2009/11/04
【本から峠 No.281】おじいちゃん戦争のこと教えて
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□ □□ □ 本から峠の向こうの明日を見よう! 第281号 □ □□ □□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 戦後64年が経ちました。 64年前に戦争があったことなんて、解らなくなっています。 そしてその時代のことも、学校の歴史の時間では殆ど教えていない そうです。(時間の関係で近代史までいかないそうです。) 今日は、孫から戦争を生きた祖父への質問の本の紹介です。 ----------------------------------------------------------- ●子供達の世代に残してゆかないといけないもの そんな想いで「世界遺産ブログ」はじめました …→ http://blog.livedoor.jp/sekaiisan_navi/ ------------------------------------------------------------ ────────────────────────────── ■ おじいちゃん戦争のこと教えて 中條高徳 ■ ────────────────────────────── ニューヨークの高校に通う孫娘から学校の課題として分厚い質問状 が日本にいる著者の中條さんのもとに届きます。 中條さんは、その質問のひとつひとつに真摯に応えてゆきます。 中條さんが生まれた昭和の初めから、戦争に突入し、終戦戦後復興 に至る中での孫娘の疑問が質問として書かれていました。 ◎その戦争は正しかったのか? 大切なことは、正しかったか、間違っていたかと考えることでは ありません。 その中身をひとつひとつ正確に吟味して、良いこと、悪いことを きちんと整理をつけて把握することです。 ただひとつ確かに言えることは、戦争はあってはならないものだ ということ 勝つにしろ、負けるにしろ、戦争がもたらすものは悲惨でしか ないからです。 ◎真の国際人とは? 真の国際人とは、何よりも自国のアイデンティティを身にしみ込ま せ、公のために身を捧げるという心棒をしっかり備えておくことが 第一条件です。 お互いが公に対する意識をしっかり持ったうえで交わると、お互い の違いがはっきり見え、その違いを認め合うことができます。 その上で結ばれるのが真の友好というものです。 ◎失われし日本の精神 日本は、豊かな自然に恵まれています。その自然を大切にし、 自然の法則に従っていれば、幸せに生きてゆくことができる。 そういう風土が、長い年月の間に日本人の中にひとつの心を 培った。自然を敬い、恐れ、あがめる気持ちです。 それは、あらゆるものに有難さを感じ、身を慎んで謙虚に振舞い 礼儀を正し、調和していこうとする心です。 ◎根無し草の恐れ 根無し草とは、規範も礼節も道徳ももたない。 人間を人間として成長させる根っこを持たない人間のことです。 物質的にも精神的にもアメリカの影響に染まり、そこから何か 新しい規範や礼節や道徳を構築しているかというと何も見当た らないのです。 規範や礼節や道徳は、人間を支える誇りになります。 それを持たない根無し草は荒廃するしかありません。 ────────────────────────────── □ たけみつの言いたい放題 □ ────────────────────────────── 戦後、核家族化が進んだため、祖父母と一緒にいる時間が ほとんどなくなってしまっています。 そのため、祖父母の若いころ、日本はどんな時代で、その中で 何を考えていたかなんて話を聴く機会も殆どないように思います。 戦後復興する中で、戦前のことはすべて否定され、高度成長経済の なか、良い暮らしに憧れ、物を手に入れることに終始したため 無くしてしまったものもたくさんあるように思います。 中條さんの孫娘の景子さんは、祖父に質問するなかで、失ってしま っていた日本に触れたような気がします。 もっと自分の両親、祖父母から、いろいろ聴いておくべきことが あり、そしてそれを自分の子供達に伝えていかないといけないよう に思っています。 親子3代が、話が出来る時間を我家でももっと作ろうと画策中です ────────────────────────────── ■編集後記 ■ ────────────────────────────── この本で質問状を送った中條さんのお孫さんの景子さんは、 中條さんの分厚いレポートを受け取り、より日本を意識して、 アメリカの異なる文化を学ぶことが、日本を知り、日本の心を身に つけることになると考え、この本の後、アメリカの大学に通うよう になったとのことです。 日本や日本人のことを知っているからこそ、他の価値観を持った人 とも理解しあえるのだと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎TOEIC満点の金井さんの新刊の紹介です。 『TOEICテスト満点コーチが教えるビジネス英語』(中経出版) 2007年秋に出版された『国内でTOEICテスト990点』、 2008年冬の『CD付 英語は耳読書で学べ』に続き、 「TOEICテスト満点コーチ 三部作」の三部目です。 みどころは、こんなところです。 ・英語は使いながら上達、著者のリアルストーリー ・リアルな素材を使いながらTOEICスコアもアップする方法 ・ネイティブスピーカーによる書き下ろし英文エッセイ ・著者による英文エッセイ ・英語のビジネスメール実録 ・仲間たちの体験談 ・日本人が使いがちな英語表現の「判定」 ・11月2日(月)~4日(水・祝) 出版記念キャンペーン http://www.english-box.com/700publish/book003cpn.html アマゾンでの購入を主な対象としつつ、それ以外の場で購入された方や すでに購入済みの方にも、特典がプレゼントされるそうです。 なかなか、TOEICの点数が上がらない私が、友人に相談したとき 開口一番、金井さんの本を実践するように言われました。 オススメです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎友人の重田さんの出版記念セミナーの紹介です。 重田さんとは一緒に心理学教室で学んだ仲間です。 思い返せば、「本を出版したい」と考えだしたのが、ちょうど3年前の 今ごろだったと記憶しています。 でも、何をすれば出版に漕ぎつけられるのか理解できていなかったので、 いたずらに8ヶ月もの月日が流れてしまいました。 そんなある日、ある出版記念セミナーに参加しようと決意します。 その決意は、出版社との出会いといった、大きなチャンスを 運び込んできたのです。 出版は「個人のIPO(株式公開)」だとも言われていて、 夢が叶うと認知度はグンとアップします。 出版の夢を叶えるには、まず出版社とのコネクションを持つこと。 それには、私がそうであったように、出版セミナーや出版パーティに 参加して、出版社と出会うことが欠かせません。 もし、あなたに出版願望があるのなら、このチャンスを掴んでほしい。 そう願っています。 ▼「苦手な会話を克服する34のレッスン」出版記念パーティ 11月13日(金) 19:00~22:00 会場:六本木 ザ・ギャラリー 主催:DOLPHIN NET 費用: 8,000円(10月31日までの早期申込価格) 11月1日~7日までの申込価格:9,000円 11月8日~13日までの申込価格:10,000円 ※立食パーティ形式(フリードリンク・食事付) 詳細・申込:http://www.shigetatakashi.com/2009/11/publish_party.html 来賓出版社:秀和システム・すばる舎・あさ出版 etc ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 本日も、おつきあい頂きまして、ありがとうございました これからも、ご愛読よろしくお願いします。m(_ _)m メルマガの感想やご意見など、ぜひぜひお寄せ下さい。 いつも、お寄せいただくメールに元気を頂いています。 ────────────────────────────── ◇今日の1冊情報 題 名:おじいちゃん戦争のこと教えて 著 者:中條高徳 出版社:小学館文庫 ISBN4-09-403006-9 アマゾンのリンクです-> http://tinyurl.com/ykuqxcb ────────────────────────────── 発行者: たけみつ(武田 光司) 連絡先: takemitsu07@gmail.com 本から峠の向こうの日本をみよう! 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000177710.html ──────────────────────────────


