■□ジェネ・どん!第1号:カーリング型?□■
研修とコンサルティングの株式会社チェンジ Presents
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『ジェネ・どん!』第1号:カーリング型?
(ジェネレーションギャップ、どんと来い!)
「なぜ若手はこうなんだ?」「なんで上司にこう見られるんだ?」
悩ましいジェネレーションギャップも、カラクリを知れば怖くありません。
ギャップを知って理解して、ビジネスに活かしていきましょう。
ジェネレーションギャップ、どんと来い!
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読者の皆さま
こんにちは。株式会社チェンジの山秋です。
今回から始まりました「ジェネ・どん!」では、
・時代背景から紐解く、一般的に言われる若手社員(社会人1〜5年目)
の特徴
・若手社員自身も気付いていない、若手社員の強み
を取り上げます。
研修を通じ、多くの若手社員の皆さんと接するチェンジならではの、
講師が生で感じた若手社員の姿や、
実際に見聞きしたエピソードを織り交ぜて、お話を進めて参ります。
上司の皆さんは、
・「最近の若いモンは・・・」をポジティブに言いながら仕事が進む
若手の皆さんは、
・自分達ならではの強みを意識的に仕事に活かして、
上司に評価してもらう
というジェネレーションギャップの新しい見方を覗く感覚で、
是非、このメルマガにお付き合い下さい。
合言葉はこちら。
「ジェネレーションギャップ、どんと来い!!」
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!御礼!:7/15(火)開催『人材育成担当者様向けセミナー』完了
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先日、弊社主催の「人材育成担当者様向けセミナー
ゆとり世代の新入社員教育〜振り返りと次の一手〜」が開催されました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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◆◆◆今日のテーマは…「カーリング型」◆◆◆
今年の新入社員は「カーリング型」と言われています。
この言葉は、社会経済生産性本部(※1)から発表された、
08年度入社の新入社員のネーミングです。
・ちゃんと育成すれば伸びるが、育成をしないと伸びなくなる
・受身で言われたことしかしない
という意味合いが込められています。
ちなみに、「ジェネ・どん!」で定義する若手社員は、
新入社員当時、以下のように名づけられています。
07年度:デイトレーダー型(早期転職が予想される)
06年度:ブログ型(思いを表に出さない)
05年度:発光ダイオード型(指導次第でいい仕事をするが冷めている)
04年度:ネットオークション型
(自己PRで差が付くが実力が伴うとは限らない)
もちろん、全ての新入社員に該当するネーミングではありません。
ここで注目すべきは、毎年名前を付けたくなるほど、
新入社員のことが先輩達にはわからないし、
同時に理解したいと思っているということです。
(※1:社会経済生産性本部 平成20年度 新入社員のタイプについて
http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/lrw/activity000857.html)
◆◆◆どうして「カーリング型」と言われるのか◆◆◆
では、どうして今年の新入社員は「カーリング型」と言われるのでしょう。
その要因の一つに、今年の新入社員(年次の近い若手社員)が、
「受身の環境で育ってきた」という背景があります。
彼らは、物が豊かな環境に生まれました。
幼い頃から、多くの物の中から好きな物を選んで生活してきました。
受験でも、「学力で選ばれる」のではなく
「選択肢から選ぶ」環境にいました。
大学入試では、AO(アドミッションズ・オフィス)入試が導入され、
個人が強みとする要素で学校側に評価され、入学するという仕組みが
一般的になった頃、彼らは受験を迎えました。
学校だけではなく、就職の際も同じ現象が起きます。
就職氷河期を抜けた売り手市場の中で、彼らは就職活動を始めます。
幼い頃から就職まで、
彼らは物や機会をたくさん与えられ、選びながら育ちました。
◆◆◆そんな新入社員/若手の強みとは?◆◆◆
このような時代背景の中で育った若手社員達。
弱みばかりに注目が集まりがちですが、
強みはどのようなものなのでしょうか?
それは、実際に新入社員の皆さんと交流した、
弊社の研修講師から聞いた話にヒントがありました。
「普通にしているとおとなしく映るけれど、
こちらが熱いアプローチすると意外と反応がある。
決して消極的なわけではなく、投げたボールは打ち返してくる。」
「社会人として不足している箇所をはっきり指摘したら、
『厳しいことも言ってくれてよかった』とのコメントをもらった。」
つまり、
「きちんと与えれば、与えた分だけ(もしくはそれ以上)反応する。」
という力があるのです。
物も情報も豊かな時代に育った若手社員達は、
インプットを多く与えられることに慣れています。
そして、その中から必要な物や便利な物を選ぶことに慣れています。
選んでしまえば、後はどんどん前に進めます。
これが、カーリング型の強みです。
◆◆◆上司の皆さんへ◆◆◆
いかがでしょうか?
