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戒厳令下の韓国、冷戦下のポーランド、経済発展萌芽の時代のタイに駐在し、現在も世界を飛び回る筆者がお届けする、リスクマネジメントに関わる雑学知識

  • 発行周期 不定期
  • 最新号 2008/09/08
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2006/08/20

[リスクマネジメント No. 42]Base Ballと野球

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日付:2006-08-20

[リスクマネジメント No. 42]Base Ballと野球

 本日の内容は野球に興味のない人にはさっぱりわからないかもしれない。しか
し、本日の高校野球の熱戦を見ていて、思うところがあった。

 野球はアメリカが発祥のスポーツである。Base Ballが日本に紹介されて野球
となった。Base Ballと野球で、しろうとにもわかる違いがあるのをご存知であ
ろうか。

 我々が見慣れている日本の野球では、ボールカウントは次のように上から並ん
でいる。

 S ○○
 B ○○○
 O ○○

 すなわち、上からストライク、ボール、アウトとなっている。

 しかしながら、本場アメリカでは、次のように上から並んでいる。

 B ○○○
 S ○○
 O ○○

 すなわち、上から、ボール、ストライク、アウトと並んでいる。

 ピッチャー(投手)がバッター(打者)にボールを投げて、ストライクゾーン
にボールが入らないボールが4回続くとバッターは出塁することができ、ストライ
クゾーンにボールが入るストライクが3回続くとバッターはアウトになり、攻撃を
続けられない。すなわち、本場アメリカでの並び順は、上からバッターにとって
都合の良い順に並んでいる。しかしながら、日本の場合はいきなりピッチャーに
都合の良いストライクがあり、次にバッターに都合の良いボールがあり、最後に
またピッチャーに都合の良いアウトがある。

 こんなところに、アメリカ人と日本人の国民性の違いが見え隠れする。

 アメリカの並び順は単純明快、簡単に説明することができる。

 しかしながら、本来アメリカから伝わってきたスポーツなのに、なぜ日本では
順番が入れ替わってしまったのだろうか。おそらく間違ってしまったものがその
まま固定してしまったのだろうが、だれも「おかしい」と思わないで現在に入
り、直す気配もない。なぜ直さないかというと、おそらく「以前からそういう決
まりですから。」という答えが返ってくるであろう。

 「なぜ」ということを考えようともしない。

 日本人だけの社会だったら、「なぜ」ということも考えずにだれかが決めたこ
とを無批判に受け入れて行動していてもよいだろう。しかし、外国人を相手に無
批判に相手のことを受け入れていたら、とんでもないことになる。これは、日本
人の弱点である。

 野球を観ていると、最近はいつもこんなことを考えてしまう。

 それにしても、今日の決勝戦の引き分け再試合はすごかった。

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