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2009/06/21

21日分【101紙】海賊対処法について

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          【世界の新聞「101紙」の視点】

        〜2009年6月21日(日)の紙面より〜


========================================================第1200号=====
発行部数:6,531部(2009年6月1日現在)
まぐまぐ:5,386、メルマ:1,145
----------------------------------------------------------------------
☆弊誌ホームページ ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/
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*はじめてご覧になる方へ ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/first.html
*弊誌運営者の自己紹介 ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/prof.html
*弊誌の読者様は、こんな方々 ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/mag.html

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視覚障害の方のための、「ニュースtoスピーチ サポートページ」
⇒ http://www.geocities.jp/katsuragi_nori/news2speech/

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発行者の「桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)」です。
漢字だと面倒ですので、「リュウ」と呼んで下さい。
本日もご開封、ありがとうございます。


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☆本日のラインアップ☆
・国内主要6紙の社説
・「あなたが最も共感した社説は?」アンケート
・国内主要6紙サイトのトップ記事
・中東メディアの論調
・世界主要紙の論調
・今日のニュースレター
・国内政党機関紙の主張
(各種お知らせ事項)
・去年の今日は、こんな社説でした
・「101紙」の論壇
・独断と偏見はご容赦! 最近の社説の、ここに注目
・編集後記


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☆====================================================================
【国内主要6紙、6月21日(日)の社説】
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(以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】 『平成の大合併 成果検証しよりよき姿に』
       『海賊対処法成立 実効高める一般法を作れ』
(詳しくは)⇒ http://sankei.jp.msn.com/column/1521/clm1521-t.htm


【東京新聞】 『週のはじめに考える 民権が奪われている』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/


【日経新聞】 『武器「全面禁輸」は見直してはどうか』
       『FXの25倍規制には疑問』
(詳しくは「NIKKEI NET」へ)⇒ http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/


【毎日新聞】 『イラン大統領選 公正さ保証する措置を』
       『米金融規制改革 歴史的な機会を逃すな』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://mainichi.jp/select/opinion/index.html


【読売新聞】 『米金融規制強化 FRBが担う責任は重大だ』
       『児童ポルノ 与野党で法案の一本化を急げ』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.yomiuri.co.jp/editorial/


【朝日新聞】 『BRICs 存在感に見合う責任を』
       『伝統木造構法 匠の知恵を地震列島に』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.asahi.com/paper/editorial.html


☆====================================================================
【6月21日(日)、あなたが最も共感した社説は?】
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◆産経:平成の大合併
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646A1f3c0
◆産経:海賊対処法成立
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646A27ade
◆東京:民権が奪われている
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646A320a3
◆日経:武器「全面禁輸」
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646A4aacc
◆日経:FXの25倍規制
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646A531f6
◆毎日:イラン大統領選
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646A65f6e
◆毎日:米金融規制改革
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646A78ead
◆読売:米金融規制強化
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646A8d6a3
◆読売:児童ポルノ
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646A9ffe2
◆朝日:BRICs
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646Aa881d
◆朝日:伝統木造構法
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029646Abc901
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0029646C5599
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0029646P00Cf17b

締切:2009年06月22日22時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/


☆前回(6月20日)の集計結果
 ⇒ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0029637C9528

☆前回(6月20日)のコメントボード
 ⇒ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0029637P00Cf5a0


★【本日、あなたが最も共感『しなかった』社説は?】のアンケートを、
 ホームページで実施しています。
 こちらもぜひ、ご参加下さい!
 → http://rew-toho.parallel.jp/cat2/post-198.html


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☆アンケート集積結果

*前回一週間(6月8日〜6月14日)
【1位獲得回数】産経7回、朝日1回、東京1回
【ポイント合計】産経246、東京108、日経104、毎日84、読売81、朝日80
(13日は朝日・産経、14日は産経・東京が、同ポイント1位)

