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貴方の知らない「日本」がここにある。東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて。様々なジャンルのありのままの日本の姿を、斬新な切り口で迫る。それは貴方に新しい発見をもたらす。そう、「日本」もなかなか面白いじゃないか、と。

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2009/10/02

2009年10月2日第36号(通巻第188号)

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「週刊・東京流行通訊」(日本語版)2009年第36号(通巻第188号)・FOR LADY・

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美==========================================================================

キュートなスイーツアクセサリー

 若くておしゃれな女性たちにとって、ケーキやクッキーの形のアクセサリーはもう
すっかりおなじみだろう。こうしたキュートなスイーツアクセブームの元祖が、この
「Q-pot」である。

 一般に売られているプラスチック製のスイーツアクセサリーと違って、「Q-pot」
の製品はデザイナーの手作りで、真珠や宝石、スワロフスキー、金メッキなどが施さ
れている。そのため、「Q-pot」は若い女性の玩具ではなく、小さな芸術品とも言え
るほど精巧な造りになっているのだ。思わず惹きつけられてしまうキュートな外観や
幻想的なイメージに、大人の女性たちまでが夢中になっている。

 「Q-pot」のすばらしいデザインを見ていると、それらをデザインしたワカマツタ
ダアキさんにも興味が湧いてくる。ちょっと伝説的なイメージのあるこのデザイナー
は、かつて雑誌「メンズノンノ」や三宅一生さんの専属モデルだった。だが彼は皮革
工芸家の父の影響で自分も皮細工を学び、それがきっかけになってアクセサリー製作
に大きな興味を持つようになった。そこでモデル業をきっぱりとやめて、アクセサリ
ーデザイナーの勢馬一正氏に学び始めた。また、彫刻、溶接、鋳造などの技術も学ん
だ。「Q-pot」のアクセサリーは、長年の勉強と修行の成果であると言えるだろう。

 だが、「Q-pot」のデザインの発想の源泉は非常にシンプルだ。ワカマツさん自身
が、たいへんなスイーツ好きなのである。ワカマツさんは、スイーツがあれば冷たい
世の中も温かく融かし、傷ついた心を癒して、楽しく美しい生活を取り戻せると考え
ている。こうした考えから生まれたのが「Q-pot」なのである。キャンディ、アイス
クリーム、チョコレート、プチケーキなどのスイーツをテーマとして、指輪、ネック
レス、携帯ストラップなどのアクセサリーが次々と生まれている。また、シーズンご
とにハーゲンダッツ、iPod、ディズニーなどのブランドとコラボレーションしていろ
いろな限定商品も売り出される。

 9月からは、国立新美術館で展覧会が行われている。「Q-pot」のすべてのシリー
ズの製品が見られるほか、見ごたえのある限定品や特別に製作された豪華な作品も楽
しめる。展覧会は10月19日までである。(劉詩音執筆)

●Q-pot公式サイト http://www.q-pot.jp/

遊=========================================================================

大阪のmiffyショップ

 9月18日、日本初、「ミッフィー」のニュースタイルの専門店、「miffy style」が
大阪キデイランド梅田店1階に開店した。これはキデイランドとディック・ブルーナ
・ジャパンのコラボレーションによるもので、約100平方メートルの店内で1500アイ
テムのミッフィー関連商品が販売され、ここでしか手に入らないオリジナル商品など
魅力ある品揃えで、ミッフィーファン達が遠方より駆けつけて大いに盛り上がってい
る。

 共感、可愛らしさ、癒しというキーワードで表現できる、「×」型の口が特徴のミ
ッフィーが誕生してから半世紀以上が過ぎ、シンプルなライン、鮮やかな配色、そし
てソフトで清潔感のあるイメージが多くの子供たちに愛されてきた。ミッフィーの絵
本のストーリーも純真な子供時代に対する温かい記憶から生まれており、美しい物語
が多くの大人たちも引きつけている。

 ミッフィーの作者はオランダの絵本作家、グラフィックデザイナーのディック・ブ
ルーナで、これまでに120タイトルの絵本が生み出され、40以上の言語に翻訳され、
世界中で8500万冊が販売された。日本だけでも5000万冊以上が売れており、日本にお
けるミッフィーの人気を示している。そのほかミッフィーをイメージした様々な商品
の売り上げも膨大なもので、NHKでは立体人形アニメーション「ミッフィーとおとも
だち」を放映している。

