2008/06/24
世界の新聞「101紙」の視点
====================================================================== 《絶賛の講演CD》孫正義の「シェアNo.1獲得戦略」 机二つ、3名でソフトバンクを立ち上げ、今や日本を代表する企業へと躍進さ せた孫正義氏。氏が28歳の時に説いた事業の立上げの土俵の決め方、発想法、 孫子の兵法に学ぶ商売の二つの拡げ方、若き日からの情熱と無限の創業精神を CDに収録。 http://www.jmca.jp/sale/1007/?id=23 ===================================================================== ☆☆まぐまぐ殿堂入りメルマガ☆☆ 【世界の新聞「101紙」の視点】 〜2008年6月24日(火)〜 ========================================================第911号===== 発行部数:6,312部(2008年5月1日現在) まぐまぐ:4,961、メルマ:1,123、メルマガ天国:228 *弊誌の読者様は、こんな方々 ⇒ http://tinyurl.com/7gdel ====================================================================== 視聴覚障害の方のための、「ニュースtoスピーチ サポートページ」 ⇒ http://www.geocities.jp/katsuragi_nori/news2speech/ ====================================================================== 発行者の「桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)」です。 漢字だと面倒ですので、「リュウ」と呼んで下さい。 本日もご開封、ありがとうございます。 ====================================================================== ★「メルマガ天国」を利用して弊誌をご購読いただいている方々へ★ 2008年7月31日をもって、「メルマガ天国」によるメルマガ配信が 終了するとのことです。 http://melten.com/ 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(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.yomiuri.co.jp/editorial/ 【朝日新聞】 『土地利用―健全な投資を広めたい』 『新コミッショナー―「野球大使」への注文』 (詳しくはこちらへ)⇒ http://www.asahi.com/paper/editorial.html 【産経新聞】 『原油高騰 産油国との協調を強めよ』 『テロ指定解除 首相は米大統領と対話を』 (詳しくは)⇒ http://sankei.jp.msn.com/column/1521/clm1521-t.htm 【東京新聞】 『原 油 高 サウジ頼みが過ぎぬか』 『飛騨牛偽装 ブランド品に泥を塗る』 (詳しくはこちらへ)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ 【日経新聞】 『産油国も米中もさらに対応が必要だ』 『新型インフルに怠れぬ備え』 (詳しくは「NIKKEI NET」へ)⇒ http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/ ☆==================================================================== 【本日(6月24日)、あなたが最も共感した社説は?】 ====================================================================== ◆毎日:原油高対策 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442A10a70 ◆毎日:もみじマーク ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442A2d46c ◆読売:骨太方針原案 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442A3fde2 ◆読売:石油産消国会合 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442A41990 ◆朝日:土地利用 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442A5bb94 ◆朝日:新コミッショナー ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442A67d7b ◆産経:原油高騰 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442A7ac35 ◆産経:テロ指定解除 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442A89a31 ◆東京:原油高 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442A9c85c ◆東京:飛騨牛偽装 ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442Aaf54e ◆日経:産油国も米中も ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442Ab0b1b ◆日経:新型インフル ┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0026442Ac1f5d ○結果を見る ┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0026442C29ad ○コメントボード ┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0026442P00Cab85 締切:2008年06月25日12時00分 協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/ ☆前回(6月23日)の集計結果 ⇒ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0026434C7743 ☆前回(6月23日)のコメントボード ⇒ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0026434P00C9892 ---------------------------------------------------------------------- ☆アンケート集積結果 *先週一週間(6月16日〜6月22日) 【1位獲得回数】産経6回、読売1回 【ポイント合計】産経278、読売97、日経88、毎日88、朝日76、東京74 *先月一ヶ月(2008年5月) 【1位獲得回数】産経26回、日経2回、毎日2回、朝日1回、東京1回 読売1回 【ポイント合計】産経1166、朝日371、日経350、毎日332、東京326、読売236 (27日・28日は、弊誌休刊) (7日は、新聞休刊日) (6日は産経・東京・毎日・読売、13日は産経と毎日、16日は産経と日経が、 同ポイント1位) *昨年一年(2007年) 【1位獲得回数】産経255回、朝日48回、読売20回、東京19回、毎日16回、 日経5回 【ポイント合計】産経12421、朝日6668、読売4205、東京4151、毎日3991、 日経2856 ・以上、「支持1%」を「1ポイント」として集計 (一紙で複数の社説がある場合は、その合計) ・あくまで当メルマガのアンケートによる結果であり、 一般的な評価ではありませんので、その点ご承知おき下さい。 ☆==================================================================== 【国内主要6紙サイトのトップ記事】 ====================================================================== *6月24日 午後12時45分現在 (以下、掲載順は日々変更) 【毎日新聞】 http://mainichi.jp/ 『殺人:「家族全員殺した」と男通報 男女4人死亡 千葉』 【読売新聞】 http://www.yomiuri.co.jp/index.htm 『イージス艦・漁船衝突、当直2士官を書類送検』 【朝日新聞】 http://www.asahi.com/ 『北朝鮮核申告、米国に厳格チェック要請へ 高村外相』 【産経新聞】 http://sankei.jp.msn.com/ 『日本漁船の譲渡でロシアを批判 官房長官』 【東京新聞】 http://www.tokyo-np.co.jp/ 『昭和天皇像に迫る 側近の手記、本紙HPで全文公開』 【日経新聞】 http://www.nikkei.co.jp/ 『北朝鮮テロ指定解除方針、米が日本に通知 外相が表明』 ====================================================================== 【中東メディアの論調】 ====================================================================== 「日本語で読む中東メディア」というサイトからリンクさせていただいており ます。 最新と言ってもよい中東各紙の論調や記事を、「日本語訳で」読むことができます。 私たちが見聞きしている情報というものは、ともすると欧米からの視点に偏重 してしまいがちかもしれません。 中東各国では世の中をどう見ているのかということも、大事な視点の一つだと 考えます。 下記URLからリンクしていただき、サイト左側「条件検索」の「ジャンル」 内、「コラム」をチェックし検索しますと、社説の和訳文を読むことができます。 また、コラム以外の記事も、ぜひご覧になってみて下さい。 ⇒ http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html 【最近の主な社説表題】 『日本の投資家、静観の構え』(Milliyet紙) 『軍、司法、CHP』(Milliyet紙) 『憲法裁判所はAKPを解党とするのか?』