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2009/06/20

20日分【101紙】臓器移植法案について

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        〜2009年6月20日(土)の紙面より〜


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発行部数:6,531部(2009年6月1日現在)
まぐまぐ:5,386、メルマ:1,145
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☆弊誌ホームページ ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/
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*はじめてご覧になる方へ ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/first.html
*弊誌運営者の自己紹介 ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/prof.html
*弊誌の読者様は、こんな方々 ⇒ http://rew-toho.parallel.jp/mag.html

======================================================================

視覚障害の方のための、「ニュースtoスピーチ サポートページ」
⇒ http://www.geocities.jp/katsuragi_nori/news2speech/

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発行者の「桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)」です。
漢字だと面倒ですので、「リュウ」と呼んで下さい。
本日もご開封、ありがとうございます。


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☆本日のラインアップ☆
・国内主要6紙の社説
・「あなたが最も共感した社説は?」アンケート
・国内主要6紙サイトのトップ記事
・中東メディアの論調
・世界主要紙の論調
・今日のニュースレター
・国内政党機関紙の主張
(各種お知らせ事項)
・去年の今日は、こんな社説でした
・「101紙」の論壇
・独断と偏見はご容赦! 最近の社説の、ここに注目
・編集後記


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☆====================================================================
【国内主要6紙、6月20日(土)の社説】
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(以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】 『西松事件裁判 「天の声」はここだけか』
       『自民党へ 堂々たる勝負を見たい』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.asahi.com/paper/editorial.html


【産経新聞】 『西松事件初公判 これでも責任はないのか』
       『インフル新対策 治療態勢の変更は当然だ』
(詳しくは)⇒ http://sankei.jp.msn.com/column/1521/clm1521-t.htm


【東京新聞】 『海賊法成立 外交的努力が肝要だ』
       『リニア新幹線 活用への視点忘れるな』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/


【日経新聞】 『船舶検査法案で与野党は合意を急げ』
       『西松事件、裁判は始まったが』
(詳しくは「NIKKEI NET」へ)⇒ http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/


【毎日新聞】 『西松前社長初公判 「天の声」小沢氏説明を』
       『新型指針改定 緊張感は保ったままで』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://mainichi.jp/select/opinion/index.html


【読売新聞】 『「西松献金」公判 小沢氏は「天の声」を説明せよ』
       『海賊対処法成立 国際連携強化へ重要な一歩』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.yomiuri.co.jp/editorial/


☆====================================================================
【6月20日(土)、あなたが最も共感した社説は?】
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◆朝日:西松事件裁判
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637A1c8c3
◆朝日:自民党へ
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637A25d5c
◆産経:西松事件初公判
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637A3b0e9
◆産経:インフル新対策
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637A4e843
◆東京:海賊法成立
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637A575a2
◆東京:リニア新幹線
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637A6fe82
◆日経:船舶検査法案
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637A7d6a2
◆日経:西松事件
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637A89190
◆毎日:西松前社長初公判
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637A9556e
◆毎日:新型指針改定
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637Aa71d3
◆読売:「西松献金」公判
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637Abfeaa
◆読売:海賊対処法成立
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0029637Ace796
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0029637C9528
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0029637P00Cf5a0

締切:2009年06月21日22時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/


☆前回(6月19日)の集計結果
 ⇒ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0029624C2812

☆前回(6月19日)のコメントボード
 ⇒ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0029624P00C6c47


★【本日、あなたが最も共感『しなかった』社説は?】のアンケートを、
 ホームページで実施しています。
 こちらもぜひ、ご参加下さい!
 → http://rew-toho.parallel.jp/cat5/post-197.html


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☆アンケート集積結果

*前回一週間(6月8日〜6月14日)
【1位獲得回数】産経7回、朝日1回、東京1回
【ポイント合計】産経246、東京108、日経104、毎日84、読売81、朝日80
(13日は朝日・産経、14日は産経・東京が、同ポイント1位)

*先月一ヶ月(2009年5月)
【1位獲得回数】産経18回、東京3回、日経3回、読売3回、毎日2回、
        朝日1回
【ポイント合計】産経1091、東京441、朝日369、日経326、読売299、毎日275
(7日は、新聞休刊日)
(23・25日は、弊誌休刊)
(4日は、産経・日経・読売が同ポイント1位)

