2010/01/01
1日分【101紙】支え合い社会の責任について
===================================================================== ☆☆まぐまぐ殿堂入りメルマガ☆☆ 【世界の新聞「101紙」の視点】 ~2010年1月1日(金)の紙面より~ ========================================================第1362号==== 発行部数:6,338部(2009年12月3日現在) まぐまぐ:5,200、メルマ:1,138 ---------------------------------------------------------------------- ☆弊誌ホームページ ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/ ---------------------------------------------------------------------- *はじめてご覧になる方へ ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/first.html *弊誌運営者の自己紹介 ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/prof.html *弊誌の読者様は、こんな方々 ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/mag.html ====================================================================== 視覚障害の方のための、「ニュースtoスピーチ サポートページ」 ⇒ http://www.geocities.jp/katsuragi_nori/news2speech/ ====================================================================== 発行者の「桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)」です。 漢字だと面倒ですので、「リュウ」と呼んで下さい。 本日もご開封、ありがとうございます。 本年も、よろしくお願い致します。 明日2日(土)は新聞休刊日ということもありますので、弊誌発行をお休み させていただきます。 また、産経紙サイトの社説表題が昨日のままとなっておりますので、弊誌記載 の表題も昨日のままとしてあります。 ====================================================================== 不要になった本・CD・DVDなどが、自宅に居ながらにして売ることができます。 ネットの簡単な手続きだけで、雨でも雪でも自宅まで集荷。 ブックオフオンラインのインターネット買取【宅本便】 http://tinyurl.com/yz5dljf ====================================================================== ☆本日のラインアップ☆ ・国内主要6紙の社説 ・「あなたが最も共感した社説は?」アンケート ・国内主要6紙サイトのトップ記事 ・中東メディアの論調 ・世界主要紙の論調 ・オススメニュースサイト ・国内政党機関紙の主張 (各種お知らせ事項) ・去年の今日は、こんな社説でした ・「101紙」の論壇 ・独断と偏見はご容赦! 最近の社説の、ここに注目 ・編集後記 ☆==================================================================== 【国内主要6紙、1月1日(金)の社説】 ====================================================================== (以下、掲載順は日々変更) 【産経新聞】 『日印安保協力 米国の大切さ再認識せよ』 『成長戦略 企業活力引き出せるのか』 (詳しくは)⇒ http://sankei.jp.msn.com/column/1521/clm1521-t.htm *表題は昨日のままです。 【東京新聞】 『年のはじめに考える 支え合い社会の責任』 (詳しくはこちらへ)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ 【日経新聞】 『繁栄と平和と地球環境を子や孫にも』 (詳しくは「NIKKEI NET」へ)⇒ http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/ 【毎日新聞】 『2010 再建の年 発信力で未来に希望を』 (詳しくはこちらへ)⇒ http://mainichi.jp/select/opinion/index.html 【読売新聞】 『「ニッポン漂流」を回避しよう 今ある危機を乗り越えて』 (詳しくはこちらへ)⇒ http://www.yomiuri.co.jp/editorial 【朝日新聞】 『激動世界の中で より大きな日米の物語を』 (詳しくはこちらへ)⇒ http://www.asahi.com/paper/editorial.html ☆==================================================================== 【1月1日(金)、あなたが最も共感した社説は?】 ====================================================================== *産経紙社説表題は昨日のままですので、アンケートに加えておりません。 ◆東京:支え合い社会の責任 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0031307A1e23d ◆日経:繁栄と平和と地球環境 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0031307A26379 ◆毎日:2010 再建の年 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0031307A3055e ◆読売:「ニッポン漂流」を回避しよう ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0031307A42a74 ◆朝日:激動世界の中で ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0031307A5bf38 ○結果を見る ┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0031307C06bf ○コメントボード ┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0031307P00Cd1e2 締切:2010年01月02日22時00分 協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/ ☆前回(12月31日)の集計結果 ⇒ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0031303C91b9 ☆前回(12月31日)のコメントボード ⇒ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0031303P00Cb9cc ★【本日、あなたが最も共感『しなかった』社説は?】のアンケートを、 ホームページで実施しています。 こちらもぜひ、ご参加下さい! → http://rew-toho.parallel.jp/cat13/post-353.html ---------------------------------------------------------------------- ☆アンケート集積結果 *前回一週間(12月21日~12月27日) 【1位獲得回数】産経5回、日経1回 【ポイント合計】産経255、東京112、日経101、読売57、朝日42、毎日34 (27日は、アンケート未実施) *先月一ヶ月(2009年11月) 【1位獲得回数】産経14回、日経5回、朝日3回、東京3回 【ポイント合計】産経854、日経382、東京346、朝日327、読売227、毎日159 *昨年一年(2008年) 【1位獲得回数】産経232回、朝日27回、東京26回、毎日21回、日経18回、 読売17回 【ポイント合計】産経11916、朝日4791、東京4210、毎日3829、日経3628、 読売3258 ・以上、「支持1%」を「1ポイント」として集計 (一紙で複数の社説がある場合は、その合計) ・あくまで当メルマガのアンケートによる結果であり、 一般的な評価ではありませんので、その点ご承知おき下さい。 ☆==================================================================== 【国内主要6紙サイトのトップ記事】 ====================================================================== *1月1日(金) 午後7時30分現在 (以下、掲載順は日々変更) 【産経新聞】 http://sankei.jp.msn.com/ 『【天皇杯サッカー】自らのスタイルで結果出したG大阪、狙うは複数タイトル』 【東京新聞】 http://www.tokyo-np.co.jp/ 『鳩山首相ら“派遣村”視察 「いら立ち」実感』 【日経新聞】 http://www.nikkei.co.jp/ 『外交、4~5月ヤマ場 「普天間」決着期限、米と与党に隔たり』 【毎日新聞】 http://mainichi.jp/ 『韓国:イ・ビョンホンさん大賞 秋田ロケのドラマで好演』 【読売新聞】 http://www.yomiuri.co.jp/index.htm 『東海道新幹線、雪の影響で乱れ…20万人影響』 【朝日新聞】 http://www.asahi.com/ 『強風、山形・秋田新幹線で運休 東海道は雪で徐行』 ====================================================================== 【中東メディアの論調】 ====================================================================== 「日本語で読む中東メディア」というサイトからリンクさせていただいており ます。 