、様々な要因が数多くあ
    るのです。


    それでは、今日のテーマ

    ◆「排気抵抗」exhaust resistance


    吸気系の抵抗を少なくする必要は、前の号ですでに述べた通りです
    が、この「吸入抵抗」を少なくするとともに、


    排気系(マフラーも含む)の抵抗も当然少なくする必要があるので
    すね。



    ▼またバルブ・タイミングの項目でも、
    ご説明したように、排気バルブが閉じた後の残留ガスの圧力を低く
    するのは、後に続く吸気行程で、できるだけ多くの混合気を吸入し
    てやるための。

    これが必要な条件でしたね。


    ▼このことからもお解りのように、
    排気系統の抵抗が大きいと、排気管内の残留ガスの圧力は、非常に
    高くなる。

    
    これに対して、
    吸気系は負圧であることから、排気側と吸入側との圧力の差が大き
    くなって、

    残留ガスが多くなり、エンジンの出力は著しく低下するのです。



    ※マフラーを含む排気系統の設計には、
    排気抵抗を極力少なくして、エンジンの出力の低下を最小限に抑え
    て、それに消音効果も考慮しなければならない。



    このように相反する条件をクリアして、ようやく採用になる。



    
        
                       ‐次回をお楽しみに‐


                                     
    ――――――――――――――‐―――――――――――――――



        大空に夢を!

     ┌───────────────┐
     │ ☆ やさしい航空工学【基礎編】│
     └────────────―――┘


        ここでは、

    筆者のライフスタイルであり、また専門分野の一つでもある、
    航空工学について少し遊んでみたいと思います。
    
    どうぞ楽しんでください。


    
    □航空力学【性能】編


    ここで述べられている事柄は、
    なにも航空工学に限られていることではありません。


    お伝えする項目には、
    とうぜん自動車工学にも応用できる内容を数多く含んでおります。


    そのような視点から、

    とかく専門的になりがちな文章は、極力さけてご説明をくわえてい
    くつもりです。



      今日のテーマです。


    ◇[着陸性能]landing performance

     
    ひとたび空中へ飛び出した航空機も、いずれ再び、地上に降りてこ
    なければなりません。


    ▽そしてこの時、
    問題になるのが「着陸性能」であり、そのなかでも「着陸距離」が
    もっとも重要な要素を占めているのです。


    前回の離陸性能のときも、
    そうだったように、この「着陸性能」がすぐれている航空機と言う
    ことは、簡単に言って「着陸距離」が短いと言うことです。



    ※そこで「着陸距離」landing distance とは。

    着陸進入(降下進入)をしてきた航空機が、高度15mに達した点
    から、地上(滑走路)に完全停止するまでの「水平距離」を言って
    います。



    上記の条件を有利にするためには、
    離陸時とは反対に航空機に働く「抗力」は、とうぜん大きいほうが
    よいわけで、


    スポイラ、また地上滑走ではブレーキの使用、それに航空機によっ
    ては逆噴射を用いることもあるのです。


    このためにも離陸や着陸を行う場合、航空機は風にむかって機首を
    向けているのです。


    ▽それによって、
    離陸のときには、低い速度でも揚力を発生しやすく、また着陸のと
    きには、低い速度で大きな抗力が得られやすい。


    結果、短い滑走路でも離・着陸が容易になってくる。


    もっとも飛行場によっては、
    滑走路の設置上の問題で、必ずしもこのような条件が満たされると
    はかぎりませんが。。


    いずれにせよ、
    様々な方法を用いながら、「離陸性能」や「着陸性能」を向上させ
    ているのですね。


      
    
                        ‐次回へ続きます‐

    
                
    ──────────────‐──────────────―



    ちょっと一息!