*先月一ヶ月(2009年5月)
【1位獲得回数】産経18回、東京3回、日経3回、読売3回、毎日2回、
        朝日1回
【ポイント合計】産経1091、東京441、朝日369、日経326、読売299、毎日275
(7日は、新聞休刊日)
(23・25日は、弊誌休刊)
(4日は、産経・日経・読売が同ポイント1位)

*昨年一年(2008年)
【1位獲得回数】産経232回、朝日27回、東京26回、毎日21回、日経18回、
        読売17回
【ポイント合計】産経11916、朝日4791、東京4210、毎日3829、日経3628、
        読売3258


・以上、「支持1%」を「1ポイント」として集計
 (一紙で複数の社説がある場合は、その合計)
・あくまで当メルマガのアンケートによる結果であり、
 一般的な評価ではありませんので、その点ご承知おき下さい。


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【国内主要6紙サイトのトップ記事】
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*6月21日(日) 午後12時30分現在
 (以下、掲載順は日々変更)

【産経新聞】 http://sankei.jp.msn.com/
『京都で歩道に車突っ込み、8人はねる 男を現行犯逮捕』

【東京新聞】 http://www.tokyo-np.co.jp/
『イランに暴力自制を要請 オバマ米大統領が声明』

【日経新聞】 http://www.nikkei.co.jp/
『戸建て購入意欲を刺激 エス・バイ・エル、「ネット専用」1割安』

【毎日新聞】 http://mainichi.jp/
『殺人:岐阜・海津で妻娘殺害、夫は愛知で飛び降り自殺か』

【読売新聞】 http://www.yomiuri.co.jp/index.htm
『「現実離れしてる」…橋下知事、民主の自治体再編案を酷評』

【朝日新聞】 http://www.asahi.com/
『婚活ビジネス、百花繚乱 「モテ講座」満員御礼』


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【中東メディアの論調】
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「日本語で読む中東メディア」というサイトからリンクさせていただいており
ます。
最新と言ってもよい中東各紙の論調や記事を、「日本語訳で」読むことができます。

私たちが見聞きしている情報というものは、ともすると欧米からの視点に偏重
してしまいがちかもしれません。

中東各国では世の中をどう見ているのかということも、大事な視点の一つだと
考えます。

下記URLからリンクしていただき、サイト左側「条件検索」の「ジャンル」
内、「コラム」をチェックし検索しますと、社説の和訳文を読むことができます。
また、コラム以外の記事も、ぜひご覧になってみて下さい。
⇒ http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html


【最近の主な社説表題】

『イラン大統領選の結果について』(al-Hayat紙)
『国家安全保障委員会での「フェトフッラー・ギュレン主義者」秘話』(Radikal紙)
『女性の教育とメヴラーナ戦略(アフガニスタン雑感)』(Milliyet紙)
『「イラン人民による第三の革命の始まり」:ファールス通信が論評』(Jam-e Jam紙)
『レバノン国会議員選挙結果について』(al-Quds al-Arabi紙)
『「フェトフッラー・ギュレン活動」の新たな展開』(Radikal紙)
『カイロにおける米大統領演説』(al-Hayat紙)
『よい始まり、問題はこれから—オバマ大統領のカイロ演説に寄せて』
(Milliyet紙)


☆====================================================================
【世界主要紙の論調】
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以下、世界日報さんのサイト「世界の新聞は何を言っているか?」からリンク
させていただいております。
若干過去の記事ではありますが、米・英・仏・独・露・豪・中・韓・印・他
アジア諸国・中近東等の主要新聞論調の表題が、日本語でご覧いただけます。
(本文購読は有料のようですが、弊誌との利害関係は一切ありません)
⇒ http://www.worldtimes.co.jp/wtop/paper/main.html