 ミッフィーの人気が衰えず、芸術的にも成功しているのは、本質を覆うあらゆるも
のを排除して、絵の中に基本的なラインだけを残し、各部分が非常に正確に描かれ、
シンプルであることのパワーと省略の芸術的効果が充分生かされているためと言える
だろう。なぜミッフィーの口を「×」にしたのかについて、ディック・ブルーナは「
All About Dick Bruna」という本の中で、「くるくるっとした丸い目、口はバッテン
。子どもだったぼくには、うさぎの顔はそのように見えたのです。」と答えている。

 キデイランドは2008年からキャラクター専門店を手がけるようになり、現在日本全
国にはスヌーピー専門店が5軒、リラックマ専門店が2軒、そして今回開店した「miff
y style」がある。これらの専門店は、商品が豊富で種類がそろっているだけでなく
、専門店だけでしか売っていない限定商品もあり、コレクションとしてもプレゼント
としても喜ばれている。(tata執筆)

●キデイランド公式サイト・miffy style 
 http://www.kiddyland.co.jp/etc/miffy_style/


星=========================================================================

日本映画最新情報

 話題の超大作が並んだ夏のシーズンがひと段落しても、日本映画はまだまだ、注目
作が目白押し。まさに「芸術の秋」にふさわしい数々の作品のうち、編集部のおすす
めは、以下の3本だ。

【カムイ外伝(http://www.kamuigaiden.jp/)】日本のコミック史上最高の長編忍者
マンガといわれ、手塚治虫と並び称される白土三平の傑作が、念願の実写映画化を果
たした。忍者の掟を破り、絶大な権力者や仲間たちから追われたカムイが、策略、疑
心、裏切り、そして愛のためにたった独りで生き抜いていく。主役・カムイには『DE
ATH NOTE』などで知られる若手No.1俳優の松山ケンイチ、ヒロインに小雪のほか、伊
藤英明、佐藤浩市、香港のアクションスター、イーキン・チェンら豪華キャストがそ
ろう。公開中。

【Tales of Vesperia(http://www.tov-movie.net/)】日本の人気ゲーム『テイルズ
 オブ』シリーズが大スクリーンに登場。人と魔物の大戦から数年。人々は根源たる
力によって繁栄を築き上げ、世界はおおむね平和に見えた。だが、帝国全体を巻き込
む陰謀の潮流は、騎士団にあこがれて入団した幼なじみの2人を呑み込もうとしてい
た。人智を超えた力が支配する世界で、2人は選択はいかに。アニメーション制作を
『GHOST IN THE STEEL/攻殻機動隊』『イノセンス』などのプロダクションI..Gが担
当。10月3日公開。

【ゼロの焦点(http://www.zero-focus.jp/)】日本の偉大なミステリー作家・松本
清張の生誕100年を記念し、不朽の名作がついに映画化された。ある男の失踪を機に
、不可解な連続殺人事件が発生。犯人の正体、動機の推理、衝撃の結末など、日本文
学史上最高の傑作サスペンスが、現代によみがえった。出演は、広末涼子、中谷美紀
、木村多恵をはじめ、西島秀俊、鹿賀丈史、杉本哲太ら。11月14日公開。(克里斯執
筆)

●goo 映画 http://movie.goo.ne.jp/

娯=========================================================================

いつでもどこでも誰とでも。流しそうめん機

 皆さんは夏の風物詩である流しそうめんをやったことがあるだろうか?場所も手間
も労力もかかり、しかも夏限定(一般的には)という流しそうめん。実現がなかなか
難しい。

 これが季節を問わず家庭でも楽しめるようになったのだ。流しそうめん機「そうめ
んや」は、一昔前に良く見かけたドーナツ型でぐるぐる回るタイプの、回転流しそう
めん機とはちがい、すべり台のような竹筒を、そうめんがループしながら流れていく
という、本格的なものだ。

 サイズも立派で、高さ36センチ、幅52センチある。竹筒の最上部には水車小屋が設
置されており、そこから汲み上げられた水が流れていく。その終点には、おけとざる
を設置。途中ですくい切れなかったそうめんは、ざるでキャッチされる。竹筒といっ
ても、本物の竹ではなく、ABS樹脂とポリエチレンで出来ているので、軽く持ち運び
やすい。また、レールにつけるトンネルカバーは、薬味入れとして使用できるよう工
夫されているのだ。

 一人でそうめんを流してキャッチするのは至難の業なので、流す人、キャッチする
人と係を決め、順番に食べるようにするといい。頂上から下のザルにそうめんが流れ
るまで、2、3秒といったところか。途中でうまくそうめんをキャッチするのがなかな
か難しい。うまく箸でそれをすくい取り、つゆでずるずるとすすってみる。本来のそ
うめんのおいしさに、流しそうめんの楽しさも加わって、おいしさが倍増した気がす
る。

