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2007/07/22

世界の新聞「101紙」の視点


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           世界の新聞「101紙」の視点 
  
           〜 2007年7月22日(日)〜


============================================================第596号=====
発行部数:5,609部(2007年7月17日現在)
まぐまぐ:3,883、メルマ:1,504、メルマガ天国:222
・発行者自己紹介(写真つき) ⇒ http://tinyurl.com/bqsam
・弊誌の読者様は、こんな方々 ⇒ http://tinyurl.com/7gdel
=========================================================================
視聴覚障害の方のための、「ニュースtoスピーチ サポートページ」
 ⇒ http://www.geocities.jp/katsuragi_nori/news2speech/
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発行者の「桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)」です。
漢字だと面倒ですので、「リュウ」と呼んで下さい。
本日もご開封、ありがとうございます。

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☆本日のラインアップ☆
(PR)
・国内主要6紙の本日の社説
・「本日、あなたが最も共感した社説は?」アンケート
・中東メディアの論調
・世界主要紙の論調
・今日のニュースレター
・国内政党機関紙の主張
(各種お知らせ事項)
・去年の今日は、こんな社説でした
・独断と偏見はご容赦! 最近の注目社説
・編集後記

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☆=======================================================================
【国内主要6紙の本日の社説】
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(以下、掲載順は日々変更)

【読売新聞】 『農業 市場開放に備え体質強化を競え』
       『毒ガス判決 新たに遺棄の「事実」が争われた』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.yomiuri.co.jp/editorial/


【朝日新聞】 『温暖化と選挙―高感度の議員を選ぼう』
       『耐震補強―命を守る決め手だ』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.asahi.com/paper/editorial.html


【産経新聞】 『外交官追放 ロシアは不信除く努力を』
       『元長官詐欺事件 総連の闇も徹底解明せよ』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.sankei.co.jp/news/editoria.htm


【東京新聞】 『週のはじめに考える 地球時代の処世訓』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/


【日経新聞】 『実効性ある地球温暖化対策を競え』
(詳しくは「NIKKEI NET」へ)⇒ http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/


【毎日新聞】 『終盤戦へ 「選択」の重みが増してきた』
       『EU新条約 憲法が死に欧州合衆国遠のく』
(詳しくはこちらへ)⇒ http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/


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【本日(7月22日)、あなたが最も共感した社説は?】
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◆読売:農業
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054A14ce8
◆読売:毒ガス判決
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054A2341d
◆朝日:温暖化と選挙
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054A3b9fa
◆朝日:耐震補強
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054A45a38
◆産経:外交官追放
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054A5af47
◆産経:元長官詐欺事件
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054A66c47
◆東京:地球時代の処世訓
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054A79c1f
◆日経:地球温暖化対策
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054A87ee7
◆毎日:終盤戦へ
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054A9960d
◆毎日:EU新条約
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0001445Q0022054Aa92a6
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0022054C60be
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0022054P00Ce85d

締切:2007年07月23日10時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/


☆前回(7月21日)の集計結果
 ⇒ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0022039C1db6
☆前回(7月21日)のコメントボード
 ⇒ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0022039P00Cea0b


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☆アンケート集積結果

*先週一週間(7月9日〜7月15日)
【1位獲得回数】産経3回、朝日1回、東京1回、毎日1回、読売1回
【ポイント合計】産経228、朝日150、読売110、毎日80、東京79、日経50

*先月一ヶ月(2007年6月)
【1位獲得回数】産経20回、朝日5回、毎日2回、読売1回
【ポイント合計】産経1072、朝日633、毎日292、読売285、東京264、日経169
(11日は新聞休刊日、17日は弊誌休刊)
(15日は、データ異常のため集計せず)
(9日は、産経と毎日が同ポイント1位)

*昨年一年(2006年)
【1位獲得回数】産経215回、朝日66回、毎日38回、読売36回、東京12回、
        日経11回
【ポイント合計】産経11610、朝日7281、毎日5201、読売4722、日経3859、
        東京2672
(東京新聞は、5月17日から開始)


・以上、「支持1%」を「1ポイント」として集計
 (一紙で複数の社説がある場合は、その合計)
・あくまで当メルマガのアンケートによる結果であり、
  一般的な評価ではありませんので、その点ご承知おき下さい。


