2007/03/30
古紙リサイクル活動日誌 廃食用油リサイクル先進事例
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古紙リサイクル活動日誌 第34号 2006/3/30(金) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 読者の皆様こんにちは、『環境のために何かしたい!!』と思い、 京都府で廃棄物処理・リサイクルに携わっております、 地球環境高等学校学生 高橋 肇です。 ◇使用済み天ぷら油リサイクル BDF燃料特集号その1◇ 古紙リサイクル活動日誌の読者の皆様、ここのところ多忙で、 メールマガジンが発行できない日々が続いておりました。 申し訳ございませんでした。 本日は、前回のマガジンでご紹介させて頂きました、長岡京市 環境の都づくり会議の廃食用油のリサイクル見学会が昨日開催 され、私も参加しましたので、各地の回収の事例等を御紹介さ せて頂きたいと思います。 見学会には、私と一緒に紙紐の普及、静岡市における廃食油の 回収を考えておられ、環境の都づくり会議のメンバーさんでも あります、栗岡理子さんも奈良市から参加してくださった他、 環境の都づくり会議のメンバー廃食油回収活動をされている方な ど、総勢19名で一路与謝野町へ 準備段階では、参加者が集まるだろうか?と私達メンバーも心配 だったのですが、本当にたくさんの方々、ご参加頂きありがとう ございました。 ◇丹後の自然を守る会の廃油回収(与謝野町) 丹後の自然を守る会は、代表の蒲田さんが、京都の北部で、下水道 設備が完備されていないために、生活排水が近くの川から阿蘇海に 直接流され、汚染されていくのを見て、『何とかしてこの阿蘇海 をきれいにしよう。』と思い立たれたそうです。当時、廃油の回収は、 石鹸作りが主なリサイクルルートで、その石鹸も一般的に需要がなく なってきていたこと、規制が厳しくなり、苛性ソーダが残っていれば、 『劇物』として処罰され、苛性ソーダを飛ばすため今までより多くの 時間をかけなければならなくなったため、回収する方が減ってきてい たそうです。 そんな中、蒲田代表が京都市にて、燃料製油業者 レボ・インターナショ ナルの京都市内で出た廃食用油を回収して、京都市の市バスやごみの収集 車に利用すると言う取り組みをお知りになられ、そこで始めて、『天ぷら 油って、燃料になるんや〜車を動かすんや〜』と驚かれ、BDF利用を 目的に廃油回収活動を自分達が住む丹後でも出来るのではないか? と始められたそうです。 その後、家庭や飲食店などから排出される廃食用油を回収し、BDF燃料に 変え、地元の給食センターや農家の方のトラクターや耕運機などの燃料として 使う『地産地消』のシステムを作り上げられました。 地域の方も、バイオディーゼル燃料を使う事によって、ビニールハウスの中で 作業をする方などからは、今まではハウスの中で軽油の耕運機を使うと排気ガ スで頭が痛くなっていたけれど、バイオディーゼル燃料にしてからは全然 頭が痛くならないという声も聞かれるようになったそうです。 今までは、特に農家の方などは、廃油は土に埋めれば肥料になると言った 考え方をもたれる方などもおられたそうですが、『廃油は地域の燃料に なるから捨ててしまえばもったいない』を合言葉に、地域や家庭の廃食油 を回収されました。 又、廃油回収のためのポリ容器を軒先に設置するようになって、ごみの減量 や環境保全だけでなく、意外なところにも影響が出てきたそうです。 ポリタンクを置く事によって、今までは会話をしなかった人が、『廃油置いとく よ。』『私達が出したこの廃油、どうなるの』『おばちゃん、これで車動くんや でぇ〜』などの会話が生まれ、地域のコミニュティ-もができ、そのような会話の 中で、自然に、廃油リサイクルについて関心を持ってもらえ、『私のところにも ポリタンク置くわ〜』『私のところも〜』と言うような感じで、回収の拠点も増 えていったそうです。 でも、蒲田代表は、阿蘇海はつながっているから他の地域でも、廃油回集を、 と現在では、舞鶴市・京丹後市・宮津市・綾部市など廃油回収活動にも携わって おられます。 こんな話を聞くと、私も長岡京市で回収拠点をしておりますが、 『私はまだまだやなぁ〜もっと啓発して廃油を回収しないと、』と言う気持ちに なりました。 次回は、蒲田さんが広められた市の1つ京丹後市の廃油回収の活動について お話させて頂きたいと思います。 ---------------------------------------------------------------------- 古紙リサイクル活動日誌 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000174649.html ---------------------------------------------------------------------- 皆様のごみ問題の『こんなところが分からない。ここはどうなっているの?』 『私はこんなごみ減量法をしています。』など、どしどしメールでお寄せください。 もちろん、メールマガジンのご感想も大歓迎です。 必ずお返事させていただきます。 又、廃棄物や資源物の処理でお困りの方、一度ご相談ください。 メールアドレス hajime17@titan.ocn.ne.jp 京都阪神紙料(古紙回収)ホームページ http://www17.ocn.ne.jp/~haihin/ 発行者 高橋 肇


