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ミリオンセラー『鏡の法則』の著者 野口嘉則が、人間学や心理学や東洋哲学(東洋思想)などを題材にして、人間力を向上させるためのお話を語ります。自分磨き(自己啓発)や自己実現、恋愛・夫婦関係・子育てにおけるコミュニケーションについてのヒントも語ります。

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2009/12/14

【幸せ成功メルマガ】 依存型人間から探求型・創造型人間へ

日本人には、なぜ依存型人間が多いのでしょう?
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「幸せ成功力を高めて自己実現!~気づきと感動の心理学」
       EQ能力と目標達成力をジワジワ高めるメルマガです 

★「 依存型人間から探求型・創造型人間になるには? 」  第48号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<2009/12/14>━━━

<目次>
■ 依存型人間から探求型・創造型人間になるには?
■ 人生に生じる引き算、正岡子規の悟り観
■ ブログ更新情報
■ ブック・レビュー



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■ 依存型人間から探求型・創造型人間になるには?
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私は以前、講師として、
コーチングやコミュニケーションの研修を、企業に提供していた
のですが、

研修の中のQ&Aコーナーで、
次のような質問をされる方が、意外に多くいらっしゃいました。


「私の部下のA君は、・・・で・・・で・・・な性格なんですが、
先日、彼がミスしたときに、私は『・・・・・』と注意しました。
すると、A君のモチベーションが下がってしまったんです。
そんなとき、どのように注意したらよかったのでしょう?」


こんな感じの質問をされる方が、
毎回の研修で、何人かいらっしゃるんですね。

コミュニケーションに一つの正解があって、
その正解を私が知っていると思っておられるのかも
しれません。


「どのように注意したらよかったと思いますか?」 と、
こっちから質問し返すと、

中には、
「自分で考えるべきことだとは思うんですが、せめて
何かのヒントを下さい」
と食い下がってこられる方もいらっしゃいます(^^;

さて、私はヒントを差し上げることができるんでしょうか?


私は、その方の部下であるA君と会ったことがありません。

その方とA君の人間関係がどうなのかということも、
深いレベルではまったくわかりません。

さらに、
その方の職場でのキャラクターも知りませんし、
その職場の雰囲気も知りませんし、
その職場に、その方とA君以外にどんな人たちが
いるのかもしれません。

そして何よりも重要な、
「A君とこれからどんな関係を築いていきたいか」
というビジョンや意図を、私は持っていません。


というわけで、

「残念ながら私は、ヒントを差し上げることができません」

と答えます。


もちろん、参考になりそうなアドバイスをすることも、
可能ではありますが、

安易にそれをやってしまうと、
その人は本質的・根本的なことに気づけないと思うのです。


つまり、本質的・根本的なこととは・・・


「コミュニケーションにおいて一番大切なのは、
スキルや技能やアイデアではなくて、
自分の“あり方”である」

ということです。


たとえば、ある課長さんが、部下のB君との人間関係で悩んで
いるとします。

「B君は指示したとおりに仕事をしてくれないし、どうも自分は
B君から信頼されていないのではないか」
と悩んでいます。

そんなとき、
先輩に助言を求めたり、
研修に出てスキルを学んだり、
コミュニケーションの本を読んだりすることも、

必ずしもムダではないとは思いますが、

何よりも根本的に大切なのは、

B君と向き合い、
B君に心を開き、
B君と本音のコミュニケーションを交わして、

本気でB君を理解しようとすることではないでしょうか。

B君に全身で体当たりすることではないでしょうか。


B君との人間関係をよくするために、
どれだけ時間をかけて悩んだか?

B君とコミュニケーションを取るために、
どれだけ勇気をふるって体当たりしていったか?

B君との関係で悩むことによって、
自分が上司としてどれだけ成長しつつあるか?

こういった “あり方” の中から、
思いもしなかったヒントが見出され、
予期せぬ突破口が表れてくるんだと思うんです。


この最も重要なプロセスをおろそかにして、
安易にヒントや正解を求めてしまう人が、
特に日本人には多いようです。


お名前は忘れましたが、10年くらい前に、
ある大学教授が講演で次のようなことを仰っていました。

「私はかつて、ヨーロッパやアメリカの大学で学生たちに
教えたことがある。
その後、日本の大学で教えるようになったが、欧米の学
生と日本の学生の違いを知って、愕然とした。
欧米の学生は、私が講義で教えた内容に対しても、あと
でズバズバ反論してくる。
中には私の知らないこと(盲点)を突いてくるような鋭い
反論もあり、
『それは私にもわからない。私なりに考えてみるから宿
題にさせてもらいたい』などと答えると、
『僕も考えてみます』などと満足そうな顔をする。
ところが日本の学生の場合、『何々について、理解で
きないのですが、どう考えたらいいですか?』などと、
答えを聞いてくるような質問ばかりだ。
『それは難しい問題だね。私も考えてみるから、君も
考えてみなさい』などと答えると、二度と来ない。
つまり、彼らが欲しているのは“答え(=正解)”であって、
“問い(=考える題材)”ではない。
答えを与えてくれない教授には用がない、というわけだ」