*昨年一年(2008年)
【1位獲得回数】産経232回、朝日27回、東京26回、毎日21回、日経18回、
        読売17回
【ポイント合計】産経11916、朝日4791、東京4210、毎日3829、日経3628、
        読売3258


・以上、「支持1%」を「1ポイント」として集計
 (一紙で複数の社説がある場合は、その合計)
・あくまで当メルマガのアンケートによる結果であり、
 一般的な評価ではありませんので、その点ご承知おき下さい。


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【国内主要6紙サイトのトップ記事】
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*6月20日(土) 午後2時15分現在
 (以下、掲載順は日々変更)

【朝日新聞】 http://www.asahi.com/
『高血糖、耳がピカーッ 東大、マウスで成功』

【産経新聞】 http://sankei.jp.msn.com/
『歩き遍路 温かく同行 徳島に初心者向けガイドグループ』

【東京新聞】 http://www.tokyo-np.co.jp/
『江戸川区立中でJC企画 模擬投票に待った 区教委要請、中止 都議選』

【日経新聞】 http://www.nikkei.co.jp/
『対北朝鮮制裁リスト、日米などが提示 国連委に』

【毎日新聞】 http://mainichi.jp/
『都議:厚遇突出 年収1740万円 公用車も国会議員並み』

【読売新聞】 http://www.yomiuri.co.jp/index.htm
『結婚するなら「料理できる人」9割…大学生、男女とも』


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【中東メディアの論調】
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「日本語で読む中東メディア」というサイトからリンクさせていただいており
ます。
最新と言ってもよい中東各紙の論調や記事を、「日本語訳で」読むことができます。

私たちが見聞きしている情報というものは、ともすると欧米からの視点に偏重
してしまいがちかもしれません。

中東各国では世の中をどう見ているのかということも、大事な視点の一つだと
考えます。

下記URLからリンクしていただき、サイト左側「条件検索」の「ジャンル」
内、「コラム」をチェックし検索しますと、社説の和訳文を読むことができます。
また、コラム以外の記事も、ぜひご覧になってみて下さい。
⇒ http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html


【最近の主な社説表題】

『イラン大統領選の結果について』(al-Hayat紙)
『国家安全保障委員会での「フェトフッラー・ギュレン主義者」秘話』(Radikal紙)
『女性の教育とメヴラーナ戦略(アフガニスタン雑感)』(Milliyet紙)
『「イラン人民による第三の革命の始まり」:ファールス通信が論評』(Jam-e Jam紙)
『レバノン国会議員選挙結果について』(al-Quds al-Arabi紙)
『「フェトフッラー・ギュレン活動」の新たな展開』(Radikal紙)
『カイロにおける米大統領演説』(al-Hayat紙)
『よい始まり、問題はこれから—オバマ大統領のカイロ演説に寄せて』
(Milliyet紙)


☆====================================================================
【世界主要紙の論調】
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以下、世界日報さんのサイト「世界の新聞は何を言っているか?」からリンク
させていただいております。
若干過去の記事ではありますが、米・英・仏・独・露・豪・中・韓・印・他
アジア諸国・中近東等の主要新聞論調の表題が、日本語でご覧いただけます。
(本文購読は有料のようですが、弊誌との利害関係は一切ありません)
⇒ http://www.worldtimes.co.jp/wtop/paper/main.html


【最近の主な表題】

ニューヨーク・タイムズ(米) 『北朝鮮が突き付ける脅威』
ワシントン・ポスト(米) 『イランの騒乱と米国の対応』
デーリー・テレグラフ(英) 『雇用救済策示したBA』
ルモンド(仏) 『働く者保護の世界秩序』
タイムズ・オブ・インディア(インド) 『シン首相の適切な指摘』
人民日報(中国) 『イスラエル首相の「2国家」発言』
京郷新聞(韓国) 『北の核問題解決策を提示できず』
朝鮮日報 『オバマ政権はFTA批准に努力せよ』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『共通の価値観欠くBRICs』


