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2009/11/12

12日分【101紙】冷戦終結20年について

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          【世界の新聞「101紙」の視点】

        ~2009年11月12日(木)の紙面より~


========================================================第1317号=====
発行部数:6,336部(2009年11月3日現在)
まぐまぐ:5,182、メルマ:1,132
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☆弊誌ホームページ ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/
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*はじめてご覧になる方へ ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/first.html
*弊誌運営者の自己紹介 ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/prof.html
*弊誌の読者様は、こんな方々 ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/mag.html

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視覚障害の方のための、「ニュースtoスピーチ サポートページ」
⇒ http://www.geocities.jp/katsuragi_nori/news2speech/

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発行者の「桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)」です。
漢字だと面倒ですので、「リュウ」と呼んで下さい。
本日もご開封、ありがとうございます。


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☆本日のラインアップ☆
・国内主要6紙の社説
・「あなたが最も共感した社説は?」アンケート
・国内主要6紙サイトのトップ記事
・中東メディアの論調
・世界主要紙の論調
・オススメニュースサイト
・国内政党機関紙の主張
(各種お知らせ事項)
・去年の今日は、こんな社説でした
・「101紙」の論壇
・独断と偏見はご容赦! 最近の社説の、ここに注目
・編集後記


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【国内主要6紙、11月12日(木)の社説】
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(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】 『天皇在位20年 敬愛される皇室像が定着した』
       『森繁久弥さん 戦後と共に歩んだ名優の逝去』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.yomiuri.co.jp/editorial


【朝日新聞】 『オバマ氏来日 問われる同盟管理の意思』
       『即位20年 未来の天皇像考える機に』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.asahi.com/paper/editorial.html


【産経新聞】 
『天皇在位20年 国と皇室の弥栄を願う 継承問題は白紙から検討を』
(詳しくは)⇒ http://sankei.jp.msn.com/column/1521/clm1521-t.htm


【東京新聞】 『市橋容疑者逮捕 市民の協力あってこそ』
       『森繁さん逝く 陽は昇り、また沈む』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/


【日経新聞】 『日航再生はまたも先送りされるのか』
       『やはり「小切手外交」の愚』
(詳しくは「NIKKEI NET」へ)⇒ http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/


【毎日新聞】 『事業仕分け開始 国民が「劇場」の監視役だ』
       『即位20年 「象徴天皇」へ実践重ね』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://mainichi.jp/select/opinion/index.html


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【11月12日(木)、あなたが最も共感した社説は?】
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◆読売:天皇在位20年
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890A13aa9
◆読売:森繁久弥さん
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890A252d7
◆朝日:オバマ氏来日
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890A34be2
◆朝日:即位20年
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890A4b17a
◆産経:天皇在位20年
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890A50ac9
◆東京:市橋容疑者逮捕
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890A64e72
◆東京:森繁さん逝く
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890A796a0
◆日経:日航再生
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890A87c81
◆日経:小切手外交
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890A947d4
◆毎日:事業仕分け開始
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890Aa2ad5
◆毎日:即位20年
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0030890Abdb5e
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0030890C6d0e
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0030890P00C2ac2

締切:2009年11月13日22時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/


☆前回(11月11日)の集計結果
 ⇒ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0030877C5143

☆前回(11月11日)のコメントボード
 ⇒ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0030877P00Cfb4a


★【本日、あなたが最も共感『しなかった』社説は?】のアンケートを、
 ホームページで実施しています。
 こちらもぜひ、ご参加下さい!
 → http://rew-toho.parallel.jp/cat14/post-322.html


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☆アンケート集積結果

*前回一週間(11月2日~11月8日)
【1位獲得回数】産経3回、朝日1回、東京1回
【ポイント合計】産経179、朝日98、東京93、読売57、日経46、毎日26
(7日・8日は、アンケート未実施)


*先月一ヶ月(2009年10月)
【1位獲得回数】産経17回、東京5回、日経3回、朝日2回、毎日2回、
        読売2回
【ポイント合計】産経862、東京409、朝日387、日経336、毎日279、読売235


*昨年一年(2008年)
【1位獲得回数】産経232回、朝日27回、東京26回、毎日21回、日経18回、
        読売17回
【ポイント合計】産経11916、朝日4791、東京4210、毎日3829、日経3628、
        読売3258