最新と言ってもよい中東各紙の論調や記事を、「日本語訳で」読むことができます。 私たちが見聞きしている情報というものは、ともすると欧米からの視点に偏重 してしまいがちかもしれません。 中東各国では世の中をどう見ているのかということも、大事な視点の一つだと 考えます。 下記URLからリンクしていただき、サイト左側「条件検索」の「ジャンル」 内、「コラム」をチェックし検索しますと、社説の和訳文を読むことができます。 また、コラム以外の記事も、ぜひご覧になってみて下さい。 ⇒ http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html 【最近の主な社説表題】 『アンカラから南東アナトリアを覆う、濃く厚い霧』(Radikal紙) 『Blut(血=エスニシティ) と Boden(地=領土)』(Cumhuriyet紙) 『政党への解党命令は合法か』(Radikal紙) 『トルコの抱える新たな問題=左派』(Radikal紙) 『入植を続行するイスラエルと米国の対応』(al-Hayat紙) 『ワールドカップ最終予選から生じたアルジェリアとエジプトの争いの正体』 (al-Quds al-Arabi紙) 『イエメン、ホースィー派とサウジの戦争』(al-Quds al-Arabi紙) ☆==================================================================== 【世界主要紙の論調】 ====================================================================== 以下、世界日報さんのサイト「世界の新聞は何を言っているか?」からリンク させていただいております。 若干過去の記事ではありますが、米・英・仏・独・露・豪・中・韓・印・他 アジア諸国・中近東等の主要新聞論調の表題が、日本語でご覧いただけます。 (本文購読は有料のようですが、弊誌との利害関係は一切ありません) ⇒ http://www.worldtimes.co.jp/wtop/paper/main.html 【最近の主な表題】 ニューヨーク・タイムズ(米) 『カンボジアとウイグル族難民』 ワシントン・ポスト(米) 『自由の闘士を弾圧する中国』 ガーディアン(英) 『ついに英選挙でもテレビ討論』 ルモンド(仏) 『バチカンとナチズム』 ベルリーナー・ツァイトゥング(独) 『ロシアの人権は厄介な存在』 ストレーツ・タイムズ(シンガポール) 『鳩山首相の評価、拙速は避けよ』 人民日報(中国) 『ネットユーザーとの良い関係』 中央日報(韓国) 『日本はガム程度の金で韓国人を辱めるのか』 フィナンシャル・タイムズ(英) 『リスボン条約後のEU』 ☆==================================================================== 【オススメニュースサイト】 ====================================================================== 桐鳳オススメのニュースサイトをご紹介します。 【新聞コラム社説リンク】 国内主要紙・地方紙の社説・コラムへのリンク集です。 業界紙・英字紙にもアクセスできます。 ⇒ http://www.ne.jp/asahi/sec/eto/NewsPaperLink.html 【Newseum「Today’s Front Pages」】 世界各国の新聞のトップページが、新聞紙のレイアウトそのままに閲覧できます。 その数なんと、50~70カ国・500~700紙。 日によって変動はありますが、よく毎日更新できるものです。 PDFで閲覧でき、拡大表示・印刷も可能です。 ⇒ http://www.newseum.org/todaysfrontpages/default.asp 【OpinionSource「Today’s Newsletters」】 米・英・中・中東・印など主要紙の、最新といってもよい社説が掲載されて おります。 ⇒ http://www.opinionsource.com/newsletter.jsp *「Google翻訳」 テキストやウェブページをその場で翻訳できます ⇒ http://translate.google.co.jp/translate_t# ☆==================================================================== 【国内政党機関紙の主張】 ====================================================================== 例えば、自民党なら「自由民主」、民主党なら「プレス民主」、など、各政党 からも機関紙を発行しております。 本来であれば、各政党の選挙用ではない日頃の主義主張を並列掲載し、支持政 党を決める際の参考の一つにしていただけたらと考えているのですが、今のと ころ社説のような記事を掲載し、かつタダでリンク可能な機関紙は限られてい るようです。 もし下記記載以外にも、国政選挙レベルの他政党主張のリンク先(日刊でなく とも)をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせ下さい。 