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【中東メディアの論調】
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「日本語で読む中東メディア」というサイトからリンクさせていただいており
ます。
最新と言ってもよい中東各紙の論調や記事を、「日本語訳で」読むことができます。

私たちが見聞きしている情報というものは、ともすると欧米からの視点に偏重
してしまいがちかもしれません。

中東各国では世の中をどう見ているのかということも、大事な視点の一つだと
考えます。

下記URLからリンクしていただき、サイト左側「条件検索」の「ジャンル」
内、「コラム」をチェックし検索しますと、社説の和訳文を読むことができます。
また、コラム以外の記事も、ぜひご覧になってみて下さい。
⇒ http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html


【最近の主な社説表題】

『総選挙の結果において優先的に見る2つの点』(Milliyet紙)

『宗教と戦争について』(al-Quds al-Arabi紙)

『ベーチェット』(Radikal紙)

『ギュル外相、大統領選立候補への固い決意を表明』(Milliyet紙)

『アタテュルクと世俗主義』(Milliyet紙)

『アフスカ・トルコ人の帰還問題』(Zaman紙)

『ねじれた「男らしさ」と「医師の心得」』(Radikal紙)


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【世界主要紙の論調】
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以下、世界日報さんのサイト「世界の新聞は何を言っているか?」からリンク
させていただいております。
若干過去の記事ではありますが、米・英・仏・独・露・豪・中・韓・印・他ア
ジア諸国・中近東等の主要新聞論調の表題が、日本語でご覧いただけます。
(本文購読は有料のようですが、弊誌との利害関係は一切ありません)
⇒ http://www.worldtimes.co.jp/wtop/paper/main.html

【最近の主な表題】

ニューヨーク・タイムズ(米) 『恐怖の政治』
ワシントン・ポスト(米) 『アルカイダと対決せよ』
ガーディアン(英) 『変化への朗報』
ルモンド(仏) 『仏独、EADS上昇へ提携』
モスクワ・タイムズ(ロシア) 『身の程を知ったオリガルヒ』
アラブ・ニューズ(サウジアラビア) 『地震帯の原発は全面停止を』
人民日報(中国) 『実現容易ではない願望』
朝鮮日報 『北の「年内無力化」表明を歓迎』
フィナンシャル・タイムズ(英) 『歴史的なトルコ総選挙』


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【今日のニュースレター】
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「オピニオンソース」というサイトをご紹介します。
米・英・中・中東・印など主要紙の、最新といってもよい社説の要約文です。
全て英文にて構成されておりますが、お解りになる方には便利かと思います。
そうでない方は、翻訳サイトをご利用いただいてもよろしいかと思います。
翻訳文については「?」という感じですが、大意はつかめるかもしれません。


『OpinionSource「Today’s Newsletters」』
⇒ http://www.opinionsource.com/newsletter.jsp

無料自動翻訳サイト「エキサイト」
⇒ http://www.excite.co.jp/world/


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【国内政党機関紙の主張】
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例えば、自民党なら「自由民主」、民主党なら「プレス民主」、など、各政党か
らも機関紙を発行しております。

本来であれば、各政党の選挙用ではない日頃の主義主張を並列掲載し、支持政
党を決める際の参考の一つにしていただけたらと考えているのですが、今のと
ころ社説のような記事を掲載し、かつタダでリンク可能な機関紙は限られてい
るようです。 

もし下記記載以外にも、国政選挙レベルの他政党主張のリンク先(日刊でなく
とも)をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせ下さい。

 
日刊【公明新聞】(「公明党」機関紙) 7月20日の主張
『目に余る民主党の甘い公約 無責任なバラマキに批判高まる』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www.komei.or.jp/news/


日刊【赤旗】(「日本共産党」機関紙) 7月22日の主張
『い世代の選択/働き方と国の未来託せる党を』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/html/senden/syucho_2006.html


週刊【社会新報】(「社会民主党」機関紙) 7月18日号の主張
『「参院選勝利へ」』
(詳しくはこちら)
⇒ http://www5.sdp.or.jp/central/shinpou/newsfiles/shimpo.html

