2009/11/02
さくら投資顧問 - Weekly相場通信
============================== さくら投資顧問 - Weekly相場通信 2009.11.02 #18 ============================== ●相場概況 - 週末終値(前週末比) 日経平均 10034.74(-248.25) NYダウ 9712.73(-259.45) 米ドル/円 90.05(‐2.02) ユーロ/円 132.51(‐5.67) ユーロ/米ドル 1.4716(‐0.029) 米国債(10年) 3.3884%(-0.1016) 米国債(30年) 4.2307%(-0.0616) WTI原油先物 77.00(-3.50) NY金 1040.40(-16.00) ------------------------------ 先週の注目指標(結果) ------------------------------ ●10/26(月) 休場(ニュージーランド) ●10/28(水) 9月新築住宅販売件数(米)23:00 前回 → 42.9万件(修正 41.7万件) 結果 → 40.2万件 9月新築住宅販売件数 [前月比](米)23:00 前回 → +0.7%(修正 +0.1%) 結果 → -3.6% ●10/29(木) RBNZオフィシャル・キャッシュレート(NZ)5:00 前回 → 2.50%で据え置き 結果 → 2.50%で据え置き 9月貿易収支(NZ)6:45 前回 → -7.25億NZD 結果 → -4.24億NZD 10月失業率(独)17:55 前回 → 8.2% 結果 → 8.1% 10月失業者数(独)17:55 前回 → -1.2万人 結果 → -2.6万人 新規失業保険申請件数(米)21:30 前回 → 53.1万件 結果 → 53.0万件 ●10/30(金) 9月失業率(ユーロ)19:00 前回 → 9.6% 結果 → 9.7% 8月GDP [前月比](加)21:30 前回 → ±0.0% 結果 → -0.1% ------------------------------ 今週の注目指標 ------------------------------ ●11/3(火) 休場(東京) RBAキャッシュターゲット(豪)12:30 前回 → 3.25%に利上げ(+0.25%) 結果 → ※利上げ濃厚 ●11/4(水) 9月小売売上高 [前月比](豪)9:30 前回 → +0.9% 結果 → FOMC政策金利発表(米)28:15 前回 → 0.00%~0.25%で据え置き 結果 → ●11/5(木) 9月貿易収支(豪)9:30 前回 → -15.24億AUD 結果 → 9月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00 前回 → -0.2% 結果 → 9月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00 前回 → -2.6% 結果 → BOE政策金利発表(英)21:00 前回 → 0.50%で据え置き 結果 → 欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45 前回 → 1.00%で据え置き 結果 → 新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 53.0万件 結果 → ●11/6(金) 10月非農業部門雇用者数(米)22:30 前回 → -26.3万人 結果 → 10月失業率(米)22:30 前回 → 9.8% 結果 → ------------------------------ 今週の相場観 (by.植木良太) ------------------------------ ■今週の各国の金利政策 今週も書きたいことは山ほどあるのですが、 まず、金利政策発表が11月は1週目でほぼ終了です。 そういうことで今週は非常に大切です。 また、今週は米雇用統計と月初めのお決まりパターンです。 先週の記事で使った内容を引用している部分がありますが、 あまり気にしないでください。 ~豪州~ ●オーストラリア準備銀行(RBA中央銀行)スティーブンス総裁(10/15) ・「利上げに"臆病"ではいられない」と15日に発言し、 同中銀が来月に大幅利上げを実施するとの観測が強まっている。 「脅威に対応して、政策金利を極めて低い水準に急速に引き下げる用意が あった一方で、その脅威が過ぎ去った時、刺激策を適時に緩めることに 我々があまりにも臆病であれば、金融政策の枠組みにバイアスが生じる ことになる」(パースでの講演) ●RBA議事録(10/20) ・インフレは、予想よりも高い水準で底となる見通し ・低金利の長期化維持は、物価目標への脅威の公算 ・非常に緩和的な政策の維持は、賢明ではない可能性 ・豪ドルの上昇は、市場心理と国内経済の強さを反映 ●第3四半期消費者物価(10/28) 第3四半期消費者物価 [前期比] 結果 → +1.0% 第3四半期消費者物価 [前年比] 結果 → +1.3% 先週の週レポで、一つのポイントとしておいた 「第3四半期消費者物価」は、それほど強い結果とならなかった。 そのため、追加利上げに関しては一部疑問視する声もあるが、 0.25%は濃厚かと言える。 週末の下落は、NYダウの大幅下落によるものかと思われるが、 確かに少々不安は残るが、市場を織り込んでのポジションがやや減った分、 利上げを見越してのロングエントリーもあり。 さて、結果は如何に? RBAキャッシュターゲット(3日 12:30) 前回 → 3.25%に利上げ(+0.25%) 結果 → ~英国~ ●BOE議事録(10/21) ・10月政策金利を全会一致で現行の0.50%据え置きを決定 ・資産買い取り規模の現状維持を全会一致で決定 ●イングランド銀行金融政策委員会のバーカー委員(10/21) 「企業の信頼感は驚くほど強いとする一方で、 英国経済の回復はペースが遅く平坦な道のりではない」 ●イングランド銀行タッカー副総裁(10/22) 「しばらくは英国の景気回復力を判断するのが困難な局面が続く 可能性がある。必要があれば、1750億ポンドに上る資産買い入れ プログラムの規模を拡大することも選択肢になる」 「現在の大きな課題は、英国が長期に渡る低成長に直面しているのか、 あるいはトレンドを上回る成長に直面しているのか、判断が難しい局面が 続くとみられることだ。