・以上、「支持1%」を「1ポイント」として集計
 (一紙で複数の社説がある場合は、その合計)
・あくまで当メルマガのアンケートによる結果であり、
 一般的な評価ではありませんので、その点ご承知おき下さい。


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【国内主要6紙サイトのトップ記事】
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*11月12日(木) 午後6時現在
 (以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】 http://www.yomiuri.co.jp/index.htm
『正力賞に巨人・原監督…WBC連覇、日本一』

【朝日新聞】 http://www.asahi.com/
『官房機密費、毎月1億円 経験者は使い勝手のよさ証言』

【産経新聞】 http://sankei.jp.msn.com/
『「世界で最も影響力」はオバマ米大統領? 日本人首位は日銀総裁』

【東京新聞】 http://www.tokyo-np.co.jp/
『即位20年記念し政府式典 陛下「国民の祝福、常に支え」』

【日経新聞】 http://www.nikkei.co.jp/
『太陽電池、米市場に照準 三洋や独大手が新工場』

【毎日新聞】 http://mainichi.jp/
『アポ電詐欺:携帯の番号変わった…事前連絡で警戒緩ます』


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【中東メディアの論調】
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「日本語で読む中東メディア」というサイトからリンクさせていただいており
ます。
最新と言ってもよい中東各紙の論調や記事を、「日本語訳で」読むことができます。

私たちが見聞きしている情報というものは、ともすると欧米からの視点に偏重
してしまいがちかもしれません。

中東各国では世の中をどう見ているのかということも、大事な視点の一つだと
考えます。

下記URLからリンクしていただき、サイト左側「条件検索」の「ジャンル」
内、「コラム」をチェックし検索しますと、社説の和訳文を読むことができます。
また、コラム以外の記事も、ぜひご覧になってみて下さい。
⇒ http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html

【最近の主な社説表題】

『パレスチナ大統領の次期選挙不参加表明について』(al-Quds al-Arabi紙)
『「エステクバール」再考』(Mardomsalari紙)
『レバノンとイラク…共通する問題』(al-Sabah al-Jadid紙)
『フランス新大使の就任とレバノン・フランス関係の今後』(Al-Nahar紙)
『ゴールドストーン報告書とイスラエルに対するトルコの姿勢』(al-Hayat紙)
『ゴールドストーン報告書をめぐりパレスチナ和解延期』(al-Quds al-Arabi紙)
『イラク国家再建の危機』(al-Hayat紙)


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【世界主要紙の論調】
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以下、世界日報さんのサイト「世界の新聞は何を言っているか?」からリンク
させていただいております。
若干過去の記事ではありますが、米・英・仏・独・露・豪・中・韓・印・他
アジア諸国・中近東等の主要新聞論調の表題が、日本語でご覧いただけます。
(本文購読は有料のようですが、弊誌との利害関係は一切ありません)
⇒ http://www.worldtimes.co.jp/wtop/paper/main.html


【最近の主な表題】

ニューヨーク・タイムズ(米) 『クロマグロの保護を急げ』
ワシントン・ポスト(米) 『暴力から逃れた女性の亡命を認めよ』
デーリー・テレグラフ(英) 『国民にアフガン戦争の説明を』
ルモンド(仏) 『仏、海外諸領を再検討』
フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『第2の壁の克服を』
バンコク・ポスト(タイ) 『フン・セン氏の侮辱に大使召還は当然』
人民日報海外版(中国) 『イノベーションの加速を』
ハンギョレ新聞(韓国) 『災い転じて福となす契機に』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『国連腐敗防止条約の強化を』


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【オススメニュースサイト】
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桐鳳オススメのニュースサイトをご紹介します。


【新聞コラム社説リンク】
国内主要紙・地方紙の社説・コラムへのリンク集です。
業界紙・英字紙にもアクセスできます。
⇒ http://www.ne.jp/asahi/sec/eto/NewsPaperLink.html


【Newseum「Today’s Front Pages」】
世界各国の新聞のトップページが、新聞紙のレイアウトそのままに閲覧できます。
その数なんと、50~70カ国・500~700紙。
日によって変動はありますが、よく毎日更新できるものです。
PDFで閲覧でき、拡大表示・印刷も可能です。
⇒ http://www.newseum.org/todaysfrontpages/default.asp