*「社会新報」。
 ウェブ版がなくなったのでしょうか? リンクできないようです。
 しばらく様子を見て変わらないようなら、掲載をやめようかと思います。


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★初めてご覧になる方へ★
今のマスコミが全くのウソ・デタラメを報道することはないと思います。
しかし、報道されていることは「真実の全て」ではありません。
場合によっては、各メディアにとって「都合のいい真実」だけを編集している
こともあるかもしれません。
そのためにも世の中の事象を、価値観の異なる様々な角度から見る必要がある
ように思います。
弊誌は、そんな役割を担える媒体でありたいと思っております。
特定の新聞や思想、及び政党に加担するものではありませんので、あらかじめ
ご承知おき下さい。
編者自身はあくまで中立を旨としておりますが、掲載されている情報には偏っ
た価値観に基づくものが含まれる場合がございます。
情報の活用(広告・読者の方々からのコメント等を含む)につきましては、
ご自身の責任にてお願い致します。
また、それによって生じた損害等の補償は致しかねますのでご了承下さい。
========================================================================

皆様の価値観、視点、考え方などをアンケート投票やご意見をお寄せいただく
ことなどによって反映し、弊誌が世の中の価値観を現すような、そんな媒体に
なれればと思っております。

メールをお寄せいただく場合につきましては、こちらからお願い致します。
⇒ rew-toho@goo.jp (件名:○月○日付101紙)

独断と偏見により、興味あるご意見につきましては、弊誌に掲載させていただ
きます。(ただし、私自身の価値観とは一切無関係です)

その際、特にお断りのない場合は、メールいただいた方の氏名はイニシャルで
表記させていただきます。
ハンドルネーム、掲載の可否など、特にご要望がありましたら、お書き添え下
さい。

また、ご希望のリンク先サイトなどありましたら、URLなど併せてお知らせ
いただけましたら、掲載させていただこうかとも考えております。
(お約束はできませんが)

弊誌掲載分のメールにつきましては、申し訳ありませんが、原則としてお返事
はしておりません。
それ以外につきましては極力お返事する所存でおりますが、お返事の遅延につ
きましてはご容赦下さい。

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編集・発行: 桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)  
*当メルマガ発行にあたっては、事前に各新聞社に了承を得ております。
*転送・回覧可ですが、その場合は内容を変えずにそのままお願い致します。

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【去年の今日は、こんな社説でした】
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昨年の今日、配信した弊誌です。
社説本文にはリンクできませんが、表題はご覧いただけます。

⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000174275/107509393.html?page=18

*昨年の誌面に掲載されているアドレスは、リンク先が正しく表示されない場
 合もあるかと思いますので、ご了承下さい。


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独断と偏見はご容赦!
【最近の注目社説】
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☆執筆者【桐鳳柳雨】

本日付「朝日新聞」
『耐震補強―命を守る決め手だ』の社説。

このところ、中越沖地震や非正規従業員のことで、読者の方々からいただいた
メールとのやりとりが続いた。
私の気付かない角度からの視点を教えていただけているように思い、とても感
謝している。

私の価値観として、
「今後のことを優先的に考える」
「自分に何ができるかを考える」
というものがある。

例えば、震災。
この場で「被害に遭われた方にお見舞い申し上げます」と言ってみたところで、
果たして被災者の方にどれだけプラスになることだろう。

もちろん、そうした文言は書く。
しかしそれは、ともすると「被災者以外の人」を意識したコトバになっては
いないだろうかと、自責の念が湧く。

私が募金をしたとしても、たかが知れている。
ボランティアとして赴くこともできない。
水を欲する被災者の方に、コップ1杯の水を提供することもできないのだ。

非正規従業員の問題も、そう。

現在トラブルになっている人、苦しんでいる人に対しては、私には何もしてあ
げられない。
職を提供することも、生活を援助してあげることも、法を変えることも何もで
きない。

どんなにこの場で理想論を滔々と並べても、それが生活苦にあえいでいる方々
にとって、どれだけのプラスになるのだろう。

被害やトラブルが発生してしまった後のことについては、私は情けないほど無
力だ。
そうした事態を打開することについては、私などよりも能力に長けた人や存在
があるだろう。
実際に苦しみの真っ只中にいる方に対しては、私などよりもっとその対処に適
した専門の人がいらっしゃることと思う。

ならば、私に何ができる?