☆====================================================================
【今日のニュースレター】
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「オピニオンソース」というサイトをご紹介します。
米・英・中・中東・印など主要紙の、最新といってもよい社説の要約文です。
全て英文にて構成されておりますが、お解りになる方には便利かと思います。
そうでない方は、翻訳サイトをご利用いただいてもよろしいかと思います。
翻訳文については「?」という感じですが、大意はつかめるかもしれません。

『OpinionSource「Today’s Newsletters」』
⇒ http://www.opinionsource.com/newsletter.jsp

無料自動翻訳サイト「エキサイト」
⇒ http://www.excite.co.jp/world/


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【国内政党機関紙の主張】
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例えば、自民党なら「自由民主」、民主党なら「プレス民主」、など、各政党
からも機関紙を発行しております。

本来であれば、各政党の選挙用ではない日頃の主義主張を並列掲載し、支持政
党を決める際の参考の一つにしていただけたらと考えているのですが、今のと
ころ社説のような記事を掲載し、かつタダでリンク可能な機関紙は限られてい
るようです。

もし下記記載以外にも、国政選挙レベルの他政党主張のリンク先(日刊でなく
とも)をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせ下さい。


日刊【公明新聞】(「公明党」機関紙) 6月20日の主張
『民主党は説明責任果たせ 冒頭陳述で検察側 小沢氏側が談合組織に「天の声」』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www.komei.or.jp/news/


日刊【赤旗】(「日本共産党」機関紙) 6月20日の主張
『「西松」違法献金事件/小沢氏ら政治家の責任免れぬ』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/html/senden/syucho_2006.html


週刊【社会新報】(「社会民主党」機関紙) 3月11日号の主張
『イラク撤退 なし崩し戦争継続より責任追及を』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www5.sdp.or.jp/publicity/shimpo/shimpo_news090311.htm


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皆様の価値観、視点、考え方などをアンケート投票やご意見をお寄せいただく
ことなどによって反映し、弊誌が世の中の価値観を現すような、そんな媒体に
なれればと思っております。

メールをお寄せいただく場合につきましては、こちらからお願い致します。
⇒ rew-toho☆goo.jp (☆を@に変えて下さい)

件名につきましては、「○月○日付101紙」、または、弊誌への返信という形
でお願いできればと思います。

日々、百通単位のメールを受信しております関係上、違う件名ですと気付かな
い可能性がございます。


以下、メールに関するお願いです。
よろしくご理解下さい。

*独断と偏見により、興味あるご意見につきましては、弊誌に掲載させて
 いただきます。(ただし、私自身の価値観とは一切無関係です)

*1行あたり、全角35字で作成していただけると助かります。

*送信いただく際、掲載の可否、掲載される場合のハンドルネームなど、
 お書き添えいただけると幸いです。

*特にお断りのない場合は掲載可であるものと判断し、ハンドルネームなどの
 記載・指定がない場合はイニシャルで表記させていただきます。

*ご希望のリンク先サイトなどありましたら、URLなど併せてお知らせ
 いただけましたら、掲載させていただこうかとも考えております。
 (お約束はできませんが)

*掲載をご希望されても、こちらの判断により見送らせていただく場合も
 ありますので、ご了承下さい。

*掲載しなかった場合、その理由についての説明責任は負わないものとさせて
 いただきます。

*弊誌掲載分のメールにつきましては、申し訳ありませんが、原則として
 お返事はしておりません。

*それ以外につきましては極力お返事する所存でおりますが、お返事の遅延に
 つきましてはご容赦下さい。

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編集・発行: 桐鳳柳雨(とうほうりゅうう) 
*「国内主要6紙の本日の社説」「中東メディアの論調」「世界主要紙の論調」
 「国内政党機関紙の主張」各コーナーについては、事前に各新聞社に了承を
 得ております。
*転送・回覧可ですが、その場合は内容を変えずにそのままお願い致します。
 また、できましたら弊誌を使用した旨、ご連絡いただけると幸いです。