【OpinionSource「Today’s Newsletters」】
米・英・中・中東・印など主要紙の、最新といってもよい社説が掲載されて
おります。
⇒ http://www.opinionsource.com/newsletter.jsp


*「Google翻訳」
 テキストやウェブページをその場で翻訳できます
⇒ http://translate.google.co.jp/translate_t#


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【国内政党機関紙の主張】
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例えば、自民党なら「自由民主」、民主党なら「プレス民主」、など、各政党
からも機関紙を発行しております。

本来であれば、各政党の選挙用ではない日頃の主義主張を並列掲載し、支持政
党を決める際の参考の一つにしていただけたらと考えているのですが、今のと
ころ社説のような記事を掲載し、かつタダでリンク可能な機関紙は限られてい
るようです。

もし下記記載以外にも、国政選挙レベルの他政党主張のリンク先(日刊でなく
とも)をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせ下さい。


日刊【公明新聞】(「公明党」機関紙) 11月12日の主張
『環境重視は「時代の要請」 購入支援の継続求める声に応えよ』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www.komei.or.jp/news/


日刊【赤旗】(「日本共産党」機関紙) 11月12日の主張
『障害者自立支援法/新法制定へ 具体化を急げ』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/html/senden/syucho_2006.html


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皆様の価値観、視点、考え方などをアンケート投票やご意見をお寄せいただく
ことなどによって反映し、弊誌が世の中の価値観を現すような、そんな媒体に
なれればと思っております。

メールをお寄せいただく場合につきましては、こちらからお願い致します。
⇒ rew-toho☆goo.jp (☆を@に変えて下さい)

件名につきましては、「○月○日付101紙」、または、弊誌への返信という形
でお願いできればと思います。

日々、百通単位のメールを受信しております関係上、違う件名ですと気付かな
い可能性がございます。


以下、メールに関するお願いです。
よろしくご理解下さい。

*独断と偏見により、興味あるご意見につきましては、弊誌に掲載させて
 いただきます。(ただし、私自身の価値観とは一切無関係です)

*1行あたり、全角35字で作成していただけると助かります。

*送信いただく際、掲載の可否、掲載される場合のハンドルネームなど、
 お書き添えいただけると幸いです。

*特にお断りのない場合は掲載可であるものと判断し、ハンドルネームなどの
 記載・指定がない場合はイニシャルで表記させていただきます。

*ご希望のリンク先サイトなどありましたら、URLなど併せてお知らせ
 いただけましたら、掲載させていただこうかとも考えております。
 (お約束はできませんが)

*掲載をご希望されても、こちらの判断により見送らせていただく場合も
 ありますので、ご了承下さい。

*掲載しなかった場合、その理由についての説明責任は負わないものとさせて
 いただきます。

*弊誌掲載分のメールにつきましては、申し訳ありませんが、原則として
 お返事はしておりません。

*それ以外につきましては極力お返事する所存でおりますが、お返事の遅延に
 つきましてはご容赦下さい。

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毎日 https://form.mainichi.co.jp/annuncio/koudoku/form.html
読売 http://434381.jp/20/
世界日報 http://www.worldtimes.co.jp/office/koudoku.html
公明新聞 http://www.komei.or.jp/apply/publish/index.html
赤旗 http://www.jcp.or.jp/service/ko-doku.html
社会新報 http://www5.sdp.or.jp/publicity/publicity.htm
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編集・発行: 桐鳳柳雨(とうほうりゅうう) 
*「国内主要6紙の本日の社説」「中東メディアの論調」「世界主要紙の論調」
 「国内政党機関紙の主張」各コーナーについては、事前に各新聞社に了承を
 得ております。
*転送・回覧可ですが、その場合は内容を変えずにそのままお願い致します。
 また、できましたら弊誌を使用した旨、ご連絡いただけると幸いです。
*弊誌から部分的に引用する場合には、
 ・編集・発行が桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)によるものであること
 ・弊誌ホームページのURL http://rew-toho.parallel.jp/
 を、必ず明示していただくよう、お願い致します。

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【去年の今日は、こんな社説でした】
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昨年の今日、配信した弊誌です。
社説本文にはリンクできませんが、表題はご覧いただけます。
⇒ http://archive.mag2.com/0000174275/20081111112727000.html

