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ホワイトカラーの必携スキル!パワーポイントやエクセルを用いたグッとくる資料作成の技法をご紹介します。

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2009/02/09

■□一味違う!?コンサルタントの資料作成術 第4回「流用しやすい資料づくり」□■

研修とコンサルティングの株式会社チェンジ Presents
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一味違う!?コンサルタントの資料作成術 
第4回 「流用しやすい資料づくり」

 ホワイトカラーの必携スキル!
 パワーポイントやエクセルを用いたグッとくる資料作成の
 技法をご紹介します。

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読者のみなさま

こんにちは。株式会社チェンジの伊藤です。

前回の「話しやすい資料の構成」、いかがでしたでしょうか。
「とはいえ、すぐには難しいなぁ」といった感想をお持ちになった
方もおられるのではないでしょうか。

私自身、パワーポイントやエクセルを用いた資料を、これまでに
相当数書いてきましたが、文書作成のコツを毎回かならずきっちりと
反映できているかというと、、、全くそんなことはないように思えます。

スピードと品質の議論を持ち出すまでもなく、資料作成に掛けられる
時間は限られています。
その中で、概念的なルールと詳細のテクニックの引き出しをどれだけ
持っているか、が長いスパンでみると仕事の結果につながる気がします。

今号の内容もそうですが、

 ○すぐ使えそうなものは、使ってみる

 ○部分的に使えそうなものは、部分的に使ってみる

 ○すぐ使わなそうなものは、とりあえず理解するだけに留める

こんなお付き合いの仕方をしていただければ幸いです。


では、今週の内容に入ってまいります、が、その前に・・・

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◆◆◆よく見かける資料、二度と会わない資料◆◆◆

コンサルタントとして資料を量産していた頃も、また人材育成事業を
通して資料を作成する立場になった今でも、変わらず不思議なのは、
資料(ひらたく言うとページ)の費用対効果は一体いくらなのか、
という点です。

とても費用対効果が高いもの、つまり作成したパワーに比して、
活躍度合が大きい資料と、そうでないものの差はどこにあるので
しょうか。

皆さんの身の回りでも2種類の資料がありませんか?

 ○あちこちの冊子でよく見かける「定番」の資料

 ○一度使われて、その後まったく見かけない「一発屋」の資料

一発屋がダメなわけではありません。
お客様の事情に対応すればするほど、内容は特殊性の高いものになり、
結果として、他では使い回しがしづらいものになるでしょう。
(当然ですが、顧客機密が含まれているものもこちらに類するわけです)

とはいえ、完全に同一ではないものの、「どこかで見た感じ」のする
流用度の高い資料も一方で存在します。

今回は資料が個人の手を離れ、組織としての生産性に寄与するための
「流用しやすさ」を考えてみましょう。


◆◆◆そもそも論:流用できるかどうかは使い手次第◆◆◆

私自身と同じように資料を量産するタイプの働き手を、何人も知って
いますが、誰と話していても感じるのは、、、

 ○結局、自分が作った資料が最も流用しやすい

まぁ、それはそうだな、という話ですが、「何故か」を考えてみましょう。

確実に言えるのは、

 ・そもそも近い性質の資料を書くことが多い
 ・他の資料と共存しやすい
 ・コツや好みがマッチする

そして、何より、
 ・よく覚えている

ことが理由ではないでしょうか。

では、資料作成自体の頻度があまり多くない、または限られた
パターンのものを書くことが多く新たなテーマに苦労する、
といった人はどうすればよいのでしょうか。

私自身、若手の頃に実際に行っていた工夫を1つご紹介すると、

 ○他人の作った資料でよさそうなものを拾っておく

 ○冊子丸ごとではなくページ単位で、似たものをまとめておく

 ○フォルダ名を「逆引き」にする

3点目が分かりづらいですが、要は、「どんなときに使う(ことが
ありそうか)」を考えて、使い道別にためておく、イメージです。
特に営業資料などは、お客様のタイプや取引の状態によって、
わけておくと便利でしょう。


◆◆◆「流用しやすさ」の要素◆◆◆

と、いきなり使い手の問題として捉えてみましたが、もちろん、
作り手の立場からも「流用しやすさ」は考える余地があります。

流用しやすい(されやすい)資料の持っている共通要素は、
以下に挙げるもの、と思われます。いかがでしょう?

 <1>ページ内がパーツ化されている
  (前号で挙げた「左右」に分かれている 等)

 <2>字が少ない

 <3>誰もが納得しやすい論理があり、また端折られていない

 <4>全体を示す絵があり、個別の議論とつながっている

流用する立場を考えると、全く同じことを言いたい
シチュエーションは実は少ないものです。
となると、流用元をベースにして、何らかの加工をすることが
前提となります。

その際に、<1>に挙げたパーツ化はやはり重要です。
左だけ使う、また右を少し変える、といった発想を持たせやすく
することにつながります。

<2>はそもそも資料の分かりやすさの要素が強いですが、
字が多いほど、改変箇所が増えるとも捉えられます。
図解をもとに、簡単な解説が短い文章で書いてある資料が
ベストと言えるかもしれません。

<3>はそれぞれの使い手が、それぞれに読み手を抱えていること
がその理由として挙げられます。
Aさんは分かるけど、Bさんは分からない。
取組参加者は知っているが、他は聞いたことがない。
このように読み手によって解釈の多様性が広がるものは、やはり
流用しにくさを感じてしまうようです。

個人的には、<4>の要素が最も重要に思えます。
全体像を示しながら個別の論点を整理している資料は、<1>にも
通ずるものがありますが、全体像だけを残してアレンジしやすい
特徴があります。


◆◆◆あとは「禁じ手」に気をつける◆◆◆

資料のコンセプトやメッセージ以外にも気をつけるべき点が
あります。

加工を考えた場合、パワーポイントやエクセルの機能を正しく
使用して資料を作ることが実は大事になります。

例えば、タイトルやメッセージを書く際に、パワーポイントの
プレースホルダ(当初から埋め込まれているテキストボックス)を
使用せずに書いてしまうと、別のファイルにスライドをコピーした
際に、文字のサイズなどが大きく崩れてしまうことがあります。

エクセルのワークシートなどを作る際も同様です。
変数(たとえば値引き率など)を毎回、直打ちで入力していては、
他人が使おうとした際に、どこを変えれば計算が正しく行われる
かが分かりません・・・。

これらは一例ですが、同じチーム内のメンバが共通で、
アプリケーションの使用ルールを理解しておくことも、
遠回りなようですが、働きやすさに影響を与えるように思います。

と、今回は「流用しやすい資料」の性質を見てまいりました。
次回もお楽しみに。

それではまた来週お会いしましょう。


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一味違う!?コンサルタントの資料作成術 
第4回 「流用しやすい資料づくり」

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