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【去年の今日は、こんな社説でした】
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昨年の今日、配信した弊誌です。
社説本文にはリンクできませんが、表題はご覧いただけます。
⇒ http://archive.mag2.com/0000174275/20080620113010000.html?start=300

*昨年の誌面に掲載されているアドレスは、リンク先が正しく表示されない
 場合もあるかと思いますので、ご了承下さい。


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【「101紙」の論壇】
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掲示板を設けてあります。
論戦・反論大歓迎という方、または、そうしたやり取りを見てみたいという方。
常識・マナーをわきまえた上で、ぜひご利用下さい。
スレッドは自由に立てていただいて結構です。

掲示板の管理・運営に割く余裕があまりありませんので、基本的には放置状態
になってしまうことと思います。
ですので、先々の状況次第では閉鎖する可能性もありますことを、あらかじめ
ご了承下さい。

⇒ http://jbbs.livedoor.jp/news/4269/


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映像ならではの効果とわかりやすさで、上に立つ者の姿勢はもちろん、社長が
遭遇しやすい場面での一流の所作を見るだけで体得できる、経営者必見の実務
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特別収録映像として社長の身心を守る鍛錬篇も収録しております。

講師:小笠原清忠 (小笠原流礼法第三十一世 宗家) 
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独断と偏見はご容赦!
【最近の社説の、ここに注目】
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最近の社説から、臓器移植法案について書かれたものを見てみる。


朝日。
『心臓などの移植を受けるには海外に渡るしかなかった子どもたちにとっては
朗報といえる。』

『3年後とされていた現行法の見直し時期が過ぎて10年近い。これ以上の
放置は許されなかった。』

『とはいえ衆議院の委員会での審議はわずか8時間。勉強会などへの出席者も
少なく、態度を決めかねた議員が多い中で結論を急いだ面も否めない。』

『なによりこの改正案は、本人の書面による意思の表明を前提とする現行法の
枠組みを一変させるものだ。』

『同時に提出されていた三つの改正案は、いずれもこの現行法の根幹を守って
いる。採決には至らなかったが、その事実は重く残る。』

『ほかの案の意図するところは、臓器の提供は本人の意思に基づくのが本来の
あり方で、子どもの場合でも可能な限り、そうあるべきだということだ。現状
では無理のない考え方だろう。』

『舞台は良識の府とされる参議院に移る。議論を重ね見識を示してほしい。』

『「脳死」は医学の進歩で生まれた、いわば新しい死だ。法律で死と定めること
の影響は、医療現場をはじめ広い範囲に及ぶ。日本弁護士連合会や学会など
から、拙速な法改正は慎むべきだという意見が出ていた。』

『こうした強い反発に加え、提案者自身の戸惑いゆえに軌道修正を図ろうと
したのだろう。参議院ではまず、この点を明確にしなければなるまい。』

『また、この法案は、親族への優先提供を認める。これは臓器移植システムの
公平性の点から問題がある。』

『臓器移植は、臓器を提供した人の死と、その臓器を移植された人の新しい
生という両面を必然的に持つきわめて特殊な医療だ。どちらもゆるがせには
できない。社会としてどう進めていくのか、死生観も絡む重い問題だ。』

『現行法の下での経験や実績をもとに、社会の変化も踏まえ、納得のいく結論
を出さねばならない。』


産経。
『ドナー(臓器提供者)不足が深刻化する一方で、移植を受ければ助かる患者
は少なくない。他の3案に比べドナーを確実に増やせるA案の可決を評価したい。』

『送付された参院でも早期に審議を進め、今国会で成立させるべきだろう。』

『ドナー不足は深刻である。』

『日本は国際社会から「自分の国に期待できないからと、海外のドナーに頼る
のはおかしい」と批判を受けてきた。この国際的流れに目をそむけてはならない。』

『ところが、日本の脳死ドナーは年間10人前後で、数千人規模の欧米の移植
先進国と比べてあまりにも少ない。』

『ドナー本人が生前、書面で臓器提供の意思を明確に示すよう求めている現行
の臓器移植法が足かせとなっているからだという。』

『普段から自らの死後について考えている人も少ないだろうから、この「本人
の生前同意」は臓器提供に結び付きにくい。』

『臓器移植法は、(中略)臓器を自らの死後に提供しようとする善意のドナーと、
その臓器を必要とする患者とを結び付けて支える法律でなければならない。
A案はこの趣旨に沿っている。』

