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2009/06/15

■□メール力"メヂカラ"向上講座 第10回「型破りなすごいメール」□■

研修とコンサルティングの株式会社チェンジ Presents
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メール力"メヂカラ"向上講座 〜メール作成でもう悩まない!〜
第10回 「型破りなすごいメール」

 ビジネスメールには「型」があります。
 「型」を知り、効率的にメールを作成する力を身につけましょう。
 毎回すぐに使える文例付き。

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読者の皆さま

こんにちは。株式会社チェンジの澤田です。

いつもご愛読ありがとうございます。"メヂカラ"向上講座、第10回です。

これまで、

「新入社員・若手社員の皆さまには、失敗しないメールを短時間で
 書けるように。
 部下を持つ皆さまには、自己流のメールを振返る機会になるように、
 また、部下の方々のメール力向上のきっかけ作りに。」

をテーマに4月からお送りしてきたこのシリーズも、今回で最終回となります。

タイトルにも掲げているように、「型」を知ることを目的として
お送りしてきた当メルマガですが、最終回となる今回は、
「型破り」なメールについて考えてみたいと思います。

それでは今週もよろしくおつきあいください。


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◆◆◆守・破・離◆◆◆

「守破離」(しゅはり)という言葉を聞いたことはありますか?

由来は諸説あるようですが、一般的に武道や伝統芸能といった世界で
使われてきた言葉と言われており、

 「守」:指導者の教え、型を守り、物事を習得していく基礎段階
  ↓
 「破」:マスターした型を基に、自分なりの工夫を加えていく応用段階
  ↓
 「離」:型から離れ、自分自身の新たなスタイルを作り上げていく発展段階

上記のように、修行の段階、いわば人が「学ぶ」プロセスを表したものです。

このメールマガジンでは、「守破離」でいうところの「守」「破」段階、

・お作法どおりの、無難なメール
・無難から一歩抜けた、好感が持てるメール

を書けるようになることを目的に置き、
おまけの文例も、こうした意図に沿った内容を心掛けてきました。

しかし、ビジネスパーソンとしては「離」段階、

・お作法を踏まえた上での、個性溢れる型破りメール

を書けるようになることが、ゴールになるのではないかと思うのです。

今回は、万人には勧められない(文例集には載っていない)ながらも、
「すごい」と思えるメールについて、ご紹介したいと思います。


◆◆◆深夜2時に届くメール◆◆◆

これはとある先輩に教えてもらったことなのですが、
その方は、お客様と夜、宴席でご一緒した際は、必ず翌日までに
お礼メールを送る、ということを自らに課し、実践しているそうです。

終電で帰っても、タクシー帰りでも、夜の間にお礼メールを送る。

すると、翌日の朝「いやー、昨日は飲みすぎちゃったなー」などと言いながら
お客様がメールソフトを立ち上げると、もうお礼メールが届いている!と
なるわけです。

これは、なかなかのサプライズではないでしょうか。

メールの特性を活かした、技ありの方法だと思います。


◆◆◆シンプルな署名◆◆◆

署名は「送り手の名刺」としての機能を持っているため、
電話番号、メールアドレス等々、連絡先を盛り込むことが望ましいと
されています。

※署名についての詳細は、第6回をご参照ください
http://www.change-jp.com/vision/mm/mm_10-1-6.html

そんな常識を覆し、私自身がこれまでで一番「かっこいい!」と思った
署名は、とある企業の役員の方からいただいた、会社名と氏名のみ、
というシンプルなものでした。

【イメージ】
	---
	(株)○○ 並木橋 徹

連絡先が分からない、という不便さを補って余りあるインパクト。

名前で勝負できる人ならではの署名と言えそうです。


◆◆◆オトナ語を使った短文メール◆◆◆

私はひらがなを多用して、長々と文章を書く傾向があるため、
渋い表現を使った短いメールをいただくと、一本取られた気持ちになります。

例えば、

・メール拝受
・ご高承のとおり
・些事にまぎれ
・赤面の至り
・ご留意ください
・ご笑覧ください
・小生
・(氏名)拝

といった表現です。

署名と同じ第6回で、挨拶の重要性について述べましたが、
挨拶抜きであっても、

>メール拝読しました。ありがとうございます。

等と、オトナな表現を使ってさらっと書かれたメールには、
折り目正しさが感じられ、好感が持てます。

また、

「その日程にて問題無いかと。」
「資料を印刷しておいていただきたく。」

というような、「かと」「たく」止めのメール文を初めて読んだときは、
「これ、ありなのか!」と衝撃を受けたものです。

 ※上記のオトナな表現とは少し異なりますが、
 ビジネスシーンで多用される、いわゆる「オトナ語」については、
 「ほぼ日刊イトイ新聞 オトナ語の謎。」をご参照ください。
 上司に「これさ、さくっといい感じにやっといてよ」などと
 作業を指示されて、目を白黒させている新入社員の皆さまには、
 特におすすめします。
 http://www.1101.com/otona/
  

◆◆◆まとめ:メヂカラレベルUP!◆◆◆	

「たかがメール、されどメール。見識と人格って出ますよね。」

この連載を始めるにあたり、とある方からいただいた言葉です。

表現手段が文字に限られたメールですが、不思議なことに、そこからも
相手の人となりというのは伝わってくるものです。

私自身、悩みの尽きないメール作成ですが、基礎を忘れず、応用を加えながら
引き続きメール力向上を目指していきたいと思います。

2か月半に渡ってお送りしてきた「メヂカラ」向上講座、
これにて終了となります。
ご愛読、心より御礼申し上げます。

当メルマガが皆さまの「メール力」向上の一助となれば、
これほど嬉しいことはありません。

次週は1回お休みをいただきまして、
翌々週からは新しいシリーズをお送りいたします。

どうぞお楽しみに。


◆◆◆おまけ:今週の文例◆◆◆
「挨拶〜異動の挨拶」

最後に、すぐに応用できる「今週の文例」です。
最終回は、社内向けに異動の挨拶を送るという場面です。

歳を重ねるごとにつくづく感じるのは、人間関係の大切さです。

異動や転勤、プロジェクトの終了等は、それまでお世話になった人たちに
今までの感謝を伝える良い機会です。

------------------------------------------------
件名:異動のお知らせ
------------------------------------------------
関係各位			

お疲れさまです。澤田です。

この度、組織改正に伴い、X月X日付けで変革第1グループから
変革第2グループに異動することになりました。

短い期間ではありましたが、皆さまには大変お世話になりました。

特に変革プロジェクトにあたっては、皆さまには多大なご協力、
ご指導をいただきました。ありがとうございました。

新しい部署におきましても、これまで以上に
努力してまいる所存ですので、今後ともご指導・ご鞭撻のほど、
よろしくお願い申し上げます。

なお、私の担当業務については、長谷川に引き継いでおりますので
よろしくお願い申し上げます。

それでは今後とも、よろしくお願いいたします。
(署名省略)
------------------------------------------------

上記のような文面に加えて、個人名を挙げてのエピソードがあると、
社交辞令から一歩踏み込んだ感じが出てくると思いますよ。

それでは今度こそ、終了です。
ご愛読、ありがとうございました。

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