2007/04/20
古紙リサイクル活動日誌 廃食用油リサイクル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古紙リサイクル活動日誌 第35号 2006/4/20(金) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 初めて購読いただきました読者の皆様、初めまして。 『環境のために何かしたい!!』と思い、 京都府で廃棄物処理・リサイクルに携わっております、 国際環境専門学校学生 高橋 肇です。 ※現在、このマガジンは、120名(新規購読頂いた方2名) の皆様にご愛読いただいております!!!!!! では、本日は、前回に引き続き、京都府丹後地域で行われて いる廃食用油(使用済み天ぷら油)の回収先進事例についての 第2段で〜す。 ◇前回までのあらすじ ◇丹後の自然を守る会の廃油回収(与謝野町) 丹後の自然を守る会は、代表の蒲田さんが、京都の北部で、下水道 設備が完備されていないために、生活排水が近くの川から阿蘇海に 直接流され、汚染されていくのを見て、『何とかしてこの阿蘇海 をきれいにしよう。』と思い立たれたそうです。当時、廃油の回収は、 石鹸作りが主なリサイクルルートで、その石鹸も一般的に需要がなく なってきていたこと、規制が厳しくなり、苛性ソーダが残っていれば、 『劇物』として処罰され、苛性ソーダを飛ばすため今までより多くの 時間をかけなければならなくなったため、回収する方が減ってきてい たそうです。 そんな中、蒲田代表が京都市にて、燃料製油業者 レボ・インターナショ ナルの京都市内で出た廃食用油を回収して、京都市の市バスやごみの収集 車に利用すると言う取り組みをお知りになられ、そこで始めて、『天ぷら 油って、燃料になるんや〜車を動かすんや〜』と驚かれ、BDF利用を 目的に廃油回収活動を自分達が住む丹後でも出来るのではないか? と始められた活動は、現在与謝野町だけでなく、京都府全域に 広がりつつあります。 ◇使用済み天ぷら油リサイクル BDF燃料特集号その2◇ 京都府与謝野町の隣の『京丹後市』でも、丹後の自然を守る会 の活動を見られて、是非京丹後市でも廃油回集をして阿蘇海を 守りたいと、丹後の自然を守る会の蒲田代表の指導のもと、 『エコネット丹後』というNPO法人を立ち上げられ、 現在は、町内にたくさんあるリサイクルステーション(分別 収集ごみ集積所)にポリ容器を置き、回収活動をされています。 回収までの苦労(清掃業組合との協力) 京丹後市とは、峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、 久美浜町の6つの町が合併して出来た市で、廃食油を回収、 リサイクルしようと思っても、市が広いため、拠点をたくさん 作って、そこにもってきていただくという方法は難しかった そうです。 そこで、京丹後市の分別収集のごみの回収や、箱置き※の担当を されている清掃業組合さんに、協力して頂いて、箱置きのときに、 他の分別ごみのコンテナと一緒に廃油回集用のポリ容器も置いて いただき、その後、他のごみと一緒に清掃業組合のかたが回収され、 ドラム缶の置いてある、ストックヤードに貯蔵、一杯になり次第、 京都市のバイオ・ディーゼル燃料精製業者のレボインターナショナル さんが回収に来られ、引渡しと言うシステムを作り上げられました。 ※(京丹後市では、資源ごみの分別収集を行う曜日の前日に、 全ての分別収集ステーションに分別ごみを入れるための コンテナを設置して、その中に住民の方が、資源ごみを分 別して入れる仕組みになっている) この方法により、市民の方も、各分別回収ステーションにポリ容器 が置かれるため、自然に協力されるようになられたそうです。 ただ、苦情も市のほうに寄せられました。 分別収集ステーションにポリ容器を置いて、市の委託の業者さんが 回収するという方法のためか、なかなか、民間のリサイクル団体が 回収しているということが分からなくて、 『ステーションでタンクが倒れて油が漏れている』 『油がもう満タンなんですけど。』 と言った住民様からの苦情も当初は市のほうに寄せられていましたが、 市の広報などを通じて知っていただくための啓蒙活動をされたりする中で 丹後の自然を守る会と言う名前や、廃食用油がリサイクルされて、車を 動かす事など、だいぶ浸透してきたとおっしゃられていました。 ---------------------------------------------------------------------- 古紙リサイクル活動日誌 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000174649.html ---------------------------------------------------------------------- 皆様のごみ問題の『こんなところが分からない。ここはどうなっているの?』 『私はこんなごみ減量法をしています。』など、どしどしメールでお寄せください。 もちろん、メールマガジンのご感想も大歓迎です。 必ずお返事させていただきます。 又、廃棄物や資源物の処理でお困りの方、一度ご相談ください。 メールアドレス hajime17@titan.ocn.ne.jp 京都阪神紙料(古紙回収)ホームページ http://www17.ocn.ne.jp/~haihin/ 発行者 高橋 肇