『ただ、現行法は臓器提供の場合に限って「脳死を人の死」とし、脳死を人の
死とは認めない死生観の人々との妥協点を見いだそうとした。それに対しA案
は「脳死は人の死」を基本にしている。』

『さらに、親の同意によって15歳未満の子供からの臓器移植にも道が開かれ
ることになったが、子供の脳死判定の難しさや親の感情にこだわる声もある。
こうした問題をどう解決していくか、参院での審議に期待したい。』


東京。
『本人意思を尊重した現行法を根幹から変えることになり、不安を覚える国民
は少なくない。参院で審議を尽くしたい。』

『A案が成立すれば、移植推進派の期待通り提供者がある程度増えるのは間違
いないだろう。だが、衆院で四割近い議員がA案に反対したことは軽視できない。』

『現行法に厳しい制約がつけられたのは、六〇年代後半に行われた不適切な
心臓移植が批判され、透明性を高めることが狙いだった。』

『その後の日本移植学会の移植例をみると、現行法を順守し、大きな問題に
なった手術例は今のところ見られない。』

『かつてのような不透明な移植が今後行われるとは思われないが、それでも
参院でA案が成立すれば、脳死になった患者の家族へ提供に向けた無言の圧力
や誘導が働くのではないかとの懸念はまだ払拭(ふっしょく)されていない。』

『B−D案が主張こそ違え、現行法の根幹である本人意思の尊重を重視して
いたのは、こうした危惧(きぐ)の表れだろう。A案支持派はこの疑問にこた
える必要がある。』

『現行法には確かに改正を要する点がある。最大の問題は、提供者の年齢制限
のため幼い子供が国内で移植を受けられないことだ。』

『これまで多額の寄付金を募って海外で手術を受けてきたが、その道も閉ざ
されつつある。』

『衆院の採決で多くの政党が党議拘束をはずしたように、臓器移植法をどう
改正するかは各議員の倫理観や死生観と深くかかわるだけに「数の論理」だけ
で割り切るのはどうか。』

『本人意思の尊重と子供の国内移植をどう両立させるか、国民全体でこの重い
課題を考えることが迫られている。』


日経。
『海外に頼らない移植医療を実現するための第一歩として評価したい。』

『移植臓器は海外でも不足しており、外国頼みの日本の移植医療に対し国際的
な批判も強い。世界保健機関(WHO)が渡航移植の自粛を求める新指針を
決めようとしている。』

『現行法は、臓器提供について本人と家族双方の意思が明確な場合にだけ脳死
を死と判断することを認め、脳死者からの臓器提供を可能にした。』

『これは個人の死生観を尊重し、脳死を死と考えない人や臓器提供したくない
人の意思が確実に生かされるよう配慮した結果だ。海外と比べて厳しい条件を
課している。』

『内閣府の世論調査では、提供意思を示していた家族のだれかが仮に脳死判定
を受けた場合、その意思を尊重するとした意見が8割を超えた。しかし脳死
移植への懐疑的な意見は根強く、その背景には医師への不信がある。』

『医師主導とみられがちな移植医療への不信をぬぐい臓器提供を確実に増やす
には、中立的な立場で臓器提供を橋渡しする移植コーディネーターの機能を
高めるなど制度づくりが欠かせない。』

『参議院でも議論を重ね、自国内で完結する移植医療の実現と、個人の死生観
の尊重が両立する制度を目指してほしい。』


毎日。
『脳死を人の死とする法案「A案」があっさり可決された。臓器移植法改正
4法案をめぐる衆院本会議の採決に、とまどいを感じる人は多いのではないか。』

『長年たなざらしにされてきた法案である。各案が十分に検討されたとはいえ
ず、議員や国民の間に理解が行き渡っているとは思えない。参院は課題を改め
て整理し、議論を尽くしてほしい。』