*昨年の誌面に掲載されているアドレスは、リンク先が正しく表示されない
 場合もあるかと思いますので、ご了承下さい。


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【「101紙」の論壇】
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掲示板を設けてあります。
論戦・反論大歓迎という方、または、そうしたやり取りを見てみたいという方。
常識・マナーをわきまえた上で、ぜひご利用下さい。
スレッドは自由に立てていただいて結構です。

掲示板の管理・運営に割く余裕があまりありませんので、基本的には放置状態
になってしまうことと思います。
ですので、先々の状況次第では閉鎖する可能性もありますことを、あらかじめ
ご了承下さい。

⇒ http://jbbs.livedoor.jp/news/4269/


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独断と偏見はご容赦!
【最近の社説の、ここに注目】
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冷戦終結20年について書かれた社説を見てみる。


朝日。
『1989年11月9日。冷戦の最前線だったベルリンの壁が開放され、市民
の手で打ち砕かれた。東欧各地で民主化革命が続き、12月の米ソ首脳会談で
「冷戦終結」が宣言された。』

『それから20年。世界を二分した冷戦構造は崩れ、代わってグローバル化が
進んだ。それが世界経済の成長の原動力ともなってきた。その一方で、地球
規模の問題が噴出したのもこの20年の特徴だ。』

『90年代後半には、米国の一極支配が言われた。』

『冷戦は世界中の政治、人々の暮らし、そして人生さえ左右する重い現実だった。
それが終わる日が来るなど、冷戦世代には夢想に近かった。』

『それでも、歴史は動いた。人々の勇気ある行動が、そして機を逃さずにダイ
ナミックな外交を展開した政治家たちの決断が歯車を回したのだろう。』

『これは成功体験と言っていいのではないか。その教訓を21世紀の世界に
生かしたい。』

『世界がバラバラになるのではなく、多彩なつながりを強め、数々の地球規模
問題を協働で治めていく。そんな外交を強めなければならない。』

『ドイツのメルケル首相は最近、米議会で演説し、米欧で対応の足並みがそろ
わない地球温暖化問題を「21世紀の壁」と呼んだ。』

『米欧が温室効果ガスの排出規制で連携すれば、中国、インドの参加につながる。
(中略)果敢な外交である。』

『日本にも実績がある。海上交通の要衝、マラッカ海峡の海賊対策だ。日本の
呼びかけで、04年にアジア海賊対策地域協力協定ができた。』

『大きな軍事力や経済力を背景としなくても、国際的な連携プレーを作り出す
ことで新たな秩序形成の主役になれる。地球温暖化に限らず、そうした試みが
さまざまな「21世紀の壁」を乗り越える手段になるということだろう。』

『つなぎ、つながる力が、世界を動かす。そんな時代にどのように外交力を
鍛え、国益と国際公益を高めていくか。日本も、足元と同時に遠くを見通した
戦略を練り上げたい。』


産経。
『この20年で「世界がより安全で平和になった」とは言えない。(中略)テロ
や地球環境、貧困などの新たな脅威と課題は世界に広がった。』

『北東アジアに冷戦構造が厳然と残る中で、日本が改めて認識すべきは、日米
安保条約を基盤とする日米同盟の活力が引き続き地域の安定と繁栄のかぎを
握るということだ。』

『壁の崩壊直後、世界が平和になり、民主主義が隅々まで広がるかのような
「平和の配当」論が国際社会を覆った。今ふり返って、それが希望的観測に
すぎなかったことは明らかといっていい。』

『グローバル化は一方で大量破壊兵器技術やテロ・犯罪知識の拡散を劇的に
加速した。北朝鮮とイランは核問題での連携も指摘され、テロや海賊、国際
犯罪も場所を選ばなくなっている。』

『冷戦終結後、日米首脳が同盟のあり方を再定義したのは、壁崩壊から7年後
の1996年だった。』

『「21世紀に向けた同盟」と題する日米安保共同宣言は、同盟の終わりを告げ
るどころか、アジア太平洋の「安定と繁栄を維持する基礎」という新たな息吹
を与えた。この認識と針路は今も正しい。』

『問題は、鳩山由紀夫政権にこうした歴史認識と現実的な世界観が備わって
いるのかどうかだ。』

『日米同盟には地域の安定を守る役割が期待される。オバマ大統領来日を同盟
強化の新たな出発点としなければならない。そのためにも、鳩山首相は米軍
再編問題など同盟の懸案解決に全力を注ぐべきだ。』