【最近の主な表題】

ニューヨーク・タイムズ(米) 『北朝鮮が突き付ける脅威』
ワシントン・ポスト(米) 『イランの騒乱と米国の対応』
デーリー・テレグラフ(英) 『雇用救済策示したBA』
ルモンド(仏) 『働く者保護の世界秩序』
タイムズ・オブ・インディア(インド) 『シン首相の適切な指摘』
人民日報(中国) 『イスラエル首相の「2国家」発言』
京郷新聞(韓国) 『北の核問題解決策を提示できず』
朝鮮日報 『オバマ政権はFTA批准に努力せよ』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『共通の価値観欠くBRICs』


☆====================================================================
【今日のニュースレター】
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「オピニオンソース」というサイトをご紹介します。
米・英・中・中東・印など主要紙の、最新といってもよい社説の要約文です。
全て英文にて構成されておりますが、お解りになる方には便利かと思います。
そうでない方は、翻訳サイトをご利用いただいてもよろしいかと思います。
翻訳文については「?」という感じですが、大意はつかめるかもしれません。

『OpinionSource「Today’s Newsletters」』
⇒ http://www.opinionsource.com/newsletter.jsp

無料自動翻訳サイト「エキサイト」
⇒ http://www.excite.co.jp/world/


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【国内政党機関紙の主張】
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例えば、自民党なら「自由民主」、民主党なら「プレス民主」、など、各政党
からも機関紙を発行しております。

本来であれば、各政党の選挙用ではない日頃の主義主張を並列掲載し、支持政
党を決める際の参考の一つにしていただけたらと考えているのですが、今のと
ころ社説のような記事を掲載し、かつタダでリンク可能な機関紙は限られてい
るようです。

もし下記記載以外にも、国政選挙レベルの他政党主張のリンク先(日刊でなく
とも)をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせ下さい。


日刊【公明新聞】(「公明党」機関紙) 6月20日の主張
『民主党は説明責任果たせ 冒頭陳述で検察側 小沢氏側が談合組織に「天の声」』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www.komei.or.jp/news/


日刊【赤旗】(「日本共産党」機関紙) 6月21日の主張
『米欧の金融規制/日本も規制緩和路線の転換を』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/html/senden/syucho_2006.html


週刊【社会新報】(「社会民主党」機関紙) 3月11日号の主張
『イラク撤退 なし崩し戦争継続より責任追及を』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www5.sdp.or.jp/publicity/shimpo/shimpo_news090311.htm


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皆様の価値観、視点、考え方などをアンケート投票やご意見をお寄せいただく
ことなどによって反映し、弊誌が世の中の価値観を現すような、そんな媒体に
なれればと思っております。

メールをお寄せいただく場合につきましては、こちらからお願い致します。
⇒ rew-toho☆goo.jp (☆を@に変えて下さい)

件名につきましては、「○月○日付101紙」、または、弊誌への返信という形
でお願いできればと思います。

日々、百通単位のメールを受信しております関係上、違う件名ですと気付かな
い可能性がございます。


以下、メールに関するお願いです。
よろしくご理解下さい。

*独断と偏見により、興味あるご意見につきましては、弊誌に掲載させて
 いただきます。(ただし、私自身の価値観とは一切無関係です)

*1行あたり、全角35字で作成していただけると助かります。

*送信いただく際、掲載の可否、掲載される場合のハンドルネームなど、
 お書き添えいただけると幸いです。

*特にお断りのない場合は掲載可であるものと判断し、ハンドルネームなどの
 記載・指定がない場合はイニシャルで表記させていただきます。

*ご希望のリンク先サイトなどありましたら、URLなど併せてお知らせ
 いただけましたら、掲載させていただこうかとも考えております。
 (お約束はできませんが)

