2009/12/31
現役弁理士が語る弁理士試験合格突破法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『現役弁理士による、 弁理士試験と弁理士の仕事がわかるメールマガジン』 第136号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ このメールマガジンがお伝えするテーマ 1)効率よく弁理士試験を突破するための試験情報 2)現場での弁理士の仕事、弁理士という職業 目次・2010年度弁理士試験対策・新規ゼミ生大募集 12月ゼミ期限間近:12月31日23:59まで サンプル資料:論文基礎ゼミ/弁理士 論文コーチ ・2010年度最短合格ゼミ・短期集中クラス募集 ★ 編集後記 ―――――――――――――――――――――――――― みなさん、こんにちは。 弁理士の奥町です。 いかがお過ごしでしょうか。 いよいよ、2009年も終わりです。 2010年は、あなたにとって最高の1年と なりますようにお祈りいたします。 さて、これまでもお知らせしておりました、 最短合格ゼミ12月ゼミの入会期限も本日午後23:59まで となりました。 本気で来年最終合格を目指す方は、ぜひご入会ください。 なお、本気でない方は、お勧めしません。 最短合格ゼミは、合格に必要な最低限の資料を提供していますが、 生半可な気持ちでは、最後までついて来れないと思います。 本気になって最後まで頑張ろうという気持の方は、 一緒にがんばりましょう。 ★本年度(2009年)最終合格された最短合格ゼミ生の声 NEW! → http://ipcommunity.jp/ipc-ipcttl-2009goukakukoe-sgs.html 本年度合格者が多数出たことにより、 最短合格ゼミの募集を大幅に増加いたしますので、 これから本格的に勉強をしようと思っている方、 この機会にぜひ入ゼミしてください。 ■受講案内 http://ipcommunity.jp/ipc-kouza-schedule_2009-2010.pdf ■最短合格ゼミお申し込み http://ipcommunity.jp/ipc-saitangoukaku-2009-saitan-top.html 【最短合格ゼミ・サンプル資料】 〔論文基礎ゼミ2009年12月第3号(最新号):担当 弁理士 論文コーチ〕 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 論文作成ワンポイントアドバイス ■ この「論文作成ワンポイントアドバイス」では、答案の書き方のコツや、 事例問題への対処の仕方など、論文式試験の突破に必要なノウハウを、 私の実体験に基づいて伝授致します。 このコーナーでは、各回一つのテーマを選び、そのテーマについて、 論文式試験の対策として『知って得する』ノウハウをご紹介したいと思います。 ●その二十三、省略記載により短文化する 本号では、「コンパクトな記載法」の第2弾として、記載の省略方法について 説明致します。 この論文基礎ゼミの「確認問題集」や「基本事例問題集」の【模範答案】 でも取り入れていることなのですが、条文では長い記載となっているものを、 省略して書くことが許容されているものがあります。 その例をいくつかご紹介します。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 【各法域共通】 1)拒絶をすべき旨の査定(特49条・意17条・商15条) → 拒絶査定 2)審決をもつてこれを却下(特135条) → 審決却下 3)手続の補正をすべきことを命ずる(特17条3項) → 補正命令(をする) 4)決定をもつてその補正を却下(意17条の2・商16条の2) → 補正却下の決定 5)相当の期間を指定して(特50条・特133条1項・特134条1項・商15条の2) → 指定期間 【特許・実用新案法】 1)願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面(特17条の2・126条1項・ 134条の2第1項) → 明細書等 2)願書に添付した明細書の記載及び図面(特70条2項) → 明細書等 【意匠法】 1)物品の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合(意2条1項) → 物品の形態 2)願書に添付した図面、写真、ひな形若しくは見本(意9条の2、17条の2) → 図面等 3)願書に添附した図面に記載され又は願書に添附した写真、ひな形若しくは 見本により現わされた意匠(意24条1項) → 図面等の意匠 【商標法】 1)(指定)商品又は(指定)役務 → (指定)商品等 1)…の業務に係る商品又は役務を表示するものとして需要者の間に広く認識 されている(商4条1項10号、7条の2第1項柱書、32条1項、64条) → 周知 (但し、商64条の場合は「著名」。) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ これを見てわかるように、複数の事項が列挙されたものを省略する場合は、 「等」を使うことが一般的です。