    《喫茶室》


    ◇[サン・トロンの幽霊] 
             
    ‐ハインツ・オルフガンク・シュナウファー‐ 

    ‐第二章‐

    
    シュナウファーの放った一撃が、ランカスターに吸い込まれていく。

    弾倉の照明弾は誘発し、
    赤や青のおびただしい光を発しながら、四方八方へ飛び散る。


    一瞬の内に機体は砕け、バラバラになって地上へ落下していった。。


    直後。おそらくこの先導機に誘導されて来たのであろう、後続する
    二番機を発見!


    先導機の誘導コースを正確に辿ってくる、敵爆撃機ランカスターを、
    前方、斜め上方に向けて据えられた四門の機関砲で撃墜。


    しかし、勇敢にもこのランカスターの尾部銃手は、炎に包まれなが
    らも、シュナウファーの機に向けて鋭い機銃弾を浴びせてきた。


    だが機体は、一層勢いを増した炎のなかに‥‥。


    それでも尚、
    アブロ・ランカスターの尾部銃口からは、怯むことなくBf 110
    をめがけて、曳光弾の帯びが‥‥続いている。。


    幸いなことに被弾は免れたものゝ、
    この銃手の敢闘精神に、シュナウファーは思わず敬意の挙手を。


    続いて三番機が視界に入ってきた。


    この状態では、先ほどの斜め上方の機関砲は使えない。

    体勢を立て直し、追撃し、接近して前方の機関砲でアタック!

    尾部に命中するや、瞬く間に炎は機体全体に広がり、巨大な炎の塊
    となって落ちていった。

   
    その爆風の煽りをうけたシュナウファーの機は、高度500mまで
    落下、まさに命拾い!


    この後、敵爆撃隊、本隊の四番機が闇の中に現れる。


    しかしこの機の操縦士は、
    シュナウファーのBf110を発見するや、直ちに避退行動のコル
    クスクリュウの飛行で遁走。


    だがシュナウファーは、冷静に、そして迅速に追尾にはいる。

    じっと攻撃の機会を待っている。

    チャンスはまもなく訪れた。
    避退行動の上昇、下降、横揺れをとりいれたコルクスクリュウの飛
    行姿勢が、頂点にたっした瞬間!


    待ち望んでいた、
    シュナウファーの前方機関砲が、後方わずか30mの至近から突き
    上げるように火を噴いた。


    ランカスターは無残にも、火達磨と化して落下していった。


    ようやくこの戦闘も一段落がつき、
    もどってきた基地の上空には、重く垂れこめた雲の底が、滑走路ま
    でわずか35mにも満たない低さだった。



    このように撃墜を重ねるシュナウファーでも、いつも順調であった
    わけではない。


    ある夜の戦闘!
    ドイツの都市、シュツットガルトを爆撃目標に、400機の編隊を
    誘導してやってきた、

    敵の先導機を攻撃!直前。
    ランカスターの尾部銃手が投下した、強烈な照明弾の閃光を浴びた。

    シュナウファーは、一瞬、視力を失い、闇の中に孤立する。


    間髪をいれず盲目のBf110に、先導機の尾部銃座から機銃弾が
    降り注ぐ。


    弾道は、シュナウファーの機のレーダーアンテナ、それに無線アン
    テナを見事に吹き飛ばしていた。


    どうにか視力は取り戻したものゝ
    レーダーの眼を奪われたまゝ、シュナウファーは再び暗夜の戦闘に
    挑んでいく。



    にもかかわらず、
    この先導機も難なく、すぐれた射撃能力で仕留めるが、爆風で飛び
    散ったランカスターの破片が。。

    ‥‥Bf110の左エンジンを砕いていた。


    やむなく、片肺のまま基地へ帰還。

    その帰投の途中で、優秀なシュナウファー機の尾部銃手はもう一機
    のランカスターを葬っている。



    この戦闘によって、シュツットガルトの市民が、戦火から免れたこ
    とは言うまでもない。


    