残念ながら、今後被害に巻き込まれてしまう運命にある人は、確実にいる。
そうした方に、少しでも被害を最小限度に食い止められるようコトバを発する
ことならばできるのではないだろうか。

「コイツの言ってること、ムカツク!」と思われても、いい。
そういう人の心に、少しでも私の言ったことが印象に残ったとするならば。

もしかしたらその「印象」はその人の心の奥にひっかかったまま、何事もなく
一緒に墓場まで行ってしまうのかもしれない。

しかし数万人に一人でも、私のコトバがきっかけとなって被害を少なくするこ
とができたとしたならば、私にとって存外の幸せである。

前置きが長くなってしまったが、今日の社説も「過去の教訓に学び、今後の
ことを考える」という視点で語られている。

特に築年数の経過した建物に住んでいる方、所有している方には、ぜひ読んで
いただきたい。


☆=======================================================================
【編集後記】
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昨日に続き、昇給の是非に関する疑問について。
以下、実際にあった話をモチーフにしています。

*事例:1
「アルバイトのために」とできる限りの昇給をしてきた会社。
もちろん、入社時に「昇給します」ということは言ってはおりませんが、
毎年50円ずつくらいのペースで時給を上げてきておりました。

しかしここにきて、会社の経営状況が悪化してきました。
バイトへの昇給は続けたい。だけど苦しい。
仕方なく今年の昇給は20円としました。

ところが、バイトからはクレームです。
「去年より今年のほうが大変だったし頑張った。なのに下げるとは何事だ!」
「がっかりだな〜。やる気なくなるよ」
「正当に評価されてない!」
というわけです。

「よかれと思ってやってきたことなのに。こんなことなら最初から経営悪化時
のことも考えて昇給額を少なくしておけばよかった。いや、むしろ昇給なんて
必要ないんじゃないか? 昇給してくれとか言ってくる人は、どこか他の、自
分の望む給料を支払ってくれる会社に行けばいいんだ…」

経営者がこんな考え方に変わっても不思議ではありません。


*事例:2
仕事もそこそこやりがいがあり、毎年定期的に昇給してくれる会社でアルバイ
トとして働くA君。

多少昇給もしたので、転職しても今ほどの給料はもらえない。
だいぶここにも慣れたので、また履歴書書いて、面接を受けて、新人として他
でやり直すというのも、ちょっと面倒。
第一、そうまでしてやりたい仕事は今のところない。
だからといって、こんな零細企業で正社員として働くつもりなんかもない。
まだ若いし、いずれ自分のやりたい仕事がきっと見つかる…。

そう思っていました。

そうこうしているうちに、5年10年があっという間に過ぎてゆきました。
若かったA君も、もう30代半ばです。

昇給はし続けましたが、青天井というわけではない。
時給1600円で、昇給がストップしています。
入社時から今までに昇給した額は時給で400円くらい、手取りで月5万円ほ
ど。
今の年収は、約300万円。
仮にここで働き続けられたとしても、これ以上の大幅な収入アップは見込めな
いわけです。

年齢的に、他に仕事なんてあまりない。
今からここに就職しても、将来的な収入には大差ないだろう。
第一、ずっとここで働き続けることができるなんて保障もない…。

彼にとって、月収5万円の昇給というのは、本当にプラスだったのでしょうか。
外の世界に向けるべき目を奪ってしまったという意味では、逆にマイナスだっ
たかもしれません。


*事例:3
仕事の能力を考慮して、それをしっかりと昇給に反映させてくれる会社にアル
バイトとして働くBさん。
バイトの中で一番仕事ができるBさんは、時給もバイトの中で最高額です。

確かに、仕事の面ではBさんは会社にとって一番プラスとなる存在です。
しかし、人件費という面から見れば、Bさんは会社にとって一番マイナスです。

プラスとマイナスのバランスがとれているうちはいいでしょう。
しかし、今後。
もしもその均衡が破れて、マイナス面ばかりが際立つことになってしまったら…。

昇給があることによって、マイナスに評価されてしまう部分が新たにできて
しまう可能性もあります。


以上、長くなってしまいました。

過去の経験から、「昇給ゼロ」ということに端を発するモメ事よりも、昇給した
がために発生するトラブルのほうが圧倒的に多くありました。

個人的に一番怖いのは、特に「事例:2」の「ゆでガエル」になってしまう
ことです。

もちろんこれは、アルバイトの人が自覚すべき視点であって、経営する立場の
方は逆に、頑張ってくれている従業員にどう報いるか、考えてもらいたいもの
です。
(桐鳳)


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最後までご覧いただき、ありがとうございます。
あなたに素敵なことがいっぱいありますよう…。
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