2009/08/20
【本から峠 No.273】文章は写経のように書くのがいい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□ □□ □ 本から峠の向こうの明日を見よう! 第273号 □ □□ □□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ------------------------------------------------------------ ●子供達の世代に残してゆかないといけないもの そんな想いで「世界遺産ブログ」はじめました …→ http://blog.livedoor.jp/sekaiisan_navi/ ------------------------------------------------------------ ────────────────────────────── ■ 文章は写経のように書くのがいい 香山リカ ■ ────────────────────────────── 自分のための文章トレーニング 書くという行為の持っている複雑さ 書くことは、自分のためか、誰のためか 頭を整理するためか、たまったものを吐き出すためか 書くことで気持ちが高ぶるのか、落ち着くのか 正解はどちらでもなく、どちらも正しいと香山さんは言っています 書くということは、意味も動機もはっきりしない行為だからこそ 人は飽きることなく書き続けてきたともいえるとも... 書くという不思議な性質を利用しながら、私達の心をよい方向に 持っていったり、潜在意識を刺激したり、対人関係をスムーズにす ることに役立てたりすることもできるはず 本書は、書いて癒される、書いて人間力をパワーアップさせる 「文章セラピー」の解説書ともいえます。 ◎何のために書くのか 文章を書くことで一番大切なことは、何を書くかということ 書店に行けば、書き方や文章術の本はたくさんあります でも、何を書くかまで教えてくれる本はありません。 多くの人は、後世に名を残す書き手になりたくて、文章を書こう とするわけではありません。 ちょっとしたことを書いて、誰にも言えなかった自分の内面を 表現することで、気持ちを整理したい、新しい発想を得たいと いうことが文章を書くときの最大の目的です。 文章を書く本来の楽しさや意味は、「自分のために書く」ことの ほうにあるように思います。 ◎何を書くか 書くことがないという人は、本当に書くべき内容が無いのではなく ネタの宝庫である自分の脳の中から、最初のワンテーマを引っ 張り出してくる釣り針が与えられてないだけなのです。 だから、イエス、ノーで答えられる簡単な質問を投げかけ、その 答えを通して、その情報を積み重ねていくことでストーリーが 出来上がってくるのです。 ◎どう書けばよいのか 自分のために文章を書く目的や効用とは、一定のリズムで言葉を つむぎだすことにより、心のバランスを取り戻し、あわよくば、 その中で気持ちを整理していこうというものです。 この効用を最大限活用しようとしているのが、「般若心経」などの 経文を書き写す「写経」です。 写経では、なるべくペースを変えずに無心で書き写すことが重要視 されています。 このことは、文章を書く上でも参考になります。 「深く考えながら書く」よりも「何も考えずに同じペースで書く」 大きな効用を得られるような気がする ◎いつ書くのか 時間がないというのは言い訳でしかない。 ちょっとした書くための時間を作ることなどなんでもないはず 気晴らしや楽しみのために書いているのですから だから、苦になったとしても書かなければならないのではなく 楽しく書くことが大切なのです。 そして写経のように書くためには、自分の平均的な執筆速度を 知っておくことも大切です。 ◎細切れに書く 電車の中で読書をするとき、細切れ読書でも問題ないはず ならば、書くときも細切れでも問題ないはずです。 一定のリズムでサクサク書いていると、いつの間にか頭の中に 見えないレールが敷かれていて、書き手はそれに乗っかることで ますますサラサラと言葉が出てくるようになります。 ◎写経のように書く方法 ・思いついたことから書く ・考えが煮詰まりそうになった時、具体例を書く ・ウソや作り事は書かない(引っ込みがつかなくなる) ・自分の文章に突っ込み、批判を加える ────────────────────────────── □ たけみつの言いたい放題 □ ────────────────────────────── 文章を書くとき「同じペースで書く」ことが重要だと思います。 言葉を選んで書いたりしていると、だんだん自分らしさがなくなり 書くことが苦痛になってきまねません。 もともと気持ちを整理するために書くのですから、色々と考え込ん で書くよりは、リズム良く、無心で書くことで、自分の潜在意識に もアクセスしやすくなるような気もするのです。 潜在意識の中から出てくる言葉、それが自分の本当の言葉である と思います。 本書の中で、何を書けばいいのかと思ったら、文庫本の解説を書い てみるというトレーニングがありました。 雛形を用いて文庫本の解説を書くこと。 とりあえず書いてみるためには、良い手法だと思います。 雛形があるので書きやすいですし、書く素材は目の前にある訳 ですから 雛形を紹介しておくと ・作品のテーマや位置付づけがひとことで解かる紹介文 ・本の内容のやや詳しい紹介 ・自分自身の感想、評価や個人的エピソードの披露 ・ややご祝儀的なまとめ 一度解説を書いてみたくなりました。 普段、書いている書評とも少し違っているように思えます。 ────────────────────────────── ■編集後記 ■ ────────────────────────────── お盆なのでお墓参りに家族で出かけました。 そこで小学校の低学年の兄弟と出会いました。 お墓の前にしゃがんで、手をあわせ、何かつぶやいていました。 よ~く聞いてみますと何と般若心教でした。 ビックリしながらもそのリズムがとても心地よかったです。 でも、なんというスゴイ兄弟 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎新刊の案内です。 最小限の力で目標を達成したい方へ 私は外資系の会計事務所からキャリアをスタートさせました。 その頃に学んだことで、今でもとても役に立っているのは、 数字を使って最小限の力で目標を達成する方法です。 そこで私は外資で鍛えた仕事力によって、 毎日の生活をもっと幸せにできないかと考えはじめました。 人が幸せを感じるのは「健康(ダイエット)」「お金」「人間関係」 「時間」の4つのバランスが取れているときです。 本書では数字を使ってこの4つのバランスを取る方法をお伝えします。 いいことが起こり続ける数字の習慣~ こころの平和を作る自分マネジメント 公認会計士 望月実(著) <総合法令出版より8月25日発売> http://ac-intelligence.jp/custom/index.html (上記のページよりサンプル原稿を読むことができます 「バランス」と言う言葉。 自分の中で大切なキーワードになっています。 お金とのバランス 重要だと思います また、おまけに本の中に友人のチャンスコーディネーターの 秋田さんが 登場するとあって発売を楽しみにしています。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◎「本から峠 紹介本プレゼント!!」 ※毎月、紹介した本の中から1冊、プレゼントとご案内して いましたが、最近の紹介本が図書館から借りている本も多く 必ずしも、紹介本をプレゼントできなくなってきました。 それで、2009年からは、プレゼント本に関しては事前に ご案内しようと考えております。 月初にプレゼント本のご案内をして、月末に抽選のうえ お届けしたいと思います。 8月度は、マツダミヒロさんの「やめる力」です。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 本日も、おつきあい頂きまして、ありがとうございました これからも、ご愛読よろしくお願いします。m(_ _)m メルマガの感想やご意見など、ぜひぜひお寄せ下さい。 いつも、お寄せいただくメールに元気を頂いています。 ────────────────────────────── ◇今日の1冊情報 題 名:文章は写経のように書くのがいい 著者:香山リカ 出版社:ミシマ社 ISBN978-4-903908-12-0 アマゾンのリンクです-> http://tinyurl.com/n5lwzx ────────────────────────────── 発行者: たけみつ(武田 光司) 連絡先: takemitsu07@gmail.com 本から峠の向こうの日本をみよう! 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000177710.html ──────────────────────────────


