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FPの私が、一般加入者と保険営業マンの立場を経験して、立場ごとの「常識」が違うことに驚かされた経験を紹介します。ことに保険のプロで無ければ到底知りえない「ウッソー!本当に??」ってお話を紹介しながら、自分の保険の見直しなどお役立ちの情報をお伝えします。

  • 発行周期 週1-2回
  • 最新号 2007/12/20
  • 部数 523部
  • メルマガID 0000177304
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2006/03/22

FPが語る「生命保険の常識ギャップ」vol.23

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 <<FPが語る「生命保険の常識ギャップ」>>

  <生命保険の買取に関して>         23号 2006/03/22発行 
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こんにちわ、ファイナンシャルプランナー(FP)のニッシーです。

FPが語る「生命保険の常識ギャップ」へようこそ。

--------【このメルマガのコンセプト】----------------------------------
私が保険営業になってみて実感した一加入者としての常識的考え方と保険会社
の常識とのギャップの大きさ。その常識のギャップを知らずに自分に適した保
険には入れません。加入者、保険営業2つの立場を知るお金の専門家として中
立的な立場から、常識ギャップの解説と加入者へのアドバイスを、このメルマ
ガにてお届けします。           FP3RICH FPニッシー
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<医療保険の必要日額は? 続き>

 今日の夕刊でこの記事を読んだので、今号の話題はこれについて書きます。

 先ずは読んでみてください。

 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060322i303.htm


 第1審の判決の時にも、この件の記事を読んでいました。

 原告のがん患者には同情しますが、正しい判決だったと思います。

 ここであえてギャップをやるなら・・・


<一般の人の常識>
 原告の男性は可哀想だし、
 今はもらえないけど何時かお金もらえる権利を売ってお金にするのは、
 債券の売買と同じだから良いのじゃないか。
 何より自助努力で生きようとするこの人と第三者の売買契約に司法が
 文句をつけるのはおかしい。

<保険屋の常識>
 資金力のある者が、生活に行き詰まった人から生命保険を買い取って
 変りに掛け金を払い続け、被保険者が死亡したら代わりに保険金を受け取る。
 これにはモラルリスク的に多分に問題が発生しやすいから危険である。
 あと、保険会社の収支は、記事の人のような途中で掛け金を払えなくなって
 保険を中途解約していく人が少なからず要る事を承知で、
 その支払い実績も要素に入れて掛け金額を算出している点からも認められない。


 あなたはご存知でしょうか?

 生命保険の平均加入保険金額が2323万円なのに、

 支払いベースでの平均金額が176万円なのです。

 (出典:生命保険文化センターの生命保険ファクトブック2003)

 この金額の差は、おもに定期付き終身保険で、
 60才まで3000万円保障(定期保険2900+終身保険100)
 それ以降は100万円の保障(定期保険0+終身保険100)
 となるタイプの保険で、60才を過ぎて保障額が小さくなってから
 死亡するパターンが多いからです。

 このように、保険会社は3000万円保証に対する掛け金を受け取りながら
 実は100万円しか払わずに済んでいるのです。

 多くの場合がこのパターンに当てはまります。


 同様に、死ぬまで長期にわたり掛け金を払い続ける中で、
 支払いが困難になって解約や失効する人も相当数に登ります。

 これらの保険契約に対しても、大きな額の保険金支払いが回避でされます。

 このような、顧客の支払った掛け金のうちの結果的に『掛捨て』になった
 大きな部分も考慮して、保険商品は設計されているのです。


 裁判の男性は、正に上記例のあとの方に事例に当てはまりそうな状況です。

 もし、この男性の保険の買取が認められると、こうした結果的に『掛捨て』
 になる契約が減少し、支配総額が増えることになります。

 そうすると、その支払いに応じた保険商品が作られ、掛け金は高くなり、
 定期保険の更新にも新たな条件が設定される事が考えられます。


 勝手な考察でした。

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ここからFPとしてのアドバイスです。

 勝手な講釈だけで終わっては皆さんのお役に立てないので、
 この男性の保険の分析と、見直しをします。
 この男性はがん患者ですから保険の見直しは出来ませんが、
 同じ様な保険加入状況の方もいらっしゃるでしょうから参考にして下さい。


 現在51歳の男性は1989年に死亡保障3000万円で契約し、
 毎月の掛け金が17000円、今時点での解約返戻金が28万円です。

 推測ですが、34歳時にかけた定期保険2700万円+終身保険300万円
 といったところではないでしょうか?

 他の保険の加入状況がわからないので、無かったと仮定して進めますね。


 先ず、今は大概の死亡保障にはリビングニーズ特約が付けられますから、
 これが付いていれば、何とかなった気もします。

 AIGグループの保険なのでリビングニーズは1000万円までとなりますが、
 これの給付を受けれれば、売買価格の849万円よりも多額の現金を手に
 する事が出来たと思います。

 病状がどんなものかもわかりませんので何とも言えないのですが、
 給付金の請求や公的補助の請求は、医者の診断書の書き方一つなので、
 窮状を医者に話して書いてもらえば何とか成ったものをと思います。

 買取業者が849万円ですと云う事は、もう先が見えているからだと
 推測されますので、思いつきました。


 次に、終身医療保険、ガン保険への加入も有効だったでしょう。

 医療保険当につきましては、前号にも書きましたがそれ程大きな保障は
 不要でしょうが、無ければ全てが出費になりますからね。


 あと、蛇足に成るかも知れませんが、勤めを辞める事になっても収入を確保
 出来るように、何かしら不労所得を確保しておく必要がありそうです。
 会社なんてものは当てになりませんからね。


 生命保険に関する疑問・質問・具体的見直しにも応えていきます。

 ご相談はこちらまで fp3rich@yahoo.co.jp
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用語説明コーナー:
  保険に関連する専門用語(保険屋の常識)を少しずつ紹介します。
  専門用語にはぐらかされないように知識を仕入れましょう。

今日の用語 『モラルリスク』:

 保険金、給付金の不正取得を目的とした道徳的危険の事をいいます。

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編集後記:

 私は昨年まで外資系生保の代理店を営んでいましたが、廃業しました。

 保険の本や営業研修用の教材などを処分しています。

 イーエフピーのセミナービデオを半額程度でお譲りしたいと思いますので、
 宜しかったら下記のURLをご覧下さい。

 http://fp3rich.net/syobun.html

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おまけ:

FPが語るシリーズ第2弾FPが語る「資産倍増のFX」も発行中です。
http://www.mag2.com/m/0000179826.html

私が一番お勧めの投資商品FX(外国為替証拠金取引)を紹介します。
100万円程度の資金があれば、毎月の医療保険の掛け金程度なら、
毎月金利収入で賄えますよ。

-------------- FPが語る「生命保険の常識ギャップ」------------------
■発行 FP3RICH      http://fp3rich.net/ 
    FPニッシーことFP西野 fp3rich@yahoo.co.jp

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