また、「拒絶査定」や「補正命令」のように、 複数の語句をつなげて、熟語のように記載することもあります。また、「周知」 のように、条文とは全く異なる記載をすることもあります。このような言葉の 置き換えは、青本や基本書で用いられているものに限られることに注意して 下さい。 なお、ここに挙げた例は代表的なものですので、これ以外にも省略可能な 記載はあります。このような知識は、知っていればすぐに実践できるものです ので、模範答案や基本書で使われているような省略した記載があれば、答案を 書く際に必要に応じて取り入れてみて下さい。 ここでご紹介したような手法を実践することで、全体の記載量を抑えると ともに、必要な情報が密に詰まった漏れのない答案を作成することができます。 先にも述べましたように、論文式試験の答案では、コンパクトな記載が評価 されます。そして、論述の内容を適切に『要約』して、答案をコンパクトに 記載できる技を身につけていることが、答案作成の時間を有効に使うカギを 握ります。 もし、コンパクトな記載ができずに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、 ここで取り上げた手法を実践するとともに、「基本事例問題集」を参照したり、 論文答練で受験生の優秀答案が配布される場合にはその答案を参照したりして、 まずはその答案を真似して書き写して、身体に覚え込ませて下さい。そして、 自分が以前書いたものと比較して、どこがいけなかったのかを分析して下さい。 そうすれば、自分の答案の課題を明確に意識できるようになりますので、 次回以降の答案から徐々に改善されていくことでしょう。 ちなみに、「要訳」という言葉が何度か出てきましたが、弁理士試験に合格 した後に特許事務所で特許の明細書を書く仕事に就かれる場合には、この 『要約力』が強く求められます。クライアントから説明を受けた発明を、 いかに要約して明細書という商品として提供できるかが、あなたへの仕事の 評価につながります。そのため、普段から要約する能力を磨いておくことも 必要だろうと思います。 なお、本号で取り上げた「コンパクトな記載法」は、全てを網羅的に説明 できたわけではありません。他にも、コンパクトに記載するための手法・ ノウハウはあります。また、私が知らない手法もあるかもしれません。 しかし、これ以上説明しようと思うと、かなり個別具体的な内容になって しまい、類型化した説明が難しいのが実情です。そのため、他のコンパクトな 記載の手法については、論文答練の模範答案や優秀答案などを参照して いただいて、個々の問題に対してどのようにコンパクトにまとめればよいのか を分析していただきたいと思います。 ■ □ ■ □ ■ これまで複数回に分けて、「事例問題への対処法」について説明致しました。 本章の「コンパクトな記載法」もその一環です。「事例問題への対処法」の項目 をおさらいすると、次の通りです。 (1) 事実関係を把握する手法 (2) 題意把握の留意点 (3) 項目落ち防止の対策 (4) 当てはめの手法 (5) 理由づけの記載法 (6) コンパクトな記載法 (つづきは、最短合格ゼミ資料にて、ご確認いただけます。) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■最短合格ゼミお申し込み http://ipcommunity.jp/ipc-saitangoukaku-2009-saitan-top.html ★12月新規入ゼミ生には、 短答・論文オリジナル資料特典があります。 ■ IPコミュニティからのお知らせ ● 2010年1月以降は… 【最短合格ゼミ】・短期集中クラスのご案内 本年度合格者が増加した関係で、1月からスタートする短期集中クラスの受講生を 募集いたします。来年合格を目指して本格的に勉強を始めたい方はぜひどうぞ。 ゼミ期間:2010年1月~6月 コース: 1)短答特化コース、2)プレミアムコース → http://ipcommunity.jp/ipc-saitangoukaku-tank-2010.html (講座案内 http://ipcommunity.jp/ipc-kouza-schedule_2009-2010.pdf) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ★IPコミュニティとは(会員の合格状況) → http://ipcommunity.jp/ipc-ipctowa.html ★2年以内合格サポートシステム → http://ipcommunity.jp/ipc-2nen-inai.html ★ゼミ生のみなさまの声(ネットゼミ及びリアル自主ゼミ含む) → http://ipcommunity.jp/ipc-2009nen-koe.html ★IPコミュニティ卒業生・2007年度~2009年度合格者の声 → http://ipcommunity.jp/ipc-2007-2008-goukaku-koe.html ★IPコミュニティ講師弁理士陣 → http://ipcommunity.jp/ipc-koushi.