「カーリング型」の彼らは、こんなに羨ましい力を持っていたのです。
若手は持ち前の力で必要な情報を選び、
便利な使い方を吸収していきます。
例えば、私の身近にいる1年目のAさん。
4月、入社直後のAさんは人前で話すのが苦手でした。
・準備をしてこないので話がわかりにくい
・時間をオーバーしても続ける
・「○○っすよ」連発
・猫背でふらふらしている
話し終わったAさんは、いつも悔しそうに眉をしかめていました。
そこで、私達はAさんにアドバイスし続けました。
・話の構成の作り方
・タイムマネジメントの仕方
・正しい言葉遣い
・プレゼンテーションに適した立ち居振る舞い
上手に話すためのヒントを、お手本も交えてたくさん伝えました。
すると、初めは漫然と話していたAさんも、
「今日は○○さんのように、人を巻き込めるように話します」
「昨日頂いたアドバイスの、○○について注意して話します」
というように、私達からの大量のアドバイスの中から、
項目を選んで実践するようになりました。
3ヵ月後のAさんは、
わかりやすい構成を意識して内容を準備し、
丁寧な言葉遣いをし、
聞き手の反応を見ながら話が出来るようになっていました。
話し終わったAさんの表情はすがすがしく、自信にあふれていました。
プレゼンテーションのプロである講師陣も、
「上手くなったね」と大絶賛でした。
───決めの一言:「やってごらん!」───
新しく得た情報を抵抗無く受け入れ、
自分の物にして使いこなす早さは、若手が持つ強力な強みの1つです。
是非、色んな情報を与えて、選択肢を見せてあげてください。
選択肢を見せてあげたら、決めの一言。
「やってごらん!」
この一言で、彼らの背中を押してあげてください。
その一押しの有無で、彼らの成長スピードは圧倒的に変わります。
ぐんぐん進むカーリング型。
その強みを引き出すのは、この一言です。
───参考:過去の○○型───
ちなみに、社会人10〜12年目の方々も、
同じように新入社員としてネーミングされていた時期がありました。
【97年度(社会人12年目)】ボディーシャンプー型
(適応性も個性もあるが、社会体質に合わないこともある)
【98年度(社会人11年目)】再生紙型
(社風の押し付けには不満がたまるが、育成次第で市場価値が上がる)
【99年度(社会人10年目)】形態安定シャツ型
(厳しい指導はOKだが、注意・指示をする必要がある)
厳しい指導がOKの形態安定シャツ型と、
磨かれ慣れているカーリング型とでは、
分かり合えないところがあって当然なのかもしれませんね。
◆◆◆若手社員の皆さんへ◆◆◆
新入社員が「カーリング型」と言われてしまうのには、
皆さんが育った時代背景が、
今までお話してきたように解釈されてきたためでした。
「私は違う!」というご意見もあるかと思いますし、
現在は「新入社員」「若手」と言っても、実年齢に幅もあります。
しかしながら、「カーリング型」と分析されている影響で、
皆さんの強みが見えにくくなっていることも事実です。
だからこそ、その先入観を利用してみませんか?
───決めの一言:「ヒントを下さい!」───
せっかく、世間的に「カーリング型」として
「一押しすればものすごい勢いで伸びる」と言われているのですから、
周りの先輩や上司達に、
「ここがわからないのでヒントを下さい!」と伝えてみましょう。
きっと、周りの人達は、若手社員に頼られたという嬉しさから、
いろんなことを教えてくれるはずです。
そして、決めの一言「ヒントを下さい!」を言うことで、
上司に「普通のカーリング型と一味違うぞ!」と気づいてもらいましょう。
色んな先輩や上司が周りにいます。
持っている情報も山ほどあります。
その情報の中から、自分が吸収しやすいものを選びましょう。
上手く利用すれば、一見マイナスに思える社会的イメージも、
自分の評価をぐっと上げる要素になるんです。
決めの一言「ヒントを下さい!」、是非使ってみて下さい。
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それでは、本日のメルマガはここまでです。
来週からも、若手社員と上司のジェネレーションギャップを、
次から次へと埋められるメルマガをお届けして参ります。
そして、皆さまが胸を張ってこう言えるお手伝いになれば光栄です。
「ジェネレーションギャップ、どんと来い!!」
それではまた来週お会いしましょう。
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