『長い議論を経て成立した法律だが、脳死移植を推進する人々は、現行法の
厳しさが臓器提供を妨げていると指摘してきた。』

『ただ、本人同意を条件からはずしたからといって、提供が確実に増えるとは
限らない。家族が判断する際には本人の意思を推し量ろうとするはずで、それ
には前もって脳死や移植について話し合っておく必要があるだろう。』

『これは、現行法の下でも、移植を進めようと思えば欠かせなかったことだ。
しかし、現実には、国民の関心を高める努力は不十分なままだ。』

『子供の場合には、脳死判定の難しさや、親の虐待による脳死を見逃さない
ようにするという課題もある。子供に限らず、提供者の死因をきちんと確かめ
る体制を確保しておくことは、脳死移植への信頼性を確保するために不可欠だ。』

『親族に優先的に臓器提供できる規定についても、現行法が原則とする「公平
性」の変更による弊害はないか。親族の範囲をどう限定するか。さらに慎重に
検討すべきだ。』

『現行法にせよ、A案にせよ、生体移植の規定がないことも問題だ。』

『日本で多数実施されている生体移植では、臓器提供者に後遺症が残るなど、
不利益が及ぶ場合がある。今は学会レベルの規定があるだけだが、提供者保護
は法律で規定すべきではないか。』

『移植を待つ患者側はA案を歓迎すると思われるが、脳死移植でも生体移植で
も、提供者側への配慮を忘れてはならない。WHOの指針案の全体像を、きち
んと把握した上での議論も欠かせない。』


読売。
『日本国内では臓器移植を厳しく制限しながら、海外で臓器をもらう。こんな
状況を、続けるわけにはいかない。』

『多くの衆院議員がそう認識し、国内での臓器提供の拡大を図る意思を明確に
示したと言えるだろう。』

『棄権を決めた共産党以外は党議拘束をはずし、議員一人ひとりが自らの信念
で記名投票した。』

『A案は、(中略)世界保健機関(WHO)の指針や主要各国の臓器移植法と
ほぼ同じものだ。』

『日本の現行の臓器移植法は、臓器提供の条件が世界の中で突出して厳しい。』

『こうした日本の現状に対して、海外の視線は厳しい。』

『採決されなかった3案には、(中略)提供条件を部分的に緩和する案もあった
が、現状を根本的に改めることは難しい。』

『臓器移植法改正案の審議は、舞台を参院に移す。さらに新たな提案を模索
する動きもある。』

『死生観を問われる難しい問題だが、これ以上、結論を先送りすることはでき
ない。』


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新たな「人の死の定義」が、衆議院で決められた。

個人的には賛成であるが、とても難しい問題だと思う。

国内主要紙では、一番推進しているのが読売紙、一番慎重なのが毎日紙という
ところだろうか。


こうした問題。

私自身のことでいえば、脳死でなくとも、いわゆる植物状態となり回復する
可能性が低いとしたならば、安楽死させてもらって臓器でも何でも持っていっ
て構わないと思う。

しかし、他者に対しては違ってくる。

仮に、自分の愛する人が脳死と判定されたとしたら。

体が温かく、心臓も動き、呼吸もしている状態で、「この人もう死んでますから」
などと言われても、納得しかねるように思う。

死生観は、人それぞれだろう。

そして、そのそれぞれの人がまた、誰を対象にするかということで意見が
違ってくることもある。

本当に難しい問題だ。


東京紙の、
『脳死になった患者の家族へ提供に向けた無言の圧力や誘導が働くのではない
かとの懸念』
は、私も危惧するところだ。


また、毎日紙の、

『本人同意を条件からはずしたからといって、提供が確実に増えるとは限ら
ない。家族が判断する際には本人の意思を推し量ろうとするはずで、それには
前もって脳死や移植について話し合っておく必要があるだろう』

『これは、現行法の下でも、移植を進めようと思えば欠かせなかったことだ。
しかし、現実には、国民の関心を高める努力は不十分なままだ』

『提供者側への配慮を忘れてはならない』

などの一節は、賛成派といえども考えるべきところだろう。
(桐鳳)


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【編集後記】
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すみません。
今日は、省略致します。

悪しからず、ご了承下さい。
(桐鳳)


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