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ■ 弁理士関連お勧め本 ●『働きながら2年で! 弁理士 最短合格の時間術・勉強術』 (著者 弁理士 奥町哲行) (インデックスコミュニケーションズ発行,累計1万部以上) → http://tinyurl.com/ntzp48 ●『弁理士短答一発合格マニュアル』(著者 弁理士 奥町哲行) (オーム社 2008年10月発行) → http://tinyurl.com/lqs2ak ★弁理士関連書籍ランキング(アマゾン) → http://tinyurl.com/nbteyt ★書籍-弁理士の売れ筋 → http://www.ne.jp/asahi/jubus/com/Qualify/html/benri.html ※ 弁理士受験勉強の年間のスケジュールについては、 『弁理士 最短合格の時間術・勉強術』のp.3の“合格までのロードマップ” などが参考にできます。 また、詳細は、同書の第4章これが最短合格の時間術! p.50~を参考にしていただけます。 短答試験の特化対策は、『弁理士短答一発合格マニュアル』を ご参照ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最近の弁理士試験情報(特許庁データ)を示します。 ■ 合格枠の増大(近年の合格者数・合格率アップ-しばらくこの傾向は続く) ◎-弁理士試験のここ数年の合格者数・合格率 平成10年頃までは最終合格者数が100人前後である年が 長い間続いていましたが、その後徐々に増加し、 平成17年には最終合格者数は711人まで増加し、その後一時停滞した後、 また本年度(平成21年)には、813人と過去最高となりました。 また、平成10年頃までは合格率が2~3%前後である年が 長い間続いていましたが、その後徐々にアップし、 平成17年には、合格率7.8%までになり、さらに 本年度の平成21年には、過去最高の合格率8.5%までアップしています。 前述したように、平成10年ごろまでは弁理士試験の合格率は 2~3%程度であり、100人に2~3人しか受からない試験だったのです。 また、平成10年ごろまでの最終合格者数も100人台でした。 その当時からすれば、平成21年の合格率8.5%、最終合格者813人 というのは全く考えられなかったことです。 そして、前記のデータからもわかるように、 まだこれらが頭打ちしておらず増加傾向にあるわけですから、 受験生にとってのチャンスはしばらく続くと予想されます。 近い将来には、合格率が10%に到達し、 10人に1人が弁理士試験に合格する時代が来る可能性が考えられるのです。 ◎-弁理士試験の今後の傾向と対策 最近の傾向からして、間違った勉強をせずに効率的な勉強をすることによって、 一昔前の受験生と比べて短期合格実現には断然有利な状況にあるといえます。 昔のように100人程度しか合格者が出なかった時代では、 相当の実力者も不合格になるため再度の受験競争を余儀なくされる ことになります。 ところが、一度に合格者が数百~千人規模で出ることになれば、 相当の実力者~ある程度の実力者までが合格していきます。 このため、翌年の受験競争はそれほど厳しくはならないものと考えられます。 まったくの初学者が働きながら1年目はネットゼミの短答向け講座等で インプットを中心に弁理士試験に必要な知識の8割方を習得します。 その後、働きながら2年目には論文基礎ゼミや判例ゼミ等を受講しつつ 論文答案練習会でアウトプットを中心に完成させる。 私は、現状の弁理士試験がこのような2年間の勉強スタイルによって、 働きながらでも2年で十分合格できる試験であると確信しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ 編集後記 これからは、このメルマガで、より一層の合格情報を提供していきます。 もっと深い情報が欲しい方は、ぜひ最短合格ゼミをご活用ください。 ゼミでは、マンツーマン指導をより徹底するために、 リアルゼミでの講師・弁理士による直接指導のほか、 スカイプや電話によるマンツーマンサポートを始める予定です。 来年合格を目指して、がんばってください。 それでは、良いお年を! ―――――――――――――――――――――――――――――――― 今後もこの合格突破法メルマガにて、 弁理士試験全般の対策についてお伝えします。 乞う、ご期待! ◆ 弁理士試験合格突破法!の語り人プロフィール: 弁理士 奥町哲行 【IP COMMMUNITY 最短合格ゼミ講師】 ――――――――――――――――――――――――――― ◆配信中止、配信アドレスの変更 → http://www.mag2.com/m/0000177581.html ◆ホームページ → http://ipcommunity.jp/ ◆発行:IPコミュニティ Copyright 2009 All rights reserved. 無断転載を禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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