                        ‐次号に続きます‐

    
                                                   ‐hiro‐

     
    ――――――――――――――‐―――――――――――――――

   
       初心者のための車講座。
              
     ┌──────────―┐ 
     │ ◎ 車を知る【Brake】 │
     └────────―――┘


    ■【ブレーキは熱交換器】

    
    前の号で、
    安全性をたかめるブレーキ・システムについて述べてきましたが、

    今回は復習のつもりで、少し理論にも触れてみたいと思います。


    ブレーキは「熱交換器」、とよく言われていますよね。

    これはどういうことかと言いますと、
    ご存知のように、車はエンジンで発生した熱エネルギーを回転力
    (トルク)に変えて、


    そのトルクを駆動輪に伝え、
    駆動輪が回転することで、車に運動エネルギーいわゆる位置のエネ
    ルギーが生まれ、


    これによって、はじめて車が走行(前進、後進)できると言うこと
    でしたね。


    もちろん、構造部分(エンジン、パワートレーン)の働きは、省略
    してありますが。


    
    では、このように運動エネルギーを発生しながら走行する車でも、
    いつか、必ず止まらなければなりませんね。


    そのときに用いられるのが、ブレーキ・システムなのです。

    
    今、ある速度で走行中の車を停止させるのに、ブレーキ・ペダルを
    踏んだとしますね。


    するとペダルを踏んだ圧力は、
    マスターシリンダーで加圧され、その圧力は各ホイール・シリンダ
    ーへ伝わっていきます。


    ホイール・シリンダーに伝えられた圧力は、
    ピストンを介して、ブレーキ・シューに伝わり、シューに貼られた
    ライニングがブレーキ・ドラムの内面を強くおしつけることで、


    ライニングとドラムとの間で、摩擦力が発生します。


    ▼この発生した「摩擦力」が、
    高温の「摩擦熱」に変換されることによって、走行中の車に制動力、
    即ちブレーキがかかるので、


    車が減速、または停止できるのです。


    ※まとめると、
    車は、エンジンで発生した熱エネルギーを、
    位置のエネルギーに変えて走り、止まるときは、このエネルギーを
    無くしてやればよいわけで、

    そのために摩擦熱と言う熱エネルギーに変えることで、目的を果た
    しているのですね。


    このように、
    車の運動エネルギーが、ブレーキによって熱エネルギーに交換して
    この熱を大気中へ放散(放熱)することで、

    熱交換を図っているのです。
   

    以上のことから、ブレーキは「熱交換器」と呼ばれています。
    




                            ‐hiro‐



             今日はここまでです

                   おつかれさまでした。
                         

    ――――――――――――――‐―――――――――――――――



      〓 編集後記 〓

        
    ここ毎日、時雨模様が続いております。

    
    一気に肌寒い時節になりました。
    読者さまは、如何おすごしでしょうか。 


    今年もあと二ヶ月余りになりましたが、
    ふりかえって、悔いのない年になりますように。

    年頭に掲げた、目標の結果を検証しております。


    入念にチェックし、すべて洗い出し、検討、修正を加えて、
    精度の高いプログラムの作成に忙殺されています。


    でも、これが一番楽しかったりして。


    それでは、
    読者さまも、風邪には十分ご注意くださいますように。
       



       
            
                                ‐hiro‐


                                    ‐平成20年10月30日 22時30分‐


               
    ──────────────────────────────

 
      ■中高年と初心者のための『車読本』
        ■発行システム:まぐまぐ! http://www.mag2.com/ 
        ★配信中止はこちら http://blog.mag2.com/m/log/0000178136/  


      ──────────────────────────────
  

      □発行元 : HIRO.ENTERPRISE    
      □発行者 : CARLIVE SEEKER 『車は1/1の模型だね!』
            こばやし ひろふみ
      □ブログ : http://blog.livedoor.jp/staff_17/
      □メールアドレス :hiros_voice@yahoo.co.jp
        ☆登録解除 :  http://blog.livedoor.jp/staff_17/

      Copyright(C)2005 HIRO.ENTERPRISE  All rights reserved.
                ‐無断引用転載禁じます‐


     ―――――――――――――――――――――――――――――――

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
上へ戻る