東京。
『東西冷戦を終結させた時代の熱気は絶えて久しいが、現在の地球規模の問題
の多くはその冷戦終結に直結している。新たな壁を見据える好機としたい。』

『ベルリンの壁崩壊は、一九八九年に吹き荒れた東欧革命の象徴だ。』

『二十年の今年、象徴的な言葉は「二十一世紀の壁」だろう。(中略)メルケル
独首相が(中略)使用し、ベルリンの式典に出席したクリントン米国務長官も
言及、国際社会にその克服を呼び掛けた。』

『核兵器拡散、民族紛争、金融・経済危機、イスラム過激派テロ、環境・エネ
ルギー問題など、新たな地球規模の脅威は、冷戦後相次いで顕在化している。』

『冷戦下封印されていた民族紛争は世界各地で国家と過激な民族・宗教組織間
の非対称の戦いを生んだ。』

『グローバル化した世界経済は、際限のない市場原理主義の果てに未曾有の
金融危機をもたらした。環境・エネルギー問題では資源の枯渇という深刻な
事態に直面している。』

『国際社会はいずれの問題にも有効な対処法を欠いたままだ。』

『新たな壁には、規模の大きさもあり見えにくい性格のものが多い。』

『東欧革命の多くが体制の内部崩壊に起因したこと、国家建設は崩壊の何倍も
のエネルギーを要すること。新たな壁がまだ越えられるうちに、東欧革命の
貴重な教訓にあらためて思いを致したい。』


日経。
『米国とロシアはかつての米ソのような対立関係ではなくなったが、宗教や
民族の違いを背景とする地域紛争は絶えない。』

『北朝鮮など小国も核兵器の開発を進め、国家ではない組織や集団が大規模
テロを繰り返すなど、世界の安全保障を揺るがす脅威の源は大きく変わった。』

『経済では、旧共産圏も含め一体となった市場を資本や技術が自由に動き回り、
企業活動のグローバル化が進んだ。そこに中国、インドなどが参入し競争に
拍車をかけている。』

『この歴史的な変革期に、日本は外交、政治、経済など様々な分野で対応に
手間取り、存在感を自ら弱めているように見える。』

『世界の民主主義と安全は冷戦時代と別の形で脅かされ、それへの対応が先進
国に求められている。』

『日本は91年の湾岸戦争で資金協力にとどめ、小切手外交という批判を浴びた。』

『情けは人のためならず。冷戦後は他国に好かれる力、ソフトパワーが自らの
安全に重みを増した。(中略)日本は米国との関係を保ちつつ国際貢献を通じ
仲間を増やす必要がある。』

『国際貢献のお手本はカナダだ。スエズ戦争の際、ピアソン外相(後に首相)
の提唱で発足したのが国連平和維持軍の前身である。』

『近年では対人地雷禁止や、100人以上の犠牲者を出したアフガンでの平和
活動などで各国から尊敬されている。』

『鳩山政権は(中略)アフガン支援に自衛官数人を派遣することを検討中と
いう。43カ国が7万人強の兵員を送るなか、自衛官数人で中身のある貢献を
できるのだろうか。』

『経済でも日本の変革力の弱さが目立つ。冷戦後に投資の安全性が増した旧
共産圏や新興国に資本や技術が流入した。』

『市場経済への過信は米欧の金融機関を暴走させ、不況を招いた。このため
市場経済やグローバル化を責める声がある。』

『しかし米欧とも政府介入で経済の崩壊を免れ、中国、インドは高い成長を
続ける。市場経済化とグローバル化は今後も続く。』

『日本はグローバル化に適応を進めた部門とそうでない部門に分かれている。』

『自動車や電機などの業界は消費地や賃金の低い国で生産するなど流れに乗って
次の展開に備えている。半面、農業や医療、教育、電力など規制に守られた
内需型産業は生産性の伸びが低い。』

