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2009/06/14

【本から峠 No.268】涙のシャンプー

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□    本から峠の向こうの明日を見よう! 第268号  □
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美容室って男性は入りにくくないですか?
私もそうでしたが、あるときから美容室に通うようになりました。
お気に入りの店があり、浮気はしません。
今日は、そんな美容室を舞台とした物語の紹介です。
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●子供達の世代に残してゆかないといけないもの
 そんな想いで「世界遺産ブログ」はじめました
  …→ http://blog.livedoor.jp/sekaiisan_navi/
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■    涙のシャンプー     松本望太郎       ■
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美容室で出会った人生を変えた15の物語
著者は、理美容業のコンサルタントの中で、美容室で生まれる
感動的なエピソードに出逢います。

そこで働く美容師さん達は、ハサミひとつで、たくさんのお客様の
心や人生を明るいものにしてきました。

本書には、そんなエピソードが15話、集められています。


◎おばちゃんのくれたおまじない

 エピソードの主の父親は、がんで入院していました。
 ある時、「頭がかゆい」というので、病院にお願いして
 シャンプーをさせてもらいます。

 すると、それを見ていた他の患者さんから予約が入ります。

 そのひとりが、声の大きい口の悪いおばちゃんでした。

 おばちゃんに、こう言われました。

 「まだ、キレイな手だねぇ。そんな手、職人の手じゃないよー
  もっと、荒れてゴワゴワになって、そしたら一人前だ。」

 また、こうも言われました

  「シャンプーしてもらってるとさぁ..やってくれてる人の
   心の中の声って聞こえちゃうんだよねぇ。

   今、カンベンしてよって思ってんでしょう。
   聞こえちゃったもんねぇ」

 そして、シャンプーが終わってから

 「私さぁ、本当ならもうとっくに寿命切れてんのよね。

  本当に心のこもったシャンプーをしてもらって、寿命も
  伸ばしてもらって、感謝してるわぁ。ガッハッハー」

 とお礼を言われました。

 そして、次の朝、おばちゃんは口紅をつけて亡くなりました。
 
 息子さんからは、

 「あなたのおかげで、母は、少しだけ欲張って生きました。」
 
 とお礼を言われました。

 今でも手を見て思うそうです。

 まだまだ、キレイな手。もっと荒れてゴワゴワになって。
 心の声を聞かれても困らぬよう


◎母の似顔絵

 エピソードの主の母は、田舎町で美容室を開業して27年

 26年目の春、手足の皮が固くなり、剥がれ落ちそうになる
 病気にかかります。

 かたい皮が肉に刺さり、歩くたびに激痛が走るそうです。

 この病気は、完治できる治療法もなく、原因もはっきりしない
 いつ治るかも解らない病気です。

 指に力がはいらない、ハサミだって、ろくに持てる状態でなくても
 母は、仕事をやめませんでした。

 あるとき、実家に帰ったときに、その理由がわかりました。

 そこにあったのは、小さな子が書いたお母さんの似顔絵

 その絵の上には、「いつもありがとう」の文字

 母はこう言いました。

 「この場所がいいと言って来てくれる、お客さんがいる限り
  仕事をつづけるわよ」


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□      たけみつの言いたい放題           □
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本書のエピソードを読んで思うのは、美容師と言う仕事が

お客様の髪を切り、スタイルを整えるというものでなく
髪を切るということを通して、人と寄り添う仕事であるということです。

髪を切っている人の生活、人生に寄り添って、そのお手伝いをして
喜んでいただくことなのだと思うのです。

それは、別に美容師さんに限ったことではありません。
お客様と接する仕事は、皆、そうなんだと思うのです。

(直接か間接かの違いだけで、仕事はすべて、お客様と接している
 とも思いますが...)

目の前のお客様の顔がしっかり見えているか?
それが1番大切なのだと思います。

私の今の仕事は、直接、お客様と接する仕事ではありません。

でも、仕事をしているとき、誰の顔を思い浮かべて仕事をしているか
改めて考えていました。

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■編集後記                        ■
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今日、紹介した本は、5月17日に参加したイベント
 「あなたの思いを伝えよう
 〜Books for CHILDREN 本の軌跡 〜子供達に良書を 〜」

の中で、ゲストスピーカーの読書のススメの清水克衛さんの
オススメの本です。会場でおもわず買ってしまいました。

まえがきのまえがきは、清水さんんが書かれてします。

読んでいて、おもわず何回も泣きそうになりました。
電車で読むとマズイかもしれません。

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◎新刊の紹介です。

 まだまだ、キャンペーン中です。

まぐまぐでコーチング部門日本一の日刊メルマガ 
「魔法の質問」のマツダミヒロさんの新刊の紹介です。


本を買わなくても「特典」がもらえてしまいます!

「やめる力。」マツダミヒロ著(中経出版)
 出版感謝プレゼント
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 やめようと思っていても、
 なかなかやめられないことはありませんか?

 やめること、が
 うまくいく為の第一歩のようです。

 やめるための54のヒントが盛りだくさんです。


私も本を読みましたが、

54個の「やめる」のなかで、自分にあった「やめる」
を実践してみるのが良いと思いました。

私達は、どうしても物事に執着しすぎて抱えすぎて
しまいます。絶えず「やめる」ことに意識を向けておく
ことは重要だとおもいます。

ぜひ、プレゼントを受け取ってくださいね。

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◎「本から峠 紹介本プレゼント!!」

※毎月、紹介した本の中から1冊、プレゼントとご案内して
いましたが、最近の紹介本が図書館から借りている本も多く
必ずしも、紹介本をプレゼントできなくなってきました。

それで、2009年からは、プレゼント本に関しては事前に
ご案内しようと考えております。

月初にプレゼント本のご案内をして、月末に抽選のうえ
お届けしたいと思います。

6月度は、いま選んでいるところです。しばし、お待ちください

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本日も、おつきあい頂きまして、ありがとうございました
これからも、ご愛読よろしくお願いします。m(_ _)m

メルマガの感想やご意見など、ぜひぜひお寄せ下さい。
いつも、お寄せいただくメールに元気を頂いています。
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◇今日の1冊情報
題 名:涙のシャンプー     著者:松本望太郎
出版社:学研          ISBN978-4-05-404166-0
アマゾンのリンクです-> http://tinyurl.com/m5vj4b
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 発行者:    たけみつ(武田 光司)
 連絡先:    takemitsu07@gmail.com
 本から峠の向こうの日本をみよう!
  発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000177710.html 
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