日刊【公明新聞】(「公明党」機関紙) 1月1日の主張 『立党精神と団結で “公明党ここにあり”の戦いを』 (詳しくはこちら) ⇒ http://www.komei.or.jp/news/ 日刊【赤旗】(「日本共産党」機関紙) 1月1日の主張 『21世紀 激動の10年目/政党のあり方が試されている』 (詳しくはこちら) ⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-01-01/2010010102_01_1.html ☆==================================================================== 【メールをお寄せいただく場合についてのお願い】 ====================================================================== 皆様の価値観、視点、考え方などをアンケート投票やご意見をお寄せいただく ことなどによって反映し、弊誌が世の中の価値観を現すような、そんな媒体に なれればと思っております。 メールをお寄せいただく場合につきましては、こちらからお願い致します。 ⇒ rew-toho☆goo.jp (☆を@に変えて下さい) 件名につきましては、「○月○日付101紙」、または、弊誌への返信という形 でお願いできればと思います。 日々、百通単位のメールを受信しております関係上、違う件名ですと気付かな い可能性がございます。 「“101紙”読者の方からのメール」だと、わかるようにしていただけると 助かります。 以下、メールに関するお願いです。 よろしくご理解下さい。 *独断と偏見により、興味あるご意見につきましては、弊誌に掲載させて いただきます。(ただし、私自身の価値観とは一切無関係です) *1行あたり、全角35字で作成していただけると助かります。 *送信いただく際、掲載の可否、掲載される場合のハンドルネームなど、 お書き添えいただけると幸いです。 *特にお断りのない場合は掲載可であるものと判断し、ハンドルネームなどの 記載・指定がない場合はイニシャルで表記させていただきます。 *ご希望のリンク先サイトなどありましたら、URLなど併せてお知らせ いただけましたら、掲載させていただこうかとも考えております。 (お約束はできませんが) *掲載をご希望されても、こちらの判断により見送らせていただく場合も ありますので、ご了承下さい。 *掲載しなかった場合、その理由についての説明責任は負わないものとさせて いただきます。 *弊誌掲載分のメールにつきましては、申し訳ありませんが、原則として お返事はしておりません。 *それ以外につきましては極力お返事する所存でおりますが、お返事の遅延に つきましてはご容赦下さい。 状況によっては、週末に1週間分まとめてお返事する場合もございます。 お返事を差し上げるまで、1週間ほど猶予をいただけるとありがたく思います。 ====================================================================== ★「この新聞、購読したいな」と思ったら★ こちらまでどうぞ ↓↓↓ 朝日 http://aspara.asahi.com/club/user/guest/choiceSubscription.do 産経 http://reader.sankei.co.jp/reader/ 東京(中日) http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/ 日経 http://www.nikkei.co.jp/rcafe/net/index.html 毎日 https://form.mainichi.co.jp/annuncio/koudoku/form.html 読売 http://434381.jp/20/ 世界日報 http://www.worldtimes.co.jp/office/koudoku.html 公明新聞 http://www.komei.or.jp/apply/publish/index.html 赤旗 http://www.jcp.or.jp/service/ko-doku.html 社会新報 http://www5.sdp.or.jp/publicity/publicity.htm ====================================================================== 発行システム 『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 『メルマ!』 http://melma.com/ ---------------------------------------------------------------------- 登録・解除・バックナンバー 『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/m/0000174275.html 『メルマ!』 http://www.melma.com/backnumber_148000/ ====================================================================== 編集・発行: 桐鳳柳雨(とうほうりゅうう) *「国内主要6紙の本日の社説」「中東メディアの論調」「世界主要紙の論調」 「国内政党機関紙の主張」各コーナーについては、事前に各新聞社に了承を 得ております。 *転送・回覧可ですが、その場合は内容を変えずにそのままお願い致します。 また、できましたら弊誌を使用した旨、ご連絡いただけると幸いです。 *弊誌から部分的に引用する場合には、 ・編集・発行が桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)によるものであること ・弊誌ホームページのURL http://rew-toho.parallel.jp/ を、必ず明示していただくよう、お願い致します。 ☆==================================================================== 【去年の今日は、こんな社説でした】 ====================================================================== 昨年の今日、配信した弊誌です。 社説本文にはリンクできませんが、表題はご覧いただけます。 ⇒ http://archive.mag2.com/0000174275/20090101105839000.html *昨年の誌面に掲載されているアドレスは、リンク先が正しく表示されない 場合もあるかと思いますので、ご了承下さい。 ☆==================================================================== 【「101紙」の論壇】 ====================================================================== 掲示板を設けてあります。 論戦・反論大歓迎という方、または、そうしたやり取りを見てみたいという方。 常識・マナーをわきまえた上で、ぜひご利用下さい。 スレッドは自由に立てていただいて結構です。 掲示板の管理・運営に割く余裕があまりありませんので、基本的には放置状態 になってしまうことと思います。 ですので、先々の状況次第では閉鎖する可能性もありますことを、あらかじめ ご了承下さい。 ⇒ http://jbbs.livedoor.jp/news/4269/ ☆==================================================================== 独断と偏見はご容赦! 【最近の社説の、ここに注目】 ====================================================================== 1日付「東京新聞」 『年のはじめに考える 支え合い社会の責任』の社説。 『私たちは歴史の大きな転換期のただ中にいるようです。厳しい時代への覚悟 と明日のための賢明な決断が世代的責任です。』 『国境の壁が消えて、一気のグローバル化が日本に見舞ったのは一億総中流 社会への直撃弾でした。』 『市場原理主義は、企業に果てなき生産性向上とコスト削減競争を強い、 年功序列や終身雇用の日本的慣行を捨てさせました。』 『不安定雇用と低賃金労働は格差と働く貧困層を生みだしただけではありません。 人々の行動と考えをカネ万能へと歪(ゆが)めました。』 『今回の政権交代は、そんな歴史からの問いかけと、それでも進むグローバル 時代をどう生きるかへの一つの回答だったかもしれません。』 『正確な未来予測は人知を超えるにしてもビジョン提示への最大限の努力は 私たちの世代の任務です。』 『高度経済成長時代に企業と家庭が担った福祉はグローバル経済下では不可能 になりました。』 『医療や介護、教育や保育などはだれもが必要とする社会サービスで、やはり 国が提供すべきでしょう。』 『歴史的と呼ばれた昨年の政権交代の真の意義は国民自身の手で政権交代を 実現させたことでした。国民の一人一人が統治の主体者として責任を負ったの です。』 『政治や社会の傍観者であることは許されず、どんな社会にするかの主体的 覚悟をも問われたのです。』 『福祉や社会保障は弱者救済や施しの制度ではありません。われわれ自身の 安心のためのシステムです。企業や家庭からみんなが支え合う時代へと移り つつあります。』 『個人の自己責任でリスクに備えるよりみんなで支え合う方が有効ですし、 失われてしまった社会連帯の精神を取り戻すことにもなるはずです。』 『政府も税や社会保険など国民負担について率直に語り、論議は深められて いくべきです。消費税ばかりでなく所得税も。』 『税の累進制や社会的責任の観点からこのままでいいかどうか。グローバル 時代に適合する公平・効率の税制が構築されるべきです。わたしたちもその 責任から逃れることはできません。』 『権力の監視と批判を本来任務とするメディアの役割も重大です。新政権の 打ち出す政策が真に国民みんなのためのものかどうか検証しなければならない からです。』 『メディアもまた試されていることを胸に刻みたいと思います。』 ---------------------------------------------------------------------- 『私たちは歴史の大きな転換期のただ中にいるようです』との部分。 以前にも書いたが、例えば明治維新など、現代から見るとわずかの間に大きく 世の中が変わったような印象を受けることでも、実際には数十年かけてのこと だったりする。 それと同じく今現在も、百年後くらいの人たちから見るとベルリンの壁崩壊 あたりを境にして、一瞬のうちに世の中が大きく変わったような印象を受ける のではないだろうか。 