つまり、欧米の学生に“探求型”が多いのに対して、

日本の学生には、
「正解を教えて下さい」 という“依存型”が多いということ
ですね。


実際に日本では、小学生のころから、
「正解は一つ」 という前提の教育を受けますね。

子どもたちは、
正解を答えることができるかどうかで○×を付けられる。
つまり、“テスト”なるもので評価をされる。

そのため、
真面目に学校の勉強に取り組み、
真面目に受験勉強に取り組んだ子どもほど、
大人になるころには依存型の脳が出来上がってしまう。

という、憂うべき傾向が生じています。


かつて、塾か何かのテレビCMで、
次のようなことを言っていました。

--------------------------------------------

日本の学校では、

3+7=□ (□を埋めなさい)

という教育をするが、


イギリスなどヨーロッパでは、

□+□=10 (□を埋めなさい)

という教育をする。

--------------------------------------------


3+7=□ (□を埋めなさい)

この場合、答えは何通りあるでしょう?


一つだけ(つまり “10”のみが正解)ですね。


ところが、

□+□=10 (□を埋めなさい)

でしたら、答えは何通りありますか?


1 と 9

-18 と 28

2.7 と 7.3

41/6(6分の41) と 19/6(6分の19)

50000 と -49990

など、無限にあります。


無限にあるということは、
決まった答えがあるわけではない。ということです。

そうなると人は、
自分の好きな答えを探求したくなるわけです。


しかし日本では、
「答えを教えて下さい」 という依存型がの人が多い。

特に依存傾向の強い人は、

明解なアドバイスを与えてくれる(=答えを与えてくれる)人や
カリスマ的なリーダーなどを
師として好みます。


また、さらに依存傾向の強い人は、

“天才的な戦略家”や“常人離れした直感能力者”などを好み、
自分の人生の問題に対して、
安易に彼らのアドバイスに従うようになり、
「どこまでも自分で悩み考え抜く」 ということを放棄します。

ずいぶん怪しいカルト宗教などを、
多くのインテリ層や若者が妄信してしまうのも、
その背景に、「答えを与えてくれる人への依存」 があると
思います。


田坂広志さんが、次のようなことを仰っています。

「知性には“インテリジェンス”と“ウィズダム”がある。
インテリジェンスとは、一つの正解が用意された問題
を正しく解く力だが、生きていく上で本当に大切なの
は、ウィズダムの方である。
ウィズダムとは、正解のない問いを一生かけて問い
続けていく力だ」


人生は、正解のない問題の連続です。

自らの答えをどこまでも探求する覚悟を持ちたいものです。



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■ 人生に生じる引き算、正岡子規の悟り観
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■先月始めたツイッターですが、
毎日1~2回、そのときにひらめいたことをつぶやいております。

今日は「人生に生じる引き算」について、
昨日は「正岡子規の悟り観」についてつぶやきました(^^

たくさんの方がフォローして下さり、
また、たくさんの方がメッセージを下さっています。
本当にありがとうございます!

★野口嘉則ツイッター
→ http://twitter.com/y_noguchi


(ツイッターについて知りたい方は、
 → http://coaching.livedoor.biz/archives/51613373.html )



■それから、最近知ったのですが、

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■ 坂本龍馬とライト兄弟に学ぶ 「頭でっかちを脱する生き方」
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先日、ブログの記事を更新しました。

記事のタイトルは、
坂本龍馬とライト兄弟に学ぶ 「頭でっかちを脱する生き方」
http://coaching.livedoor.biz/archives/51622924.html

坂本龍馬とライト兄弟のエピソードを紹介しながら、
「常識の枠を超えた生き方の原動力になるのは何か?」
について、私なりの考えを語ってみました(^^



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■ ブック・レビュー
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■友人の富田欣和さんが初の著書を出されました。

「人生で問われているのは、やり方ではなく、在り方だ」
と語る富田さんは、
経営者を対象に「在り方」のコンサルティングをしている
人です。

その富田さんが、深い気づきに至った物語を
『人生の目覚まし時計』 という本にされました。

私も読んで感動しました。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569773524/noguchicoachi-22/ref=nosim

★ 『人生の目覚まし時計』 オフィシャルサイト
→ http://www.innerrise53.com/mezamashi/




■『こころが晴れる はれ、ことば』 や、
『だいじょうぶ。の本』 などの著者であり、
五行歌人でもいらっしゃる中島未月さんが、
新刊を出されました。

写真詩集になっていて、
読むほどに、優しく温かい気持ちになってきます。

『だから優しく、と空が言う』
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569774105/noguchicoachi-22/ref=nosim

★ Book Movie 『だから優しく、と空が言う』
http://www.youtube.com/watch?v=3Zq74EMvc_U



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