それは海外の動向に左右される面が大きい」 「世界のどこかではしばらく活気あふれる時期が続くだろうが、 それを和らげるツールが必要だ」 英国経済の状況は何度も言っているとおりである。 金利については、今回も据え置きであると言える。 利下げ打ち止めの可能性をキング総裁が示唆していたが、 どうも現在の様子からすると、打ち止めは後退しているようだ。 また前回のBOEで、「11月は政策の転換期である」との発言があったので 今回もその内容には注目。 資金買い入れプログラムの増額を考慮した ポジション形成やリスク管理に心がけましょう。 さて、結果は如何に? BOE政策金利発表(5日 21:00) 前回 → 0.50%で据え置き 結果 → ~ユーロ~ ユーロ高への警鐘や中国の外貨準備について、 ユーロ買い増しか?とする内容が目立っています。 ●スロバキア中央銀行スラムコ総裁(23日) 「ユーロ高がユーロ圏の経済に打撃を与えつつあることから、 為替相場において今以上に協調した取り組みが必要」 「ドルは現在弱く、そのトレンドは明確。 強いユーロはユーロ圏の経済に問題となりつつある」 ●人民銀行ハルビン支所金融研究所、周海所長の論文(26日) 「2兆ドルを超す外貨準備の運用についてユーロや円を買い増すべきだ」 ↓ 中国が、外貨準備に占めるドル資産の比率を下げるのではないか? との思惑が広がり、26日、一時ドルが主要通貨に対して売られた。 他には 「通貨の実力からみて、外貨準備の運用はドルが主体であるべきだ」 「日米欧は世界三大経済体であり、それぞれの通貨は相対的に安定している」 とも述べている ※論文はあくまで個人的見解に過ぎないとのコメント 今回のECBに関しては、総裁の「現行の金利は適切である」という スタンスから、金利は据え置きが濃厚。 さて、結果は如何に? 欧州中銀金融政策発表(5日 21:45) 前回 → 1.00%で据え置き 結果 → ~米国~ 「いやはや、一日でこうも変わるかね・・・」 と思いながらも、これぞFXと言ったところですかね。 ---29日の出来事---------------- 第3四半期GDP(速報値)は前期比3.5%増加となり、 市場予想の3.2%増を上回る。 5期ぶりのプラス成長となり、1947年の現統計開始以来最長だった 4期連続のマイナス成長から脱出。 耐久財への個人消費については22.3%増、 2001年10-12月期以来の大幅な伸び。 また民間住宅投資は23.4%増と1986年以来の大幅上昇を記録、 2005年末以来初めてのプラス成長。 ------------------------- 29日にはこんなことがあった。 チャートを見てもらえればわかると思いますが、 対円を始め上昇しました。 それが翌日・・・ ---30日のNY株式市場------------- NYダウは、9月の米個人消費支出が5ヶ月振りの前月比減となり、 米景気の回復への不透明感から売り要素が広がり、 終値は前日比249.85ドル安の9712.73ドル。 この下落幅は約半年ぶりの大幅な下落。 USD/JPYも一時89円台へ突入し、90円05~15銭で取引を終了。 ------------------------- 上昇トレンドに転じたかと思われたが、下降トレンドに逆戻り。 月曜日の動きには注意して、慎重に行きましょう。 今回の下落が絶好の買い場になるのか(クロス円など、ドル円は違う) それとも下落の入り口か、楽しみになってきました。 以下も一言紹介しておきます。 ほぼ目処が立っているので、大事にはならないと思います。 ●米ノンバンク大手CITグループ ・早期再建を前提に事前調整型の連邦破産法11条の申請を検討 (再建への目処は立っている様子) ・著名投資家のカール・アイカーン氏から10億ドルの追加融資枠の 提供を受けたと発表。 ・ゴールドマンサックスが供与している30億ドルの融資枠を、 21億2500万ドルに減額することでゴールドマン側と合意。 さて、結果は如何に? FOMC政策金利発表(4日 28:15) 前回 → 0.00%~0.25%で据え置き 結果 → 今回は据え置きで、低金利政策の長期化が濃厚との見方。 29日GDPの点から見れば、ちょっと早まるのかという意見もあるが、 30日の内容を見れば、まだまだといったところ。 米国の場合、ちょっとでも良い材料が出てくれば「利上げ早まる!」 といった見方が付き物であるが、その気運は下火になっている。 今の米国の状況から考えて、慎重な動き重視していると思います。 もう、転びたくないですからね。 以下は、11月の金利政策の日程です。 RBAキャッシュターゲット(3日) ↓ FOMC政策金利発表(4日) ↓ BOE政策金利発表(5日) ↓ 欧州中銀金融政策発表(5日) ↓ 日銀金融政策決定会合(20日) ───────────────────────── ※さらに詳しい相場解説につきましては、 「植木良太のFX投資情報」週間レポートにて配信中! http://sakura-i.biz/ad/uekifx01.html **無料動画レポートもあります** ↓ ↓ ↓ http://sakura-i.biz/ad/ueki-movie20.htmll ───────────────────────── ●免責事項 当メールマガジンの内容は、投資判断の参考となる情報の提供を 目的としたもので、投資の勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任でなさるように お願い致します。 また、当メールマガジン内の情報により生じたいかなる損害についても、 当方は一切責任を負うものではないことをご了承ください。 ================================= 発行/編集:さくら投資顧問株式会社 北海道財務局長(金商)第24号 Email:info●sakura-i.biz (●を@に変えてください) ※当メルマガの転載・転写・コピー・引用等はお断り致します。 ※広告掲載に関するお問合せ → http://sakura-i.biz/add/ (c)2009 Sakura Investment Advisor Co. ,ltd. All rights reserved. =================================
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