(Milliyet紙) 『イラク・イラン関係』(al-Sabah al-Jadid紙) 『「男はフェルト帽をかぶるものさ」―カラジャヒサル村の教訓』(Milliyet紙) 『キュウリとトマトの並べ方は?―「禁止」全盛の風潮に思う』(Radikal紙) 『盗聴はスキャンダル』(Milliyet紙) 『シェリフ・マルディンは何を語っているのか?』(Milliyet紙) ☆==================================================================== 【世界主要紙の論調】 ====================================================================== 以下、世界日報さんのサイト「世界の新聞は何を言っているか?」からリンク させていただいております。 若干過去の記事ではありますが、米・英・仏・独・露・豪・中・韓・印・他 アジア諸国・中近東等の主要新聞論調の表題が、日本語でご覧いただけます。 (本文購読は有料のようですが、弊誌との利害関係は一切ありません) ⇒ http://www.worldtimes.co.jp/wtop/paper/main.html 【最近の主な表題】 ニューヨーク・タイムズ(米) 『危機の選挙助成金制度』 ワシントン・ポスト(米) 『約束を破ったオバマ氏』 デーリー・テレグラフ(英) 『欧州同盟国はもっと貢献を』 ルモンド(仏) 『広まる核闇市場疑惑』 南ドイツ新聞(独) 『危うさはらむ和平の試み』 フランクフルター・アルゲマイネ(独) 『トルコの墓』 人民日報海外版(中国) 『中日の互恵と双方勝利』 中央日報(韓国) 『大統領に苦言を呈すべきだ』 フィナンシャル・タイムズ(英) 『イスラエルとハマスの停戦』 ☆==================================================================== 【今日のニュースレター】 ====================================================================== 「オピニオンソース」というサイトをご紹介します。 米・英・中・中東・印など主要紙の、最新といってもよい社説の要約文です。 全て英文にて構成されておりますが、お解りになる方には便利かと思います。 そうでない方は、翻訳サイトをご利用いただいてもよろしいかと思います。 翻訳文については「?」という感じですが、大意はつかめるかもしれません。 『OpinionSource「Today’s Newsletters」』 ⇒ http://www.opinionsource.com/newsletter.jsp 無料自動翻訳サイト「エキサイト」 ⇒ http://www.excite.co.jp/world/ ☆==================================================================== 【国内政党機関紙の主張】 ====================================================================== 例えば、自民党なら「自由民主」、民主党なら「プレス民主」、など、各政党 からも機関紙を発行しております。 本来であれば、各政党の選挙用ではない日頃の主義主張を並列掲載し、支持政 党を決める際の参考の一つにしていただけたらと考えているのですが、今のと ころ社説のような記事を掲載し、かつタダでリンク可能な機関紙は限られてい るようです。 もし下記記載以外にも、国政選挙レベルの他政党主張のリンク先(日刊でなく とも)をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせ下さい。 日刊【公明新聞】(「公明党」機関紙) 6月24日の主張 『EU条約否決 壮大な実験の意義は不変 統合プロセス停滞は避けられず』 (詳しくはこちら) ⇒ http://www.komei.or.jp/news/ 日刊【赤旗】(「日本共産党」機関紙) 6月24日の主張 『最低賃金/大幅引き上げへの絶好の機会』 (詳しくはこちら) ⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/html/senden/syucho_2006.html 週刊【社会新報】(「社会民主党」機関紙) 6月18日号の主張 『新派兵策動 イラクでの陸自活動の総括どこに』 (詳しくはこちら) ⇒ http://www5.sdp.or.jp/publicity/shimpo/shimpo_news080618.htm ====================================================================== ★初めてご覧になる方へ★ 今のマスコミが全くのウソ・デタラメを報道することはないと思います。 しかし、報道されていることは「真実の全て」ではありません。 場合によっては、各メディアにとって「都合のいい真実」だけを編集している こともあるかもしれません。 そのためにも世の中の事象を、価値観の異なる様々な角度から見る必要がある ように思います。 弊誌は、そんな役割を担える媒体でありたいと思っております。 特定の新聞や思想、及び政党に加担するものではありませんので、あらかじめ ご承知おき下さい。 編者自身はあくまで中立を旨としておりますが、掲載されている情報には偏っ た価値観に基づくものが含まれる場合がございます。 