2009/03/11
【本から峠 No.252】桜のいのち 庭のこころ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□ □□ □ 本から峠の向こうの明日を見よう! 第252号 □ □□ □□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 春というと何を連想しますか? 私は、桜を連想します。 今日は、祖父の代から桜に関わられている16代目の造園家の方の 本の紹介です。 ------------------------------------------------------------ ●子供達の世代に残してゆかないといけないもの そんな想いで「世界遺産ブログ」はじめました …→ http://blog.livedoor.jp/sekaiisan_navi/ ------------------------------------------------------------ ────────────────────────────── ■ 桜のいのち 庭のこころ 佐野藤右衛門 ■ ────────────────────────────── 京都の右京区山越で「植藤造園」を営む佐野藤右衛門さんは 16代目の植木屋さんです。 (植藤造園 http://www.uetoh.co.jp/company/index.htm ) 代々、仁和寺に仕えた植木屋さんだったそうです。 戦後、彫刻家 イサムノグチさんと一緒に世界中に日本庭園を 造ったりされました。 佐野さんのおじいちゃんは、植木屋さんをする中で、桜に魅せられ ました。さらに、本願寺の大谷光瑞門主に頼まれたこともあり、 各地の名木と呼ばれる桜を残すことを始めます。 日本全国に出かけては、桜の接ぎ穂を集めて、180ばかりの桜を 残します。 ※桜は、古い桜の木に接木をして育てるそうです。 そして、おじいちゃんの意志をお父さんが継ぎ、その子の藤右衛門 さんが継いで、現在でも桜を残すために全国をまわられています。 ◎花の見方、楽しみ方 桜は、全部下を向いて咲きます。 ですから、中に入り込んで観て、初めて桜は喜ぶのです。 横から観ては、全然ダメなんですね。 昔の絵を見ても、皆、幹の周りで花見をしています。 桜が覆いかぶさってくれるのがいいんです。 ◎庭は手入れでなく守る 造った庭は、ずっと観てやらないといけません。 それを、普通の人は手を入れると言います。 でも、手を入れるというのは、散髪するように キレイに刈りそろえたら、それで終わりです。 本来は、守らないといけないのです。 守るということは、庭の性格を知らないとできないこと なのです。 ◎名木の残し方 自然保護の人達は、あちこちに1本だけ残った、名木を何とかして 残そうとします。 だから、皆、ダメになるのです。 まわりにいろんな木があって、その名木は存在するのです。 その木もいつか、寿命が尽きて、枯れていくのですから その次をどうするのかを考えないで、その名木だけを残そうと 考えるのは、間違っているというか、余計なことをしている ように思えるのです。 ────────────────────────────── □ たけみつの言いたい放題 □ ────────────────────────────── 自然の一部を自分の家の中に取り入れたものが、庭のような気が します。 だから、その土地、その場所の特性が大きく影響をしてくるように 思います。 でも、私達は、庭にはこんな木を植え、こんな花を咲かしたいと ハウツー本を見て、勝手に決めてしまいます。 その場所にあった木、あった造作など考えもしません。 それが、自然と寄り添わない、共存しない 今の我々の姿のような 気がするのです。 そこに合った庭をつくる。そんな中にも以前は、日本人が持ってい た自然を大切にする心が甦ってくるのではないかと思います。 ────────────────────────────── ■編集後記 ■ ────────────────────────────── 「桜のいのち 庭のこころ」は、弘中 勝さんが発行されてる メルマガ「ビジネス発想源」の中で知りました。 読んでいて、自分がほとんど桜について知らなかったことが 解りました。 早咲きの桜として有名な伊豆の河津桜は昨日まで桜まつりが開催 されていました。 http://www.kawazu-onsen.com/sakura/route.htm ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎「ビジネス発想源」の弘中勝さんが「さおだけ屋」で有名な 山田真也さんとおもしろい会を開催されます。 歴史好きで、親父が九州出身のため九州好きな私は、 即、申し込んでしまいました。 2009年3月18日、第3回「歴史ビジネスライブ」を開催します。 『小が大に勝つ経営発想源』をテーマに、 九州戦国時代の事例を見ながら学ぶ勉強会イベントです。 JR山手線の代々木駅から徒歩2分ほどのところにある 「代々木ビジネスセンタープラザ館」で開催します。 九州の戦国史には「小が大に勝つ」ポイントがたくさんあります。 この不況期を勝ち抜くための要因が見つかることでしょう。 ビジネスを大きく飛躍させるヒントを、ぜひお持ち帰り下さい。 ●第3回『歴史ビジネスライブ』 3月18日開催 → http://www.timestage.net/live/20090318.html ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ◎「本から峠 紹介本プレゼント!!」 ※毎月、紹介した本の中から1冊、プレゼントとご案内して いましたが、最近の紹介本が図書館から借りている本も多く 必ずしも、紹介本をプレゼントできなくなってきました。 それで、2009年からは、プレゼント本に関しては事前に ご案内しようと考えております。 月初にプレゼント本のご案内をして、月末に抽選のうえ お届けしたいと思います。 3月度は、佐藤伝さんの『幸せをかなえるメモの習慣』です ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 本日も、おつきあい頂きまして、ありがとうございました これからも、ご愛読よろしくお願いします。m(_ _)m メルマガの感想やご意見など、ぜひぜひお寄せ下さい。 いつも、お寄せいただくメールに元気を頂いています。 ────────────────────────────── ◇今日の1冊情報 題 名:桜のいのち 庭のこころ 著者:佐野 藤右衛門 出版社:草思社 ISBN978-4840126304 アマゾンのリンクです-> http://tinyurl.com/clkhln ────────────────────────────── 発行者: たけみつ(武田 光司) 連絡先: takemitsu07@gmail.com 本から峠の向こうの日本をみよう! 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000177710.html ──────────────────────────────


