2009/02/26
●●関学先端研メールマガジン [ 特集-国際シンポジウム『戦争が生み出す社会 Part I』] 2009/2/26
---------------------------------------------------------------
関西学院大学 先端社会研究所
http://asr.kgu-jp.com/
関学先端研メールマガジン
□■[ 特集−国際シンポジウム『戦争が生み出す社会 Part I』]
■■(2009/2/26) ■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日よりご連絡している下記の国際シンポジウムについて、各発表のタイトルが決定
しましたので、改めてご連絡いたします。本シンポジウムは一般公開されます。多くの
方々のご参加をお待ちしております。
本件のお問い合わせ先は、先端社会研究所事務室(社会学部3階、tel:0798-54-
6085、E-mail: asr@kwansei.ac.jp)です。
■ 先端社会研究所2008年度国際シンポジウム「戦争が生み出す社会 Part I」
日時:2009年3月7日(土)13:00-17:00
場所:関西学院大学梅田キャンパス1405号室
概要:
ふたつの世界大戦に代表される20世紀の戦争は、大量破壊、大量殺戮をもたらした。
しかも、今もなお、世界で大量破壊兵器を用いた紛争が絶えることはなく、また、新た
に戦争が勃発する可能性も否定できない。戦争はまさに今日的な問題であり、この問題
を抜きにして、21世紀の未来を語ることはできないのである。そこで、関西学院大学
先端社会研究所では、2008年度から「戦争が生み出す社会」というテーマで、研究を始
めている。
本シンポジウムでは、戦時期における植民地支配や占領が、戦後いかなる影響を及ぼ
したのかという点について、主に知の支配という観点から討議する。
近代植民地支配が、単なる侵略と異なるのは、植民地支配に関する明確なプログラム
が組まれるという点である。たとえば、日本では、すでに19世紀前半に、中国や朝鮮
半島の植民地支配に関する計画が、思想家のあいだで議論されはじめていた。戦争を引
き起こす要因のひとつが、領土の拡張にあるとすれば、植民地支配が他者に関するいか
なる知によってプログラム化されたのかについて問うことは、戦争を考えるうえで不可
欠である。本シンポジウム第一部では、特に満州国成立にいかなる知識人が関わり、ど
のような役割を果たしたのかについて討議する。
また、第二部は、第一部の議論を受けて、戦時下に構築された知が、現在の知の枠組
を支えているのか、あるいは、今日の他者に関する知は、新たな様相を呈しているのか
について議論する。また同時に、単に知に関する分析だけではなく、実際に占領や支配
の結果、人生が大きく代わってしまったひとびとや家族のその後について、インドネシ
アの事例を通じて問い直していく。
プログラム:
12:30 〜 開場・受付
13:00 〜 13:15 シンポジウム趣旨説明
荻野昌弘(関西学院大学先端社会研究所所長)
第一部 「アジア太平洋戦争と他者に関する知」
13:15 〜 13:40 第一報告 色音(北京師範大学文学院民俗学社会発展研究所教授)
「満州国民族政策における植民地民族学の役割について
−大東亜戦争で活躍した日本人学者たちの群像−」
13:40 〜 14:05 第二報告 全京秀(ソウル大学校人類学科教授)
「帝国日本の戦争と京城帝国大学の学術調査
−大陸文化研究会の活動を中心に−」
14:05 〜 14:20 第一部コメント 山泰幸(関西学院大学社会学部准教授)
14:20 〜 14:35 第一部討論
14:35 〜 14:50 ≪休憩≫
第二部 「『歴史』の現在−第二次大戦後、他者表象は変容したのか」
14:50 〜 15:15 第三報告 エヴェリーネ・ブッフハイム(オランダ戦争資料研究所)
「変容する忠誠心、転換するアイデンティティ
―戦争によりオランダ人と日本人の間に生まれた子供たちの戦後―」
15:15 〜 15:40 第四報告 阿部潔(関西学院大学社会学部教授)
「戦後日本の『健忘症』とポスト植民地主義的な『外国人嫌悪』
―民衆意識における『多民族国家日本』の抑圧―」
15:40 〜 15:55 第二部コメント 渡邊勉(関西学院大学先端社会研究所副所長)
15:55 〜 16:10 第二部討論
16:10 〜 17:00 全体討論
司会 荻野昌弘
備考:日英同時通訳あり
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□発行 関西学院大学先端社会研究所
所長 荻野昌弘(関西学院大学社会学部)
事務室 関西学院大学先端社会研究所事務室
〒662-8501 西宮市上ヶ原一番町1-155
Tel:0798-54-6085 Fax:0798-54-6089
HP:http://asr.kgu-jp.com/
□メールアドレスの変更、その他のお問い合せ、配信停止の希望は
→ kgcoemm@gmail.com (担当 岡本)まで。
□尚,このメールマガジンの最初あるいは最後に挿入されている広告と
本研究所は一切関係がありません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