情報の活用(広告・読者の方々からのコメント等を含む)につきましては、 ご自身の責任にてお願い致します。 また、それによって生じた損害等の補償は致しかねますのでご了承下さい。 ---------------------------------------------------------------------- ★簡単な自己紹介★ このメルマガは、睡眠時間3時間台、家族から生命保険の保険金増額を切望 されているワーカホリックの桐鳳柳雨が、「一次、二次選考は通過するが賞は 取れない」程度の文才を駆使して編集・発行しております。 「主要複数紙に目を通したいが、そんなヒマもカネもない!」という自らの 切実な思いが、弊誌創刊のキッカケです。 原則一人での作業ですので、都合により突発的な休刊・配信遅延等が起こる 可能性もあり。悪しからずご了承下さい。 発行者の自覚している特徴は、「アマノジャク」「エエカッコしい」「めんどう くさがり」。ボクシングのプロライセンスと柔道の黒帯を取得する程度の運動 歴あり。かつてのTV番組、アメリカ横断ウルトラクイズで国外脱出を果たし たことが唯一の自慢だったりします。 *発行者はこんな顔してます(ちょっとだけ公開) ⇒ http://tinyurl.com/bqsam ====================================================================== 皆様の価値観、視点、考え方などをアンケート投票やご意見をお寄せいただく ことなどによって反映し、弊誌が世の中の価値観を現すような、そんな媒体に なれればと思っております。 メールをお寄せいただく場合につきましては、こちらからお願い致します。 ⇒ rew-toho☆goo.jp (☆を@に変えて下さい) 件名:○月○日付101紙 以下、メールに関するお願いです。 よろしくご理解下さい。 *独断と偏見により、興味あるご意見につきましては、弊誌に掲載させて いただきます。(ただし、私自身の価値観とは一切無関係です) *1行あたり、全角35字で作成していただけると助かります。 *送信いただく際、掲載の可否、掲載される場合のハンドルネームなど、 お書き添えいただけると幸いです。 *特にお断りのない場合は掲載可であるものと判断し、ハンドルネームなどの 記載・指定がない場合はイニシャルで表記させていただきます。 *ご希望のリンク先サイトなどありましたら、URLなど併せてお知らせ いただけましたら、掲載させていただこうかとも考えております。 (お約束はできませんが) *掲載をご希望されても、こちらの判断により見送らせていただく場合も ありますので、ご了承下さい。 *掲載しなかった場合、その理由についての説明責任は負わないものとさせて いただきます。 *書かれる内容は、「広く世の中に向けて」というスタンスでお願い致します。 特定の個人を対象とした発言は、極力ご遠慮下さい。 *一つの話題に対して、投稿はお一人一回とさせていただきます。 *他者との議論を希望される、或いはそれが予測される場合につきましては、 投稿者ご自身のメールアドレスやサイトURLなどを明示していただき、 続きはそちらで行っていただきますよう、お願い致します。 *弊誌掲載分のメールにつきましては、申し訳ありませんが、原則として お返事はしておりません。 *それ以外につきましては極力お返事する所存でおりますが、お返事の遅延に つきましてはご容赦下さい。 ====================================================================== ★「この新聞、購読したいな」と思ったら★ こちらまでどうぞ ↓↓↓ 朝日 http://aspara.asahi.com/club/user/guest/choiceSubscription.do 産経 http://reader.sankei.co.jp/reader/ 東京(中日) http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/ 日経 http://www.nikkei.co.jp/rcafe/net/index.html 毎日 https://form.mainichi.co.jp/annuncio/koudoku/form.html 読売 http://434381.jp/20/ 世界日報 http://www.worldtimes.co.jp/office/koudoku.html 公明新聞 http://www.komei.or.jp/apply/publish/index.html 赤旗 http://www.jcp.or.jp/service/ko-doku.html 社会新報 http://www5.sdp.or.jp/publicity/publicity.htm ====================================================================== 発行システム 『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 『メルマガ天国』 http://melten.com/ 『メルマ!』 http://melma.com/ ---------------------------------------------------------------------- 登録・解除・バックナンバー 『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/m/0000174275.html 『メルマガ天国』http://melten.com/m/22158.html 『メルマ!』 http://www.melma.com/backnumber_148000/ ====================================================================== 編集・発行: 桐鳳柳雨(とうほうりゅうう) *「国内主要6紙の本日の社説」「中東メディアの論調」「世界主要紙の論調」 「国内政党機関紙の主張」各コーナーについては、事前に各新聞社に了承を 得ております。 *転送・回覧可ですが、その場合は内容を変えずにそのままお願い致します。 また、できましたら弊誌を使用した旨、ご連絡いただけると幸いです。 ☆==================================================================== 【去年の今日は、こんな社説でした】 ====================================================================== 昨年の今日、配信した弊誌です。 社説本文にはリンクできませんが、表題はご覧いただけます。 ⇒ http://archive.mag2.com/0000174275/20070624122718000.html?start=360 *昨年の誌面に掲載されているアドレスは、リンク先が正しく表示されない 場合もあるかと思いますので、ご了承下さい。 ☆==================================================================== 【「101紙」の論壇】 ====================================================================== 掲示板を設けてあります。 論戦・反論大歓迎という方、または、そうしたやり取りを見てみたいという方。 常識・マナーをわきまえた上で、ぜひご利用下さい。 スレッドは自由に立てていただいて結構です。 掲示板の管理・運営に割く余裕があまりありませんので、基本的には放置状態 になってしまうことと思います。 ですので、先々の状況次第では閉鎖する可能性もありますことを、あらかじめ ご了承下さい。 ⇒ http://jbbs.livedoor.jp/news/4269/ ☆==================================================================== 独断と偏見はご容赦! 【最近の社説の、ここに注目】 ====================================================================== サウジアラビアで開いた主要産油国と消費国の緊急閣僚会合について、取り上 げている各紙社説を見てみる。 産経。 『将来の供給拡大を大胆に表明することで高騰が続く原油価格を抑制する効果 を狙った。これに対して、市場では即効性が期待できないとしてその効果を疑 問視する見方が多い。』 『しかし、需給逼迫(ひっぱく)懸念を緩和する対策を打ち出すことは何で あれ重要だ。』 『価格高騰が長引けば、消費国は省エネに動き、石油需要の減少が予想される。 長期的には、価格が安定する方が産油国にとってもメリットがあるはずだ。 その意味でサウジが増産を表明した意義は評価できる。』 『今後は、他の産油国も新規油田の開発に力を入れるべきだろう。』 『投機資金への対応も今回の会合の重要議題になった。抜本的な対策は難しい が、共同声明で初めて「規制」という表現を使い、投機資金の監視強化を共有 した点は一歩前進だ。』 『この原油高騰は一筋縄ではいかない。さまざまなメッセージを市場に示し、 できる対策を順次取っていくしかない。産・消双方が対立しては投機資金に 足元をみられるだけである。』 東京。 『サウジアラビアが原油増産を表明した。供給不安の解消、価格の安定が狙い だが、産油国だけに頼っていいものか。消費国も投機資金を抑え込み、市場を 冷やす役割を引き受けるべきだ。』 『自国の安全保障を米国に委ねるサウジとしては、増産要求に応じざるを得な かったのだろう。』 『OPECの増産余力はサウジに集中し加盟十三カ国が足並みをそろえての 増産は期待薄だ。ベネズエラやイランなど反米を掲げる国は少なくない。サウ ジの増産も小出しの感が否めず、そこを市場に見透かされたのだろう、原油価 格は上昇基調を保ったままだ。』 『米国は巨額の外国資金を呼び込んで金融収益を稼ぎ出す経済構造を築き上げ た。それを自ら否定することはできない。大阪で開かれた主要国財務相会合で は、投機が原油高の元凶とする欧州各国に対し、米国は中国などの需要増が原 因だと反論し、譲らなかった。』 『市場は自由であるべきだが、自国利益優先は世界経済を揺るがす。ドル安と 連動する原油高をいかにして抑えるか。七月の北海道洞爺湖サミットで取引監 視の在り方など有効な手立てを議論してもらいたい。』 『ガソリン急騰をきっかけに、土、日曜に高速道路を走る車はめっきり減った。 省エネの価格抑制効果は大きく、過去の石油危機で実証済みだ。この教訓を 地道に生かすことも忘れてはならない。』 日経。 『緊急会合に合わせてサウジは原油生産能力を5割拡充する用意を示した。 共同声明が原油急騰に関連して金融市場の透明性向上や規則改善の必要性に 言及したのも妥当である。問題は市場の反応だ。』 