*掲載をご希望されても、こちらの判断により見送らせていただく場合も
 ありますので、ご了承下さい。

*掲載しなかった場合、その理由についての説明責任は負わないものとさせて
 いただきます。

*弊誌掲載分のメールにつきましては、申し訳ありませんが、原則として
 お返事はしておりません。

*それ以外につきましては極力お返事する所存でおりますが、お返事の遅延に
 つきましてはご容赦下さい。

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読売 http://434381.jp/20/
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公明新聞 http://www.komei.or.jp/apply/publish/index.html
赤旗 http://www.jcp.or.jp/service/ko-doku.html
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編集・発行: 桐鳳柳雨(とうほうりゅうう) 
*「国内主要6紙の本日の社説」「中東メディアの論調」「世界主要紙の論調」
 「国内政党機関紙の主張」各コーナーについては、事前に各新聞社に了承を
 得ております。
*転送・回覧可ですが、その場合は内容を変えずにそのままお願い致します。
 また、できましたら弊誌を使用した旨、ご連絡いただけると幸いです。

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【去年の今日は、こんな社説でした】
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昨年の今日、配信した弊誌です。
社説本文にはリンクできませんが、表題はご覧いただけます。
⇒ http://archive.mag2.com/0000174275/20080621130748000.html?start=300

*昨年の誌面に掲載されているアドレスは、リンク先が正しく表示されない
 場合もあるかと思いますので、ご了承下さい。


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【「101紙」の論壇】
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掲示板を設けてあります。
論戦・反論大歓迎という方、または、そうしたやり取りを見てみたいという方。
常識・マナーをわきまえた上で、ぜひご利用下さい。
スレッドは自由に立てていただいて結構です。

掲示板の管理・運営に割く余裕があまりありませんので、基本的には放置状態
になってしまうことと思います。
ですので、先々の状況次第では閉鎖する可能性もありますことを、あらかじめ
ご了承下さい。

⇒ http://jbbs.livedoor.jp/news/4269/


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映像ならではの効果とわかりやすさで、上に立つ者の姿勢はもちろん、社長が
遭遇しやすい場面での一流の所作を見るだけで体得できる、経営者必見の実務
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特別収録映像として社長の身心を守る鍛錬篇も収録しております。

講師:小笠原清忠 (小笠原流礼法第三十一世 宗家) 
http://www.jmca.jp/sale/1040/?id=23


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独断と偏見はご容赦!
【最近の社説の、ここに注目】
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最近の社説から、海賊対処法について書かれたものを見てみる。


産経。
『停戦命令に応じない海賊船への危害射撃も初めて認められ、これまで正当
防衛や緊急避難に限られていた武器使用を緩和している。十分とはいえないが、
前進だ。』

『アフリカ・ソマリア沖で行われてきた海自艦船の活動を、いっそう実効的な
ものにし、国際社会の共同行動にさらに貢献できることを評価したい。』

『日本の船舶にとって重要な海上交通路の安全確保に欠かせない法律であり、
国益の実現が遅れたのは残念だ。民主党の無責任な対応を見ていると、果たし
て政権担当能力があるのか、改めて疑問に思えてしまう。』

『民主党は与党との間で、現実的な修正合意を目指してほしかった。』

『派遣される隊員たちには、任務をまっとうし、無事に帰国の日を迎えてほしい。』

『今回の新法でも、逃走する海賊への実力対処はできないとされる。海自の
能力を最大限発揮させる環境を整えるべきだ。そのためには自衛隊を海外に
派遣する一般法づくりが必要である。』


東京。
『政府は活動の実効性アップを期待するが政情安定化へ外交的努力を傾注する
ことが肝要だ。あとは自衛隊にお任せでは駄目だ。』

『自衛隊の海外派遣に当たっては、幅広い勢力の賛同があるのが本来望ましい
のに、与野党は修正合意へ汗を流さなかった。迫る総選挙を前に、国会審議が
消化試合と化したのは遺憾である。』