この数十年が、『大きな転換期のただ中にいる』ものだと、私も思う。 『一気のグローバル化が日本に見舞ったのは一億総中流社会への直撃弾でした』 『不安定雇用と低賃金労働は格差と働く貧困層を生みだしただけではありません。 人々の行動と考えをカネ万能へと歪(ゆが)めました』 との一節。 よく、「中流」がなくなったといわれるが、私はちょっと違う印象を持っている。 結果としてこれまでの「中流」がなくなり格差が広がったのだが、先日来 書いているように、私はこれを「普通」の水準が上がったことによるものだと 考えている。 ここ20年ほどの間に急激にレベルアップした「中流」についてゆけずに振り 落とされてしまった人たちと、「中流」以上の生活維持に必死になってしがみ つき、『行動と考えをカネ万能へと歪め』てしまった人たちと…。 『企業に果てなき生産性向上とコスト削減競争を強い』るような『市場原理 主義』の正体は、私たちの「より快適に・より便利に・より安く」ということ に対する、とどまるところを知らない欲求によるものかもしれない。 しかし人類は、こうしたことを追及し続けてきたからこそ、発展をもまた遂げて きたのだろう。 人類発展の原動力となった「欲求」が、今度は逆に、人類滅亡の原因になる のではないか…。 そんな気もしてくる。 『福祉や社会保障は弱者救済や施しの制度ではありません。われわれ自身の 安心のためのシステムです』 『個人の自己責任でリスクに備えるよりみんなで支え合う方が有効ですし、 失われてしまった社会連帯の精神を取り戻すことにもなるはずです。』 以上の一節。 『福祉や社会保障は(中略)われわれ自身の安心のためのシステムです』 については、そうあってもらいたいものとも思う。 私自身、いつ失業者の群れの中に身を投じてしまうことになるかわからない。 「派遣村」に集まる方々の姿は、決して他人事として見ることはできない。 明日は我が身かも…。 そう思うからこそ、ワーカホリックといわれるほどに働いてしまうのかもしれ ない。 これだけ頑張っているんだから、万が一のときのためのセーフティネットは、 しっかりしたものであってもらいたいものと思う。 しかし、そうすることで『個人の自己責任』を軽んじてしまう人が生まれは しないかという危惧もある。 「何とかなるさ」で何となく過ごし、結果として誰かに「何とかしてもらう」 ような生き方をする人を支えたいと思うほど、私は度量が広くはない。 理想を言えば、例えば生活保護申請などの際、これまでの生き方などを鑑み 本当に受給資格があるのかを、蓮舫女史のような仕分け人にバッサリと仕分け てもらいたいくらいだ。 『施し』であってはならないだろうが、『弱者救済』、或いは「弱者にチャンス を与える制度」ではあってほしいものと、個人的には思う。 『歴史的と呼ばれた昨年の政権交代の真の意義は国民自身の手で政権交代を 実現させたことでした。国民の一人一人が統治の主体者として責任を負ったの です』 『政治や社会の傍観者であることは許されず、どんな社会にするかの主体的 覚悟をも問われたのです。』 『権力の監視と批判を本来任務とするメディアの役割も重大です。新政権の 打ち出す政策が真に国民みんなのためのものかどうか検証しなければならない からです』 『メディアもまた試されていることを胸に刻みたいと思います』 これらの一節。 政権交代を実現させたのも『国民自身の手』なら、5年前のいわゆる「郵政 選挙」で小泉元首相を圧勝に導いたのもまた、『国民自身の手』によるものだ。 また、小泉元首相の人気を煽ったのも、選挙前から「民主党圧勝」を謳った のも、共に『メディア』の手によるものだ。 「国民に支持された」などとしながら、実はそこに誘導しているのは、マス メディアなのではなかろうか。 例えば、選挙前からメディアが当落を予想することなど、やるべきことなのだ ろうか。 自分自身のためにも、私たち一人ひとりが『政治や社会の傍観者で』あっては ならないし、また『主体的覚悟を』持つ必要があるものと痛感している。 基本的に、自分の人生は自分自身の責任と努力で切り拓いてゆかねばならない。 しかし、そういう覚悟で日々生きながら、それでも自分の努力ではどうしよう もなくなってしまったとき。 そんな時には国や社会がしっかりサポートしてくれる…、そんな世の中であって ほしいと、個人的には思っている。 (桐鳳) ☆==================================================================== 【編集後記】 ====================================================================== 本年も、よろしくお願い致します。 さて、日頃からあまりTVは観ない私ですが、正月は一段とTVがつまらなく 感じます。 つい先ほど。 あるチャンネルのニュース番組で「年越し派遣村」の報道をしているその裏で、 別のチャンネルが「大食い選手権」の放送をしておりました。 やっぱりこの頃、どこかおかしくなってはいないでしょうか。 (桐鳳) ====================================================================== 最後までご覧いただき、ありがとうございます。 あなたに素敵なことがいっぱいありますよう…。 ======================================================================