『サウジの中期の生産能力拡充は、すでに市場ではある程度織り込んでいた。 他の産油国ももっと明確に能力拡充投資の計画を打ち出さなければ、インパク トは弱い。』 『日欧や産油国の認識がほぼ一致し共同声明が金融市場の問題にも踏み込んだ のに、米政府は投機が原油価格を押し上げている証拠はないと、あいまいな姿 勢を続けている。これでは市場が、過熱気味のドル売り・商品買いに米当局が 強い対抗策を打ち出せないと読むだろう。』 『新たな金融不安につながる恐れがあるような先物投資規制策の発動は難しい としても、米当局は先物市場での投資家の分類の細分化など市場の透明性向上 につながる対応は早急にできるはずだ。』 『一方、中国政府は先週、ガソリンなどの国内販売価格の引き上げを発表した。 国際価格上昇に対応した価格改革の一歩といえるが、石油消費の伸びを抑える 効果は必ずしも期待できない。インフレ対策とのかねあいもあろうが、財政補 助金をもっと減らし、価格効果によって省エネと石油需要抑制が進むような改 革を中国はさらに進めるべきである。』 毎日。 『サウジが短期間で増やす量は、世界の消費量の0.2%程度で、先物市場の 相場反転を望むには力不足だ。サウジは生産能力を今後10年間で最大5割拡 大することも検討するというが、既存の大規模油田が老朽化する中で生産能力 を大幅に引き上げることは容易ではない。』 『会合では、原油高の元凶としてしばしばやり玉に挙げられる投機資金も話題 になった。原油先物市場の実態を把握するためのデータ集めなどで合意が見ら れた点は一定の意味がある。ただし、資金の流れ自体を制限することは市場の 機能を損ねることにもなり、現実的には望めそうにない。』 『となれば、先物市場で主要な買い材料となっている需給の逼迫(ひっぱく) 懸念に対処する必要が出てくる。供給の大幅増加は物理的に難しく、環境配慮 という点からも、消費の削減に取り組むことを基本とすべきだろう。』 『すでに先進国では価格高騰が石油の消費にブレーキをかけている。特にガソ リンを大量に消費してきた米国で、無駄な運転を控えたり小型車に乗り換える 動きが広がっているのは注目に値する。地球温暖化防止を声高に叫んでもなか なか変わらなかった消費パターンが変化を始めたのだ。先進国の指導者は、政 治的な人気狙いで、ガソリン税の軽減など節約機運と逆行する策に走ってはな らない。』 『財政負担がかさむことから、最近になって価格を引き上げる動きがアジアを 中心に出始めた。望ましい方向である。貧困層の暮らしに配慮する必要がある が、補助金で国内価格全般を抑えるより、特定世帯への所得支援に切り替えた 方が弊害は小さくて済むだろう。』 『地球温暖化防止を唱えながら、石油の大量消費をやめない、というのは矛盾 する。原油価格の高騰は、消費が増えるだけ生産を増やしてきた拡大均衡路線 に限界が来たことを示すシグナルでもある。』 読売。 『原油価格高騰の背景には、原油をマネーゲームの材料にした投機筋の動きが ある。 それでも、石油輸出国機構(OPEC)の盟主であるサウジアラビアが増産と 生産能力の拡大に乗り出す影響は小さくあるまい。』 『最大の原油埋蔵量を持つ国が、供給を大幅に拡大する意向を示したことは、 需給に対する不安の緩和に役立とう。』 『投機筋に対しては、取引の透明性確保など、規制強化の必要性が声明に盛り 込まれた。』 『規制に消極的な米国と、その他先進国との思惑の違いはあるが、今後議論を 進め、投機筋に対する何らかの規制強化を図るべきである。』 『最近の原油高には、中国やインドの経済成長による需要増もあり、過去の 石油危機のケースとは環境が違うのも事実だ。 だが、ロシアやカナダ、ブラジルなど非OPECの有力産油国も増産に動き 出した。世界的に省エネのムードも高まりつつある。』 『ナイジェリアの国内紛争や中東情勢の先行きによっては、さらに原油価格が 上昇する局面もありえようが、天井知らずだった価格の動きに、いずれ変化が 生じると期待したい。』 「増産すべし」 「いや、消費を抑えるべきだ」 「投機を規制するのがいい」 など、原油高騰の対策について、各紙さまざまな価値観による見解を述べている。 どれが良くてどれがダメということではないのだろう。 いろいろな視点から知恵を出し合って、問題解決を図るべきだと思う。 ちなみに今日現在、朝日だけがこの件について社説を掲載していない。 (桐鳳) ☆==================================================================== 【編集後記】 ====================================================================== 今月は仕事面において、個人的に踏んだり蹴ったりというような状況が続いて おります。 なかなか辛い毎日…。 家族や住宅ローンなどなければ、すべてうっちゃって逃げ出したい気分です。 しかし、弊誌をご覧の皆さんの中にも、こんな思いをして日々働いている方々 がきっと、多くいらっしゃることでしょう。 私だけのことではないのだと思っています。 (桐鳳) ====================================================================== 最後までご覧いただき、ありがとうございます。 あなたに素敵なことがいっぱいありますよう…。 ======================================================================