『雇用の面では、賃金が低い中国などとの競争で単純な労働の賃金が下がり、
所得格差の拡大にもつながっている。』

『グローバル競争を生き抜くには、市場を開放し規制を緩めて、内需型産業を
含めた企業全体を内外の競争にさらすことが第一に重要だ。』

『加えて教育・訓練や研究・開発に国も企業も力を入れ、日本人の事業機会と
仕事を確保する必要がある。』

『この点で見習うべきは英国だ。』

『サッチャー政権以来、国営事業の民営化、規制緩和、行政・税制改革など、
経済構造を市場経済に合うよう改造してきた。不況を克服すれば再び力強く
成長するだろう。』

『日本も小泉内閣が構造改革に向かったが、郵政民営化の後退が示すように
停滞している。』

『一方、欧州は93年に欧州連合(EU)を発足させ、99年からは単一通貨
ユーロを導入。経済の統合を進め、地域としての力を増した。』

『日本は東アジアでの経済連携を唱えるが、農産物市場を十分に開かないため
相手国も関税を大幅に下げない。』

『冷戦後、日本は小選挙区導入を経て政権交代を実現させた。だが政策をめぐる
政治家の発想や行動は内向きで、冷戦時代とそれほど大きく変わっていない。
これでよいのか。』


毎日。
『世界は米ソの角逐から米一極体制へ、そして多極化の時代へと様相を変えた。
(中略)湾岸戦争から01年9月11日の米同時多発テロまで、米国は「わが
世の春」を謳歌(おうか)した。』

『だが、(中略)むしろ世界は、米国のユニラテラリズム(単独行動主義)と
ネオコン(新保守主義派)の単純さに嫌気がさして多極化へと向かうのだ。』

『世界の変化は、国際協調を重視するオバマ政権の発足によって加速した。
(中略)日米同盟を基軸としつつ、より主体的な外交を展開できるかどうか。
日本の世界観と国際戦略が問われる時代といえよう。』

『日本がアジアで指導力を発揮すると、なぜ対米関係を損なうことになるのか。
時代の変化に対応せず、ただ米国のそばにいるだけなら、米国の負担ともなり
かねない。』

『米国自身、常に時代を先取りした外交を心掛けてきたことを忘れてはなる
まい。(中略)最近は米中を「G2」(2大国)と呼ぶ人も少なくない。』

『変わりゆく世界の課題は、なお冷戦構造が残る北朝鮮への対応である。北
朝鮮の核・ミサイルの脅威をなくし、拉致問題の解決を図るには、日米を中心
とした強い国際協力が欠かせない。』

『この20年は、世界経済にとっても激変の時代だった。東西ドイツの統合は
(中略)通貨の面から欧州の結束と安定を目指す通貨統合を加速させることに
なった。99年1月のユーロ誕生である。』

『一方、EUの東方拡大が進み、かつての共産圏諸国を取り込む形で巨大な
単一市場が生まれた。ヒト、モノ、カネ、情報が地球規模でダイナミックに
往来するグローバリゼーションの時代が到来した。』

『さらに、インド、ブラジル、ロシアを加えたBRICsの台頭は、先進7カ国
(G7)体制を揺るがし、主要20カ国・地域によるG20に主導権が移る
こととなった。』

『この間、日本はどうだったか。(中略)バブル経済が崩壊し、金融不安やデフ
レへの対応に追われた。欧州や新興国が大胆な変革を遂げる中、変化を恐れ、
内向きの傾向を強めてしまった。』

『しかし、その日本にも政権交代を機に変革を目指す機運が高まっている。
(中略)新しい課題に直面した世界の中で、より良い将来に向けた提言や行動
を心掛けることが必要だ。』

『例えば、揺らぐグローバリゼーションへの対応だ。』

『経済自由化の恩恵は、いつまでも自動的に受け続けられるというものでは
ない。(中略)いつどこに新たな「壁」ができないとも限らない。』

『地域間の交流を増やし、人の心に壁を作らないことが大切だ。地球温暖化
対策への貢献も含めて、日本は国際的な相互依存のシステムをより進化させる
ことに努めるべきだ。』