『新法は、海賊対策のための自衛隊派遣を随時可能にした上で、外国船も護衛
できるようにし、武器使用も一部緩和して海賊船への船体射撃のケースを認め
たのが柱だ。』

『国際貢献が重要なのは論をまたない。が、留意しなければいけないのは、
それに伴って平和憲法の「枠」が緩んでいる点だ。』

『自民党防衛族には、今回の新法を発射台に、今後の海外活動の範囲や武器
使用権限のさらなる拡大を狙いたい思惑もうかがえる。』

『なし崩しに安全保障政策が変容することがあってはならない。その観点から
も国会はチェック機能を果たしているのか。』

『各国海軍の「力」の対応が真の解決にはつながらないことは、今年の海賊
発生件数が既に昨年を上回っていることが容易に物語っている。』

『軍事面以外の取り組みが重要だ。その分野こそ、日本の出番ではないか。
海上保安庁が主導して、マラッカ海峡の海賊を一掃したノウハウは積極活用
したい。』

『沿岸国支援も当然だ。何より海賊発生の根源ともされるソマリア情勢の治安
改善を、各国とともにどう進めるのか、日本外交の地力が問われる局面である。』

『「出口」の見えぬ自衛隊派遣だ。いつまでも続くようでは、政治は無策ぶりを
さらすことになる。』


毎日。
『海賊対策はこれで終わりではない。周辺国の海賊対処能力の向上とソマリア
の政情改善がなければ根本的な解決はないからだ。日本はこれらの分野でも
積極的に取り組むべきである。』

『海賊への対応は、輸入大国・日本にとっても国際社会にとっても切実な緊急
課題だが、その根絶には軍事的対応だけでは不十分である。各国の軍艦派遣後
も事件が増え続けていることをみても明らかだ。』

『軍事対応以外で何が大切なのか。第一に、イエメン、オマーンなどソマリア
周辺国の沿岸警備能力を向上させることである。』

『かつて日本は、(中略)マラッカ海峡周辺国に海上保安庁の巡視船を提供する
などして海賊封じ込めに成功した実績がある。こうした経験を生かし、周辺国
の海賊対処能力向上に向けた支援をさらに強化する必要がある。』

『第二は、海賊多発の背景にある破綻(はたん)国家・ソマリアの国内事情だ。』

『同国は内戦の激化で無政府状態が続き、一部に放牧・農業、漁業がみられる
ものの産業と呼べるほどのものはない。(中略)根本的な解決には、統治能力を
持った政権の樹立と、農業・水産業などの振興が必須である。』

『中心になるのは国連であろう。現在は国内勢力による暫定政府への支援が
中心だが、政情安定にはほど遠い。国連にはカンボジア暫定統治機構(UNT
AC)の経験があり、日本が大きく貢献した。』

『同様の方式による支援の先に統治能力を持つ政権の樹立を展望する方法もある。』

『こうした取り組みなしには、自衛隊派遣など軍事的対応の「出口」を見通す
ことはできない。』


読売。
『ソマリア沖の海賊対策で、日本が国際的な連携を強化するための重要な一歩
である。』

『もともと現行法による警護活動は応急措置だった。』

『現在は、(中略)船員法を根拠に、(中略)綱渡りの対応を迫られている。様々
な制約を解消する意味は大きい。』

『海洋国家の日本が、重要な海上交通路(シーレーン)の安全を自ら確保する
のは当然のことだ。』

『海自は、国際社会の共通の脅威である海賊の被害を減らすため、20か国
以上の関係国と協調し、着実に活動を展開してもらいたい。』

『ただ、現地の海賊被害は(中略)、既に昨年1年間を約3割も上回っている。
(中略)、「国際社会対海賊」の知恵比べの様相を呈している。』

『三十数隻という限られた艦船と数機の哨戒機で、年間2万隻近くが航行する
広大な海域をいかに守るのか。国際連携で、より効率的な活動を目指すことが
大切だ。』

『中長期的には、アデン湾周辺国の海賊取り締まり能力を強化するとともに、
破綻状態にあるソマリアの警察・司法機能を回復させることが課題となる。
それなしに、ソマリア沖の海賊問題の抜本的な解決はあり得ない。』