 単一形乾電池2本で簡単に作動するため、家庭だけではなく、屋外でも利用できる
。また電池ボックス以外、全てのパーツが水洗いでき、専用の収納袋で片付けも簡単
。「そうめんや」は子どもから大人まで幅広い層がターゲットである。もう夏も終わ
りを告げるが、これ1台あれば、夏だけではなく、いつでもどこでも誰とでも気軽に
楽しく夏気分を味わえそうだ。

●プレスリリース  http://www.bandai.co.jp/releases/J2009040901.html

交流の広場==================================================================

→「東京ゲームショウ2009」について教えていただけませんか?【新竹 OKAMI】

←東京ゲームショウ2009は、9月24日から27日まで、千葉県の幕張メッセで開催され
、18万5030人が来場しました。今年最も人気があったのは「ファイナルファンタジー
VIII」のブースです。詳しい内容は、公式サイトをご覧下さい。
(http://tgs.cesa.or.jp/index.html)

→現在中国のネット上では、「あと10年経ったら上海は全面的に東京を超えるだろう
か?」というテーマについて熱く論じられています。みなさんは東京にいらっしゃる
わけですが、どうお考えになりますか?【上海 儂愁】

←地球上のすべての都市は、それぞれ個性と存在価値を持っています。様々な人がそ
れぞれ異なる価値観でそれらについて考えて様々な答を出しています。「超える」と
いうことに関する統一した基準はないと思います。

編集長の一押し=============================================================

読書に花を添える付箋紙

 読みかけのベストセラーの続きが気になった時、毎日の生活を記録する手帳から今
日の場所を見つけ出す時、愛用の英語辞典でどうしても覚えたい単語がある時、突然
いいアイデアが浮かんだのに書き付けるノートが見つからない時……そんな大切な瞬
間こそ、付箋紙が大いに力を発揮する。2006年度のグッドデザイン賞を獲得した、本
物の花びらそっくりのこの花付箋(hana fusen)は、その透明感と繊細さで多くの人
に愛されている。

 恐らくは世界で最も美しい付箋と思われるこの商品を作り出したのは、30代になっ
たばかりのデザイナー、黒澤夏子さんである。元々は服飾学とグラフィックデザイン
を学んでいたが、卒業後にデザイン事務所に勤め、五年前から「使う人が楽しむ事で
完成されるもの」をコンセプトとしたもの作りを始め、様々な人々とコラボレーショ
ンして多くの人気商品を生み出している。

 丸みのある花びらの付箋を一枚一枚摘み取っていくと、夢のような楽しさが湧いて
くる。ペンスタンドに挿したり、ガラスのコップに立てたりすれば、生け花に変身し
てデスクの上を温かく彩る。一般の長方形の付箋が退屈なのに比べて、花びらを摘ん
だり貼り付けたりする感覚は、定型化した文房具の堅苦しさをなくし、遊び心を加え
てくれる。

 青春時代の心に戻って、「すき」「きらい」……と一枚ずつ花びらを摘みながら恋
占いをするのも楽しい。桜の季節に木の下にたたずんでいた時、ピンクの花びらが降
り注いできた思い出がよみがえる。本のページの間に花びらを挟んだようなロマンチ
ックなデザインは、押し花のイメージと重なって、本と花の関わりを印象深く感じさ
せる。おもむきのあるデザインが、デザイナーの溢れる才能を示している。

 ピンク、パープル、イエロー、ブルーの4色が独特な世界を作り出す。花付箋は色
のグラデーションも美しく、色で区別する機能も備えている。台座はプラスチック製
で、はがすのも貼り付けるのもたいへん便利なので、付箋を繰り返し使うことができ
る。「花付箋を本物の花のように感じれば、一枚一枚摘み取る時に楽しさやはかなさ
を感じることができるでしょう。そんな気持ちから、普通は使い捨てしてしまう付箋
をもっと丁寧に扱って、生活を大切にする心が生まれるのではないでしょうか。」と
黒澤さんは言う。

 桜、梅、桃……古くから花を初めとする自然の姿を愛してきた日本人の心は、花型
の底を持つグラスや夜空に花びらを散らす花火だけでなく、日常的かつ不可欠な付箋
のデザインにも表現されている。秋が次第に深まり、本を読むのによい季節がやって
きた。こんな可愛らしい付箋をそばに置いて、読書を大いに楽しみたいものだ。(姚
遠執筆)

●グッドデザイン賞/花付箋 
 http://www.g-mark.org/search/Detail?id=32561&lang=ja


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 【配信元】 アラヤ株式会社 (http://www.alaya.co.jp)
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