読売。
『1989年の壁崩壊はまず、市場経済を東欧など旧共産圏に広げた。人、物、
資金が国境を超えて動くグローバル化が進んだ。』

『しかし、その負の側面としての行き過ぎた自由化が、昨年の世界的金融危機
をもたらした。』

『冷戦直後には、抑えられていた民族意識が覚醒し、(中略)欧米諸国は、国家
主権の尊重より人道問題の解決が勝るとして軍事介入の道を選んだ。』

『2001年の米同時テロは、国際テロの脅威を見せつけた。(中略)「文明の
衝突」を象徴するような出来事だった。』

『一方、89年6月、中国では天安門事件が起き、民主化要求は弾圧された。』

『北朝鮮は核ミサイル開発を続行し、東アジアの最大の不安定要因となって
いる。東欧諸国の変貌ぶりとは対照的な冷戦の遺制と言えるだろう。』

『日本では、(中略)旧社会党が姿を消し、自民党も今年、政権の座から転落
した。この間、何度も日本の新たな国際貢献策が問われながら、依然として
国際平和協力は、不十分なままだ。』

『壁崩壊の翌年に統一を果たしたドイツは、(中略)旧東独地域を抱え、疲弊
した。だが、(中略)アフガニスタンへの派兵など国際貢献も強化している。』

『欧州にはかつて、巨大ドイツの出現を危惧する声があったが、今はそれも
聞こえて来ない。』

『ドイツ国内では、なかなか縮まらない東西の経済格差や終わりのない旧東独
再建事業に不満の声も出ているという。』

『だが、壁が崩れたとき、多くの人が「よりよい方向へ世界が動いた」と確信
した。時計の針を巻き戻してはならない。』


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たとえば、明治維新。

現代から見ると、もしかしたら大政奉還などの象徴的な出来事を境に、世の中
の仕組みが一気に激変したかのような印象を受けるかもしれない。

しかし実際には、黒船来航から西南戦争くらいまでの20数年をかけて変化
していったものだともいえるのではないだろうか。
(人によって異論はあろうが)

ベルリンの壁崩壊についても、似たようなことがいえる。

後世の人からみたら、これを境に世界が激変したという印象を持つかもしれない。

確かにそうした側面はあるだろうが、しかし実際には、この20年、その時々
に為政者や私たちが考え、行動してきた結果、今日のような状況に至っている
ものともいえると思う。

決して、一夜にしてガラリと変わったわけではない。


そして、今も激変の真っ只中であろう。

これから私たちがどう考え、どう行動するかによって、これからの世界が形
作られてゆくといっても過言ではない。

激変も、その時々の考え・行動・価値観の積み重ねなのではあるまいか。

そういう意味でも、後世の人たちに対して、責任のある考え・行動をしてゆき
たいものである。


ところで、以下の日経紙の一節。

『日本は米国との関係を保ちつつ国際貢献を通じ仲間を増やす必要がある』

『国際貢献のお手本はカナダだ』

『近年では(中略)、100人以上の犠牲者を出したアフガンでの平和活動などで
各国から尊敬されている。』

『鳩山政権は(中略)アフガン支援に自衛官数人を派遣することを検討中と
いう。43カ国が7万人強の兵員を送るなか、自衛官数人で中身のある貢献を
できるのだろうか』

『100人以上の犠牲者』とは、カナダ人のことなのだろうか。

だとしたならば、この社説。

「日本はアメリカとの関係を保ちつつ他にも仲間をたくさんつくるため、
100人以上の犠牲者を出して尊敬されるべし」
と言っているようなものではないだろうか。

言いたいことはわからなくもないが、尋常ではない表現だ。

「アメリカのために日本人が犠牲になれ」とは、まるで産経紙のようではないか。

最近、日経紙が右系化してきたようだと、以前から書いている。

しかし、「財界寄り」との印象のある日経紙のこと。

もしかしたら政治的な主義信条ではなく、政権交代による「軍需産業の衰退」
を危惧して、こうしたことを言っているのではないかという気もしてくる。
(桐鳳)


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【編集後記】
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森繁久弥さんが、亡くなりました。

私の世代ですと、映画というよりも、TVドラマやCMなどの印象のほうが
強いでしょうか。

森繁さんよりも若い俳優が次々と先に他界してしまうという印象もありましたが、
ついに森繁さんご自身も旅立たれてしまいました。

「俳優の大御所」の座が、ぽっかりと空いてしまった感があります。


市橋容疑者逮捕の報道で印象が薄れてしまうかとも思いましたが、さにあらず。

あらためて、その存在の大きさを知りました。

個人的には、森繁さんを「日本一」と評していた、立川談志師匠のコメント
を聞いてみたいです。

慎んで、ご冥福をお祈り致します。
(桐鳳)


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あなたに素敵なことがいっぱいありますよう…。
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