『日本は、イエメンやオマーンの沿岸警備隊員の研修を実施している。巡視船
の供与の可能性を探るため、イエメンとジブチには調査団を派遣した。』

『政府開発援助(ODA)を活用し、こうした分野の支援に引き続き積極的に
取り組むべきだ。』


赤旗。
『政府は参議院で、自衛隊による他国民殺傷や使用武器に制約がないことを
認めています。(中略)もともと「海賊対処」の派兵を提案した民主党の責任も
改めて問われます。』

『攻撃されてもいないのに発砲するのは正当防衛とはいえません。正当防衛で
ない以上、「憲法9条の禁ずる武力行使に該当することがないといいきれない」
(中略)ことになります。どういいつくろおうと憲法違反の武力行使です。』

『使用される武器に制約のないことも政府答弁で明らかになりました。(中略)
法案成立後に防衛相がつくる「対処要綱」に護衛艦やP3Cなどを派遣すると
書きさえすれば、これらの武器が使用できるようになります。』

『自衛隊が武器を使えば、他国民を殺傷し、船を撃沈させるのは避けられません。』

『自衛隊はこれまで海外で直接他国民を殺傷したことはありません。憲法9条
が歯止めになってきたのです。しかし法案が成立すれば、自衛隊が初めて海外
で他国民を殺傷することになりかねません。』

『しかも金子一義国土交通相は、法案が「恒久法」であり、海賊の「危機が
なくなるまで」活動を続けるといいました(4日の参院外交防衛委員会)。』

『これは重大です。「海賊対処」を突破口に、海外派兵恒久法の制定や憲法改悪
につなげて、あわよくばそのまま、本格的な海外での武力行使に道を開くおそ
れは否定できません。』

『ソマリア沖では多くの軍艦がでているにもかかわらず、「海賊」は逆に増えて
います。「海賊」は軍事だけではなくせないことを示しています。』

『国連開発計画(UNDP)の(中略)シニア・アドバイザーも、参議院外交
防衛委員会で、軍事は「効果がない」「アプローチを切り替えるべきだ」と陳述
しました。』

『ソマリアの復興をめざす国際協力を主導し、ソマリア周辺諸国の沿岸警備
能力強化を支援することこそ、憲法9条をもつ日本の役割です。』

『政府と与党は「海賊対処」派兵法案の成立を断念し、政治的、外交的な役割
に徹すべきです。』


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『自衛隊を海外に派遣する一般法づくりが必要である』とし、同法案でも不十
分だとする産経紙と、『「海賊対処」派兵法案の成立を断念し、政治的、外交的
な役割に徹すべき』と、断固反対を主張する赤旗。

いつものことだが、考え方の両端となっている。


個人的には、読売紙の、
『海洋国家の日本が、重要な海上交通路(シーレーン)の安全を自ら確保する
のは当然のことだ』
の一節に共感する。

しかし、東京紙にある、
『各国海軍の「力」の対応が真の解決にはつながらないことは、今年の海賊
発生件数が既に昨年を上回っていることが容易に物語っている』
との一節。

同様の見解が他の多くの社説でも言われているように、武力で全てが解決する
とも思えない。

結局のところ、毎日社説の主張あたりが無難なのだろうか。


ともあれ、法案が決まったからには、産経紙の一節にあるとおり、
『派遣される隊員たちには、任務をまっとうし、無事に帰国の日を迎えてほしい』。
(桐鳳)


☆====================================================================
【編集後記】
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今日は父の日ですが、妻子が実家に行っており、一人きりです。
さみしい父の日になりそうです。

しかし、連れ合い曰く。
「アンタも母の日に、私をこき使ってただろ!?」

…そうだったかな??
(桐鳳)


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あなたに素敵なことがいっぱいありますよう…。
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